更新です。
家族全員のハイライトが終わり、少し気が楽になりました。が、
本ブログ、私の記録として外すわけにはいかないのが、我が家の庭、バックヤード
です。昨年の後半よりいろいろありました。後半と言いましても実際には、昨年の
5月頃からとなります。( 今更ですが、一年以上前です。) 何があったかは、以下
に書き綴っていきます。
55年
まだ息子たちに手がかかっていた頃のある夏、庭に出て、ふと雑草混じりの少し
赤茶けた芝を見て、「夏らしくないなー・・」と。そしてぼやーんと頭に浮かんで
きたのが「ヒマワリ」と「アサガオ」の花でした。日本では、夏になるとあちこ
ちで見かけ、カリフォルニアでも勿論珍しくはありません。長男が幼稚園くらい
の頃でしょうか。一夏だけ家内が庭で育てたような記憶はあります。但しそれっ
きり。その後は、私自身の仕事は勿論、息子たちが学校に通い出すと、家内、私
共に、現地校、日本語補習校に加えてサッカーの練習と試合の送り迎えなどなど、
日々が慌ただしく過ぎていき無縁のものでした。いつかはここで見よう。そう思っ
て年月が経っていきました。
昨年の5月。GOです。
ある週末に準備を開始。ヒマワリとアサガオの種、園芸用の土、小さな植木鉢、
プランターを揃えました。ヒマワリ、アサガオ、それぞれ小さな植木鉢に種を
少しずつ埋め、毎朝の水やりが開始。私の新しい日課です。小学校低学年だった
と思います。夏休みの宿題の一つが「観察日記」でした。アサガオだったか、
ヒマワリだったか、どちらだったかは憶えていません。毎日、水やりをして、
好きな絵を描いた後、数行ですが、頭をかかえながら文章を。(苦痛だった記憶
があります。)小学校の1、2年生だっとすると、私にとっては、55年ぶりです。
話を戻します。どちらも種を蒔いてから10日ほどで芽が出てきました。その後
すくすく育つものと思いましたが、甘かったです。それからが時間がかかりま
した。北カリフォルニアは夏といえども、肌寒い日が多く、気候のせいだった
かもしれません。小さな芽は、「大丈夫かよ」と思うくらい、のらりくらりと
成長。それでも、新しい小さな葉をつけたりすると、それはそれで嬉しく、55年
前が蘇ってきました。( さすがに絵日記をつけることはありませんでしたが。 )
以前、本ブログでも触れています。我が家の庭で存在感は薄かったのですが、
アイリスが何株かありました。それまで放りっぱなしだったアイリス、一昨年
前に全ての株を掘り起こして、配置のし直し。暫くすると、根がはると共に、
濃い緑の葉もつき、かなり楽しみにしていました。残念。昨年の夏は、最後
まで花をつけることはありませんでした。よって、アサガオとヒマワリへの
期待も大きかったわけです。
期待とは裏腹に、アサガオもヒマワリも成長のペースは想像以上に遅く、大き
な鉢とプランターに植え替えるサイズになったのは3ヶ月経った8月でした。
ここでひとつ付け足します。栽培を開始したヒマワリ、実は、日本で見かける
人の背丈まで高くなる種類ではなく、膝上程度の高さの小柄な種類でした。続け
ます。ヒマワリには、大きな鉢を3つ用意して苗を移動、アサガオは、つるが
巻き付くトレリスを立てたプランター2つを用意。アサガオの小さな茎は、直ぐ
にトレリスに巻きつき始め、間もなく待望の花が咲きました。鮮やかな青い花
です。ヒマワリの方は、それから1週間以上経ちましたが、夏も終わりに近づく
9月。ようやく開花。良かったです。時間はかかりましたが、昔、ぼんやりと
イメージした光景が目の前に現れました。黄色と青、我が家の庭で遅い夏を演出
してくれました。
さて、ここまでですと何てことないのですが、続けます。
リスのお礼参り
日本でリスを見かけるのは、ごく限られた地域だと思います。学生時代に住んで
いた東海岸のワシントン DC もそうでしたが、ここ北カリフォルニアでは、日本
のスズメのように、あちこちで姿を見かけます。我が家の庭にもよく現れ、木を
かけ登ったり、塀の上を走る姿は、昔から珍しくありませんでした。
7月の末でした。毎年、手の届く範囲で枝切りをしていた庭の梅、りんご、プラム
の木、つるバラは、年々、手のつけられない状態となり、とうとう業者さんを雇っ
て枝を取り払ってもらうことになりました。丸一日を使った作業の後、木の枝は
随分とさっぱりして満足だったのですが、何と作業中にリスの赤ちゃん2匹が落ち
てきました。木の上に巣があったようです。産まれて間もなかったのでしょう。
2匹とも目は閉じたまま、体は毛の全くないピンク色。よく動き、元気そうでは
あったものの、1匹は落ちた時に打撲したのでしょうか。少し経つと体の一部が
黒みを帯びてきました。
業者の方達が、作業が終わって引き上げた後、息子たちが2匹を、ラクーンや猫や
カラスに見つからないような場所を選び、巣ごと枝の中に戻しました。翌朝、巣を
