飲食居抜きソムリエ  山田 茂  飲食を辞める始めるときのブログ                 

飲食店を希望を持って始めたり順調に多店舗化したり、内装設備に費用がかなり掛かります。その投資を回収できます。

6.サブリース事業9

2017-04-19 10:35:27 | サブリース事業

   サブリースしたいとき
 早めの相談が より 効果的です
   ★ブログデビュー1周年記念第1弾
    サブリース事業開始

        

       LINEとつながる new
       キリン自販機   連載 2

      自販機は商品選択の自由がある

       「自販機という販売チャネルは、
      ブランドのマーケティングにお
      いて非常に重要。スーパーやコ
      ンビニの棚には制限があるが、
      自社の自販機に何を入れるかに
      は、ある程度の自由がある。T
      appinessによって1台当たりの
      売り上げを5~10%ほど向上さ
      せたい。売り上げ増につながれ
      ば、さらなる拡大も視野に入れ
      る」(キリンビバレッジバリュ
      ーベンダー岩田実社長)
      こうしたスマホアプリを使った
      取り組みは、日本コカ・コーラ
      の「Coke ON」などの前例があ
      る。キリンは月間利用者6600万
      人を誇るLINEのプラットフォー
      ムを活用することで、自社開発
      アプリの課題である「ダウンロ
      ードの面倒さ」を解決。消費者
      にとっての気軽さをアピールす
      る。「幅広い年齢層を自販機の
      前へと呼びたい。自販機での購
      入ユーザーの年齢層は全般的に
      高いので、スマホを積極的に使
      っている若い方にも使ってもら
      いたい」(岩田社長)
      (次回に続く)

 

 

       LINEとつながる   
       キリン自販機   連載  2

     キリンが目指す
      「自販機の魅力向上」

      全国の自販機の台数は約220万台
      で、20年前の210万台からほぼ横
      ばいの状態にある。コンビニエン
      スストアの成長などから、1台当
      たりの売り上げは下降傾向にある。
      自販機業界の二大巨頭は日本コカ・
      コーラとサントリー食品インター
      ナショナル。3番手争いに参加して
      いるキリンは、15年7月にキリンビ
      バレッジバリューベンダーを設立。
      同じく中堅のダイドードリンコの
      提携なども行い、売り上げも自販
      機の稼働台数も前年増を果たして
      いる。現在27万3000台を有する
      キリンの方針は、自販機の専門性
      と機動性を高めることによる収益
      性向上と、自販機の魅力向上や他
      社との差別化だ。1台当たりの売
      り上げ向上と、ユーザーの囲い込
      みを目指す。ビーコンの設置や、
      LINEプラットフォームやLINEの
      キャラクター利用料などは発生す
      るため(金額は非開示)、設備投
      資額は小さくはないが、それだけ
      の効果に期待を寄せる。
      (次回に続く)

 

 

      LINEとつながる   
      キリン自販機   新連載  1

      キリンビバレッジの飲料自動販売機
      事業を担うビバレッジバリューベン
      ダーとLINEは4月13日、コミュニケ
      ーションアプリ「LINE」を活用した
      自販機サービス「Tappiness(タピ
      ネス)」を開始した。首都圏と近畿
      圏から順次展開し、1年後には既存・
      新規合わせて2万台を見込む。
      Tappinessは、スマートフォンとBl
      uetoothで接続する「LINE Beacon
      (ビーコン)」が取り付けられた自
      販機。LINEを起動した状態でスマ
      ホを自販機にかざすと、簡単に接続
      が完了。現金、電子マネー決済のほ
      か、「LINE Pay」でも支払いがで
      きる。購入するとLINE上でポイント
      がたまっていき、15ポイント集まれ
      ば好きな飲料1本と無料で交換でき
      る。また、LINEを介して「特典チケ
      ット」をプレゼントすることもでき
      る。自販機の名称のTappinessとは、
      TapとHappinessを組み合わせた造
      語で、「スマホをタップしてハッピ
      ー」というメッセージを込めている
      という。
                    青柳美帆子 ITmedia
                 (今回新連載です)

 

 

      空飛ぶカメラ     new
      自撮り棒はいらない  最終回6

      進化の余地が大きい

      現在の事前予約は自社サイトで行っ
      ているが、スマホや家電を売る実店
      舗での販売契約も進めている。また
      アマゾンなどでのネット販売にも期
      待を寄せている。販売後、ユーザー
      の意見をフィードバックするため、
      これからQ&Aやレビューを書き込む
      専用サイトを作成するまたツイッ
      ター、フェイスブック、インスタグ
      ラムなどSNSをモニタリングするこ
      とで、製品向上につなげていくとい
      う。自撮り棒に比べて、空飛ぶカメ
      ラは進化の余地が大きい。以前はで
      きなかった撮影によって、自撮りの
      新たな可能性を切り開くことになる
      かもしれない
      (今回最終回有り難うございます)

