ブログ仙岩

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女性の働き方と家庭生活

2016-10-29 09:03:25 | エッセイ
史上初の女性小池東京都知事が誕生して、女性が参政権を獲得して70年になり、社会は徐々に成熟してあからさまな女性蔑視は別として、性差はほぼなくなっている。

これからは、夫婦共稼ぎで対等のの主婦が増え、夫が主である意識は薄れてきている。しかし、家庭に柱の主人はいなくてはいけないし、会社や行政の支援で、夫が育児休暇や家事の手伝いに参加るのでなく、自然に夫婦が家事育児を両立できる環境でありたい。

才能があふれている女性がうずもれている現実は見逃せない。マラソンの高橋尚子さんの頑張り、ソフトボールの上野投手の投げるボールはプロ野球選手でもなかなか打てない。重量挙げの三宅選手と数少ない才能発揮の中で、かわいいとスタイルだけにこだわる女性も多いのが現実でもある。

国会議員や経営者、管理職の数を見ても、男性に比べて女性の数は圧倒的に少ない。

ここぞという時の力の発揮の仕方は母性本能で2割は残すという。動物の世界を見ても、明らかに性差はあり、そのハンデイはある。だから、男女平等から子育ては、他人に任せる働く母親ではありたくない。

親が子を育てるのは生きうる上で当然のことである。アメリカのように、女性は男子同様に仕事をすると、生理でも休まず働くことで今の社会を築いてきた。何かを犠牲にして働くのでなく、性差を意識せず、フラットな生活が自然にできる仕事と両立できる家庭でありたい。