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川塵録

『インテグリティが浸透するコンプライアンス・カルチャーの創り方』発売!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

稲盛和夫も落ちこぼれだった

2024年10月22日 | 人物
稲盛和夫も、20代前半まで、落ちこぼれだった。

  • 中学受験に2度失敗
  • 大学受験にも失敗
  • 就職試験にも失敗
失敗だらけの若者。
傷だらけの若者。
何もない若者。

でも、心を磨き、魂を磨き、セラミック技術を磨き、経営を磨いて、歴史に残った。
大器晩成。

後生畏るべし。
若者を温かく応援しないとですね!




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バラバラに注文しない

2024年10月20日 | 人物
イエローハット創業者の鍵山秀三郎さんが、「バラバラに注文しない」ことを伝えています。

4、5人で、蕎麦屋に入ったときなど。
バラバラに注文したら、お店に「迷惑をかけるだけ」だと。

だから、個人的な要望が特にない限り、注文の品を1~2品に集約して、頼む。

____________

すごい。そこまでするんだ。

私も、レストランに予約などでtelをする場合、お昼時とディナー時は、かけないことにしています。忙しい時間帯にtelが来るのは、迷惑だから。

常に相手のことを考える。

鍵山秀三郎さんに見習うことは多いです。

 
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ヘレン・ケラーの師 塙 保己一

2024年10月20日 | 人物
塙保己一(はなわ・ほきいち)。盲人。

点字のない時代に、耳からの耳学問で、記憶して、立派な学者になった。


ヘレン・ケラーのロールモデル。ウィキにはこうある:

~~~以下引用~~~
 ヘレン・ケラーは幼少時より「塙保己一を手本にしろ」と母親より教育されていた。
 昭和12年(1937年)4月26日、ケラーは渋谷の温故学会を訪れ、人生の目標であった保己一の座像や保己一の机に触れている。
 ケラーは「先生(保己一)の像に触れることができたことは、日本訪問における最も有意義なこと」「先生のお名前は流れる水のように永遠に伝わることでしょう」と語っている。
~~~引用終わり~~~

塙保己一が編纂した『群書類従』は、ウィキでは1274項目くらいある大部。こちら

昭和天皇がケンブリッジ大学に収めた。

この『群書類従』のフォーマットが、今も我々(主に小学生)が使う原稿用紙のフォーマットになっている。これも知らなかった!

~~~以下ウィキから引用~~~
塙保己一は群書類従の版木を製作させる際、なるべく20字×20行の400字詰に統一させた。現在の原稿用紙の基本様式となっている。
~~~引用終わり~~~

裏付けサイト

すごい人がいるもんですね。謙虚に保己一を目指して頑張ります!
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星覚(せいがく)さん

2024年10月20日 | 人物
曹洞宗の僧。雲水。つまり行脚僧。家を持たない。たぶん他にも何も持たない。


人様からのお布施で暮らしている。

無私、無宿、無所有。晩年の田中正造もそうでした。

星覚さんについては、1か月か2か月前、だれかから、こういう人がいるよ、というのを聞いた。少数宗教の集まりだっただろうか。

 ※ ブログ化するのに2か月位かかってる、これはよくない、、

資本主義の逆を行く人。それを身体で示している人。

この写真からは、とてもいい顔をしている。

人間は、いい顔になるために生きている。

いい顔になりましょう。私も修行中です。
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ガンディーと田中正造が似すぎ

2024年10月16日 | 人物
改めて気がついた。

ガンディーと田中正造が似すぎ。

晩年に、無欲恬淡になって、ボロ切れみたいになったところが。

ガンディは、あらゆる欲を捨て去った。性欲、食欲、そして睡眠欲まで削った。

死んだときにはほとんど持ち物を持っていなかった。こちら

田中正造も、エリート国会議員だったのに、晩年は、無私、無宿、無所有。

死んだときには、小石3つとマタイ伝くらいしか持っていなかった。 こちら

ふたりとも、天理教の教えみたいに、「貧に落ち切った」。

____________

でも、不思議と、ガンディと田中正造の共通点を挙げる文献は少ない。

私が今、国会図書館から取り寄せ中。

いい記事あったらまたシェアします!
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日銀総裁・速水優さんは58年間、教会に通った

2024年10月16日 | 人物
元日銀総裁・速水優さんは熱心なクリスチャン。

58年間、教会に通った。こちら

最近、こういう、地位の高い人で、自分の信仰を明かす人、強い信仰を持つ人は少なくなった。京セラの稲盛和夫さんも亡くなったし。

キリスト教がビジネスにどう役立つか、研究中です!


