青リンゴ観察日記

韓国漫画「世紀末青リンゴ学習塾」観察ブログです。
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第八話④

2021-03-13 | 第七話〜第九話

「あ・・・」

高校生は中学生に見下ろされながら、その場から動けずにいた。

「その・・」と口ごもりながら、ただその威圧感に圧倒されている。

「あ?」

チョルは歯を食い縛り、こう言った。

[クソッー・・]

隣の席のミエに言ったのも含めれば、今日2回目のそれだった。

 

<一方ファン・ミエは計算中>

ファン・ミエは友人達と一緒に帰路を歩いていた。

「明日のカラオケ、5組と10組の子達までみんな来るって」

「新しいとこでオッケー?」

「ファン・ミエ 、また突然抜けないでよ」 「抜けないよ?」
 
 
「あ、チヘの誕生日ケーキ買うから先にお金ちょうだい。思い出したついで
 
明日学校でもらってもいいけどアンタ忘れるからさ。他の子からは塾でもらうから」
 
「ん、わかった」
 
 
そう言ってミエはガサゴソと所持金を確認した。
 
 
新刊借りるお金・・ 別にプレゼント代・・ 美容室行くお金と・・
 
次のお小遣い日までいくら・・ 消しゴムとシャー芯と乾電池・・

[お小遣いは常にギリギリで足りないので、
いつも何か一つ諦めなければならない]
 
・・という結果があのヤバイ前髪らしい。ミエはいつも苦労しているのだ。
 
「えっ?!ファンミエ 、あれ!あれ見て!」
 

そう言われて目にしたのはー・・。

 

<悔い改めた大魔王>

 

キム・チョルの前にいるのは高校生三人組。

その年上の男子学生達が、蜘蛛の子を散らすように逃げていく。

「・・・・」

目を見開いたままのチョルは、ゆっくりとこちらを向いた。

そこにいた生徒全員がチョルの方を見ていた。

もちろん、ファン・ミエも。

行こ、と促されて、すぐにその場から去っていったけれど。

 

 

[翌日、大魔王が〇〇高の不良達を気迫だけで追い払ったと言う噂が、学校中に広まった]

そしてまた”大魔王”は、学校中を賑わせる存在になるのだった。

 


第八話④でした。

切り方が難しくて、短めの記事ですみません

ミエちゃんのお小遣い、月いくらなんでしょうね〜

中学生だとバイトできないし、私もいつも金欠だったな〜と懐かしくなりました。

 

そしてチョルくん強すぎ

高校生を気迫だけで追い払うの凄すぎます。

あ〜また噂になっちゃいますわこれは・・

 

第八話はこれで終わりです。

続きは第九話①になります