チェックすると、親リスが来た様子はなく赤ちゃんリスはそのまま。困りました。
次男がネットで、親リスと離れ離れになった赤ちゃんリスについて検索したところ、
リスの鳴き声を暫く流して親リスが戻って来たとの書き込みがありました。早速
鳴き声をダウンロードし、庭で音量を上げて流し待つこと1時間。残念ながら、
親リスが来る気配は全くなし。このままでは2匹共命が絶えるのは明らかでした。
どうするか?最寄りのNPO 動物保護団体 に電話で相談することにしました。事情
を説明したところ、引き取ってもらえるとのこと。一安心です。
直ぐに保護団体のオフィスに、体を冷やさないように柔らかいタオルで覆って箱に
入れた2匹を持って行きました。受け付けてくれた担当者によると、この季節、
リスの赤ちゃんはよく持ち込まれるそうです。黒ずんでいた方のリスは少し元気が
なくなり、助からないかも・・とは、家族で一致した意見。もう1匹は、きっと
ここで元気に育つに違いない、と希望をもってオフィスを後にしました。
その翌日だったと記憶しています。親っぽいリスがやっと登場。枝がさっぱりした
木を登ったり降りたり、明らかに子リスを探している様子でした。遅すぎる・・。
その後も何度か現れて、最終的に諦めたようです。かわいそうでしたが、仕方あり
ません。
さて、問題発生です。リスが芝生の土を掘り返す姿は以前からよく見かけましたが、
この頃から植木鉢の土を掘り起こしてドングリを埋めたり、掘り出していくように
なりました。掘る土はどこでもあるのに・・。直ぐに手を打ちました。目の細かい
金網を切って植木鉢の縁を囲い、リスの手が届かないようにしました。ヒマワリと
アサガオをプランターや大きな鉢に移した後、リスのターゲットはアサガオとなり
ました。プランターは、土の上に金網を敷いてリスが掘り起こせないように。その後、
何度も近づいて来ては諦めるリスを見て、「フフフ。」対応は万全。
9月、アサガオ、ヒマワリ共に満開。しかし、中旬になると、ヒマワリの花の一部
が少ししおれてきました。そろそろ終わりのようです。十分に楽しませていただき
ました。そしてある朝、ブラインドを開けて庭のヒマワリに目を向けると、花の半分
以上が無くなっていました。ギョッとして庭を見渡すと、花びらや茎があちこちに
散乱。そしてリスの姿。リスが花を茎から食いちぎって種を食い荒らしていったよう
です。
「貴っ様ぁーっ!」
庭に飛び出しましたが、私ごときに捕まるリスではなく、サッサと塀に飛び乗って
トンズラの体制。その数秒後です。我が目を疑うことが起こりました。私がそれまで
に知るリスは、危険を感じると、木の幹の反対側に周ったりして、自分の姿を完全に
隠して身を守る、警戒心が強くすばしっこい動物でした。しかし、この時のリスは、
私がそこまでは追ってこれないことを知っていたのか、塀の上の一番奥で立ち止まり
ました。そうは考えたくありません。偶然のはずです。事もあろうに私に背を向け、
余裕で身繕いを始めました。私に向かってケツをふってきたのです。
「畜生おぉぉーっ!」
(後から感心しました。この言葉は、まさにこの状況を表現するためにあるのだと。)
少し間をおき、リスは私を無視してピョンピョンとお隣の庭の塀に飛び移って消えて
行きました。その後も私の怒りは収まりませんでしたが、考えました。やはり、リス
の赤ちゃんが原因か?
「ツルの恩返し」というのはありますが、まさか「リスの逆恨み」、「リスのお礼参り」
を受けるとは・・。私がヒマワリの花を鑑賞している時、きっとリスも種の収穫や、
仕返しを考え、ワクワクしながら見えないところから鑑賞していたのでしょう。
その後、ヒマワリは全て根っこから引き抜き、鉢を再び使えるようにきれいにして
片付けました。春からコツコツと水やりをして、一生懸命に育てたヒマワリ。数週間
きれいな花を見れたことは幸いでした。リスは、アサガオの花には手を出すことは
ありませんでしたが、プランターには、土を掘り返すために、その後もしばしば近づ
いてきました。冬が来て、年が明けて、春。今年はヒマワリもアサガオも栽培せず。
リスはと言いますと、木の枝、塀の上では見かけましたが、庭に降りてくることは
ありませんでした。
バックヤードのハイライト、続けます。
裏木戸
我が家のバックヤード、庭には、アメリカの一戸建て家屋では、どこでも見かける
裏木戸があります。初代の裏木戸は、現在20歳の三男が幼稚園に入る前の頃、彼が、
足けり自動車に乗って勢いよくぶつけて大破。かなりの時間をかけて作り直しました。
あれから長い年月が経ち、2代目も風雨と強い日差しにさらされボロボロ。とうとう
機能しなくなり、3代目が必要となりました。今年の6月でした。行動開始です。
2代目を作った時は、電気ノコギリも電動ドリルもなく、普通のノコギリ、金槌、
ねじ回しを手で使っての作業。今、思い返しますと大仕事でした。そして3代目。
