
「弱者・被害者という特権階級」に安住する者は、ラクでトクな保身に逃げているだけ。


その自分の弱さ・卑怯さに負い目があるから、匿名で顔を晒すことができない。
そんな善良な弱者が強者を「加害者」だとして攻撃する。
だから善人ほど悪い奴はいない。

善人ぶった弱者が、弱さに由来する暴力を駆使している。
そんな「弱者」を、中島義道がニーチェの文脈で唾棄している。
死んでも被害者にならない。
死んでも他責しない。
そんな美学がない。
なぜ美学がないのか。

嫉妬しているから。
強者に嫉妬しているから。
嫉妬に負けているから。
嫉妬がトグロを巻いているから。
嫉妬に絡め取られているから。
「嫉妬が醜いもの」という美意識がないから。
嫉妬しないという痩せ我慢の美学がない。
トートロジーみたいですが、結局は美意識なんですね。