北カリフォルニアのお父さん

家族5人 - 北カリフォルニアに暮らす。

芸術の秋

2014年11月13日 | バイオリン
晩秋。今回は、芸術にスポットを当ててみます。

息子達は、3人ともバイオリンに携わっています。長男は、12年、
次男は、9年、三男は、4年間 同じ先生について週一回の練習。
長男と次男は、それに加え、青少年のオーケストラに所属し、
こちらも毎週一回の練習。そして、長男は、高校のオーケストラ、
次男は、中学のオーケストラでそれぞれ第一バイオリン。小学校
にオーケストラはなく、三男は、今のところフリーです。

家内は、小さい頃から中学生くらいまでピアノを習っていました。
長男がバイオリンを始めたきっかけも家内ですし、練習の監督も
家内。私はと言いますと、あらゆるジャンルの音楽を聴きはしますが、
楽器の経験ゼロ。自宅で黙々と練習する息子達、また、それに対して
いろいろ指示する家内が羨ましくもあります。

ここまで続きましたが、息子3人とも今の関心は、サッカー、サー
フィン、ビデオゲーム。学校は学年が上がるごとに宿題が増えて
忙しくなる一方。3人のバイオリン、この先は、どうなりますこと
やら。

さて、オーケストラ。先週、毎年恒例、秋のコンサートがありました。
オーケストラは、3つのグループがあり、長男、次男が所属する
のは、いわゆるBグループです。毎年春にオーディションがあり、
長男は、いつも今年こそはと思いますが、努力不足のせいで、まだ
Aグループに入ることは出来ません。今年は、次男が第二バイオリン
から第一に上がり、兄弟でBグループの第一バイオリンです。

コンサートでは、長男は前の方の列。一方、同じ第一バイオリン
でも次男は、後列の席で、観客席からは場所を選ばないと全く
見えないような位置でした。取りあえず夏からの練習のお陰で
メンバー全員、力強い演奏でコンサートは無事終了しました。
家内の横で座っていた三男は、コンサート終了時は、こともあろう
にグースカお休み。オーケストラのデビューはしばらく先です。

今月、もうひとつコンサートがあり、Part2の投稿とします。


コンサートのプログラム。曲目は、H.M.S. Pinafore Overture (Arthur Sullivan) と
Night on Bald Mountain (Modest Mussorgsky)


着席する次男。


演奏開始。


長男、次男を含む第一バイオリン奏者たち


息子達3人の先生が昔、使っていた由緒ある長男のバイオリン。


ハロウィン Halloween

2014年11月05日 | 一般
今年のHalloweenが終わりました。

つい数年前までは、我が家でも息子達3人共通のビッグイベント
でした。当日、朝から夜まで仮装衣装、ご近所を回るTrick or
Treatとそこで集めてきたお菓子で大いに盛り上がりましたが、
16歳の長男、13歳の次男は、さすがに卒業。10歳の三男だけが
テンションを上げて10月31日を迎えました。

毎年、小学校の校庭で全児童と先生方の仮装パレードがあります。
父兄、家族がつめかける大きな学校行事の一つです。息子達は、
小学校5年、中学校3年、高校4年制度の学区の現地校に通い、
小学5年生の三男は、来年5月に卒業。今年が小学校の最後の
パレードでした。16歳の長男が同じ小学校の付属Kindergarten
で迎えた初めてのHalloweenのパレードが10年前。パレードを
見に行くのは、決まって家内でしたが、来年には、それもなくなると
思うと少し寂しくもあります。

三男は昨年は、おばけ、今年は、サムライブルーの本田選手に
なりました。青地に日の丸の入ったジャージ、髪はスプレーで金髪。
本人はなりきっていたようです。Halloween前日、どこの小学校
でも子供達は、衣装の話で持ちきりですが、三男から学校でクラス
メートと以下の会話があったことを聞きました。

友人:「明日何になる?」
三男:「日本の本田だよ。」
友人:「えっ。お前どうやって車になるんだよ。」
三男:「違うよ。サッカーの本田だよ。お前知らないのかよ?」
友人:「知らねーよっ。」

実際の会話は勿論英語です。アメリカでHondaは自動車。本田
選手の名前浸透は、少し時間がかかりそうです。

Halloween当日、金曜日の夜、三男のサッカーのチームメートが、
他の仲の良いメンバーと共に、ご近所を回るTrick or Treatと
Sleepover(お泊り)に招待。三男は、下校後、ルンルンしながら
家内に連れられて出かけて行きました。翌日は、チョコレートを
筆頭にお菓子が袋にどっさり。帰宅後、本人は嬉しそうに数え、
181個の収穫だったそうです。長男、次男に少しおすそ分けした後、
大きなお菓子袋はそっと、家の中で親の私達も知らないどこかに
隠しました。日ごろ、自分の物を兄達に横取りされている三男の
生活の知恵。いろいろな物があちこちに隠されているようです。


Samurai Blue


普段はサラサラの髪ですが、スプレーでコテコテ、ヘルメット
状態。怪しい金髪の座敷わらしのようになりました。


小学校。雨天だった為、講堂の中で先にお披露目が行われました。(家内撮影)


ご近所1 Trick or Treatの子供達の訪問受け入れ態勢は万全。


ご近所2 この日は車のガレージもお化け屋敷に。


三男の収穫。

スポーツの秋 Follow-up

2014年11月02日 | 一般
前回の投稿から少し時間が経っています。

我らがSan Francisco Giantsは、見事にWorld Series進出を
果たしただけではなく、Kansas City Royalsを7戦めでやぶり
2年ぶりの優勝となりました。2010年、2012年に続き、この
5シーズンで3度めの栄冠です。

World Series 進出を決めたNational Leagueのチャンピオン戦
シリーズ最終ゲーム第5戦では、日系Travis Ishikawa 選手の
決勝ホームランと過去の苦労、美談が話題になりました。最後
まであきらめない。時代も国境も関係ない大切な姿勢です。

優勝の瞬間、ファンが夏に買いためておいたの花火があちこち
で炸裂、テレビを見ていなくても優勝の瞬間は誰にでも分かり
ました。残念なのは、優勝後、お祭り騒ぎが過ぎて、サンフラン
シスコ市内で群集による器物破損、警察との衝突があり、けが人、
逮捕者が出たとのことです。気持ちは分かりますが節度をわき
まえてもらいたいです。

10月31日は、サンフランシスコの目抜き通りでは数万人のファン
が埋め尽くして雨の中、優勝パレードが行われました。MLB
30チームの中でたった1チームに与えられるご褒美です。

さて、スポットライトを浴びないプロサッカー。Playoffは
既にスタートしています。やはり我らがSan Jose Earthquakesは
最下位でシーズンを終えました、チーム創立1994年以来初の
自チームのスタジアム完成は、来シーズン。気分一新で上位に
食い込むことを願っています。


SF Giants 市内ダウンタウンの優勝パレード(写真:SF Gate)



San Jose Earthquakes 新スタジアム(イメージ:SJ Earthquakes)