最近、移動ばっかりやな・・・＜８０８日目＞ Stayed in ディアマンティーナ

ブラジル９日目
　　今日は夜行バスでベロオリゾンテに到着後、さらにディアマンティーナまでバス移動。


　割りとグッスリと眠ることができた。朝７時前くらいに朝食のためにバスは停車したが、眠くて動く気になれず、そのままバスの中に居座っていた。


　さらに走ること３ｈ。１０時前にベロオリゾンテに到着した。本来なら今日と明日、ベロオリゾンテに宿泊し、明日はコンゴーニャスに日帰りで行くつもりをしていたが、明日は月曜日。




　コンゴーニャスの教会が閉まっている（歩き方によると）。




　なので、先にディアマンティーナに向かうことにした。これが思った以上に遠い。５ｈもかかるらしい。地図で見ると大した距離じゃないんやけど、ブラジル、デカ過ぎる。そして、移動や観光を続けているとアッと言う間にお金が飛ぶように無くなっていく。ブラジル恐るべし…



　ディアマンティーナ行きのバスも半分以上を寝て過ごし、１７時前にディアマンティーナに到着した。そして、バスターミナルの目の前の宿にチェックイン。約１０年前の情報で１泊１０レアルと聞いていたのに、今は５０レアル。実際は、シャワー付きと共同との差はあるけれど、ブラジルの物価の上昇っぷりも半端ないな。


　少し休憩した後、ご飯を食べに外に出た。さっきから爆竹がそこら中で鳴り響いていてウルサイ。どうやらサッカーの試合があったようだ。広場を挟んで２ヶ所でテレビにヒトが群がっていた。もう暗いから写真に撮らなかったけど、オモシロい光景やったから撮っておけばよかったな…


　それにしても最近は移動ばっかりやな…　日帰りの分も含めると、ブラジルに入ってからは毎日バスに乗って移動していることになる。さすがにしんどいわ。風邪も治らんし…　でも、休むにはちょっと物価が高い。ボリビアに行くまで頑張るしかない。


　＜本日の移動＞（クリチバ）→ベロオリゾンテ→ディアマンティーナ
　・（クリチバ）→ベロオリゾンテ
　　Gontijo社のバス。約１４ｈ。１５４．４５レアル。
　　２０：００発。他にCometa社も似た時間にベロオリゾンテ行きのバスを出していた。値段もほぼ同じ。ブラジルの長距離バスは１ｈあたり１０レアル（約５ドル）が相場っぽい。
　・ベロオリゾンテ→ディアマンティーナ
　　Passaro Verde社のバス。約５．５ｈ。７５．７レアル。
　　たぶんこの１社のみが運行。また同じ道を戻るのかと思うと気が重い…

　＜宿泊地＞オテル・JK（Hotel JK）　ツイン　５０レアル（約２５ドル）
　住所：バスターミナルのチケット売り場の目の前。
　設備：トイレ＆ホットシャワー付き。Wifi有り。朝食付き。
　備考：ホントにバスターミナルの目の前。おばちゃんに言われるがまま、シャワー付きの部屋にしたけど、たぶんシャワー共同の部屋もあると思う。スグ隣にもホテルがあった。値段とかは聞いていないけど…　このところ１人でもツインに通されることが多いけど、まさか２人でも同じ値段なんやろうか？

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オスカー・ニーマイヤー美術館＜８０７日目＞ Stayed in クリチバ行き夜行バス

ブラジル８日目
　　今日はクリチバ市内にあるオスカー・ニーマイヤー美術館へ行ってきました。


　昨日や一昨日よりは遅めに起きたが、身体がちょっと重い。もっとゆっくりと寝たい。一日中ベッドの上で転がっていたい。

　それでも１０時のチェックアウトに合わせて準備をし、荷物を預けて外へ出た。


　どうでもいいけど、ニッコーホテルがありました。日航ホテル？(笑)


　これもどうでもいいけど、これって『髪の毛買います』ってこと？



　まずは市バスに乗ってオスカー・ニーマイヤー美術館へ向かった。ちなみにクリチバの市バス（トラムバス？）は１回２．８５レアル（約１５０円）と高い。ブラジルは高いよ…　宿も移動もご飯も日本とほとんど変わらへん。


　バス停。



　バスは美術館の目の前に到着。

　目の前には意味分からん形の建物が…(笑)



　どうやら『目』をモチーフとしたらしい。なんで『目』？




　６年前に首都のブラジリアを訪れたときにも、変な建物に驚いたが、ホントにオスカー・ニーマイヤーの造る建物はオモシロい形をしているものが多い。


　１階のフロアにあった謎の物体。


　何コレ？


　美術館の外にもいくつか作品があった。



　入場料を払って中に入った。土曜のせいもあってか、かなりのヒトが居る。実は、単に建物の外観に惹かれて来ただけで、中がどんな美術館かは知らなかった。


　最初にあったのは、トリックアートの体験をできる場所。さすがに１人でははしゃげないので、みんながはしゃいでいるのを横から勝手に撮っていた(笑)。


　巨人と小人になるやつ。



　エッシャーの作品が展示されているんだけど、これは企画展なのかな？　それとも普段からこうなんやろうか？


　このパズルやってみたかった。けど、周りのヒトの目が…(笑)




　窓が２つ付いた『Impossible room』って名前が付いていた部屋があった。

　左の窓から見た様子。


　右の窓から見た様子。





　まぁ単に真ん中に鏡があるだけなんやけど…



　とりあえず、イマイチよく分からんものから、見たことあるものまで、たくさんのトリックアートがあってオモシロい。


　これは、そばにあったパネルに手を触れると色が変わった。


　これはよく分からん。



　見る場所によって絵が変わる絵。



　具体的にはこんな感じ。黒い魚。


　ちょうど白とくろが混じった魚。


　白い魚。



　『階段』を描いた『階段』


　骸骨が写る目。



　こういうパズルみたいな絵って好き。



　こんなんも好き。



　何じゃコレ？




　美術館の半分くらいはトリックアート。残りの半分は現代美術があった。


　これも美術？



　これも・・・？



　くいだおれ人形に見えたのはおれだけ？



　何じゃコレ？



　現代美術ってやったもん勝ちやろ…ってくらい、意味が分からん。



　『針金を曲げただけやん！』ってものから、



　『長いヌンチャク壁に吊るしただけやん！！』ってものや、



　『キャンバスを黒く塗りつぶしただけやん！』ってものまで・・・



　芸術って意味分からん。おれには一生理解できん。


　おれがココでキャンバスを赤く塗りつぶしたり、そこに白い点でも描いたりしたものを持ってきたら飾ってくれるんやろうか？


　何が評価されて、何が評価されないのか、詳しい根拠を知りたいよ。


　変な家具の展示まであった。



　半地下部分にも変なものが・・・


　ドヤ顔？顔ないけど…




　メインの建物の地下にはオスカー・ニーマイヤーの建築物の模型や写真が飾られていた。思わず魅入ってしまったおかげで、写真を撮るのをスッカリ忘れてしまった。有名どころはブラジリアに集中しているので、結構な数の建築物は見たことがあった。