電気ノコギリ、電動サンダー、電気ドリル、全てが揃っています。また、それだけ
ではなく、強力な味方の YouTube。作業は楽になるはずでした・・。それでは、
完成までを追っていきます。
まず、既に外れてしまったガタガタの戸のサイズを正確に測って記録。基本的に10
数年前と同様、壊れた戸のコピーの製作となります。その後、必要な材料をリスト
アップし、YouTube のビデオで裏木戸製作工程をチェック。全ての確認が終わると、
ある週末の朝、日本で言うホームセンターに行き資材を調達。準備は整いました。
不安はありませんでした。と言うのも、たまたま見つけた YouTube のあるビデオが
プロの大工さんのチャンネルでした。その中に、同じサイズの裏木戸を製作する
ビデオがあり、細く丁寧に工程を解説。一通り観終え感動し、この人を師と仰ごう
と決めました。同時に計画も変更し、師匠の解説に沿って作ることにしました。
さて、木曜日。仕事を少し早く切り上げて作業開始。週末までに余裕で作業を終え
る計画でした。早速、木の板を電気ノコギリで切り、ネジ穴をあけ、全てのパーツ
を一旦地面に並べ組み立てを想定。完璧です。師匠の解説の通り、半分だけを組み
立て、支柱との取り付け位置まで持って行き、蝶番の位置を確認。(わざと半分しか
組み立てていない戸は、既にかなりの重量がありました。)ここで問題が・・。戸の
裏側に斜めに渡した支え板が邪魔をし、予定位置に蝶番を取り付けられないことが
分かりました。落胆する中、この日の作業は終了。
翌日、金曜日の夕方です。全ての板を一旦バラし、予備用として購入していた板を
カット。新しい支え板を用意したところで時間切れ。この日の作業はそれほど進ま
ず終了。
土曜日。板の買い足しが必要となり、朝一番でホームセンターに。帰宅後、半日を
かけ、黙々と手を動かして組み立てを完了。蝶番の取り付け位置をチェックする
ため、再び重い戸をエッチラオッチラ支柱のところまで持って行きました。すると
蝶番の位置はOK。しかし支え板が数センチだけ長く、戸が閉まらないことが判明。
「・・・」泣きたいところをグッとこらえて、全ての箇所の寸法を改めて計測です。
2代目の戸は、初代の複製であったため、その辺りは問題なく対応して作られて
いたのです。ビデオの解説に頼らず、壊れた戸の正確なコピーを作っていれば何も
問題はありませんでした。自分のミス。時既に遅し。
日曜日は別の用事があり、作業は一切無し。
月曜日の夕方です。作業再開。戸の板を再び全て取り外し、一部の板はカット。
組み立てに全神経を集中させて完了。戸に取り付ける蝶番の位置と戸の開閉の
問題は解決。時間切れになる前に、戸の支柱への蝶番の仮取り付けをしてみま
した。「・・・」どんなに頑張ってもネジが入らない・・。ネジの太さと長さが
原因でした。普通の電気ドリル(ドリル・ドライバー)ではパワー不足でネジが
奥まで入りませんでした。落胆を通りこし、涙を流す気にもなれず、作業は明日
に持ち越し。
火曜日。仕事を開始する前に、早朝、ホームセンターでインパクト・ドライバーを
購入。午後に仕事を一旦切り上げ、いよいよ戸の支柱への蝶番の仮取り付け作業。
今度は大丈夫です。ネジは奥まで入りました。さあ、戸の取り付け開始です。一人
で戸を固定しながら蝶番を取り付けることは容易ではありませんが、息子たちは
3人とも家にいません。頼るは自分のみ。少し時間がかかりましたが、無事に一人
で終えました。取り付け完了。開閉チェック。問題ありません。四隅チェック。
全て完璧です。少し離れて戸全体を見渡しました。悪くありません。反対側も
チェック。全て良し。
失敗が多い北カリフォルニアのお父さん、予定していた時間をかなり超過しまし
たが、何とか作業を終えました。感無量です。今回もいろいろ学びました。勿論、
師匠にもお世話になりました。その後、庭の工具やら残った資材やら全てを片付け、
コンピューターの前に戻って仕事を再開。その後の夕食時に飲んだビールの味は、
格別であったことは言うまでもありません。
以上となります。バックヤード、いろいろありました。この先も少しずつ手を加え
ます。また本ブログで書き綴ることも出てくることかと思います。
それでは写真です。(ヒマワリ、アサガオ、リス、裏木戸に追加したものがあります。
かなり多くなってしまいました。)
2023年5月 ヒマワリ・アサガオ・プロジェクト
土、プランター、トレリスを用意。
小型の植木鉢は、フロントヤードのリフォームで使用したものをリサイクル。
種を植えて約10日。ヒマワリです。
こちらはアサガオ。
ここまでくるのに2ヶ月かかりました。
さあ、移し替えます。まずはヒマワリ。大きめの鉢は、樽風のデザインです。
完了。
次にアサガオをプランターへ。
つるが巻きつき始めました。
待望の花です!
