LOHASな感じ!

日頃、仕事やプライベートで感じた事をLOHASな感覚で書いています。

鳥海山:湯の台より

2018-08-30 | lohas的情景
早朝よりの霧も晴れてきた。
曇天模様で鳥海山からの眺望は期待できない事は容易に想像できたが、
今こうして車の中に留まっていてもただ時間が過ぎて行くだけだ。

天候が悪化してきたら直ぐに引返す事とし、近くの山小屋の先まで行く事が出来れば、花々が見られるだろう。そう思いながら登山靴に履き替え出発する事にした。


急登でもないので、写真を撮りながら進んで行く余裕が充分あった。







登り始めて20分程経っただろうか、風が出てきたが、とりあえず先へ進む事にした。


沢に出た。


この辺りから霧が濃くなってきた。


多少不安はつきまとったが、あと少し先まで、そう思い進んで行った。
沢を渡るとリンドウが登山道沿いに咲いていた。



今日はここまで、とリンドウが微笑みかけているようで、いや、そう自分に強く言い聞かせる事で引返す事にした。

風は更に強くなってきた。
木々の間から横殴りで夜露が降りかかっているのか、それとも雨なのか分からない。
周囲の木々も大きく揺れ動いていた。


駐車場に着いた時には、今朝止めていた車は殆ど無くなっていた。

早々に車に乗り込み山を降りた。
途中、濃霧の中で路肩越しに咲く花を見つけた。




機会があればもう一度訪れてみたい。
良く言えば晴れた日に。

でも、鳥海山に少しでも足を踏み入れる事ができ、とても充実し、また心に残る山だった…。

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