渡部昇一は、上智大学の学生時代、極貧にして、弊衣破帽、破靴(はか)だった。
試験ですべて満点を取って、奨学金を得るために。
脇目も振らず。
そんな当時の渡部昇一が呪文のように唱えていたのが、孟子の、あの、
天のまさに大任をこの人に降さんとするや…
こちら(2016年のまとめ)
こちら(私の暗唱文)
こちら(私の墨書)
他責しない、自責する。
天を怨まず、人を尤めず。
立派な人間でこの孟子の一節を知らない人はいない。
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人間には二種類いる。
逆境に遭って、他責する。被害者ぶる。
天を怨み、人を尤める。
小川さゆりとか鈴木みらいとか。
一方、逆境に遭って、他責しない。使命感・気概・勇猛心を奮い立たせる。
天を怨まず、人を尤めない。
我が子たちには、後者になってほしいものである。