処分しないでとっておいた息子達の古いスケートボード。
お日様を追って移動します。
そして間もなく。
咲きました!
少しちっちゃなヒマワリですが。
少し時間をおいて、こちらも。
2023年7月 トリム・プロジェクト
花が咲く前の7月末。うっそうとした木の枝をカットしてもらいました。
切り落とした枝と葉っぱは、かなりの量です。
すっきり。裏の家の人たちも喜んでいたことでしょう。
木の枝から巣ごと落ちてきたリスの赤ちゃんです。育って
くれていたらいいのですが。
2023年10月 対リス・プロジェクト/お礼参り
リスの土掘りが目立ってきました。ガードです。
こちらも。
そしてアサガオ。何故かリスは、ひまわりの鉢の土には手を触れませんでした。よって、
ヒマワリの鉢の中に金網を敷くことはしませんでした。ところが、
やられました。(こんな写真を撮っていたとは。すっかり忘れていました。)
無惨な姿。
満開のピークを過ぎていたのは幸いでした。
残ったヒマワリの花。終わってしまいましたが、植えて良かったと思います。
アサガオは、その後1ヶ月近く楽しませてもらいました。
もうとっぷり秋でした。
2023年10月 サボテン・プロジェクト
次は、バックヤードから裏木戸を出たところにある縦長のスペース。我が家とお隣との
境の部分に手を加えました。
私たちが移り住んだ時から庭の隅にあった大きなサボテン。昨年、株を分け、いくつもの
鉢に植え替えました。根本の砂利は、リスの悪さが活発になってから加えたものです。
裏木戸とドライブウェイの間に並べてスッキリ。
続けます。
2023年10月 裏木戸の手前・プロジェクト
昨年の10月。裏木戸の手前のスペースも手を加えました。土を掘り起こし、
レンガ色の砂利を敷きました。
バックヤード続けます。
2023年10月 対雑草・プロジェクト
今回の写真でチラチラ登場する植え込み2本。根もとには、砂利が敷かれていましたが、
雨季になると雑草が生い茂り、手を加えることを決定。昨年の10月下旬です。
掘れば掘るほど雑草の太い根が出てきました。
いつものステップ (1):モグラよけの金網
いつものステップ (2):防草シート
新しい砂利を敷き、
終わりました!
続けます。今年の写真です。
2024年春 バックヤード・オリジナル・メンバー
この春のつるバラです。昨年、業者さんにトリムしてもらいましたが、殆ど元通り。
アイリスです。昨年株分けをし、1年以上経って花が咲きました。
毎年お馴染みのカラーです。
この春は、白と紫のコンビネーションを楽しませていただきました。
2024年春 フロントヤード
ついでに今年のフロントヤードです。
後列からゼラニウム、Mexican Feather Grass、Boxwood。この3つは元気なのですが、
最前列の Blue Fescue は茶色の葉が多くなりました。来年は植え替えかもしれません。
2024年6月 裏木戸・プロジェクト
いよいよこの夏の裏木戸に移ります。
10数年の後。2代目、お疲れ様でした。
お馴染みの場所。だだっ広いお店ですが、どこの列で何が見つかるか、かなり分かって
きました。
さあ、開始です。
2代目の頃と比べますと、便利な工具がずい分と揃いました。
ひたすら作業を続けます。
出来たっ!と思ったのも束の間。
この右端の支柱と、そこに固定してある外を向いた塀の板が原因でした。
結局、二度バラバラにしました。まず支え板の長さと配置位置、その後、端の板の幅を
調整し、全てを並べ替えて組み立てました。
支柱に蝶番を取り付けられること、戸の開閉が問題ないことを確認しました。後から
オレンジ色のペンキで塗ることにしていましたので、その時に蝶番にペンキがつかない
よう、あらかじめ、その下を部分的に塗りました。
左がドリル・ドライバー、一般的な電動ねじ回し兼ドリルです。右は回転に打撃の力を
加えたより強力なインパクト・ドライバー。いろいろ学びました。
この支柱と塀のお陰でずい分時間がかかりました。
戸と塀の隙間に薄い板を挟んで、必要な間隔を取った位置で固定。そして、インパクト
ドライバーで蝶番のネジをいっきに埋め込みました。
上下の蝶番を正確な位置に取り付けるため、戸の下にも薄い板を重ねて位置を固定。
戸と柱の両方、止金の取り付け位置も神経を使いました。
取り付け完了!
こちらも良し。
開閉も良し。終わりました!
