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地方の広告業界の new
迷走と堕落 連載 5
答えがないから極論を選択する!
作家である町田康氏は、講演会で「こ
こ数年、人間の種類が減ってきている
気がする」「“いろんな人がいる”とい
うことを許せない人が増えて、多様な
人間観が排除されている」という言葉
を残している。叩く側か叩かれる側か。
自民か反自民か。原発には賛成か反対
か。その極論の戦いを煽った方がマス
コミは視聴率がとれる。発行部数が伸
びる。そうやって正しい思考は奪われ
ていく。広告の世界も同じである。広
告で成果を出すことは難しい。なんか
よく分からなくなってきた。その答え
として極論なわけである。目立つこと
が広告よね。認知を上げることが広告
よね。申し訳ないが、それは、脳みそ
の堕落である。戦略とは「戦い」を「
略す」ことである。大衆とは、右でも
左でもない。極論を自ら発することが
できないのが多くの消費者である。「
戦い」を「略す」ためには、そのグレ
ーである消費者の機微を掬い取りファ
ンにしていく戦略が必要なわけである。
極論に、戦略はない。誘導である。無
駄な闘いである。クライアントの皆様
も、広告代理店のみんなも、グレーを
選ぶ正しい理屈と勇気を持たないから
……極論ばかりのダサい広告が採択さ
れるわけである。びっくり過ぎるくら
いリアリティがなさすぎる。時代錯誤
である。エアポケットになっている。
(次回に続く)
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