　そして、地下道を通って『目』の部分へ。

　地下道もなぜか真っ白。天才ってやっぱ不思議で意味分からんのかね？(笑)



　目の部分にも展示はあったが、何の展示か全然覚えていない。誰か有名人のコレクションか何かが展示されていたと思う。



　外に出ると水面が目の下に反射してキレイだった。




　再び市バスに乗ってセントロに戻り、昼食を食べた後、ブラブラと歩いた。


　これ、大学らしい。


　やっぱり元ポルトガル領やからアズレージョ？



　クリチバは、セントロの一部を除いて計画的に街を整備したようで歩きやすい。その代わり面白みは少ない気もするが…

　セントロの中心部には石畳の昔ながらの建物がいくつか残っていた。街の見どころとしてはこのくらいやろうか？


　オルデン広場。



　チラデンテス広場。


　カテドラル。


　内部。



　カテドラルに入って休憩がてら『歩き方』を見てみると、クリチバは植物園も有名らしい。写真を見ると変わった形の温室があるみたい。でも、植物園はちょっと遠いし、変わった建物はオスカー・ニーマイヤーでお腹いっぱいなんで行くのはやめにした。


　歩行者天国になっている１１月１５日通りをブラブラと歩いた。


　路面電車型の図書館。なんで、図書館？




　そして、宿に戻った。


　まだ１４時過ぎだ。４ｈ程歩いただけみたいだ。最近、街歩きは４ｈくらいが限度やな…


　夕方までのんびりと宿で過ごし、バスターミナルへ向かった。４ｋｇの荷物が減っただけあって、バックパックがだいぶ軽い。１３～１４ｋｇくらいやろうか？　２０ｋｇくらいあった頃から考えると全然違う。これなら１ｈくらいは歩けそうだ(笑)。まぁサブバッグとカメラバッグとを合わせたら倍くらいの重さにはなるけど…

　バスターミナルに着いてからはぼんやりと待った。Wifiもないし、することがない。ガイドブックを開けて読んでみるものの、明日行く予定のディアマンティーナなんて歩き方にもロンプラにも載っていない。

　そして、２０時ちょうどにバスは出発。今回はお菓子が付いてきた。隣の席が空いているので快適だ。


　＜本日の移動＞クリチバ→（ベロオリゾンテ）
　Gontijo社のバス。約１４ｈ。１５４．４５レアル。
　２０：００発。他にCometa社も似た時間にベロオリゾンテ行きのバスを出していた。値段もほぼ同じ。ブラジルの長距離バスは１ｈあたり１０レアル（約５ドル）が相場っぽい。

　＜宿泊地＞ベロオリゾンテ行き夜行バス　座席　１５４．４５レアル（約７７ドル）
　詳細は上記。

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モヘチスへの電車＜８０６日目＞ Stayed in クリチバ

ブラジル７日目
　　今日はモヘチスまで電車の旅。


　６時半に起きた。風邪引いてるというのにコレじゃあ、治ったりせんわな・・・

　準備をして駅へ向かった。朝は寒い。前を歩く女のヒトなんてコートを着ている。５０ｍ程歩いたところで『さすがにこのままじゃ無理』と思って、宿にパーカーを取りに戻った。まさかブラジルでこんなに寒い思いをするとは…



　駅に着くと、学生やツアー客らがすでにワイワイガヤガヤとやっていた。

　できるだけヒトが入らないように１枚。改札口。


　プラットホーム。


　乗車開始。



　乗車が始まったのは出発時刻の５分前。それでもスムーズにみんな乗り込んだが、なかなか出発しない。バスはあれだけ時間通りに動くというのに、電車はやっぱり遅れるんだな(笑)。結局３０分遅れで出発した。


　ガタゴトとゆっくりと進む。自転車より遅いんじゃないか？ってくらい遅い。



　しばらくするとクリチバの市内を抜けたようで、後ろに高層ビル群が見えた。こんな高層ビル群なんてホントに久しぶりだ。チリのサンチアゴでもここまではなかったと思う。



　６両くらい？



　しばらくは比較的平凡な景色が続いた。


　ピザ屋？


　ちなみに乗っているのは前から３両目。




　そして、右手に湖が見えてきた。が、残念なことに左側に座っている。割りと空いていたので右側に行くこともできたが、出遅れてしまい他のヒトに窓を確保されてしまった。おかげさまで写真は撮れず…



　その後もどうやら右側の方が良い景色が続くようだ。時々、右側へ行ったりもしていたが、次の見どころの小さなダムは再び見逃してしまった。アナウンスが入るんだけど、ポルトガル語だけなんで分からへん(笑)。


　ヤキモキしているうちに景色は一気に良くなった。そして、左側に見どころが現れ始めた。


　平原やジャングルが多いイメージのブラジルだが、こんな山がちな風景もあるんだな…



　途中、停止している列車とスレ違い。


　何やらデカいものを運び入れていた。


　さらに進む。


　使われなくなった建物。


　川を渡る。


　ずんずん進む。


　迫力ある山。



　トンネルを越え、


　橋を越えて、





　山沿いを電車は進んでいった。




　崖のギリギリを走る。



　途中の駅でツアー客らしき団体が降りていった。どうやらトレッキングに行くみたいだ。





　うっすらと見えるのがモヘチスかな？



　その後、徐々に高度を下げ、モヘチスの街に到着した。３ｈのはずが４ｈもかかったけど…(笑)

　モヘチスの駅。


　街から見る山。




　予想以上に良かった！！

　やっぱり電車は楽しいわ。



　モヘチスの街に到着後、ツーリストインフォメーションを探したものの見つけることができなかった。仕方なく適当にブラブラと歩くことにした。





　小さな街なので、地図も何もなくてもなんとかなる。それでも久しぶりに完全に方向感覚を失ってしまった(笑)。来た道を戻ることはできるが、駅の方角がハッキリしない。なんか調子悪いな。