数日後、ペイントです。
内側も終えて。
全て完了。この夏のことは忘れません。もし、10数年後に
裏木戸を作ることになったとしたら、このブログを読み返し
ます。
以上です。
ここまで読んでくださった方々、お疲れ様でした。
つまらない内容だったと思いますが、私にとっては記録に残しておかなくてはならない
イベントばかりでした。終わって気分はスッキリです。
年内にもう一度更新します。次回は、来月の日本出張やら、仕事が一通り終わってから
会う、日本に短期留学中の三男の様子についての予定です。その頃には、アメリカの第
47代大統領が決まっています。どうなるのでしょうか。もう直ぐです。
それでは皆さん、短い秋を楽しんでください。
家族全員のハイライトが終わり、少し気が楽になりました。が、
本ブログ、私の記録として外すわけにはいかないのが、我が家の庭、バックヤード
です。昨年の後半よりいろいろありました。後半と言いましても実際には、昨年の
5月頃からとなります。( 今更ですが、一年以上前です。) 何があったかは、以下
に書き綴っていきます。
55年
まだ息子たちに手がかかっていた頃のある夏、庭に出て、ふと雑草混じりの少し
赤茶けた芝を見て、「夏らしくないなー・・」と。そしてぼやーんと頭に浮かんで
きたのが「ヒマワリ」と「アサガオ」の花でした。日本では、夏になるとあちこ
ちで見かけ、カリフォルニアでも勿論珍しくはありません。長男が幼稚園くらい
の頃でしょうか。一夏だけ家内が庭で育てたような記憶はあります。但しそれっ
きり。その後は、私自身の仕事は勿論、息子たちが学校に通い出すと、家内、私
共に、現地校、日本語補習校に加えてサッカーの練習と試合の送り迎えなどなど、
日々が慌ただしく過ぎていき無縁のものでした。いつかはここで見よう。そう思っ
て年月が経っていきました。
昨年の5月。GOです。
ある週末に準備を開始。ヒマワリとアサガオの種、園芸用の土、小さな植木鉢、
プランターを揃えました。ヒマワリ、アサガオ、それぞれ小さな植木鉢に種を
少しずつ埋め、毎朝の水やりが開始。私の新しい日課です。小学校低学年だった
と思います。夏休みの宿題の一つが「観察日記」でした。アサガオだったか、
ヒマワリだったか、どちらだったかは憶えていません。毎日、水やりをして、
好きな絵を描いた後、数行ですが、頭をかかえながら文章を。(苦痛だった記憶
があります。)小学校の1、2年生だっとすると、私にとっては、55年ぶりです。
話を戻します。どちらも種を蒔いてから10日ほどで芽が出てきました。その後
すくすく育つものと思いましたが、甘かったです。それからが時間がかかりま
した。北カリフォルニアは夏といえども、肌寒い日が多く、気候のせいだった
かもしれません。小さな芽は、「大丈夫かよ」と思うくらい、のらりくらりと
成長。それでも、新しい小さな葉をつけたりすると、それはそれで嬉しく、55年
前が蘇ってきました。( さすがに絵日記をつけることはありませんでしたが。 )
以前、本ブログでも触れています。我が家の庭で存在感は薄かったのですが、
アイリスが何株かありました。それまで放りっぱなしだったアイリス、一昨年
前に全ての株を掘り起こして、配置のし直し。暫くすると、根がはると共に、
濃い緑の葉もつき、かなり楽しみにしていました。残念。昨年の夏は、最後
まで花をつけることはありませんでした。よって、アサガオとヒマワリへの
期待も大きかったわけです。
期待とは裏腹に、アサガオもヒマワリも成長のペースは想像以上に遅く、大き
な鉢とプランターに植え替えるサイズになったのは3ヶ月経った8月でした。
ここでひとつ付け足します。栽培を開始したヒマワリ、実は、日本で見かける
人の背丈まで高くなる種類ではなく、膝上程度の高さの小柄な種類でした。続け
ます。ヒマワリには、大きな鉢を3つ用意して苗を移動、アサガオは、つるが
巻き付くトレリスを立てたプランター2つを用意。アサガオの小さな茎は、直ぐ
にトレリスに巻きつき始め、間もなく待望の花が咲きました。鮮やかな青い花
です。ヒマワリの方は、それから1週間以上経ちましたが、夏も終わりに近づく
9月。ようやく開花。良かったです。時間はかかりましたが、昔、ぼんやりと
イメージした光景が目の前に現れました。黄色と青、我が家の庭で遅い夏を演出
してくれました。
さて、ここまでですと何てことないのですが、続けます。
リスのお礼参り
日本でリスを見かけるのは、ごく限られた地域だと思います。学生時代に住んで
いた東海岸のワシントン DC もそうでしたが、ここ北カリフォルニアでは、日本
のスズメのように、あちこちで姿を見かけます。我が家の庭にもよく現れ、木を
かけ登ったり、塀の上を走る姿は、昔から珍しくありませんでした。
7月の末でした。毎年、手の届く範囲で枝切りをしていた庭の梅、りんご、プラム
の木、つるバラは、年々、手のつけられない状態となり、とうとう業者さんを雇っ
て枝を取り払ってもらうことになりました。丸一日を使った作業の後、木の枝は
随分とさっぱりして満足だったのですが、何と作業中にリスの赤ちゃん2匹が落ち
