子作りの理由

留学前に挨拶しておこうと，週に複数人とランチを重ねている。引継ぎその他でいつになく心を亡くしている。。。今年のテーマは「ゆとりある生活」なのだが。

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さて，標題は丸山健二『生きるなんて』から。この本は軽い哲学エッセイ。若いうち，２０代で読んでおきたい本の一冊である。

なぜ子を作るのか？

　　文化の伝承に限りなく近いものを感じ？

　　この世が生きるに充分値すると思っており，自分たちもこの世に生まれ落ちてつくづくよかったというような人生を送っているため，その喜びを子孫にも味わってもらおうと思ったから？

それとも，

　　抑制不可能な本能に振り回され，その性的快楽の結果として？
　
　　究極のペットとして？

　　一人前の社会人になった証という世間体の一環として？

　　いざというときに家計を助けてくれる労働力として？

　　先祖代々続いている由緒ある仕事や，築き上げた財産を守り，さらにそれを発展させ，増大してくれる後継者として？

　　あまりに冴えないおのれの暮らしから脱却できるかもしれない，唯一無二の投資と考えて？

　　自分たちの老後の世話をしてもらえる，無料の介護人として？


さあ，何と答えよう。。。