北カリフォルニアのお父さん

家族5人 - 北カリフォルニアに暮らす。

算盤コンテスト

2015年02月25日 | 週末
この日曜日、次男、三男が週一回通う算盤教室のコンテストが
ありました。年一度のこのイベント、今年で32回めだそうです。
次男、三男、この教室は、何年もお世話になっており、初段に
達した時点で終わりにする予定ですが、まだまだ時間はかかり
そうです。

この算盤教室は、べりエリアのSan Francisco、San Mateo、
Santa Claraの3箇所に教室を構え、サンフランシスコ市内、
シリコンバレー、そしてその真ん中と、日本人が多い地域を
上手にカバーしています。とは言うものの、生徒は日本人、
日系だけではなく、教育熱心で数学に強い、中国系、インド
系の子供達も多く見られ大変興味深いです。

コンテストの会場は、毎年サンフランシスコ市内の大きな教会
内の多目的ホールの一つを使用。ホールに入ると、奥には、
問題を読み上げる先生用、表彰式用のステージ、中央は、
コンテストに参加する子供達のために机と椅子がいっぱいに
並べられてあります。また、ホールの両サイドには、椅子が
3列に並べられ、つきそい、応援の父兄、家族が座ります。

参加者は、下は幼稚園児、上は、高校生くらいでしょうか。
3箇所の教室から何十人もの子供が参加します。

コンテストは、算盤は使用せず、子供達には暗算を競わせ
ます。先生からの指示は勿論英語のみ。問題は3問を1セット
とし、子供達には解答用紙が配られます。1セットごとに採点
し、2問以上誤りがあればそこでおしまい。2問以上正解で
あった子供達には、新しい解答用紙が配られて次の問題が
読み上げられます。問題は、徐々に難しくなり、最後の一人が
残るまで続けられます。

最終的にグランド・チャンピオン一名、また級(段)ごとで
1位、2位、3位、4位を決めますが、1位のみが一名で
残りは、結果により順位が振り分けられ、参加者全員が必ず
4位までに入ります。取りあえず子供達は全員、トロフィーと
参加賞をもらって大会終了。今年のグランドチャンピオンは
昨年のチャンピオン、インド系の男の子でした。

息子達の結果は、次男が1級のグループでもう一人の子供と
一緒に2位、三男は2級で十人近い子供達と共に3位でした。
毎年、大会終了直後は、二人とも「来年こそは頑張るっ。」
ですが、意気込みが1ヶ月以上続いたためしはありません。
来年も期待せず応援しようと思います。



他人、特によそのお子さんの顔を入れずに写真を撮影することは至難の業で
あり、ぼかしを入れています。



表彰式。誰もがトロフィーと参加賞をもらいます。

アバイア・スタジアム (Avaya Stadium)

2015年02月20日 | サッカー
地元プロサッカーチーム San Jose Earthquakes の念願であった
自チームのスタジアムが完成しました。記念すべきシーズンでも
あり、思い切ってシーズンチケット購入。先日、シーズン開始に
先がけ、チケットホルダーへのお披露目があり、長男を連れて行っ
てきました。

建設の計画が公表されたのが 2007年。土地、建設資金調達で
紆余曲折、8年の歳月をかけて完成に至ったピカピカのスタジアム
は、収容18,000人、総工費1億ドル。シリコンバレーのど真ん中、
San Joseは、San Jose 国際空港の横に建設され、昨年までの
借用スタジアム、Santa Clara University の Buck Shaw Stadium
とも目と鼻の先です。大学の施設、それもアメリカではマイナーな
スポーツであるサッカー用でもあった為、座席は、殆どが平らな
ベンチのBleacher、1時間半の試合観戦は結構こたえました。

新しいスタジアムは、贅沢な造りではありませんが、チームカラー
の青を基調とし、センス良くまとめています。スタジアム名は、つい
半年前、地元に本社を持つネットワーク機器メーカーAvaya が
権利を買い 「Avaya Stadium」 となりました。ちなみに昨年完成
したアメリカンフットボールの人気チーム San Francisco 49ersの
新スタジアムは、あのジーンズメーカーのリーバイスが権利を買い、
「Levi's Stadium」に。大リーグの昨年のチャンピオンSan Fransisco
Giants のホームスタジアムは、通信の大手 AT&Tが名前の権利を
持ち、「AT & T Park」です。企業にとっては、いい宣伝になるだけ
ではなく、ステータスシンボルでもあります。

