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川塵録

『インテグリティが浸透するコンプライアンス・カルチャーの創り方』発売!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

山田コンサルティング創業者 山田淳一郎さん

2024年09月30日 | 人物
東京駅近くに、税務で有名な山田コンサルティング/山田&パートナーズって会計・税理士事務所がある。

この創業者山田淳一郎さんが、1980年くらいにキャリアをスタートさせたのが、私が勤務する溜池山王の永田町法曹ビル701。同じ部屋。

オーナーから「山田先生がキャリアをスタートさせた縁起のいい部屋です」とご説明をいただいた。

山田先生は財団まで作っていらっしゃる、、、 こちら

私も、山田先生を倣って、BIGになって、財団を作って社会貢献できるようにがんばります!
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思想家田中正造

2024年09月30日 | 人物
田中正造は、単なる活動家ではない。

思想家であった。

「近代日本において、田中正造ほどスケールの大きな思想家は他にいない」

と、言われている。

リベラルの方々は、もっと田中正造の思想家的側面をご研究されるといいのに。

50歳の誕生日に事務所に届いた本から取り急ぎ。







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袴田ひで子さんがすごい

2024年09月30日 | 人物
袴田巌さんを支えた、実姉のひで子さん。姓は袴田ではないか、でも旧姓は袴田のはず。

91歳。

とても91歳には見えない。

弟の無罪を晴らさにゃ、という執念が、ひで子さんをして、若さ気丈さを保ち続けさせた。

人間は年齢ではない。

そんなことを考えさせられます。

本日16時で50歳になるオッサンの述懐でした。

50年間支えてくれた父さん母さん、兄ちゃん、大磯の皆さん、今の家族、その他スタッフ・クライアントの皆様、ありがとうございます。

これからも真摯に生きていきます。

写真は今朝の日経新聞。
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川路聖謨 駕籠の中でも読書 

2024年09月29日 | 人物
川路聖謨(としあきら)に改めてシビレている。

刻苦勉励の人。武士。

こういうストイックな武士が、何万人も江戸時代にはいたんだろう。そういう先人たちが日本を作ってきた。

川路聖謨が、丑三つ時に起きる超早起きで、そこから毎朝槍をしごいたりして身体を鍛え(いや、戦の準備をしていた、というべきか)、文武両道の人だと言うことは知っていた。

ロシアとの交渉で、ロシアを唸らせるほどの才能と魅力を見せつけた、ということも知っていた。例えば、交渉相手・プチャーキンの述懐:

川路は、その鋭敏な良識と巧妙な弁舌において、ヨーロッパのいかなる社交界に出しても一流の人物たりうるであろう

 こちら(Amazonレヴュー)から

しかし、彼が、寸暇を惜しんで、駕籠の中でも読書していた、というのは知らなかった。

川路聖謨に魅力があるのは、細かく自ら日記を書き残したりしたため、こういう細かい具体的なエピソードが豊富なところ。松陰、西郷、晋作、龍馬あたりよりも、豊富。だから解像度が高く、彼の人物・内面・人となりを推し量ることができる。

駕籠の中でも読書、、、、 駕籠ってめちゃ揺れるはず、、、

そういう先人たちが日本を担ってきました。私も負けてられん。

Amazonでググるだけでも、川路聖謨の本は10冊くらい出ている。私が好きな出久根達郎も川路聖謨の本を2冊も書いている。

川路聖謨本はほとんど買いました。川路を知らねば幕末・江戸・武士を知ったとは言えぬ。

 
 
 


↑ 槍をシゴくこと7000回、、、


↑ 川路の日課。

「槍 七千」の文字がある。「甲冑試歩1万八千歩」も。

戦場に行く甲冑をつけて、屋敷の中を1万8000歩も歩いてる、、、、、 

これを「日課」としてやっている、、、


↑ 川路の遺書。「汗青に愧じず」ってのが私好み。歴史観・大局観を持て。

最後の署名を見ると、「頑民斎」と号していたんですね。



↑ 上記3枚の写メはこの本から。大橋さんの本はいい。


 
↑ 迷ったけど1万円以上するこの本も買ってしまった、、 1万円で川路聖謨の息吹を我が物にすることができると考えれば、安い買い物だ。

いい本を物理的に手元に置いておく。「背表紙をして語らしむ」。その絶大なる効果を侮ってはならない。
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新渡戸稲造の意志鍛錬

2024年09月28日 | 人物
新渡戸稲造は、以下の3つを生涯、続けていた。
  1. 母の命日に、一日部屋に籠もり、母の手紙を読み、祈る
  2. 毎朝水浴
  3. 日記を書く

特に2と3は意志鍛錬のため、らしい。

私も毎日ブログを続けていますが、これはもはや習慣で、意志鍛錬のためとはいえないな、、、

毎朝水浴はできていないけど、毎朝のランニングとGYM通いは続けています!


