酸水素ガスとはなにか！

■本物ならば石油燃料に代替！
　先日の某テレビ局ニュースで、東京・大田区のプラントメーカーが開発（発見？）した酸水素ガスについて報じていました。
　酸水素ガスとはどのようなものでしょうか。水を電気分解すると酸素ガスと水素ガスが発生します。しかし、振動を加えつつ電気分解すると酸水素ガス（酸素と水素の結合体ガス）が発生し、これが燃料になるというものです。
　ニュースでは実際に小形エンジンを動かす実験をしていました。説明によればこの酸水素ガス、安全で無公害（燃焼しても水に戻るだけ）、しかも保存しやすく、また比較的高い温度で液化（－178℃。因みに酸素－183℃、水素－253℃）する優れものとされています。
　なんだか眉唾物（失礼）の感じもありますが、もし本当なら大変なことだと思います。特にエンジンの燃料に使用でき、しかも酸素を必要としないのですから（実験ではエンジンの空気取り入れ口を塞いでいました）、凄いものです。この酸水素ガスで石油燃料を代替することができれば、その用途はかなり広がることでしょう。
　それにしても大田区の一中小企業がこのような凄い発明（発見か）をするとは、痛快です。
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