 
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スピリチュアルな田中正造

2024年10月16日 | 人物
足尾銅山鉱毒事件の田中正造は、かなり、スピリチュアルなところに行った。

独自のキリスト教というか「神」観を身に着けた。新井奥邃に影響を受けて。新井奥邃、スウェーデンボルグ、エマソン的な、「神」観。

つまり、天のどこかにゴッドがいる、のではなく、自分の心の中に神がいる、っていう、近代的な、「神」観。100年前の当時には、今よりも、新しく珍しい「神」観。

~~~以下引用~~~

人の霊は「神の分体」である。神を見たいと願うならばまず汝を見よ。

汝の行いが神に告げて罪がないか、罪があれば神を見ることができないのは当然である。

汝の身に真に欠点がないかどうか自分に問うてみて、人として恥なしと確信すれば、その上は神である。

汝の身のなかにある神の分体を見ようと欲する者は、力をつくし、精をつくせば見ることができる。

天を仰いで神を見るのは、 そのあとのことである。まずさきに汝の身中を見よ。

身中一点の曇りなく、言行また明らかであると信ずれば、神を見ようとする心が生ずるであろう。真正に見ようとする心になるであろう。そうすれば神を見ることができるであろう。

このようにまず汝のうちに神を見いだし、それから天を仰いでみるならば、天の父も母も皆見える。

まず汝を見、天を仰げば、天地一物、神一物、我は神の分体にして神の子である。 

~~~引用終わり~~~

なんだかほとんど牧師みたいなフレーズ。

左翼・人権派の方々が田中正造に触れたがらないとすれば、その依る所の唯物論的考えが、田中正造のこういうスピリチュアルな部分を受け付けないからだろう。

こういう田中正造は、ガンディとそっくり。これは別項で。


 
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山川健次郎 元白虎隊隊士・東大総長

2024年10月14日 | 人物
多久さんの武士道の本を読んでいたら、山川健次郎ってあまり聞かない人が出てきた。

元白虎隊隊士で、物理学者で、史上最長の東大総長。こちら

恥ずかしながら、知りませんでした。とても立派な方だったようです!

 
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ユーグレナ出雲社長44歳

2024年10月06日 | 人物
ユーグレナ出雲社長。

今朝の日経ヴェリタス。

44才にしては貫禄出てきました、、、

社長の顔は会社の顔。私は若々しくありたい!
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ビリー・サンデー アメリカの最も有名な伝道師

2024年10月06日 | 人物
ビリー・サンデーは、20世紀初頭の、有名な伝道師。

一回の伝道で何百人を回心させた。「生涯に回心させた数」ではギネス級では? パウロを超える?

ちなみに元大リーガー。アメリカの反知性主義を象徴するような人物。こちら(英語のウィキ、日本語なし)



Billy Sunday: A Voice For God
 
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GiftedよりRounded

2024年10月05日 | 人物



最後の方で、gifted より rounded と書いてあるのが刺さりました。

渋沢栄一も、『論語と算盤』で、「偉き人より完(まった)き人」と述べて、智・情・意の三徳を兼ね備えた人物を評価しています。




アリストテレスが「一芸に秀でていてはいけない」と言ったのは知りませんでした。

Giftedがこの10年もてはやされていますが、社会性に欠ける一芸に秀でた人は、その非社会性が、いずれ仇になる。

大谷翔平も、藤井翔太も、野球と将棋だけではなく、人格的にも優れていますよね。

私ももっと、バランスのとれた人物になります!

