もう数ヶ月になりますが、20年前に購入した愛車の Subaru Legacy がリタイアしました。
現在17歳の長男が誕生するずっと前の1995年に新車で購入し、我が家の歴史をずっと共に
歩んできた家族の一員です。走行距離 220,105マイル。35万キロ以上になります。
日本の車検に相当するものは、カリフォルニア州にはなく、排気ガスの検査、通称「Smog
Check」が2年おきに義務付けられている程度です。州によっては、もう少し厳しい検査
規定が設けられているところもあるようではあります。カリフォルニア州で車を維持する
には、年に一回、Registration をして、諸経費 を支払い、ナンバープレートに更新を示す
ステッカーを貼り、証明書をダッシュボードに入れて終わり。(2年おきに上述「Smog
Check」も必要になります。)諸経費は、車の年式と購入価格、住む場所によって変わり
ます。一般的な乗用車ですと$200~$300でしょうか。2年に一回の Smog Check は、指定
業者で行い、だいたい相場は、$40~$60ほどです。検査にひっかかった場合、修理となり
勿論追加コストとなります。Registration を怠り、おまわりさんに見つかってしまいますと、
「Pull over」でチケット、罰金。これは注意が必要です。
タダではありませんが、日本の車検ほどのお金がはかかりませんので、調子が良ければ
何年でも乗ってしまうような環境ではあります。とは言っても、アメリカ人が皆、古い
車をずっと乗り続けるかというと、勿論そのようなことはなく、車の買い替えは、日本と
何ら変わりありません。もともと車大国のアメリカ、新車の売れ行きは経済を反映する
重要なバロメーターでもあります。ヨーロッパ、日本車も良く売れています。
自分が子供の頃、(日本での話です。)父は車検ごとに車を買い替え、子供ながら楽しみ
ではありました。我が家の息子達は、物心ついた時からズーっと同じ車。ちょっと申し訳
ないです。
さて、愛車の Subaru、10年間は故障知らずでしたが、10年を過ぎたあたりからは、冷却系
とオイル漏れのトラブルか続き、ラジエーター、サーモスタット、ポンプ、ガスケット等、
殆どの部品は交換済みです。オーバーヒートは何度か経験しており、この5、6年は、夏
でもエアコンを入れず、いつも回転数は2700~2800に抑え、スピードメーターよりもタコ
メーターを見ながらの運転が普通になっていました。まるでカーレーサーです。3000回転
まで回し、10分以上走りますと、オーバーヒートは時間の問題です。95年式 Subaru で
2700~2800回転ですと時速はだいたい65マイル(104キロ)くらいになります。これは、
カリフォルニアのサンフランシスコ近辺のフリーウェーの制限速度でもあり、回転数を
保っている限り、スピード違反で捕まることはありません。よって、スピードメーターを
見る必要はありませんでした。結構飛ばしていた昔に比べると、制限速度で走る分だけ
燃費は良くなり、安全運転。良かったと思います。オーバーヒートの前は、冷却水が沸騰
する独特の臭いがあり、長い坂道、夏の渋滞時は、くんくんと臭いを気にしながらの運転。
自分でもおかしかったですが、慣れるとそれほど気にはなりませんでした。
今回の初夏のトラブルは、深刻でした。回転数に関係なく5分走らせると水温計がじわじわ
と上がり、そのまま走らせると白い蒸気がちらちら。いつもお世話になっている日本人の
メカニックの方には、いろいろ手を尽くしていただきましたが、今回はさすがにお手上げ
でした。ディーラーに持って行ってもLabor Fee で何百ドルもとられ、その上、問題が解決
する保証は全くありません。思案したあげくリタイアとしました。インターネットで似た
ような事例がないか日米両方でチェックしたところ、エンジン側のガスケットとの接点の
変形による問題である可能性があることが分かりました。厄介ですが、将来、エンジンの
オーバーホールか、新しいものに載せかえるといった手が残っており、廃車にはせず、
とっておくこととしました。20年つきあいのある相棒をスクラップ。これは非常に抵抗が
あります。但し、リタイアはいいものの、既に生活に支障をきたしていましたので、燃費の
良いToyota の Prius を新しい相棒として選びました。
最近、家内が日頃運転するMazda のミニバンのエキゾースト系部品で小さなクラックが
見つかりました。エンジンの音は若干勇ましくなり、年内に修理の段取りをメカニックの
方とする予定です。あと何年走ってくれるのかは分かりません。頑張れ!