　お腹も空いたので、モヘチス名物のバヘアードを食べた。


　サラダやご飯や揚げバナナとともに出された壺に入った煮込み肉。これが１人前か？(笑)



　食べ方が分からず、壺に入った肉をそのまま食べたが、どうやら違うらしい。肉をマンジョーカ（キャッサバ）の粉でまぶして混ぜて何やら叩いて、うまいことして食べるみたい(笑)。

　最初は店のヒトにやってもらい、その後自分でもやってみたが上手くできなかった(笑)。

　ちなみに味は美味しいんだが、個人的にはマンジョーカの粉が要らないかなって思った。肉だけの方が美味しかった。ちなみに約１３００円。高いっす(笑)。


　モヘチスの街自体は、真ん中に川が流れていて良い感じだが、見どころらしきものはあんまりない。それでもたくさん観光客が来るのか、土産物屋が多かった。


　この川沿いにレストランがたくさん。


　川と教会。




　ひと通り見て回ったので、バスターミナルへ行き、バスでクリチバに戻ることにした。バスも山道をひたすら登っていった。１ｈ程登ったところで、なぜか休憩。でも、その場所からはちょうど海を見ることができて良かった。


　その後、爆睡。起きたらクリチバのバスターミナルだった。そして、明日の夜行バスのチケットを書い、宿へ戻った。この２日間は結構マジメに観光したから疲れたな…

　＜本日の移動＞クリチバ→モヘチス→クリチバ
　・クリチバ→モヘチス
　　電車。約４ｈ。６５レアル。
　　一番安いクラス。座席は駅にあるようなベンチで座り心地は悪い(笑)。朝８：１５発で毎日出ているらしい。ホントは３ｈらしいが、３０分遅れで出発した上、４ｈもかかった。なお、前半は進行方向右側、後半（小さいダムのようなものを通り過ぎた後）は左側に座ると良い。ヒトが多くて無理なら左側を確保すべき。
　・モヘチス→クリチバ
　　Viacao Graciosa社のバス。約２ｈ。１４．０５レアル。
　　モヘチスのバスターミナルは、駅を背に右側へ歩いて１０分程行ったところにある。

　＜宿泊地＞ロマ・オステル（Roma Hostel）　ドミ　４７レアル（約２４ドル）
　詳細は昨日と同じ。

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ヴィラヴェーリャ州立公園にあった日本人の落書き＜８０５日目＞ Stayed in クリチバ

ブラジル６日目
　　今日はクリチバ近郊のヴィラヴェーリャ州立公園を訪れました。


　７時前には起きた。８：１５発のモヘチス行きの電車に乗ろうかと思ったからだ。


　だけど、やっぱりしんどい。今日は大人しく市内観光にしようか？　それとも、クリチバ近郊のヴィラヴェーリャ州立公園に行こうか？



　とりあえず、明日のモヘチス行きの電車のチケットを買うために駅に行くことにした。やはり歩いているとしんどくなる。そういうときに限って駅の入り口が分からず、ウロウロと彷徨うハメになってしまった。

　ようやく発見した駅。


　駅構内。


　それでも無事に駅にたどり着き、明日のチケットも無事に購入。たったこれだけなのにやっぱりしんどい。駅の構内で座って『歩き方』のヴィラヴェーリャ州立公園の欄を読んでみた。





　そこまで行ってみたいってもんでもないよな・・・




　でも、せっかくバスターミナル（駅のスグそば）まで来たことやし・・・





　試しにバスの時間を聞いてみると、ちょうどあと３０分後に出発するらしい。結局、バスのチケットを買ってしまった。



　バスに乗ってしばらくすると寝てしまい、起きたら田園風景が広がっていた。




　ひょっとして寝過ごした？


　と、焦ったが、どうやらまだだったようだ。１５分程経って、道路沿いの小さなバス停で降ろされた。



　『アッチだよ』とバスの車掌に教えてもらった方向に歩いていくと看板とゲートがあった。ビジターセンターはまだこの先らしい。



　見えてきたビジターセンター。



　１０分程歩いてようやくビジターセンターに到着。係員が色々と説明してくれるんだが、ポルトガル語なんでほとんど分からない。とりあえず２つのコースがあって、奇岩を見に行くコース（１５レアル、約７５０円）と、黄金の湖を見に行くコース（１０レアル、約５００円）らしい。


　せっかくだから両方行きたいけれど、帰りのバスのこともあるので、まずは奇岩を見に行くコースに行くことにした。



　ヴィラヴェーリャ州立公園の紹介ビデオを見せられた後、バスに乗って奇岩のあるところへ向かった。参加者おれ１人。さっきの係員がガイドらしい。言葉ほとんど分からんのやけど・・・　それでも１人のためにバスまで出してくれてありがたいもんだ。


　５分程で奇岩に到着した。３億年前の地層らしい。




　色々と説明してくれるんだけど、ほとんどポルトガル語なんでよく分からん。



　コーラの瓶らしい。岩じゃなくて、削られた後を何かに見立てるなんてちょっと斬新(笑)。



　ゴリラの顔って言ってたかな？



　これは分からん。



　これは単に撮っただけ。



　これも何かの顔なんやけど・・・分かるかな？ヒト？



　かたつむり。



　キスするゴリラって言ってた。なんで全部ゴリラ？(笑)



　ネコ。メッチャ小さい。岩の上にちょこんと乗ってる。ちょっと笑ってしまった(笑)。



　ライオン。これは無理があると思う。



　ちなみに、辺りはこんな感じです。



　ブーツ。



　イルカ。目とか後で付けたんじゃないの？って思える。




　ガイドはこのとき『イルカ』って日本語で教えてくれた。『こんなマイナーそうなところに日本人なんて来るの！？』って聞くと、『いっぱい来るよ』って言った。さすがに『いっぱい』は来ないやろうとは思うけど・・・



　そして、連れて行かれたのが、コレ。




　どこにでもアホな日本人が居るもんやね。『菊池明』と『千村武』かな？　恥ずかしいヤツら・・・



　そして、最後がメインのゴブレット。




　ここで、『このまま帰るか、森の中を歩いて帰るか、どっちがいい？』と聞かれた。そりゃー森の中を歩くでしょ？　さっきの紹介ビデオでサルとか出てきてたし・・・

　小さいサボテン。




　そして、今までとはガラリと景色を変えて、森の中に突入。





　苔？何か説明してくれたが、全く分からず・・・





　動物は一匹も出ず(笑)。まぁそんなもんやろ。。




　そして、最後はバスに乗ってビジターセンターに戻った。クリチバへ帰るバスは１５：４５らしく、まだ１３時頃。黄金の湖のツアーは１３：３０から出るらしいので、コッチにも行くことにした。