 

       空飛ぶカメラ     
      自撮り棒はいらない  連載5

      ユーザーの意見をフィードバック

      画質が500万画素なのには理由が
      ある。開発の際、「スマホとエア
      セルフィーを入れた専用ケースが
      洋服のポケットに入る」サイズに
      とどめると決めていたため、この
      制約内で実現できた最大の画素数
      が500万画素だったという。専用
      ケースは特定のスマホのサイズに
      合わせて作っているが、6週間程
      度で製作できるため、スマホの新
      製品が出てもデザインの変更は難
      しくないという。
      (次回最終回お楽しみに)

 

      空飛ぶカメラ     
      自撮り棒はいらない  連載4

      操縦が難しい 

      販売目標に関して、ストロッピア
      ーナ氏は「日本だけでも10万台を
      売る」と野心的な数字を掲げる。
      「ドローンを10万台売るのは大変
      だが、エアセルフィーはドローン
      ではない。スマホの関連製品を10
      万台売るのは難しくない」と同氏
      は熱弁する。操作性に関しては、
      記者が試してみたところ短時間で
      慣れるのは難しそうで、静かなオ
      フィス内では動作音が気になった。
      飛行させる場合、バッテリーは3
      分程度しかもたない。また画質も
      500万画素なので、進化したスマ
      ホの画質に慣れた人は物足りない
      と感じるかもしれない。だが「こ
      れまで不可能だった角度で写真を
      撮れる」という点は大きい。
      (次回に続く)

 

       空飛ぶカメラ     
       自撮り棒はいらない  連載3

        市場広がる

      「ドローンは大型だが、もっと小
      型・軽量で空に飛ばせるものを作
      れないだろうか?」。2014年、
      同氏は自己資金と投資家から募っ
      た資金合計300万ドルで製品開発
      に取り掛かり、2016年にまずは
      クラウドファンディングサイトを
      通じてエアセルフィーの販売にこ
      ぎ着けた。結果は約2700台、60
      万ドル相当の売り上げを達成と上
      々だった。また81カ国からの支
      援者を得た。さらに自社サイトで
      の予約は現時点で約2300台にま
      で積み上がっている。当初は欧米
      向けを中心としたビジネス展開を
      想定していたが、市場分析を行っ
      た結果、米国、ドイツ、イタリア、
      英国だけではなく、日本や韓国も
      大きな市場であると認識して3月
      に来日した。
      (次回に続く)

 

        空飛ぶカメラ     
      自撮り棒はいらない  連載2

      日本でも予約受け付けを開始

      日本でもすでに事前予約を受け付
      けており、価格はエアセルフィー
      と専用ケースのセットで3万2000
      円程度だ。専用ケースはエアセル
      フィーの充電のために使う。同商
      品を開発・販売する英エアセルフ
      ィー社の共同設立者であるエドア
      ルド・ストロッピアーナ氏は、も
      ともと再生可能エネルギーなどの
      仕事などに携わっていた。ただ、
      家業は玩具ドローンの製造で、昔
      からドローンは身近なものだった。
      (次回に続く)

 

      空飛ぶカメラ     
      自撮り棒はいらない 新連載1

      今年5月に出荷が予定されている
      空飛ぶカメラ「AirSelfie(エア
      セルフィー)」は、自撮り棒に
      取って代わることができるか。
      エアセルフィーは、スマートフ
      ォン(スマホ)で操縦してドロ
      ーンのように"空に飛ばせるカメ
      ラ"である。主な用途は自撮りだ。
      最高で上空20メートルまで飛ば
      せるため、これまで自撮り棒を
      使っても不可能だった角度から
      の撮影が可能になる。自撮り棒
      ができることも、それ以上のこ
      ともできるのだ。国内で200グ
      ラム以上の物体を飛ばす場合は
      法律の規制対象となるが、エア
      セルフィーは61グラムと超軽量
      なため、規制の対象外だという。
          遠山綾乃 東経記者
      (今回新連載です)

      