 
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紀藤正樹弁護士の品位

2024年09月28日 | 人物
紀藤正樹弁護士がこんなTweetをしているんだ。

最後の方。相手方弁護士を揶揄。

こういう方なんですね、紀藤正樹弁護士というのは。

私も決して品がいい人間とは言えないので、人のことは言えないかもですが。

記録として残しておきます。
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愚に徹した田中正造

2024年09月25日 | 人物
新井奥邃(おうすい)は、田中正造に「思想的に革命的な影響」を与えた。
だから「新井先生が田中正造の魂のお師匠様」であった。

 
この花崎皋平さんの本では田中正造が「愚」に徹したことをよく活写している。31年間、正造は新聞も読まなかったらしい。行動あるのみ。

著者の花崎さんは、田中正造全集もよく読まれている。ご存命なら94歳くらい、、 素晴らしい本なので読後感を記した感謝状でも書きたいが届くだろうか。

って調べたら、まだご存命っぽいですね。もとはマルキシスト。こちら

愚に徹したのは、田中正造以外に吉田松陰を思い出す。最近はみんな小利口になっちゃって、愚に徹するって人は出てこない。

SNSやマスメディアが発達したから、「愚に徹する」って開き直りがもうできないんだろう。その知的レベルをしばしば揶揄される小泉進次郎さんを見てそう思う。

____________

なお、この本で見つけた

 「天の父が全(まった)きが如く、汝らも全かれ」

…三好務牧師(上記の花崎さんの牧師)の表現。

マタイ5:48そのまんまですが、完全を目指すのは要するにインテグリティですね。


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田中正造の霊性・精神性・哲学性

2024年09月25日 | 人物
田中正造。足尾銅山鉱毒の人。天皇に直訴した人。

とだけしか知られていないが、いろいろ調べると、田中正造の霊性・精神性・哲学性は、とってもたくさん研究されている。

田中の精神性を研究した本だけでたぶん余裕で10冊以上ある。学究的な本・論文を含めると30とかあるのでは。

私は田中正造の本を全部読んでいると思いきや、以下の本を読んでいなかった。

 
この本で曰く、

 田中正造は、晩年、永遠悠久の天地に神性を見る境地に達した

とある。実際、田中正造は

「天地間の一切皆神の造れるものニて、天地間のすへで(≒すべて)ハ皆神のものなり」

とか言っている(全集11巻269頁)。

まんまクリスチャンじゃないか、、、

100年経って残るのは精神のみ。
「功利主義者・唯物論者の損得哲学」しかない「魂を半分しか持たないような屁理屈屋」(←いずれも新渡戸稲造の表現)は、死後10年くらいすると忘れ去られる。

なお、2年半前に亡くなった石原慎太郎について、ほとんどその親族くらいしか語っていない。彼の精神性はあまりインパクトがなかったということだろうか。
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鍵山秀三郎さんの「惜福」

2024年09月24日 | 人物
幸田露伴に「幸福三節」みたいのがある。

  1. 惜福
  2. 分福
  3. 植福

つまり、

1 福を惜しむ。使い切らない。
2 福を分ける。お裾分け。独占しない。
3 福を植える。将来のための投資。

鍵山秀三郎さんが、この「惜福」を実践している。

「枠を使い切らない」って表現で。

例えば:

  1. 飛行機や新幹線で、隣の肘掛けを使わない
  2. 支払いは納期前に
  3. 待ち合わせ5分前に行く
す、素晴らしい。稲盛さんがいう「土俵の真ん中で仕事する」ってのも、これに近い。

まずは「惜福」から改めて実践します!





