チリ4日目
今日はパイネ国立公園のトレッキングの2日目。
朝、あまりの寒さに目が覚めた。昨日の夜はそんなに寒くなかったので油断したわ。もっと着込んで寝れば良かったよ。
パンやゆで卵、プエルトナタレスの宿でもらった味噌汁を食べてテントを片付けて8時半頃に出発した。今日はまずはキャンプ場からWコースの一番左のグレイ氷河まで往復するので荷物をキャンプ場に預けておくことができたので、ちょっとは楽になるはず…
いよいよ出発。とりあえず往復22kmだそうです。
昨日は平坦な道で始まったけど、今日は少し登りから始まった。天気も昨日よりは良くてパイネ・グランデが一応見えていた。
登ってきた道。
パイネ・グランデの頂上も一応見えている。
山道の途中、ちょっとした岩の上に立って今まで来た道を振り返ってみると、ペオエ湖が見えていた。晴れていれば良かったんやけど…
それにしてもそこら中の木が黒焦げになっている。2011年12月に大規模な火災が発生したらしい。しかも原因はイスラエル人の火の不始末というマヌケな話。全くなんてことをしてくれたんだか…
歩き始めて約1h。山道を登り切ったところでロスパトスという湖に着いた。
そして、嬉しいことに晴れ間が出てきた。なかなか良い感じだ。このまま晴れてくれることを祈るのみ。
グレイ湖。氷河から崩れた氷が浮かんでいる。
晴れてきた。
ほとんど燃えた山やけど、一部は緑が残っている。
さらに山道を登ったり降りたりしながら歩くこと1h。ミラドール(展望台)に到着した。
氷河!!
グレイ氷河!
あれだけ南極で氷河を見てきたとは言え、やっぱりテンションが上がる。このグレイ氷河はホントに『河』って言う感じがする。
湖を見てみると氷河から崩れたであろう氷の塊がゆっくりと動いていた。
記念撮影をしたり、氷河を眺めたり、しばらくぼんやりしていた。ただ、写真を撮ろうとしているのに、韓国人カップルがイチャイチャしてなかなか場所を空けてくれなかったのにはちょっとイライラした。イチャイチャするなら少し脇に避けてくれれば良いのに…
目的の氷河も見れたことやし、ミラドールから引き返すことも考えたが、せっかくなのでもう少し氷河に近づいてみることにした。たぶん30分くらい歩けば着くやろうし…
と、気軽な気持ちで歩き始めたが、登り降りが結構キツイ上、なかなか目的地に着かない。近そうに見えたのに…
途中、1人しか渡れない橋があった。
流れが早い川。
ミラドールから約1.5h。ようやくレフヒオ・ラゴ・グレイに到着した。ここで少し休憩。ちょうど今日の夕食のメニューが貼りだされていたので見てみると、アスパラガスのスープ、豚のアサード、レモンパイだった。美味しそうやけど、一体いくら取られるんやろう??
なぜかレフヒオにはタルチョが。
レフヒオから15分でミラドールに着くと言うので、そこまで歩いてみた。
ミラドールはちょうどグレイ氷河を正面から見れる場所だった。大地を削り取ってきた氷河やから氷河の上には黒い点がたくさんあって南極のような氷河とはまたひと味違う。確かに南極の氷河の方が青いしキレイやけど、これはこれで十分に良い感じだ。
氷河から崩れた氷の塊。
河ってかんじだ。
30分程、氷河を堪能してから戻ることにした。ダラダラと来た道を歩いていく。途中、右足、左足と1回ずつグネってしまった。そのせいもあったのか、何だか右膝が痛い。右膝の外側の筋が引っ張られるような痛みと、歩く度に膝から下が抜けてしまいそうな変な痛み。まだ2日目やと言うのにこれはちょっとヤバいかも…
グレイ湖とグレイ氷河。やっぱ晴れている方がキレイな気がする。
グレイ湖。
パイネグランデもキレイだ。
3hくらい歩いて最初に登った岩の上に到着した。
天気は晴れ。午前中と違って湖がメッチャキレイなターコイズブルーに変わっていた。ちょっと晴れただけで全然雰囲気が違う。ビックリだ。これはキレイ。
岩が割れていたけど、これは自然の模様。
16時半のちょっと前にパイネ・グランデ・キャンプ場に戻ってきた。せっかく湖がキレイなので、湖畔に行ってパイネ・グランデとロス・クエルノスの景色を堪能。昨日とは違ってホントにキレイで素晴らしい景色。晴れて良かった。
ただ、風がメッチャ強い。湖畔からキャンプ場までは100m程なのだが、風が強くて戻るのが大変やった。
ラーメンを食べて17時半に出発。これからは荷物を担いでイタリアーノ・キャンプ場まで移動しないといけない。右膝も痛いので、明日の朝に移動するという手もあったが、まだ元気なうちにできるだけ頑張ろうということで移動することにした。まぁ一番大きな理由は『イタリアーノ・キャンプ場はタダだ』ってことやけど…
足が痛い。
これはキツイ。登りと下りがキツイ。平地は普通通りに歩けるけれど、ちょっと登ったり降りたりするだけで足が痛い。まだあと3日もトレッキングがあるんやけれど、大丈夫やろうか?
