~16回目の一人旅~

いつもより少し長めの一人旅。。求めるものはお酒と世界遺産!デッカいカメラでバシャバシャ撮ってます。

ラ・マンチャの風車<833日目> Stayed in バルセロナ行き夜行バス

2013-06-06 23:59:59 | 帰国に向けて(スペイン&アンドラ)
スペイン35日目
  今日はラ・マンチャ地方のコンスエグラに風車を見に行ってきました。ドン・キホーテの世界です。


 7時に起きた。イマイチな体調だ。


 1hくらい『今日休むべきか、進むべきか』で悩んでいた。が、せっかく起きたこともあり、荷物をまとめて出ることにした。



 メトロで南バスターミナルに向かい、コンスエグラ行きのバスのチケットを買った。荷物は駅のコインロッカーに預けることにしたが、1回5ユーロ。日本てコインロッカーいくらくらいするんやっけ?こんなに高かったっけ?



 お腹が空いてるような空いてないような… 何だか不思議な感じだったが、とりあえずコーヒーだけは飲むことにした。お腹の調子も良くない。


 コンスエグラ行きのバス。ALSA(アルサ)じゃなくてAISA(アイサ)です。


 バスに乗り込むと10人くらいの客が居たが、8割程はアジア顔。どうやら中国人と韓国人のようで、同じくコンスエグラに風車を見に行くらしい。



 体調はイマイチだ。バスの揺れが微妙に気持ち悪い。軽い二日酔いのようだ。



 バスは2h程でコンスエグラに到着した。インフォメーションで地図をもらい、まずは何かを食べたかったが、まだ11時で少し早いみたいでレストランは開いていなかった。なので、先に風車を見に行くことにした。

 風車はバスの車内からもすでに見えていた。街の裏の山の稜線に沿って風車とお城が建てられている。


 コンスエグラの街の入り口。


 広場。


 シードル屋。飲みたい… けど、我慢。


 教会。


 教会の横の階段を登れば風車がある。


 階段の途中から見たコンスエグラの街。



 街から階段を登っていったんだが、それだけでしんどい。1週間以上もサンタクルスでゴロゴロしていただけある。体力が一気に落ちてしまったようだ。


 1つ目の風車に到着したと同時に、風車の中に作られた土産物屋のおっちゃんに、怪しい日本語で話しかけられた。やっぱりたくさんの日本人が来るみたいで、土産の品物のほとんどを日本語で言っていた。大したもんだ。

 おっちゃんの風車。



 おっちゃんの風車に登らせてもらった。スグ隣りの風車に入るのにはお金(確か1.5ユーロ)が必要だが、コッチはタダ。ホントは土産の1つでも買った方がいいんだろうけど、適当におっちゃんと喋って日本ををいくつか教えてあげただけで済んだ。

 風車の中から見たコンスエグラの街。



 風車には1つ1つ名前があった。


 ボロい城壁。



 そのままお城の方に向かった。お城の奥の方にも風車が並んでいる。バスで韓国人の団体客が訪れているようだ。


 お城には見事なくらい邪魔な感じでクレーンが設置されていた(笑)。



 並ぶ風車。




 一基だけ。


 羽根が壊れた風車。


 壊れた風車はスグ下に落ちていた。



 のんびりとヒトがはけるのを待ちながら風車を見て歩いた。風車そのものの大きさとしては、バルバドスで見たカリブ海最大という風車の方が大きかった。


 だけど、山の上に並ぶ風車の様子が良かった。欲を言えば、風車が回っているところを見たかったんだけど、この風車は動くことがあるんやろうか?


 一番端からお城の方を見てみた。


 並ぶ風車とお城。




 風車を見た後はお城に入ってみることにした。

 入り口。


 メインの建物。


 なぜか看板にクモのぬいぐるみ。



 仮装行列のような子供の団体が居たんだけど、何だったんだろう?



 城から見る風車の眺めもコンスエグラの街の眺めも良くて満足だった。


 城と風車。



 ちなみに城の入場料4ユーロには有料の風車の入場料も含まれていたので、ついでに入ってみた。が、最初におっちゃんのところで入れてもらった風車とほぼ同じ。違いといえば、テレビで何やら解説があったことくらいだ。



 青空と風車と飛行機雲。






 街に戻って昼食。



 ゆっくりしているうちにバスの時間が来たので、バスに乗ってマドリードに戻った。帰りのバスの中ではほとんど寝ていた。今から思えば、このとき無理にでも起きておくべきだったな…


 南バスターミナルに戻ってバルセロナ行きの夜行バスのチケットを買おうとしたが、売り切れてしまっていた。代わりにアベニーダ・デ・アメリカバスターミナルからのバスで行くことになった。わざわざメトロで移動しないといけない。こんなことだったら、朝のうちにバスのチケットを買っておけば良かった。


 アベニーダ・デ・アメリカに到着した時点でまだ18時過ぎ。あと4hもある。バックパックとかもあるからブラブラするには機動力がなさすぎる。何よりお腹が痛い。今日はずっとお腹が痛い。昨日の夜に食べ過ぎたのがダメやったんやろうか? いつになったら全ての体調が完璧に戻るんやろうか?


 ひたすら待つこと4h。ようやく22:30になってバスは出発。一番後ろの席でリクライニングも他の席より効かない。お腹も痛いし、少し頭も痛い。こんな調子でバルセロナまで8h。あ~キツい…


 <本日の移動>マドリード→コンスエグラ→マドリード→(バルセロナ)
 ・マドリード→コンスエグラ
  AISA社のバス。約2h。9.85ユーロ(約13ドル)。
  スペインで有名なバス会社ALSA(アルサ)じゃなくてAISA(アイサ)。マドリードの南バスターミナル発。Samar社もコンスエグラまでバスを出しているようだ。本数は少ないが日帰りも充分に可能。
 ・コンスエグラ→マドリード
  AISA社のバス。約1.5h。9.85ユーロ(約13ドル)。
  なお、トレドとコンスエグラの間もバスがある。マドリードから1日で両方訪れるのは少し難しいが、可能だと思う。
 ・マドリード→(バルセロナ)
  ALSA社のバス。約8h。32.01ユーロ(約42ドル)。
  マドリードのアベニーダ・デ・アメリカバスターミナル発。南バスターミナル発も夜行バスが1便だけある。当日でもチケットは買えるが、出発時間が近いバスは売り切れる可能性がある。夕方6時頃に22:30発のバスのチケットを買ったら最後の一枚だった。

 <宿泊地>バルセロナ行き夜行バス 座席 32.01ユーロ(約42ドル)
 詳細は上記参照。

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