被ばくから68年目の長崎で、平和宣言の式典

44ヵ国の代表者参列、5,600人出席の長崎平和公園で式典が、今日９日原爆投下の11:02に一斉に鳴る鐘の音とともに黙とうした。

まず、田上長崎市長が平和宣言で、人類はいかなる状況によっても核兵器は使用すべきでない文言を受け入れない政府は被爆国の原点に反すると政府を厳しく批判した。

そのあとの、安倍総理のあいさつは広島と同様で、非核三原則を守り、核軍縮決議、核兵器廃絶と恒久平和の実現に努力という内容を読み上げる結果、平和宣言と対比してむなしい挨拶となった。

福島県は、長崎から、放射線量の恐怖からのアドバイスなど、各地の住民は多大の恩恵を受けている。長崎、広島、チェルノブイリの経験から大いに学び、政府や東電に任せるだけでなく、個人や隣組でできる身近な除染から積極的にかかわりたい。飲料水では、購入するだけでなく、木炭を利用しての水道や井戸水の飲料などである・・・。

愛工大名電に4-3逆転勝の聖光学院

イチローや工藤公康選手を輩出した名電は投手力では抜群の制球力で勝っても、総合力や打撃の得点は聖光が圧倒している。

今日９日の第一試合で、８時からと早いが、まず、初回、１塁で２番のバントで２アウトとついていたが、石井の制球が定まらず四球そして４番にHRで、0-2とリードされた。が、2かいの裏、１アウト、1,3塁から犠打で１点返し、1-2と差を詰めた。

しかし、5回裏、ノーウアウト、1,3塁から逆転のチャンスに、スクイズが投手フライ、ホームを突いた３塁走者アウト、１塁ランナーの飛び出しアウトのトリプルプレイで、あっという間に、チャンスは消えた。

だが、1点を与えた2点差の6回裏、９番石井の代打酒谷がHRで、2-3と詰め寄り、7回には満塁から、また酒谷が2点タイムリーで逆転に成功、エース今の踏ん張りで、逃げ切った天晴れのゲームであった。おめでとう聖光初戦突破！

8月のお盆の月に義理とうまく付き合う方法

震災の年2011年の父の日に、娘にプレゼントして頂いた曽野綾子「老いの才覚」を読み直してみた。震災の影響か、単なる物忘れか本の内容を殆んど忘れていた。

特に、盆の月は６月東北六魂祭にあったように、ねぶたから・・・七夕、わらじと祭りが終わると新盆の家庭は大変だ。いわきはその新盆にはつきもの「ジャンガラ」との付き合いがある。　

曽野さんは、老年になれば、一つ一つ出来ないことを諦め、執念や俗念と闘い、人間の運命を受容することであると。だから収入が少なくなれば支出を減らし、義理を欠き、冠婚葬祭から引退する老いの才覚が必要と。

そして、自立した老人になるためには、７つの老いる力を持つことが重要と言っている。また、老化度を測る目安は「くれない指数」で分かるという。・・・に連れて行ってくれない。・・・に伝えてくれない。このくれない族は老化現象という。戦後の教育にもよるが、豊かになり、老後の保障は当たり前のマイナス思考から不平不満が出る。ゼロからのプラス思考では、家庭菜園などの自立生活に加えて年金など頂いて有難うという感謝の心で生活ができるという。