      ライトオンヒット不発 new
      初の営業赤字に  最終回 4

      SCからの引き合いが活発

      当初、この新業態で10店舗程度の
      展開を見込んでいたが、SC(ショ
      ッピングセンター)側からの引き
      合いも強く、当初予定数を引き上
      げた。それには既存業態と差別化
      できる新規テナントを誘致したい
      というSC側の思惑もある。SCで
      は、衣服だけではなく雑貨などと
      組み合わせたライフスタイル提案
      型と呼ばれる業態がはやりで、「
      ノーティードッグ」もこうしたS
      C側のニーズに合致したといえよ
      う。決算説明会の結びで横内達治
      社長は、「下半期の課題は明確に
      なっております。来期以降は復活
      します」と力を込めた。消費環境
      が厳しさを増す中、ジーンズカジ
      ュアルの雄は復活の道筋を描くこ
      とができるのか。来期に向けてそ
      の真価が問われることになる。
      (今回最終回有り難うございます)

 

        ライトオンヒット不発 
      初の営業赤字に   連載 3

      新業態に賭ける

      今後の改善策として、商品計画の
      精度向上を図る。これまでは年度
      や半期、月度といった区分で売り
      上げや利益などの目標を立ててき
      たため、実需に合わせた商品展開
      が不十分であった。今後は、目標
      を週ごとに短縮して組み立てる。
      またシーズン別・商品グループ別
      の単位で計画していたところを、
      個別の品番ごとに細分化していく。
        ライトオン業態以外の柱を育成す
      るため、3月以降は新業態の出店
      も始めた。20~30代の男女をタ
      ーゲットとしたウエアや雑貨・イ
      ンテリアも扱う「ノーティードッ
      グ」を3月17日に9店舗同時オー
      プン、この春夏シーズンだけで、
      合計28店舗を青森から沖縄まで全
      国で展開する。家族向けのコーデ
      ィネートを展開するだけでなく、
      同社初となるドッグウエアを取り
      扱うことも特徴だ。
      (次回最終回お楽しみに)

 

      ライトオンヒット不発  
      初の営業赤字に   連載 2

      商品が変わり映えせずマンネリ化

      不振に陥った要因は、トレンド捕
      捉の失敗にある。昨シーズンは裏
      地が温かい「モコモコ」といった
      主力のPB商品が、販売開始から3
      カ月間で100万点を売り上げ大ヒ
      ットした。だが今シーズンは9月
      の天候不順などで秋物商品の立ち
      上がりが苦戦。旬な品ぞろえを実
      現できなかったことで値下げを余
      儀なくされ、利益が急減してしま
      った。同社の場合、単価が高く販
      売量も多い秋冬シーズンが利益の
      過半を占める収益構造となってい
      る。商品の入れ替えを進めるゴー
      ルデンウイーク以降の6~8月度は
      在庫処分などもあり、赤字を計上
      するのが通常だ。今下期は、前半
      の不振を引きずり例年以上に厳し
      い販売状況を見込んでおり、会社
      側は既存店売上高を前年比8%減
      と想定。膨らんだ在庫を値引きで
      消化するため粗利益率も悪化する。
      (次回に続く)

 

     ライトオンヒット不発  
     初の営業赤字に   新連載 1

     2期連続営業増益が

     ジーンズカジュアル衣料品店を展開
     するライトオンは、1995年の株式
     公開から約20年来で初となる営業赤
     字への転落危機に立たされている。
     3月28日に発表した2017年8月期の
     第2四半期(2016年8月21日~201
     7年2月20日)の業績は、売上高42
     8億円(前年同期比7.7%減)、営業
     利益2.3億円(同92%減)となった。
     同時に通期業績予想についても修正
     を発表。売上高810億円(前年比6.
     3%減)、20億円の営業赤字(前年
     は37.3億円の黒字)に転落する見通
     しだ。今年1月24日に下方修正を発
     表してわずか2カ月で2度目の下方修
     正を強いられた。同社は「バックナ
     ンバー」など自社で開発したプライ
     ベートブランド(PB)に加え、「リ
     ーバイス」や「エドウイン」などナ
     ショナルブランド(NB)のジーンズ
     も取りそろえる。全国の商業施設を
     中心に約500店舗を展開しており、
     前期まで2期連続営業増益と業績は
     堅調だった。いったい何が起きたの
     か。
           菊地悠人 東経記者
     (今回新連載です)

 

 

     イタリアで    new
     カップ焼きそば 最終回 8

     ラーメンブームの波に乗った
     インスタント食

     ちなみに、4人ともソース自体が
     初体験。日本のソースよりは薄味
     でしたが、初めての味に興味津々
     でした。ただ、ちょっとケミカル
     臭かったみたい(←出た!)。ん
     ーま、それがインスタントに慣れ
     ていない一般的なイタリア人の感
     想かもですね。そうして何度も食
     べていくうち、くせになっていく
     のです。ふふふ。
     ヘルシーイメージの日本食×空前
     のラーメンブームの波に乗ったイ
     ンスタント砲が、健康的な食生活
     を守り抜いてきたイタリア食文化
     の牙城を切り崩したようで、申し
     訳ないような気持ちがしないでも
     ありませんが、まあ、それはそれ
     。これはこれ。もしイタリアに来
     られることがあったら、イタリア
     製カップ麺。お土産にいかがです 
     ?
     (今回最終回有り難うございます)