　再びバスに乗ったが、今度はフランス人３人と一緒。最初の連れて行かれたのが、地面に開いた大きな穴。



　説明書きがそばにあった。地下に水が溜まって、何かの影響で水位が下がって空洞ができ、天井が支えられなくなって崩落。その結果、このような池ができたらしい。これから行く黄金の湖もでき方は同じらしい。




　穴がデカすぎて上手く写真に撮れない。



　水が滴り落ちてそこに虹ができていた。真上から見る虹。



　デカい鳥が２羽も・・・




　もう１つ似たような穴に行ったが、コッチはさらにデカかった。でも、こういうのってデカ過ぎると逆によく分からんくてダメやな。１つ目の小さい方が深さも強調された感じで良かった。




　そして、さらにバスに乗って黄金の湖へ。


　バスを降りて少し歩いて見えてきた湖はメッチャキレイだった。水が透き通っている。上からなのに魚がキレイに見えた。





　釣り禁止などなどの看板。


　意外と大きい。


　草。



　ホントは夕暮れ時が一番キレイらしい。が、そんな時間に来るためには公共の交通機関ではたぶん無理そうだ。




　全然聞いたこともない場所だったが、満足。



　１５時前にはバス停に到着し、バスを待った。１５：４５と言われたからそれまで大人しく待っていたが、その間も２、３台はクリチバ行きのバスが通った。停まってくれるようなバスじゃなかったのかもしれないが・・・



　バスは結局１６時頃にやってきた。疲れで爆睡。起きたらクリチバ市内の渋滞に捕まっているところだった。


　宿に戻る途中、夕食を食べれるところを探したが、どうも見当たらない。ブラジルに入って初日だけは普通のものが食べれたが、後はハンバーガーばかり。ブラジル人は夜に何を食べてるんだろう？　おれの歩いているところが悪いんやろうか？


　＜本日の移動＞クリチバ→ヴィラヴェーリャ→クリチバ
　・クリチバ→ヴィラヴェーリャ
　　Princesa dos Campos社のバス。約１．５ｈ。２２．４５レアル。
　　日帰りするなら９：４５分までのバスに乗った方が良さそう。全部で１日１０本くらいあったと思う。ヴィラヴェーリャにはバスターミナルなどはなく、道路沿いのバス停で下ろしてもらう（乗車時に『ヴィラヴェーリャで降りたい』と言っておいた方が良い）。バス停から州立公園のレセプションまで徒歩１０分くらい。
　・ヴィラヴェーリャ→クリチバ
　　Princesa dos Campos社のバス。約２ｈ。１８．４５レアル。
　　同じ会社なのになぜ行きと帰りが値段が違う？　行きに降ろされた場所の向かいのバス停でバスを待つ。公園の職員達がみんな『１５：４５』と言ったからそれまで待ったが、その間１、２本はクリチバ行きのバスが通ったと思う（それが停車してくれるバスかどうかは分からないが…）。クリチバ市内の渋滞で時間がかかった。

　＜宿泊地＞ロマ・オステル（Roma Hostel）　ドミ　４７レアル（約２４ドル）
　詳細は昨日と同じ。

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ダメだ・・・歩けない・・・＜８０４日目＞ Stayed in クリチバ

ブラジル５日目
　　今日はクリチバに到着。色々と予定を立てていたんだけれど・・・


　やっぱりバスの中は少し冷える。他の客はほとんどが毛布持参だ。そこまで寒いわけではなかったけれど、風邪気味の身体には辛い。


　７時前にバスターミナルに到着し、宿に向かって歩き始めた。



　ところが、５分程歩いただけで、息切れが激しい。昨日の夕方バスターミナルへ行くときと同じだ。


　さらに宿に向かって歩いたが、もう全く呼吸が整わない。肩で息している状態だが、それでも空気を吸えている気がしない。


　荷物を置いて休憩しようかとも思ったが、ここで休憩したらしばらくは歩けなくなる気がしたので、そのまま苦しい中、宿へ向かった。



　ようやく到着した時は、心臓が破裂するかと思うくらいの状態だった。息を整えようとしても全然落ち着かない。



　それでも宿のスタッフとやり取りをしている間に何とか落ち着いてきた。わずか１ｋｍ程の距離を歩いただけ。時間にしても１５分くらいだったと思うけど、これは酷過ぎる。



　ひとまずベッドで横になることにした。眠い訳ではなかったので、マンガを読んだりしていた。



　昼が近づいてきたので、ご飯を食べに行くついでに荷物の整理をした。今までに買った土産と要らない本などを日本へ送るためだ。


　荷物を持ってセントロの方へ歩いていったが、やはりしんどい。何も持たずに歩く分にはそれ程問題はないが、カメラと荷物（これだけで７ｋｇくらいはあるけど…）だけなのにやっぱりしんどい。



　しかも、ロンプラの情報を頼りに郵便局へ行ったら何と工事中。仕方ないので、郵便局の場所を聞きにインフォメーションまで行って地図をもらった。



　ちょっとだけ観光してみた。

　オルデン広場。


　オルデン・テルセラ教会。


　クリチバの街はキレイだ。けど、今日は無理。



　途中、日本のレストランを見つけたので入ってみた。ビュッフェ形式だったので、『日本食のビュッフェ！』と期待したが、味噌汁などはあるものの、基本的には欧米スタイルだった。残念・・・



　そして、ようやく郵便局を見つけて荷物を送った。スペイン語とポルトガル語は似ているんだけれど、全然上手く伝わらない。伝わらないと言うよりは、コッチの言うこと（スペイン語）は通じているようなんだけど、向こうが言うこと（ポルトガル語）が全く理解できない。

　それでも、無事に荷物を送る手続きは完了した。４．３ｋｇ程で６７００円くらい（箱代込み）。チリのプンタアレーナスで送ったのに比べると随分と安い。と言うか、あれが高すぎた気がするけど…


　本来ならこの後、クリチバの街をブラブラと歩くつもりをしていたが、もう無理。しんどい。早々に宿に戻ってベッドに横になった。

　朝と同じくマンガを読み始めたが、気付くと寝ていた。起きたらもう夕方６時頃。何かを食べないとと思い、外に出たが、思った以上に寒い。まだ５月だというのに、しかもそんなに南って訳ではないと思うのに・・・

