LOHASな感じ!

日頃、仕事やプライベートで感じた事をLOHASな感覚で書いています。

嵐山吉兆 「春の食卓」

2010-04-08 | 男の料理
勿論、嵐山吉兆に行ったことはない。
正式には京都吉兆嵐山本店と言うらしいが。
いつかはこのような所で感動を味わいたいと思うが当分先の事になりそうだ。

嵐山吉兆総料理長、徳岡邦夫の著書「春の食卓」を手にした。
お世話になったある方の記念に拙宅で食事を振舞おうとしての事だ。
著書の中で総料理長は、料理についてこう語っている。
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料理は「愛する人のために」つくるものだ。
美味しく食べるために何をしたら良いのか。
その日の気持ちや健康状態によって、献立や味付けも変えていく。
どんな料理でも味の決めはないと思っている。常に適応させていく。

また、料理の手順は実にお茶のお点前と同じだと思っている。
複雑に見える点前の手順には無駄な動きはない。
お席のお客様に自分の気持ちを伝えるための究極の手順。
これを愛の証だと感じている。
料理の手順も、食材を最高に生かして食べるための愛の作法なのだ。

味には幅がある。それをきちんと意識することが肝要だ。
そして食材を大切にし、そのために手順という技術を身につける事。

料理って愛そのものだと思う。
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そうだよなぁ、感動する料理には必ず愛が込められていると小生も感じる。
完全なレシピ通りの料理が美味いわけではない。
仮にレシピ通りであっても、作り手が愛する人のために、
どうやったら美味しくできるのか?などと常に疑問を抱きながら料理をするか否かによって
受けて側も自然と反応が変わってくる気がする。
別に美味しいことを褒められるために料理をするのではない。
無償の愛であって構わないのだ。
勿論、小生のような素人と本格的料理人では明らかに技術や経験の差はある。
でも、愛する人のためにと思う気持ちは決して引けを取らないだろう。

もっともっと追求していきたい。
愛する人のために...。








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