てきました。木の上に巣があったようです。産まれて間もなかったのでしょう。
2匹とも目は閉じたまま、体は毛の全くないピンク色。よく動き、元気そうでは
あったものの、1匹は落ちた時に打撲したのでしょうか。少し経つと体の一部が
黒みを帯びてきました。
業者の方達が、作業が終わって引き上げた後、息子たちが2匹を、ラクーンや猫や
カラスに見つからないような場所を選び、巣ごと枝の中に戻しました。翌朝、巣を
チェックすると、親リスが来た様子はなく赤ちゃんリスはそのまま。困りました。
次男がネットで、親リスと離れ離れになった赤ちゃんリスについて検索したところ、
リスの鳴き声を暫く流して親リスが戻って来たとの書き込みがありました。早速
鳴き声をダウンロードし、庭で音量を上げて流し待つこと1時間。残念ながら、
親リスが来る気配は全くなし。このままでは2匹共命が絶えるのは明らかでした。
どうするか?最寄りのNPO 動物保護団体 に電話で相談することにしました。事情
を説明したところ、引き取ってもらえるとのこと。一安心です。
直ぐに保護団体のオフィスに、体を冷やさないように柔らかいタオルで覆って箱に
入れた2匹を持って行きました。受け付けてくれた担当者によると、この季節、
リスの赤ちゃんはよく持ち込まれるそうです。黒ずんでいた方のリスは少し元気が
なくなり、助からないかも・・とは、家族で一致した意見。もう1匹は、きっと
ここで元気に育つに違いない、と希望をもってオフィスを後にしました。
その翌日だったと記憶しています。親っぽいリスがやっと登場。枝がさっぱりした
木を登ったり降りたり、明らかに子リスを探している様子でした。遅すぎる・・。
その後も何度か現れて、最終的に諦めたようです。かわいそうでしたが、仕方あり
ません。
さて、問題発生です。リスが芝生の土を掘り返す姿は以前からよく見かけましたが、
この頃から植木鉢の土を掘り起こしてドングリを埋めたり、掘り出していくように
なりました。掘る土はどこでもあるのに・・。直ぐに手を打ちました。目の細かい
金網を切って植木鉢の縁を囲い、リスの手が届かないようにしました。ヒマワリと
アサガオをプランターや大きな鉢に移した後、リスのターゲットはアサガオとなり
ました。プランターは、土の上に金網を敷いてリスが掘り起こせないように。その後、
何度も近づいて来ては諦めるリスを見て、「フフフ。」対応は万全。
9月、アサガオ、ヒマワリ共に満開。しかし、中旬になると、ヒマワリの花の一部
が少ししおれてきました。そろそろ終わりのようです。十分に楽しませていただき
ました。そしてある朝、ブラインドを開けて庭のヒマワリに目を向けると、花の半分
以上が無くなっていました。ギョッとして庭を見渡すと、花びらや茎があちこちに
散乱。そしてリスの姿。リスが花を茎から食いちぎって種を食い荒らしていったよう
です。
「貴っ様ぁーっ!」
庭に飛び出しましたが、私ごときに捕まるリスではなく、サッサと塀に飛び乗って
トンズラの体制。その数秒後です。我が目を疑うことが起こりました。私がそれまで
に知るリスは、危険を感じると、木の幹の反対側に周ったりして、自分の姿を完全に
隠して身を守る、警戒心が強くすばしっこい動物でした。しかし、この時のリスは、
私がそこまでは追ってこれないことを知っていたのか、塀の上の一番奥で立ち止まり
ました。そうは考えたくありません。偶然のはずです。事もあろうに私に背を向け、
余裕で身繕いを始めました。私に向かってケツをふってきたのです。
「畜生おぉぉーっ!」
(後から感心しました。この言葉は、まさにこの状況を表現するためにあるのだと。)
少し間をおき、リスは私を無視してピョンピョンとお隣の庭の塀に飛び移って消えて
行きました。その後も私の怒りは収まりませんでしたが、考えました。やはり、リス
の赤ちゃんが原因か?
「ツルの恩返し」というのはありますが、まさか「リスの逆恨み」、「リスのお礼参り」
を受けるとは・・。私がヒマワリの花を鑑賞している時、きっとリスも種の収穫や、
仕返しを考え、ワクワクしながら見えないところから鑑賞していたのでしょう。
その後、ヒマワリは全て根っこから引き抜き、鉢を再び使えるようにきれいにして
片付けました。春からコツコツと水やりをして、一生懸命に育てたヒマワリ。数週間
きれいな花を見れたことは幸いでした。リスは、アサガオの花には手を出すことは
ありませんでしたが、プランターには、土を掘り返すために、その後もしばしば近づ
いてきました。冬が来て、年が明けて、春。今年はヒマワリもアサガオも栽培せず。
リスはと言いますと、木の枝、塀の上では見かけましたが、庭に降りてくることは
ありませんでした。
バックヤードのハイライト、続けます。
裏木戸
我が家のバックヤード、庭には、アメリカの一戸建て家屋では、どこでも見かける
裏木戸があります。初代の裏木戸は、現在20歳の三男が幼稚園に入る前の頃、彼が、
足けり自動車に乗って勢いよくぶつけて大破。かなりの時間をかけて作り直しました。
あれから長い年月が経ち、2代目も風雨と強い日差しにさらされボロボロ。とうとう