　サンドイッチを食べて宿に戻って後はゆっくりと休むことにした。今日も酒は飲んでいない。禁酒もやればできるもんだな。ヤル気はないけど(笑)。早く風邪を治してたらふく飲みたい。


　＜本日の移動＞（サントアンジェロ）→クリチバ
　REAL社のバス。約１３．５ｈ。１１３．８９レアル（約５７ドル）。
　１７：３０発。ご飯休憩があったが、ブラジルのバスってご飯は付いていないんやっけ？快適やけど、ご飯くらい付けておいてくれてもいいのになぁ～　それにしてもさすがはブラジルのバス。遅れるどころか、３０分くらい早く着いた。

　＜宿泊地＞ロマ・オステル（Roma Hostel）　ドミ　４７レアル（約２４ドル）
　住所：Rua Barao do Rio Branco, 805。バスターミナルを出て7 de Septembro通りを西へまっすぐ。広場のある角で右折すれば、スグ右側にある。
　設備：共同トイレ＆ホットシャワー。Wifi有り（ただし、ドミの部屋ではほぼ繋がらない）。
　備考：ブラジルのユースホステル。それにしてもドミトリーでもこんなに高いのか？　都会になったからかもしれないけれど、今まで泊まってきたシングルの値段とほとんど変わらん。バスターミナル付近にも安そうなホテルはいっぱいあったので、そっちの方が良いかも…

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休肝日＜８０３日目＞ Stayed in クリチバ行き夜行バス

ブラジル４日目
　　今日は夜行バスの時間まで何にもしていない。


　チェックアウトギリギリまで宿で過ごし、昼食を食べた後も、今度は宿のロビーでひたすら時間を潰した。


　特に見どころもなさそうな街やし、何よりしんどい。風邪で頭が痛いのもあるし、色々あって精神的に疲れているのもあるし、とにかく今日は何かをする気にはなれなかった。



　１６時過ぎにバスターミナルに向かって歩き始めたが、わずか１ｋｍ程度の道のりやったのに、吸っても吸っても空気が身体に入ってこない感じでメッチャしんどかった。そこまで体調悪いんやろか？


　クリチバ行きのバス。




　さすがに今日はお酒も飲んでいない。



　でも、お酒飲んでも飲まなくても体調にそんな代わりはないから、それならやっぱ飲んだ方が良い気がする(笑)。



　＜本日の移動＞サントアンジェロ→（クリチバ）
　REAL社のバス。約１３．５ｈ。１１３．８９レアル（約５７ドル）。
　１７：３０発。ご飯休憩があったが、ブラジルのバスってご飯は付いていないんやっけ？快適やけど、ご飯くらい付けておいてくれてもいいのになぁ～

　＜宿泊地＞クリチバ行き夜行バス　座席　１１３．８９レアル（約５７ドル）
　詳細は上記参照。

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ようやく着いたサンミゲル・ダス・ミソンイス＜８０２日目＞ Stayed in サントアンジェロ

ブラジル３日目
　　今日はようやく目的地のサンミゲルへ到着することができました。


　朝、７：１５のバスに乗るため、５：４５には起きた。荷物をまとめて準備万端！




　なんやけど、頭が痛い。鼻はグズグズしている。喉が痛い。




　やっぱり風邪だ。






　今から荷物持ってバスターミナルまで歩いて、荷物預かり所がなかったらそのままバスに乗って、荷物運びながら観光して、また戻ってきて、夜行バス・・・






　これは多分無理だ。






　念のため、もう一泊して明日の夜行バスに乗ることにした。




　それでも今日中に目的地のサンミゲル・ダス・ミソンイスは行っておかないと、また明日同じ悩みに陥るかもしれない。でも、今日中に帰って来ればいいから、朝７：１５のバスに乗る必要はなくなった。



　しばらく横になって過ごし、１１時のバスに乗ってサンミゲルへ向かった。結局１１時まで眠らなかったから、これなら朝のバスで行って昼頃に帰って寝た方が良かったかも…


　案の定、サンミゲルに到着後、帰りのバスを調べると１８：１５までなかった。この小さい村で６ｈも何すればいいんやろ？



　とりあえず近くのレストランで昼食を食べた後、サンミゲル・ダス・ミソンイスの遺跡に行った。バスターミナルから歩いて１０分くらい。と言うか、バスターミナルを出てスグ左に歩けばすでに見えている。


　入り口。



　入り口に到着すると、なんと閉まっていた。








　まさかの月曜休み！？







　と本気でヘコみかけたが、単にお昼休みだったようだ。１４時から開くらしい。




　仕方ないので、目の前のベンチに座って待った。座っているとしんどくなってきたので、横になる。そして、そのまま軽く昼寝。起きたらゲートは開いていた(笑)。



　ここも数日前に訪れたサン・イグナシオ・ミニと同じで、グアラニーのイエズス会伝道所の１つ。サン・イグナシオ・ミニと合わせて世界遺産に登録されている。つまり、こんなに苦労して訪れたけど、訪れた世界遺産の数としてはサン・イグナシオ・ミニを訪れた時点で変わらない(笑)。


　柱の一部。


　どっかのレリーフ？


　この辺りの十字架はみんなこの形なのかな？　よく見る形。




　パラグアイのトリニダーもそうだったと思うんやけど、サン・イグナシオ・ミニも教会の門は半分くらい崩れていた。そのせいで、教会？って言われれば、教会やけど…　と、なんか中途半端な感じ。


　それに対して、ココは教会の門はほぼ全てが残っていた。




　これなら確かに教会だ。



　中も（中と言っても屋根がないから外やけど…）柱が残っている。




　柱の影。


　だけど、この柱、ってか、壁？　結構傾いている。





　この教会だけ見れば、３つの遺跡の中では一番迫力があった。




　サンミゲル・ダス・ミソンイスはもうこれが全て(笑)。




　住居跡っぽいのもあるにはあったが、ほとんど原型をなしていなかった。遺跡全体として見れば、アルゼンチンのサン・イグナシオ・ミニの方が訪れて楽しいかもしれない。


　これも柱の一部かな？


　ボロボロ。





　教会と壁。


　壁の石組。


　柱の基礎だけが並んでいる。


　違う角度から見た教会。



　途中から鳥を追い掛け回してました。




　正面から。



　博物館にあった謎の像。ホントは写真撮ったらダメやったみたい。




　遺跡の周りはのどかな田園風景。




　アッと言う間に見て回り、時間はまだ１５時過ぎ。あと３ｈもある。




　まぁ仕方ないのでビールだ。体調のこともあるし、今日こそは休肝日と思ったけど、３ｈも持て余すことになってしまったんやから仕方がない。




　１ｈ程かけてゆっくりと１本を飲んだだけやけど、結構酔ってしまった。やっぱり体調悪いな…



　あと１．５ｈくらい。もうバスターミナルでひたすらぼんやりとして過ごした。



　そして、バスに乗り、サントアンジェロに戻ってきたときには、辺りはもう真っ暗。夜になるとちょっと寒いし、頭痛も増してきた。明日は体調良くなってるやろか？　もうバスのチケット買っちゃったから行くしかないねんけど・・・


