翌日、谷川温泉の金盛館せせらぎををチェックアウトし鬼怒川に向かった。
途中日光から大笹牧場に寄り道をすることにしたが、北関東自動車道が東北自動車道と繋がったので2時過ぎには鬼怒川温泉山楽に到着した。
山楽は2回目だけれど、相変わらずご丁寧なお出迎え。
ロビーでウエルカム抹茶を頂き、落ち着いてから宿周辺を小雨のなか散歩してみた。
向かって鬼の右手が山楽。
部屋は踏み込みのほかに二間あって広め。どの部屋も同じような造りみたいですね。
前回宿泊したときに「部屋の広さに比べトイレが狭いのね」というお客さんもいらっしゃいました、と仲居さんが言っていたのを思い出したが、言われてみればトイレ・部屋風呂は全体の広さからみるとバランスが悪い気もする。
そういう目でみると、ところどころ微妙にバランスを崩しているところがあるかも。
特に大浴場の内湯はともかく、露天風呂はいただけない。岩風呂の周りが建物のコンクリート外壁というのはどういうものだろうか。大和ハウスグループの経営だからどうしても宿づくりには専業旅館に比べるとこだわりに欠けるのかもしれない。
食事は部屋食で一品出しだけど、お客さんも多いようで意外に待たされた。窓の正面に鬼怒川観光ホテルが見えるのだけれど、夜になって電気がついてない部屋は3部屋くらいだったので、このGWにはどこも人足が戻ってきたかもしれない。
湯上りの休みどころでビールを飲ませてくれる。僕は駄目なのでウーロン茶。
読み返してみると悪いところばかり書いている気がするけど、全般的にはゴージャス感は楽しめるから良いんじゃないですか。鬼怒川の旅館はエリア的にちょっと難しい立位置なので、宿はクオリティーを高めるか何かしないと厳しいのじゃないかな。
周辺に一泊二食6,800円の宿が三日月の他にもあった。車で通り過ぎながら今度はここにしようかと相方に言ったら「家で待ってるから行って来て」といわれた。
まったく。
僕は伊東園でも6,800円の宿でも全然かまわないだけど、一人で泊めてくれるのかなぁ。あとで調べてみよう。