相棒のSubaru Legacy。もはやエンジンの回転数は関係なく5分も走らせるとオーバーヒート。
走行距離、220,105マイル。
エアコン温度調整のレバーが左の青の位置にいくことは過去5、6年はありませんでした。
Subaruのリアウィンドー。Surfrider Foundationのステッカー。サーフィンは、始めてから
20年以上になりますが、この団体には、1997年に入会しました。海、海岸、自然保護のため
に頑張る団体です。4年前、息子達がサーフィンを始める前は、Subaru がずっとサーフィン
の専用車でした。
こちら現在11歳になる三男の誕生と同時に新車で購入した、Mazda MPV です。この車も
11年になります。
親子でサーフィンに行く時は、いつもこちらです。ルーフにもボード2本が載ります。
Mazda の走行距離は、146,537マイル。23万キロです。致命的な問題はなく、今のところ、
買い替えの予定はありません。
これは、8年前にDisney Land で買った、ピンポン球サイズのミッキーマウス型サッカー
ボールです。それ以来、8年間ずっと Mazda のアンテナの先に。長男がサッカーを始めた
のが10年前。我が家のIdentity です。
こちらは、新車の Prius。ガソリン代は助かっています。
現在17歳の長男が誕生するずっと前の1995年に新車で購入し、我が家の歴史をずっと共に
歩んできた家族の一員です。走行距離 220,105マイル。35万キロ以上になります。
日本の車検に相当するものは、カリフォルニア州にはなく、排気ガスの検査、通称「Smog
Check」が2年おきに義務付けられている程度です。州によっては、もう少し厳しい検査
規定が設けられているところもあるようではあります。カリフォルニア州で車を維持する
には、年に一回、Registration をして、諸経費 を支払い、ナンバープレートに更新を示す
ステッカーを貼り、証明書をダッシュボードに入れて終わり。(2年おきに上述「Smog
Check」も必要になります。)諸経費は、車の年式と購入価格、住む場所によって変わり
ます。一般的な乗用車ですと$200~$300でしょうか。2年に一回の Smog Check は、指定
業者で行い、だいたい相場は、$40~$60ほどです。検査にひっかかった場合、修理となり
勿論追加コストとなります。Registration を怠り、おまわりさんに見つかってしまいますと、
「Pull over」でチケット、罰金。これは注意が必要です。
タダではありませんが、日本の車検ほどのお金がはかかりませんので、調子が良ければ
何年でも乗ってしまうような環境ではあります。とは言っても、アメリカ人が皆、古い
車をずっと乗り続けるかというと、勿論そのようなことはなく、車の買い替えは、日本と
何ら変わりありません。もともと車大国のアメリカ、新車の売れ行きは経済を反映する
重要なバロメーターでもあります。ヨーロッパ、日本車も良く売れています。
自分が子供の頃、(日本での話です。)父は車検ごとに車を買い替え、子供ながら楽しみ
ではありました。我が家の息子達は、物心ついた時からズーっと同じ車。ちょっと申し訳
ないです。
さて、愛車の Subaru、10年間は故障知らずでしたが、10年を過ぎたあたりからは、冷却系
とオイル漏れのトラブルか続き、ラジエーター、サーモスタット、ポンプ、ガスケット等、
殆どの部品は交換済みです。オーバーヒートは何度か経験しており、この5、6年は、夏
でもエアコンを入れず、いつも回転数は2700~2800に抑え、スピードメーターよりもタコ
メーターを見ながらの運転が普通になっていました。まるでカーレーサーです。3000回転
まで回し、10分以上走りますと、オーバーヒートは時間の問題です。95年式 Subaru で
2700~2800回転ですと時速はだいたい65マイル(104キロ)くらいになります。これは、
カリフォルニアのサンフランシスコ近辺のフリーウェーの制限速度でもあり、回転数を
保っている限り、スピード違反で捕まることはありません。よって、スピードメーターを
見る必要はありませんでした。結構飛ばしていた昔に比べると、制限速度で走る分だけ
燃費は良くなり、安全運転。良かったと思います。オーバーヒートの前は、冷却水が沸騰
する独特の臭いがあり、長い坂道、夏の渋滞時は、くんくんと臭いを気にしながらの運転。
自分でもおかしかったですが、慣れるとそれほど気にはなりませんでした。
今回の初夏のトラブルは、深刻でした。回転数に関係なく5分走らせると水温計がじわじわ
と上がり、そのまま走らせると白い蒸気がちらちら。いつもお世話になっている日本人の
メカニックの方には、いろいろ手を尽くしていただきましたが、今回はさすがにお手上げ
でした。ディーラーに持って行ってもLabor Fee で何百ドルもとられ、その上、問題が解決
する保証は全くありません。思案したあげくリタイアとしました。インターネットで似た
ような事例がないか日米両方でチェックしたところ、エンジン側のガスケットとの接点の
変形による問題である可能性があることが分かりました。厄介ですが、将来、エンジンの
オーバーホールか、新しいものに載せかえるといった手が残っており、廃車にはせず、
とっておくこととしました。20年つきあいのある相棒をスクラップ。これは非常に抵抗が
あります。但し、リタイアはいいものの、既に生活に支障をきたしていましたので、燃費の
良いToyota の Prius を新しい相棒として選びました。
最近、家内が日頃運転するMazda のミニバンのエキゾースト系部品で小さなクラックが
見つかりました。エンジンの音は若干勇ましくなり、年内に修理の段取りをメカニックの
方とする予定です。あと何年走ってくれるのかは分かりません。頑張れ!
相棒のSubaru Legacy。もはやエンジンの回転数は関係なく5分も走らせるとオーバーヒート。
走行距離、220,105マイル。
エアコン温度調整のレバーが左の青の位置にいくことは過去5、6年はありませんでした。
Subaruのリアウィンドー。Surfrider Foundationのステッカー。サーフィンは、始めてから
20年以上になりますが、この団体には、1997年に入会しました。海、海岸、自然保護のため
に頑張る団体です。4年前、息子達がサーフィンを始める前は、Subaru がずっとサーフィン
の専用車でした。
こちら現在11歳になる三男の誕生と同時に新車で購入した、Mazda MPV です。この車も
11年になります。
親子でサーフィンに行く時は、いつもこちらです。ルーフにもボード2本が載ります。
Mazda の走行距離は、146,537マイル。23万キロです。致命的な問題はなく、今のところ、
買い替えの予定はありません。
これは、8年前にDisney Land で買った、ピンポン球サイズのミッキーマウス型サッカー
ボールです。それ以来、8年間ずっと Mazda のアンテナの先に。長男がサッカーを始めた
のが10年前。我が家のIdentity です。
こちらは、新車の Prius。ガソリン代は助かっています。