　＜世界遺産１２３個目（文化遺産１０６個目）＞グアラニーのイエズス会伝道所群（アルゼンチンと共同）
　訪れたのは、サンミゲル・ダス・ミソンイス遺跡。サントアンジェロからバスで約１ｈ。バスは平日４本、休日２本あるので、日帰りも可能。ただし、場合によってはサンミゲルで帰りのバスを数時間待たないといけなくなる。拠点となるサントアンジェロへはブラジル南部の大都市からバスがあるようだ。

　＜本日の移動＞サントアンジェロ～サンミゲル・ダス・ミソンイス往復
　ANTONELLO社のバス。約１ｈ。９．０５レアル（約４．５ドル）。
　サントアンジェロからは平日ならば午前２本、午後２本あるが、サンミゲルからは午前３本、午後１本しかない。つまり、午前の遅いバス（１１時発）に乗ると、帰りは１８：１５発まで待たないといけなくなる。

　＜宿泊地＞トゥリス・オテル（Tulis Hotel）　ツイン　５０レアル（約２５ドル）
　詳細は昨日と同じ。

　現在、中南米＆カリブ海を旅行中。良かったら励みになるのでクリックしてやって下さいv(^o^)v

いまだ目的地に辿り着けず・・・＜８０１日目＞ Stayed in サントアンジェロ

ブラジル２日目
　　今日は目的地のサンミゲルへ一歩近づくに終わりました。


　朝チェックアウトしようと思ったら『コーヒー飲んでいきなさい』と言われた。どうやら朝食付きのホテルだったようだ。しっかりと確認しておけば良かった。ビュッフェ形式で結構良さそうだったのに、時間もなくてコーヒーだけを飲んで出ていくはめになった。


　バスは時刻通りに出発。やっぱり風邪を引いたらしく、身体がダルい。バスの時間次第だが、今日中にサンミゲルの観光を終え、夜行バスでクリチバへ向かおうと思っていたが、ちょっと無理そうだ。



　サントアンジェロのバスターミナルには９：４０頃に到着した。目的地のサンミゲル・ダス・ミソインス行きのバスの時間を調べてみると９：３０発で行ってしまった。そして、次のバスは、、、










　１８：２０！







　......orz





　いくら何でも酷いわ…　日曜はほんまダメやな…　実際のところ平日でも１日に４本くらいしかなかったから、元々バスの便が良いところではないけど…





　困った。





　サントアンジェロに一泊して明日日帰りするか、今日の夕方でサンミゲルへ行ってしまうか…



　明日の日帰りなら、朝７：１５のバスに乗らないといけない（明日の夜行バスで次の街へ行くためには…）。


　今日サンミゲルへ行くには、１８：２０まで時間を潰さないといけない。だけど、バスターミナルには荷物の預かり所が見当たらない。



　しばらく悩んだ結果、体調も悪いので今日はゆっくり休むことにした。それならそれで今度はこの街のどこにホテルがあるかが分からないという問題がある。ヒトに尋ねてみたが、うまく伝わらなかったのか、全然何言ってるのか分からなかった。


　仕方ないので、セントロへ向かって歩いてみた。一応ロンプラには『セントロにホテルがある』と書いてあるし、途中で何軒かホテルくらいあるかもしれない。



　が、結局、何も見つからないままセントロに到着した。そして、ようやく見つけたホテルにチェックイン。



　昼になったので昼食を食べに外へ出た。





　全然ヒトが居ない…




　スカスカの街。日曜恐るべし。店も全然開いてないし…


　ウロウロ探してようやくレストランを発見した。よく分からないビュッフェシステムだった。後から分かったんだけど、『いくらでも食べれるシステム』（約８５０円）と、『ポルキロシステム（ｋｇあたりの値段を払う）』（１４００円／ｋｇ）とがあったようだ。


　そう言えば、ブラジルってそういうレストランが多かったな…


　よく分からないまま、表示されていた値段の安い８５０円の方を頼んだけど、絶対に５００ｇも食べてへんと思うからポルキロにしとけば良かった。


　ホテルへ戻るついでにちょっとだけ観光してみた。広場付近を歩いてみただけ。意外に立派なカテドラルと、変わった広場。

　カテドラル。





　広場にあった十字架。


　橋まである噴水。


　伏見稲荷の真似か？(笑)



　何だ？、この電灯…



　それにしてもホントに誰もおらんな(笑)。



　そのまま昼寝。



　夕食を食べに外に出ると、今度は少しヒトが居た。レストランも昼間よりは開いていた。どうやら夜の方が賑やからしい。日曜の昼は一体みんな何をしてるんだか？

　＜本日の移動＞セーホラルゴ→サントアンジェロ
　バス（社名不明）。約１ｈ。１０．１５レアル（約５ドル）。
　日曜は本数が少ない。朝８：２５発を逃すと、次は夕方１７：００。旅行者が利用するバスと言うよりは、完全に現地人のためのバス。

　＜宿泊地＞トゥリス・オテル（Tulis Hotel）　ツイン　５０レアル（約２５ドル）
　住所：Rua Antonio Manoel 726。バスターミナルの前のSete de Setembro通りを進み、Quinze de Novembro通りを右折。１つ目の交差点をさらに左折すれば左側にある。徒歩１０～１５分くらい。セントロの広場のスグそば。
　設備：トイレ＆ホットシャワー付き。Wifi有り。
　備考：ロンプラに載っている。ブラジルはやっぱり宿が高いねぇ～。朝食付きっぽい。ホントは５５レアルだが、朝食要らないって言って５レアル安くしてもらった。