ホームゲーム第一戦は、Preseasonとして2/28に組まれている宿敵
LA Galaxy 戦。息子達と楽しみにしています。



サポーター用に設けられた立ち見席からピッチを臨む。



サポーター席。試合中、座らない彼ら。盛り上がることでしょう。



長い階段を登ると。



スタジアム全景。



iPhoneで写真撮影に余念がない長男。



Suite席。値も張る為、法人チケットホルダーが多いと聞きます。



ジャンボスクリーンの下は、バー。屋外のものとしては、北米一の大きさ
だそうです。お披露目当日、早速ビール、ワインが振舞われていました。




お花見

2015年02月17日 | 
北カリフォルニア、初夏のような陽気が続きました。特に
先週末は、昼間はTシャツとショーツでもOK。例年1月
下旬からポツリポツリと咲き出す木々の花も今年の開花の
ペースは一段と早かったように思います。

日本のものとは種類が異なりますが、我が家の庭には桜の
木があります。花が咲くのは、いつも雨季の1月末から2月
上旬頃。残念ながら雨と風でたった一日で散ってしまうのが
常です。

今年は珍しく、つぼみが開いた時期と週末、そして暖かい
天気が重なり、お花見をしてみました。木の下でお弁当を
広げるような見事な花でもなく、単に花を観賞しながら庭の
テーブルで食事、それだけです。それでも、息子達は大喜び。
(長男は、高校のオーケストラから3泊4日のディズニー
ランド演奏旅行で不在でした。)

午前中、次男のサッカーの試合の送り迎えをし、帰宅後は、
庭の掃除。心地よく疲れた後に冷えたビールをいただきつつ、
早い春を楽しみました。



前日はつぼみだけでしたが、陽気のためにたった一日で花が咲き、葉も
出てきてしまいました。



日本の桜と比べると見劣りしますが、毎年、季節を感じさせてくれます。



こちら、この季節、庭のレギュラーでもある「カラー」の花です。



同じく「カラー」のアップ。



お花見の食事のメインメニューは、レモンと塩で味付けの焼き鳥です。



Trader Joe'sより「Longboard」ビール。軽い味です。


2015年1月 日本出張

2015年02月06日 | 日本 
1月末、日本に出張がありました。前回同様、週末にアメリカを
発ち、さっと実家に立ち寄ってから東京入りです。東京への
移動は新幹線を使い、窓から綺麗な富士山も見ることが出来ま
した。

月曜日よりパートナー企業さん2社、顧客2社を訪れ、それぞれで
会議。全てスケジュールを消化して木曜日に帰国しました。日本
での夕食は、実家ではおすし屋さん、仕事関連では、天ぷらの
老舗、ホテルのフレンチレストランと全て贅沢なおもてなし。現在、
増えた体重の調整に入っています。

20年以上アメリカに住み、今になって思うことではありませんが、
日本に足を踏み入れたとたんに感じるのは、サービスの良さ、
人、街の小奇麗さ。同行したアメリカ人の上司から同じ感想を
聞いたため、改めて考えてみました。

全てではありませんが、アメリカでのサービスは、チップ、コミッ
ション、業績・勤務評価に対する報酬、昇給等が基盤になって
いる部分が多分にあり、お金に左右されるサービスとも言えます。
無償の日本との差は、限りなく大きいです。日本のサービス精神
こそが技術力と並び、世界で最も競争力のある財産かもしれ
ません。

人の小奇麗さ。日本では、世代に関係なく誰もが一般的にお洒落
ですね。周りに合わせようとする金太郎飴の文化でもあるせいで
しょうか。仕事着でもカジュアルでも、その時々の流行に合わせ、
誰もがカチッとコーディネートしているような印象を受けます。
自分の主観ではありますが。

日本も業種によっては、スーツ、ネクタイを着用する必要はない
ようですが、私が勤務するオフィスは、シリコンバレーを少し
出たところにあり、典型的なハイテク企業。エンジニアのマネー
ジャーは、年中ショーツ、ポロシャツ、スニーカーと野球帽。私の
周りでは、皆、てんでばらばらの仕事着です。但し、顧客と会う
際は、さすがに同僚達もビジネスカジュアルにはなるようです。

上司の感想、うなずけます。


写真は、たった3枚ですが、出張より。



久しぶりに見る富士山。


前回と同じウォーターフロントのホテルに滞在しました。部屋からの眺め。


日本全国あちこちから食材を取り寄せる天ぷらの老舗。味は、一品一品に
感激しました。もう一度行ってみたいです。