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熊沢蕃山と「神」

2024年09月22日 | 人物
憂きことのなほこの上に積もれかし
 限りある身のちからためさん

で有名な陽明学者の熊沢蕃山は、しばしば「神」に言及していました。

人見て善しとすれども、
神のみること善からざる事をばせず

儒教では「天」なのに、なぜ「神」なのか。
研究論文とかあるようです(取寄中)。

ちなみに、「善」し なんですね、「良」し ではなく。
「羊」が持つ生贄という神聖な意義が絡んでいる。

この論文読んだらまたご報告差し上げます!
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田中正造と新井奥邃

2024年09月16日 | 人物
足尾銅山鉱毒事件の田中正造は、新井奥邃をその精神的な師としていた。兄弟のような付き合い方をしていた? 田中が奥邃の家に泊まったりしていた。

田中が没する直前(生前)に、奥邃が田中(の身辺の方)に当てた手紙:


「肉体も実に大切なるものに候へども、人の生命は誠に永久にして肉体以上にあることを明らかにせざるべからず。 
 田中翁はその肉に死するもその人は死せず、何事のその身辺に起こるも必ず翁のために悲しむなかれ。またいたずらに喜ぶなかれ。」


かように、奥邃と田中には深い精神のつながりがありました。

田中の裁判を無償で支えたのも、中村秋三郎という、これまた新井奥邃の弟子でした。
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森信三は新井奥邃を深く尊敬していた

2024年09月16日 | 人物
人生の師父みたいに言われる森信三は、新井奥邃を深く尊敬していた。

 
死ぬ前にも、

「茫々90年。わが幻の師は、遂に新井奥邃先生ならんか」

の言葉を遺して97歳で死んだ。

森信三はクリスチャンではない。全一学って総合哲学みたいなものを創設した。

イエローハットの鍵山秀三郎さん(最近、かなりの読書家だと知った)も、新井奥邃から影響を受けている。

林竹二という宮城教育大学長が

「新井奥邃という人は、(中略)キリスト教の信仰、その思想的な把握の深さにおいては、日本はもちろん、世界でも比肩するものは稀であろうと思います」

とまで言っている。


 
いつかじっくり新井奥邃を研究したい。
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共産党系 井上真吾さん

2024年09月13日 | 人物
共産党だけど家庭連合の解散命令に反対する方がいらっしゃる。

北九州市議の井上真吾さん。

素晴らしい。

サンデイ世界日報から。
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太田光も宮沢賢治好き

2024年09月13日 | 人物
太田光も宮沢賢治が好きなんだ。

彼はすごい読書家。



私も宮沢賢治好き。好きというか、

世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない

こういう言葉を吐く人の精神性に興味がある。

調べていくと、国柱会、石原莞爾、日蓮、スウェーデンボルグ、新井奥邃、妹トシ、帰一協会、渋沢栄一、成瀬仁藏、日本女子大学、、、 




このへんはみんな宮沢賢治関連で繋がっている。

どころか、新井奥邃は

未だ世界全体が救われないのに、まず一個人または数人のみが円満に救われると伝うことは必ず有りうべからざる理を知らなければなりません。

とまで言っているんですね。賢治がこの奥邃の考えを拝借したっぽいですね。
新井奥邃と宮沢賢治が遠く見たもの - GAIA:楽天ブログ

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「新井奥邃の人と思想」にこんな言葉が目にとまった。友に対する循環の黙愛ということがあります。それは毎日一人づつ、その日は特に誰を思うというふうにして、...

楽天ブログ

 
今、実は私は、新井奥邃著作集全10巻をほしいと思っている、、、 Yahooオークションでは8万円、、、

そのうちどこかでゲットするかもです、、、




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内村鑑三は尊厳死だった

2024年09月10日 | 人物
鈴木範久さんの最新刊『内村鑑三問答』210頁にシレッと書いているけど、内村鑑三って「尊厳死」だったんだ、、、


なにかの薬を注射して。

これって、この鈴木さんの本でも何も突っ込んでないし、ググっても誰も書いていないけど、キリスト教的には、大問題な事実、、、

キリスト教は自殺を禁じていますから、、、

完全なクリスチャンとは言えない私が、これをもって内村鑑三の背教的行為をなじろうとは思わない。

でも、敬虔なクリスチャンの中には、この内村の尊厳死から、多くを考える方はいらっしゃるのでは、、
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