　現在、中南米＆カリブ海を旅行中。良かったら励みになるのでクリックしてやって下さいv(^o^)v

船でブラジルへ＜８００日目＞ Stayed in セーホラルゴ

アルゼンチン６４日目／ブラジル１日目
　　今日は旅に出てついに８００日目。船でブラジルへ入国しました。いや～思った以上に大変やった…


　昨日は昼寝をしてしまったおかげで、夜更かしをしてしまった。ところが、午前２時頃に大きな蛾が部屋に侵入。奮闘の末、蛾を追い出すことには成功したが、その後、くしゃみが止まらなくなってしまった。蛾の粉末か何かの影響なんやろうか？


　そんなこともあり、７時に目覚ましを掛けていたが、二度寝をしてしまい、起きたら８時過ぎ。荷物をまとめてバスターミナルに向かった。


　今日はブラジルのサンミゲル・ダス・ミソンイスという世界遺産のある街へ向けての大移動。まずは、ブラジルとの国境の街のサンハビエルに行かなければならない。『サンハビエルの国境を超えた』っていうヒトの話なんてサッパリ聞かないマイナーな国境だ。


　そこへ行くために、まずはバスで１５分程のサンタアナへ行った。

　サンタアナのバス停。



　ここでバスを乗り換えてサンハビエルへ。バスは途中の街まで１ｈ程はやたらと混んでいてずっと立ちっぱなし。

　おまけに昨日バスターミナルで聞いた話では『サンタアナからサンハビエルは１０ペソくらい』ってことやったのに、実際は３３ペソ。昨日の夜は、ビールを１本だけにしといて良かったよ。これで飲んでいたらお金がなくなるところだった。



　結局サンタアナから２ｈ程かかってサンハビエルに到着した。１２時を過ぎたくらいだ。ここからは船でブラジルのポルトシャビエルへ向かう。


　ここでもう１つ誤算。てっきりサンハビエルの街のそばから船が出ていると思ったら、意外と港が遠かった。『どうやって港まで行けば良いのか』ヒトに尋ねると『タクシー』という返事しか返ってこない。


　もはやタクシー代なんて持ってない(笑)。船代すら足りるかどうか分からんのに…


　でも、７，８ｋｍと言われたら歩く訳にもいかない。タクシーの運転手に『ドル払い』できるかどうか聞いたら、『港で両替できる』と言われたので、とりあえず港へ行った。実際は７，８ｋｍどころかせいぜい３ｋｍくらいやと思うが、まぁそれは良い。レートも悪かったがタクシー代と船代を手に入れたので一安心だ。



　ところが、船はなんと１６時まで来ない。平日なら１４時発があるのに、土日は１０：３０を最後に次は１６時。まだ３時間半以上ある。




　でも、待つしかない。




　もうブラジルは目の前やのに…　３００ｍもないと思う。




　昼食を食べてただただ待った。


　イミグレの建物＆港。


　ブラジルに近づいてみた。


　もうホント目と鼻の先やのになぁ～



　最初は本を読んだりしていたが、しんどくなってきたので横になって待った。




　いつの間にかほんの数分やけど、寝てしまった。そして、異様に寒気が…




　風邪ひいた？　鼻がムズムズする…




　１５時半頃になってイミグレが開き、船のチケットも買うことができた。あ～しんど…　そして、ようやく１６時になって船は出発。

　これが船。


　船の中。


　アルゼンチン、さよーなら！






　気になる乗船時間。









　わずかの３分＼(◎o◎)／！








　３ｈ以上も待ってんけど…(・д・)ジーッ





　まぁとにかくブラジルに無事に入国だ。



　こんなところを通る旅行者自体が珍しいのか、イミグレではおれのパスポートを見て、係官のテンションがめっちゃ上がった。１つ１つビザを見て、



　『おぉ～！！』




　『わぁ～！！』




　『おい、見てみろよ！スゲーぞ！（同僚に向かって）』




　『この国行ったんか～？（おれに向かって）』




　一応イミグレやからニコやかに対応したけど、心の中では『良いから早くスタンプ押してくれんかな～？(-“-)』と若干イライラしていた(笑)。


　イミグレも無事に通過し、バスターミナルに向かった。


　次は、目的地の一歩手前のサントアンジェロまで行かないといけない。ところが、サントアンジェロ行きのバスは今日はもう無かった。代わりに『セーホラルゴ』という街に行き、そこでバスを乗り換えないといけないらしい。



　できるだけ目的地に近づいておきたいので、仕方ない。行くしかない。



　ところが、バスに乗り込んだところで、ドライバーが『どこ行くんだ？』と聞いてきた。『サントアンジェロへ行きたい』と言うと、『もうサントアンジェロ行きはないぞー』という返事。




　えっ！！！！？？？？





　チケット売り場のおばちゃんの話とちゃうやん！！！





　もういいや…なるようになれ…



　ところが、走りだしたバスの中で段々不安になってきた。さっきから通過する街が小さすぎる…　ホテルも銀行もないような街ばかりを通っている。今、向かっているセーホラルゴにホテルと銀行はあるのか？　お金なんてあと１５ドル分くらいのレアルしか持ってないから、銀行なかったらホテルに泊まれへんし、そもそもホテルがあるような規模の街なんやろうか？


　そして、日も落ちた１８時半頃、無事にセーホラルゴという街に到着した。今までの街より少し大きめだ。


　ドライバーに『近くに安いホテルない？』と聞くと、





　『ホテルなんてないぞ！』





　と、ある意味予想通りの答え。




　これはマジでヤバいぞ。どこか他の街へ移動できるか？とか色々聞くもどうしようもない。そもそもポルトガル語がよく分からない。最終的にドライバーは『どうしたいんだ？泊まりたいんか？』と聞いてきた。



　おっ！これは自分の家に泊めてくれるパターンか？　粘ったかいがあったぞ(^m^)v







　『そこの角を曲がったところにホテルがあるぞ。快適で良いホテルだぞ！』







　えっ！？ホテルあるの！？





　最初に確かに『ホテルはない』って言ったと思うんやけど…　ポルトガル語だから自信はないけど…


　とにかく教えてもらったところへ行くと確かにホテルはあった。そして、ホテルで銀行の場所を聞いて無事にお金も下ろせた。実際は２軒のＡＴＭで下ろせなくて３軒目でようやくやったけど…