機能しなくなり、3代目が必要となりました。今年の6月でした。行動開始です。
2代目を作った時は、電気ノコギリも電動ドリルもなく、普通のノコギリ、金槌、
ねじ回しを手で使っての作業。今、思い返しますと大仕事でした。そして3代目。
電気ノコギリ、電動サンダー、電気ドリル、全てが揃っています。また、それだけ
ではなく、強力な味方の YouTube。作業は楽になるはずでした・・。それでは、
完成までを追っていきます。
まず、既に外れてしまったガタガタの戸のサイズを正確に測って記録。基本的に10
数年前と同様、壊れた戸のコピーの製作となります。その後、必要な材料をリスト
アップし、YouTube のビデオで裏木戸製作工程をチェック。全ての確認が終わると、
ある週末の朝、日本で言うホームセンターに行き資材を調達。準備は整いました。
不安はありませんでした。と言うのも、たまたま見つけた YouTube のあるビデオが
プロの大工さんのチャンネルでした。その中に、同じサイズの裏木戸を製作する
ビデオがあり、細く丁寧に工程を解説。一通り観終え感動し、この人を師と仰ごう
と決めました。同時に計画も変更し、師匠の解説に沿って作ることにしました。
さて、木曜日。仕事を少し早く切り上げて作業開始。週末までに余裕で作業を終え
る計画でした。早速、木の板を電気ノコギリで切り、ネジ穴をあけ、全てのパーツ
を一旦地面に並べ組み立てを想定。完璧です。師匠の解説の通り、半分だけを組み
立て、支柱との取り付け位置まで持って行き、蝶番の位置を確認。(わざと半分しか
組み立てていない戸は、既にかなりの重量がありました。)ここで問題が・・。戸の
裏側に斜めに渡した支え板が邪魔をし、予定位置に蝶番を取り付けられないことが
分かりました。落胆する中、この日の作業は終了。
翌日、金曜日の夕方です。全ての板を一旦バラし、予備用として購入していた板を
カット。新しい支え板を用意したところで時間切れ。この日の作業はそれほど進ま
ず終了。
土曜日。板の買い足しが必要となり、朝一番でホームセンターに。帰宅後、半日を
かけ、黙々と手を動かして組み立てを完了。蝶番の取り付け位置をチェックする
ため、再び重い戸をエッチラオッチラ支柱のところまで持って行きました。すると
蝶番の位置はOK。しかし支え板が数センチだけ長く、戸が閉まらないことが判明。
「・・・」泣きたいところをグッとこらえて、全ての箇所の寸法を改めて計測です。
2代目の戸は、初代の複製であったため、その辺りは問題なく対応して作られて
いたのです。ビデオの解説に頼らず、壊れた戸の正確なコピーを作っていれば何も
問題はありませんでした。自分のミス。時既に遅し。
日曜日は別の用事があり、作業は一切無し。
月曜日の夕方です。作業再開。戸の板を再び全て取り外し、一部の板はカット。
組み立てに全神経を集中させて完了。戸に取り付ける蝶番の位置と戸の開閉の
問題は解決。時間切れになる前に、戸の支柱への蝶番の仮取り付けをしてみま
した。「・・・」どんなに頑張ってもネジが入らない・・。ネジの太さと長さが
原因でした。普通の電気ドリル(ドリル・ドライバー)ではパワー不足でネジが
奥まで入りませんでした。落胆を通りこし、涙を流す気にもなれず、作業は明日
に持ち越し。
火曜日。仕事を開始する前に、早朝、ホームセンターでインパクト・ドライバーを
購入。午後に仕事を一旦切り上げ、いよいよ戸の支柱への蝶番の仮取り付け作業。
今度は大丈夫です。ネジは奥まで入りました。さあ、戸の取り付け開始です。一人
で戸を固定しながら蝶番を取り付けることは容易ではありませんが、息子たちは
3人とも家にいません。頼るは自分のみ。少し時間がかかりましたが、無事に一人
で終えました。取り付け完了。開閉チェック。問題ありません。四隅チェック。
全て完璧です。少し離れて戸全体を見渡しました。悪くありません。反対側も
チェック。全て良し。
失敗が多い北カリフォルニアのお父さん、予定していた時間をかなり超過しまし
たが、何とか作業を終えました。感無量です。今回もいろいろ学びました。勿論、
師匠にもお世話になりました。その後、庭の工具やら残った資材やら全てを片付け、
コンピューターの前に戻って仕事を再開。その後の夕食時に飲んだビールの味は、
格別であったことは言うまでもありません。
以上となります。バックヤード、いろいろありました。この先も少しずつ手を加え
ます。また本ブログで書き綴ることも出てくることかと思います。
それでは写真です。(ヒマワリ、アサガオ、リス、裏木戸に追加したものがあります。
かなり多くなってしまいました。)
2023年5月 ヒマワリ・アサガオ・プロジェクト
土、プランター、トレリスを用意。
小型の植木鉢は、フロントヤードのリフォームで使用したものをリサイクル。
種を植えて約10日。ヒマワリです。
こちらはアサガオ。
ここまでくるのに2ヶ月かかりました。
さあ、移し替えます。まずはヒマワリ。大きめの鉢は、樽風のデザインです。
完了。
次にアサガオをプランターへ。
つるが巻きつき始めました。
待望の花です!
