2011年、今年の4月。
ちょっと早めに宿に着いたので、ロビーでコーヒーを飲みながら待たせたもらった。
一つ空けた隣の席に、どこかで見たような、とすこし目を流したら司会で有名な方が座ってすこし驚いた。
ここはプリンス系で、宿といっても少し趣が違うかな。女将も居なさそう。
もともとは旧三菱財閥の創始者岩崎弥太郎氏の長男久彌氏の別邸。
部屋も離れ風になっているので部屋と部屋の間が広く、よく歩かされる。
入ってみれば庭もあり、平屋の一戸建みたいなもので暮らせそうな造りになっていた。
着物部屋?
敷地内に庭園がある。
大浴場は循環だけど、飲用に源泉の蛇口も引いてあった。
部屋のお風呂は源泉掛け流しとのこと。
いままで宿で部屋風呂に入った記憶はないのだけれど、大浴場が遠かったので今回、朝は入ってみた。
気に入った。
大浴場に行かなくても、部屋だけで宿の用は完結できると思った。
この旅館もオリジナルな雰囲気をもっていますね。
僕にはなんとも贅沢なところだけれども、伊豆にはこういう宿がいくつもあるんでしょうね。
友人が「プロが選んだ日本のホテル旅館百選」とかの話をしていたけれど、それで旅館を選んでいると勘違いしてしまう。あれは「団体旅館百選」というのが正しいと思いますけどね。申し訳程度に小さい宿も選んでいるみたいですけど。