選挙の効果

総選挙の意味

朝日記者射殺 バリケイト伊東

2022-05-04 12:46:06 | 政治

 東京はいい天気だ。不幸の影をまったく感じないが、良く見れば日本は、問題だらけだ。35年前の1987年の5月3日に起きた凄惨な言論封殺事件を覚えてるだろうか。多くの日本人は、忘れてる。忘れてはいけないテロ事件だ。朝日新聞神戸支社で、居わせた朝日新聞の記者のふたりの内、ひとりが散弾銃で射殺された。200発もの散弾を受けた。もう一人の記者も重症だ。その当時、この事件は、社会を震撼させた。この事件だけでなく、名古屋支社でも銃弾が発射された。幸い、人はいず、死傷者は出なかった。赤報隊を名乗る組織から脅迫状が朝日新聞に送られた。警察の必死の捜査にも関わらず、事件は時効になった。朝日新聞は、今もそうだが、日頃、右翼から目のかたきにされてきている。警察は右翼関係者を調べたが、犯人は捕まらなかった。思想、信条が合わないからと言って、言論封殺のために殺す。こんな事は絶対許されないのだ。今、日本は、政治活性が低くなってるが、同じような事件が起きる可能性はある。マスコミだけでなく、政治家も狙われやすい。日頃、身辺を注意しなければいけない。この種の事件は、犯人検挙が一番の抑止効果だ。逃がしてはいけない。35年前も今も、社会の底辺に流れてるへどろのような人間の深層心理は、時々マグマを噴火させる。そして、社会を恐怖に陥れる。事件を起こす人間は、正義の行使と思ってるようだが、殺人行為は許されない。閉塞と虚構の日本でも、テロは起きる。人間は、永遠に理解できない存在だ。人間の暴力性は、治らない。今日にもテロが起きるかもしれない。