処分しないでとっておいた息子達の古いスケートボード。
お日様を追って移動します。
そして間もなく。
咲きました!
少しちっちゃなヒマワリですが。
少し時間をおいて、こちらも。
2023年7月 トリム・プロジェクト
花が咲く前の7月末。うっそうとした木の枝をカットしてもらいました。
切り落とした枝と葉っぱは、かなりの量です。
すっきり。裏の家の人たちも喜んでいたことでしょう。
木の枝から巣ごと落ちてきたリスの赤ちゃんです。育って
くれていたらいいのですが。
2023年10月 対リス・プロジェクト/お礼参り
リスの土掘りが目立ってきました。ガードです。
こちらも。
そしてアサガオ。何故かリスは、ひまわりの鉢の土には手を触れませんでした。よって、
ヒマワリの鉢の中に金網を敷くことはしませんでした。ところが、
やられました。(こんな写真を撮っていたとは。すっかり忘れていました。)
無惨な姿。
満開のピークを過ぎていたのは幸いでした。
残ったヒマワリの花。終わってしまいましたが、植えて良かったと思います。
アサガオは、その後1ヶ月近く楽しませてもらいました。
もうとっぷり秋でした。
2023年10月 サボテン・プロジェクト
次は、バックヤードから裏木戸を出たところにある縦長のスペース。我が家とお隣との
境の部分に手を加えました。
私たちが移り住んだ時から庭の隅にあった大きなサボテン。昨年、株を分け、いくつもの
鉢に植え替えました。根本の砂利は、リスの悪さが活発になってから加えたものです。
裏木戸とドライブウェイの間に並べてスッキリ。
続けます。
2023年10月 裏木戸の手前・プロジェクト
昨年の10月。裏木戸の手前のスペースも手を加えました。土を掘り起こし、
レンガ色の砂利を敷きました。
バックヤード続けます。
2023年10月 対雑草・プロジェクト
今回の写真でチラチラ登場する植え込み2本。根もとには、砂利が敷かれていましたが、
雨季になると雑草が生い茂り、手を加えることを決定。昨年の10月下旬です。
掘れば掘るほど雑草の太い根が出てきました。
いつものステップ (1):モグラよけの金網
いつものステップ (2):防草シート
新しい砂利を敷き、
終わりました!
続けます。今年の写真です。
2024年春 バックヤード・オリジナル・メンバー
この春のつるバラです。昨年、業者さんにトリムしてもらいましたが、殆ど元通り。
アイリスです。昨年株分けをし、1年以上経って花が咲きました。
毎年お馴染みのカラーです。
この春は、白と紫のコンビネーションを楽しませていただきました。
2024年春 フロントヤード
ついでに今年のフロントヤードです。
後列からゼラニウム、Mexican Feather Grass、Boxwood。この3つは元気なのですが、
最前列の Blue Fescue は茶色の葉が多くなりました。来年は植え替えかもしれません。
2024年6月 裏木戸・プロジェクト
いよいよこの夏の裏木戸に移ります。
10数年の後。2代目、お疲れ様でした。
お馴染みの場所。だだっ広いお店ですが、どこの列で何が見つかるか、かなり分かって
きました。
さあ、開始です。
2代目の頃と比べますと、便利な工具がずい分と揃いました。
ひたすら作業を続けます。
出来たっ!と思ったのも束の間。
この右端の支柱と、そこに固定してある外を向いた塀の板が原因でした。
結局、二度バラバラにしました。まず支え板の長さと配置位置、その後、端の板の幅を
調整し、全てを並べ替えて組み立てました。
支柱に蝶番を取り付けられること、戸の開閉が問題ないことを確認しました。後から
オレンジ色のペンキで塗ることにしていましたので、その時に蝶番にペンキがつかない
よう、あらかじめ、その下を部分的に塗りました。
左がドリル・ドライバー、一般的な電動ねじ回し兼ドリルです。右は回転に打撃の力を
加えたより強力なインパクト・ドライバー。いろいろ学びました。
この支柱と塀のお陰でずい分時間がかかりました。
戸と塀の隙間に薄い板を挟んで、必要な間隔を取った位置で固定。そして、インパクト
ドライバーで蝶番のネジをいっきに埋め込みました。
上下の蝶番を正確な位置に取り付けるため、戸の下にも薄い板を重ねて位置を固定。
戸と柱の両方、止金の取り付け位置も神経を使いました。
取り付け完了!
こちらも良し。
開閉も良し。終わりました!
数日後、ペイントです。
内側も終えて。
全て完了。この夏のことは忘れません。もし、10数年後に
裏木戸を作ることになったとしたら、このブログを読み返し
ます。
以上です。
ここまで読んでくださった方々、お疲れ様でした。
つまらない内容だったと思いますが、私にとっては記録に残しておかなくてはならない
イベントばかりでした。終わって気分はスッキリです。
年内にもう一度更新します。次回は、来月の日本出張やら、仕事が一通り終わってから
会う、日本に短期留学中の三男の様子についての予定です。その頃には、アメリカの第
47代大統領が決まっています。どうなるのでしょうか。もう直ぐです。
それでは皆さん、短い秋を楽しんでください。