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慈善家ではない渋沢栄一

2024年10月05日 | 人物
渋沢栄一は、慈善家・フィラントロピストとしても知られる。生涯に膨大な寄付をした。

しかし。

単なる慈善家ではない。

王子の自宅近くを散歩していたとき、浮浪者たちが渋沢に寄ってきた。周りの民衆は、「慈善家」渋沢がどれくらいのお金を渡すのか、固唾を呑んで見守っていると、渋沢は、浮浪者たちに向かって

働け!働け!額に汗して働け!

と一喝した。

以下の本の142頁。


 
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ガンディと西郷隆盛

2024年10月04日 | 人物
ガンディと西郷隆盛は似ている。

2人とも私は大好き。事務所ロゴはガンディの言葉(とされる言葉)から取ったBe the changeだし。西郷隆盛が流された沖永良部島にも行ったし。

でも、ガンディと西郷を比べたこと、並置したことはなかった。

似てる。

「道」を実践したという点で。
「欲」を捨て去ったという点で。

道を求めるってことは、欲を捨て去るということ。

ガンディは、食欲・性欲・睡眠欲を極限まで削った。
食わずにガリガリになった。抗議の断食をしたりした。自分の死で社会を脅した。
60歳くらいで、性欲を断てたかを確かめるために、若い女性と裸で同衾する「実験」を行ったりした(だからガンディをロリコンだと非難する人もいる)。
睡眠欲も削った。早朝から起きて10キロくらい毎朝散歩していた。

 

西郷もしかり。「命も要らず、名も要らず、、」は有名。明治になっても赤貧でいたのも有名。「児孫のために美田を買わず」も有名。

沖永良部島に行って知ったのは、家族円満の秘訣として「欲を離れる」ことをアドバイスしていた点。

 こちら(沖永良部島の写真)

西郷が「道」を実践する求道心の権化だった点については、以下の本にも活写されている。菅野さんの本はほんとうにいい。

 

____________

ガンディも、西郷も、欲を離れようとしていた。そして実際、かなりの程度まで、欲を離れていた。

ほとんど仙人のようになって、死んだ。

ガンディはインドの西郷だった。
西郷は日本のガンディといえる。

今日もいいconnecting the dots ができました!

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エマソンと中江藤樹は似ている

2024年10月04日 | 人物
ネット叩いても誰も指摘していないが、エマソンと中江藤樹は似ている。

19世紀初頭に、超絶主義(Transcendentalism)を初めて、キリスト教を「心の中」に持ってきたエマソン。主著『自己信頼』の題名がエマソンの考えを端的に表している。

客観的なイエスとか教会とかの権威ではなく、主観的な自分の内心こそが全て。

Nothing is at last sacret but the integrity of your own mind
(自分の心のインテグリティだけが神聖だ)

ってエマソンの言葉に、エマソンの思考が詰まっている。

____________

そのエマソンより200年も前ですが、日本の陽明学の祖・中江藤樹も、朱子学ではない、権威よりも自分の内心だ、的な位置づけ。

佐藤一斎も、西郷隆盛も、吉田松陰も、坂本龍馬も、高杉晋作も、みんな陽明学。その祖が中江藤樹。

その藤樹とパラレルに位置するエマソン。

藤樹を研究する人はエマソンを知らず、エマソンを知る人は藤樹を知らないのか、両者を結びつける人はいない。

ただ、日米両国の思想史において、とっても似たような位置づけにあると思います!
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川路聖謨が毎日7000回槍をしごいていたのは63歳

2024年10月01日 | 人物
川路聖謨(かわじ・としあきら)は、江戸末期の伝説的外交官。その知性とユーモアでロシアを唸らせた。

63歳で隠居しても、「いつお召がかかるかわからない」という使命感から、毎朝、早起きして、身体を鍛えまくっていた。
  1. 西洋銃手前30回
  2. 木馬200カク
  3. 7000回(うち、大槍2000、小槍5000)
  4. 大棒750回
  5. 大刀450回
  6. 居合100本
  7. 大刀片手遣いその他400回
  8. 甲冑試歩1万8000歩
以上は素振り(槍だと「すごき」という)の回数。

こ、これを、「日課」として、63歳がやっていたんですよ、、、 
これを超人的と言わずして何と言おう。

以上の数字は、以下の1万円を超える本の、673頁。

 
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