彼岸花みたいな木。
ちょっと曇ってきてしまった。
クエルノス。岩の色の違いがオモシロい。
山岳氷河。
クエルノスが近づいてきた。今日のキャンプ場はこの山の麓。
この橋を渡ればキャンプ場。
2人しか渡れない。
この間は比較的緑が残っていた。どうやらグレイ氷河のある谷が丸ごと焼けてしまった感じで、他は大丈夫な様子。谷1つ丸焼きにしてしまうイスラエル人て…
黒焦げの部分もあった。
痛みを我慢しながらゆっくりと歩くこと3h。ようやくキャンプ場に到着した。
キャンプ場に到着したのは20時半。まだ明るかったけれど、メッチャ疲れた。今日は全部で約11h、30km以上も歩いている。そらしんどいわ…
パスタを食べて就寝。マジで疲れた。。そして、足は大丈夫やろうか??
<本日の移動>
なし。
<宿泊地>イタリアーノ・キャンプ場 自前テント タダ
住所:ペオエ湖畔。Wコースの真ん中の底に当たる場所。パイネ・グランデ・キャンプ場から徒歩約3h。
設備:共同トイレ。シャワーなし。Wifiなし。
備考:パイネ国立公園内にある無料キャンプサイト。かなり多くの観光客がここでキャンプをしている。
現在、中南米を旅行中。良かったら励みになるのでクリックしてやって下さい。できれば2つとも…v(^o^)v
今日はパイネ国立公園のトレッキングの2日目。
朝、あまりの寒さに目が覚めた。昨日の夜はそんなに寒くなかったので油断したわ。もっと着込んで寝れば良かったよ。
パンやゆで卵、プエルトナタレスの宿でもらった味噌汁を食べてテントを片付けて8時半頃に出発した。今日はまずはキャンプ場からWコースの一番左のグレイ氷河まで往復するので荷物をキャンプ場に預けておくことができたので、ちょっとは楽になるはず…
いよいよ出発。とりあえず往復22kmだそうです。
昨日は平坦な道で始まったけど、今日は少し登りから始まった。天気も昨日よりは良くてパイネ・グランデが一応見えていた。
登ってきた道。
パイネ・グランデの頂上も一応見えている。
山道の途中、ちょっとした岩の上に立って今まで来た道を振り返ってみると、ペオエ湖が見えていた。晴れていれば良かったんやけど…
それにしてもそこら中の木が黒焦げになっている。2011年12月に大規模な火災が発生したらしい。しかも原因はイスラエル人の火の不始末というマヌケな話。全くなんてことをしてくれたんだか…
歩き始めて約1h。山道を登り切ったところでロスパトスという湖に着いた。
そして、嬉しいことに晴れ間が出てきた。なかなか良い感じだ。このまま晴れてくれることを祈るのみ。
グレイ湖。氷河から崩れた氷が浮かんでいる。
晴れてきた。
ほとんど燃えた山やけど、一部は緑が残っている。
さらに山道を登ったり降りたりしながら歩くこと1h。ミラドール(展望台)に到着した。
氷河!!
グレイ氷河!
あれだけ南極で氷河を見てきたとは言え、やっぱりテンションが上がる。このグレイ氷河はホントに『河』って言う感じがする。
湖を見てみると氷河から崩れたであろう氷の塊がゆっくりと動いていた。
記念撮影をしたり、氷河を眺めたり、しばらくぼんやりしていた。ただ、写真を撮ろうとしているのに、韓国人カップルがイチャイチャしてなかなか場所を空けてくれなかったのにはちょっとイライラした。イチャイチャするなら少し脇に避けてくれれば良いのに…
目的の氷河も見れたことやし、ミラドールから引き返すことも考えたが、せっかくなのでもう少し氷河に近づいてみることにした。たぶん30分くらい歩けば着くやろうし…
と、気軽な気持ちで歩き始めたが、登り降りが結構キツイ上、なかなか目的地に着かない。近そうに見えたのに…
途中、1人しか渡れない橋があった。
流れが早い川。
ミラドールから約1.5h。ようやくレフヒオ・ラゴ・グレイに到着した。ここで少し休憩。ちょうど今日の夕食のメニューが貼りだされていたので見てみると、アスパラガスのスープ、豚のアサード、レモンパイだった。美味しそうやけど、一体いくら取られるんやろう??
