昨日のラジオで、里海についてのお話を聞いた。里山は辞書にあるが、里海は載っていない。
瀬戸内海の広島の周辺での海では、甘藻が沢山成長しているという。今までの海は、自然に浄化されて魚介類や海藻が手に入っていたから、何もしないで放っておいた。
しかし、工場排水で赤潮が発生し遊泳禁止となって、海水浄化の甘藻が死滅してしまっていた。そのため魚介類もいなくなり死の海へとなっていたという。が、人工的に、人の手て甘藻を栽培し、ここ10年で完全に以前の海にもどり、遊泳も出来るようになった。
甘藻はヒルムシロ科の海産多年草で浅海の海底に肉質のの根茎が這い、藻場を作る。葉は緑色で先端は海面い達するのですぐ人目につく。古くは葉は肥料や布団の芯や草履の材料に、また、積み重ねて海水をそそいで乾燥し、燃やした灰から塩を作ったので藻塩草の異名を持つ。
太平洋では年中荒海の状態であるが、日本海の夏は瀬戸内と同じ穏やかな海。しかし、新潟の冬は一転して荒海で、海岸に面した家では、潮風よけの防風対策、板塀、石垣、そして家の壁には殆どが板で囲われている。こんな海では藻も這いにくいが、湾内では這える。
太平洋では、砂浜には藻は生えないが、磯では沢山生える。硫黄の自然浄化が中性化した猪苗代湖の浄化でも、各家庭ではきれいな水で排水したり、水辺の環境をきれいにする対策が取ら取られている。
砂浜をきれいにすることも大切だが、自然まかせだけではなく、藻の生育環境を確かめ、各地の海岸では人の手を加える時期に来ていると思う。
瀬戸内海の広島の周辺での海では、甘藻が沢山成長しているという。今までの海は、自然に浄化されて魚介類や海藻が手に入っていたから、何もしないで放っておいた。
しかし、工場排水で赤潮が発生し遊泳禁止となって、海水浄化の甘藻が死滅してしまっていた。そのため魚介類もいなくなり死の海へとなっていたという。が、人工的に、人の手て甘藻を栽培し、ここ10年で完全に以前の海にもどり、遊泳も出来るようになった。
甘藻はヒルムシロ科の海産多年草で浅海の海底に肉質のの根茎が這い、藻場を作る。葉は緑色で先端は海面い達するのですぐ人目につく。古くは葉は肥料や布団の芯や草履の材料に、また、積み重ねて海水をそそいで乾燥し、燃やした灰から塩を作ったので藻塩草の異名を持つ。
太平洋では年中荒海の状態であるが、日本海の夏は瀬戸内と同じ穏やかな海。しかし、新潟の冬は一転して荒海で、海岸に面した家では、潮風よけの防風対策、板塀、石垣、そして家の壁には殆どが板で囲われている。こんな海では藻も這いにくいが、湾内では這える。
太平洋では、砂浜には藻は生えないが、磯では沢山生える。硫黄の自然浄化が中性化した猪苗代湖の浄化でも、各家庭ではきれいな水で排水したり、水辺の環境をきれいにする対策が取ら取られている。
砂浜をきれいにすることも大切だが、自然まかせだけではなく、藻の生育環境を確かめ、各地の海岸では人の手を加える時期に来ていると思う。