　疲れた…


　やっぱり風邪っぽいし。


　とにかく今日はちゃんとご飯を食べないとダメだと思い、夕食を食べに行った。帰りに明日のサントアンジェロ行きのバスを聞いてみると、朝８：２５のみ。次は１７：００。


　明日も早起きするしかないな…


　＜本日の移動＞サンイグナシオ→サンタアナ→サンハビエル→ポルトシャビエル→セーホラルゴ
　・サンイグナシオ→サンタアナ
　　Aguila Dolada社のバス。約１５分。７ペソ（約１ドル）。
　　サンイグナシオのバスターミナルor幹線道路沿いからポサーダス行きのバスに乗る。『サンタアナに行きたい』と言えば、サンタアナの交差点そばのバス停で下ろしてくれる。
　・サンタアナ→サンハビエル
　　Aguila Dolada社のバス。約２ｈ。３３ペソ（約４ドル）。
　　サンタアナの交差点そばのバス停からサンハビエル行きのバスに乗ればよい。途中までは結構な混みっぷりで立ちっぱなしだった。サンハビエルのバスターミナルから港まではタクシーで３０ペソ（約４ドル）。１０分くらい。歩けば３０分以上かかりそう。
　・サンハビエル→ポルトシャビエル
　　ボート。約３分。２５ペソ（約３ドル）。
　　平日は本数が多いが、土日は、午前３本、午後３本のみ。１０：３０～１６：００までの間は船がない。わずか３分。ブラジルは、スグそばに見えるのに船を待たないといけなかった。
　・ポルトシャビエル→セーホラルゴ
　　バス（社名不明）。約１．５ｈ。１３．８５レアル（約７ドル）。
　　目的地のサンミゲルへ行くのに行けるところまで行こうとしたのが、最終的にセーホラルゴだった。最終バスが１７時なので、コレを逃すとポルトシャビエルで一泊せざるを得ない状況になる。

　＜宿泊地＞オテル・ミソインス（Hotel Missoes）　シングル　３０レアル（約１５ドル）
　住所：住所不明。バス停を背に左へ進み、１つ目の交差点を左折してスグ左にある。徒歩３分。その道を進むともう１軒ホテルが右手にあった。
　設備：トイレ＆ホットシャワー付き。Wifi有り。
　備考：結構キレイ。１５００円くらいでシングルでこの設備なら充分満足だと思う。

　現在、中南米＆カリブ海を旅行中。良かったら励みになるのでクリックしてやって下さいv(^o^)v

サン・イグナシオ・ミニ＜７９９日目＞ Stayed in サンイグナシオ

アルゼンチン６３日目
　　今日は世界遺産のグアラニーのイエズス会伝道施設の１つ、サン・イグナシオ・ミニを訪れました。


　昨日の夜はついついマンガを読み始めてしまい、寝たのは３時を過ぎてから。おかげで今日は起きたら１０時を過ぎていた。

　昼前に宿を出て、遺跡『サン・イグナシオ・ミニ』へ向かった。街の中心にある遺跡なので便利。そもそもこの遺跡があったからこの街ができたのかな？


　最初にあったのが博物館。



　遺跡の前と後のどっちで博物館を訪れるか？と言われたら、絶対に後やなって思った。先に訪れたら『早く遺跡に行きたい』って思いが強すぎて、博物館の内容をほとんど覚えてへん。おれの場合は、遺跡を訪れた後に博物館に行った方が良さそうだ。

　レリーフ？


　これって遺跡にあったもの？　それとも後から作ったもの？




　そして、いよいよ遺跡へ。

　世界遺産マーク。



　整備された道の向こうに、広場とこの遺跡のメインの教会跡が見えている。



　教会跡に至るまでの道の左右には住居跡が残っていた。





　ここは、日本人旅行者にとっては恐らくマイナーで、あまり訪れたヒトの話を聞かない。けれど、アルゼンチン人にとってはそれなり有名なのか、頻繁に団体客がやってきていた。写真を撮るには邪魔なので、うまく避けながら進むことに…


　そして、メインの教会跡。


　音声案内もある。


　教会の中身。元々はどんな姿やったんやろう？


　なんかの看板？



　パラグアイやブラジルも含めてこの一体には似たようなグアラニーのイエズス会伝道所が残っている。今回は訪れなかったが、６年前に訪れたパラグアイのトリニダー遺跡も似たような感じだった。けれど、遺跡としてはコッチの方がキレイに残っているように思う。


　ガイドブックには詳しい説明もないし、歴史背景も正直よく分からない。



　なので、気の向くままに適当に歩いた。


　門。


　柱には装飾が施されている。


　廊下。


　床にも模様があった。


　ちょっと変わった柱。


　別の廊下。




　村のど真ん中にある遺跡とは言え、そもそもこの辺り一体はヒトさえ居なければ深い森だったんだろう。メインの広場付近を除けば、遺跡は森の中に埋もれていた。



　石組みの石はすでに苔で覆われており、スゴく良い感じ。全然違うけど、カンボジアのベンメリアとかを思い出した。乾燥地帯の遺跡も良いが、森に埋もれた遺跡ってのも良いな…


　柱の一部のブロックだけど、苔だらけ。



　ヒトが居なくなったので、メインの教会跡に戻った。


　何かのマーク？


　キレイにレリーフが残っている。


　広場には花も咲いていました。



　再び森の中の遺跡へ。


　柱が崩れて良い感じに。


　遺跡はこんな感じです。


　苔だらけ。





　ひと通り満足したので、昼食を食べることにした。パラグアイで４０ドル分しか両替してなかったので、もうあまりお金がない。遺跡の入場料に７０ペソも取られるとは思っていなかった。なので、サンドイッチとビールで２０ペソ。お金はなくてもビールは飲みます(笑)。

　この遺跡は夜に光と音のショーもあるんだけど、さらに７０ペソ取られるみたいなので、もう諦めた。そんなに見たいもんでもないし…


　宿に戻って休憩していたら、いつの間にか昼寝。起きたらもう夜だった。救援物資のカップラーメンを食べてビールを飲んでくつろいだ。

　明日は移動。ブラジルへ行くつもりやけど、ちゃんと行けるかな？

　＜世界遺産１２３個目（文化遺産１０６個目）＞グアラニーのイエズス会伝道所群（ブラジルと共同）
　ポサーダスからバスで約１ｈ。２３ペソ（約３ドル）。バスの本数は多いので、ポサーダス（orパラグアイのエンカルナシオン）からの日帰りも可能。世界遺産に登録されている他の遺跡も近くにあるので、１日で回っていくことも可能だと思う。入場料７０ペソ（約９ドル）。これで他の遺跡も入れるらしい。

　＜本日の移動＞
　なし。

　＜宿泊地＞アドベンチャー・オステル（Adventure Hostel）　ドミ　５７．５ペソ（約７ドル）
　詳細は昨日と同じ。

　現在、中南米＆カリブ海を旅行中。良かったら励みになるのでクリックしてやって下さいv(^o^)v