なぜかレフヒオにはタルチョが。
レフヒオから15分でミラドールに着くと言うので、そこまで歩いてみた。
ミラドールはちょうどグレイ氷河を正面から見れる場所だった。大地を削り取ってきた氷河やから氷河の上には黒い点がたくさんあって南極のような氷河とはまたひと味違う。確かに南極の氷河の方が青いしキレイやけど、これはこれで十分に良い感じだ。
氷河から崩れた氷の塊。
河ってかんじだ。
30分程、氷河を堪能してから戻ることにした。ダラダラと来た道を歩いていく。途中、右足、左足と1回ずつグネってしまった。そのせいもあったのか、何だか右膝が痛い。右膝の外側の筋が引っ張られるような痛みと、歩く度に膝から下が抜けてしまいそうな変な痛み。まだ2日目やと言うのにこれはちょっとヤバいかも…
グレイ湖とグレイ氷河。やっぱ晴れている方がキレイな気がする。
グレイ湖。
パイネグランデもキレイだ。
3hくらい歩いて最初に登った岩の上に到着した。
天気は晴れ。午前中と違って湖がメッチャキレイなターコイズブルーに変わっていた。ちょっと晴れただけで全然雰囲気が違う。ビックリだ。これはキレイ。
岩が割れていたけど、これは自然の模様。
16時半のちょっと前にパイネ・グランデ・キャンプ場に戻ってきた。せっかく湖がキレイなので、湖畔に行ってパイネ・グランデとロス・クエルノスの景色を堪能。昨日とは違ってホントにキレイで素晴らしい景色。晴れて良かった。
ただ、風がメッチャ強い。湖畔からキャンプ場までは100m程なのだが、風が強くて戻るのが大変やった。
ラーメンを食べて17時半に出発。これからは荷物を担いでイタリアーノ・キャンプ場まで移動しないといけない。右膝も痛いので、明日の朝に移動するという手もあったが、まだ元気なうちにできるだけ頑張ろうということで移動することにした。まぁ一番大きな理由は『イタリアーノ・キャンプ場はタダだ』ってことやけど…
足が痛い。
これはキツイ。登りと下りがキツイ。平地は普通通りに歩けるけれど、ちょっと登ったり降りたりするだけで足が痛い。まだあと3日もトレッキングがあるんやけれど、大丈夫やろうか?
彼岸花みたいな木。
ちょっと曇ってきてしまった。
クエルノス。岩の色の違いがオモシロい。
山岳氷河。
クエルノスが近づいてきた。今日のキャンプ場はこの山の麓。
この橋を渡ればキャンプ場。
2人しか渡れない。
この間は比較的緑が残っていた。どうやらグレイ氷河のある谷が丸ごと焼けてしまった感じで、他は大丈夫な様子。谷1つ丸焼きにしてしまうイスラエル人て…
黒焦げの部分もあった。
痛みを我慢しながらゆっくりと歩くこと3h。ようやくキャンプ場に到着した。
キャンプ場に到着したのは20時半。まだ明るかったけれど、メッチャ疲れた。今日は全部で約11h、30km以上も歩いている。そらしんどいわ…
パスタを食べて就寝。マジで疲れた。。そして、足は大丈夫やろうか??
<本日の移動>
なし。
<宿泊地>イタリアーノ・キャンプ場 自前テント タダ
住所:ペオエ湖畔。Wコースの真ん中の底に当たる場所。パイネ・グランデ・キャンプ場から徒歩約3h。
設備:共同トイレ。シャワーなし。Wifiなし。
備考:パイネ国立公園内にある無料キャンプサイト。かなり多くの観光客がここでキャンプをしている。
現在、中南米を旅行中。良かったら励みになるのでクリックしてやって下さい。できれば2つとも…v(^o^)v
荷物が重くなければトレッキングも楽しいんですけどね・・
自分は荷物を極力減らしたくて寝袋持ってかなくて夜凍え死にそうになりました(笑)
寝袋なしは無理っしょ(笑)
夜から明け方にかけての寒さはキツすぎっす。