 

     イタリアで    
     カップ焼きそば 連載 7

     焼きそばもパスタ料理

     へー。イタリア人のインスタント
     食品の定番感想「化学調味料臭い
     」を期待していたのに、ちょっと
     期待はずれ(笑)。ブイトーニ製
     は、麺にシコシコした食感が残っ
     ており、スター製はソースの味が
     濃い目でしっかりした味付けでし
     た。それぞれの得意分野が生かさ
     れているようです。カヤクは、野
     菜が多めで、ソース味がなければ
     「チリチリ細パスタの野菜和え」
     とも言えそう。あ、焼きそばも、
     やっぱりパスタ料理なんですね~
     。そういえば、紅ショウガと青
     のりがありませんでした。
     「3か月に1回くらいなら食べても
     いいかも」とのこと。それは、相
     当美味しいということでしょう!
     (次回最終回お楽しみに)

 

     イタリアで    
     カップ焼きそば 連載 6

     実際の商品 

ブイトーニ製は、カヤクとスパイス
(のようなもの)を入れ、熱湯を加
えて蓋をして4分。一方、スター製
は、蓋をしないで3分。それぞれの
研究の成果なんでしょうね。

お湯を捨てるスタイルは、世界のぺ
ヤングと一緒。ソースをプラスして、
かき混ぜて試食です!

     (次回に続く)

 

     イタリアで    
     カップ焼きそば 連載 5

     噂のカップ焼きそばを
     イタリア人が体験してみた!

     さて、前置きが長~くなりました
     が~、ココから本題です! 話題
     のカップ麺の中でも、特に人気を
     博しているヤーキソーバーを健康
     優良な30代のイタリア人たちが初
     体験してみました!まずは、作り
     方を把握するところからスタート
     です。このピュアさ! これが、
     インスタント経験の浅い平均的な
     イタリアの30代の姿です。健康
     的!今回、試食チャレンジして
     くれたのは、安い白ワインを飲
     むと胃が痛くなるというデリケ
     ートなルーベン君と、最近、Yo
     uTubeで出汁の摂り方を勉強中
     のジョルジャさん、箸の持ち方
     が独自過ぎるフェデリコ君とワ
     カメが食べられないカミッラさ
     ん。映像ディレクターやカメラ
     マンなど、忙しい業界人ながら
     爽やか健康ライフをキープする
     4人です。
     (次回に続く)

 

 

     イタリアで    
     カップ焼きそば 連載 4

     スーパーの山積のカップ麺は衝撃
    
     それでも、火にかけたり、オーブ
     ンで焼いたり。お湯をかけてどー
     にかなるレベルのものでもないの
     で、人によっては料理した気分さ
     え味わえそうなものですが、イタ
     リア人はミゼラブルな香りを漂わ
     せ、「ああ、こんな食事をしなく
     ちゃならないなんて!」と嘆き悲
     しみながら、震える手で封を切る
     のです。要するに、これだけ馴染
     みが薄~いインスタント界におい
     て、スーパーマーケットのいわゆ
     る「ツキダシ」に山積みになるカ
     ップ麺。その風景は、たいそう衝
     撃的なわけです。

 

       イタリアで    
     カップ焼きそば 連載 3

     スローフードの発祥地

     イタリアは、言わずと知れたスロ
     ーフード発祥の地。マンマの料理
     が世界一だし、おばあちゃんの畑
     で採れたトマトで作ったトマトソ
     ースを1年中使うし、なんなら旅
     行にも持ってちゃうし……(本当
     )。老若男女が健康的な食生活を
     好む傾向にあります(基本人間は
     そうなのかもしれないけど)。美
     味しい夕食を作りたいがゆえに、
     仕事を放りだしてとっとと帰る人
     が多い国では、インスタント食品
     業界もやる気を失うのか、イタリ
     アのインスタント食品は日本のソ
     レと比べたら、鼻で笑っちゃうく
     らい発展していません。
     鶏が先か、卵が先か。種類も少な
     いから使う機会も極稀で、瓶詰パ
     スタソースや冷凍ピッツァもあり
     ますが、冷蔵庫に食材が何もない
     うえ、空腹で死にかけているくら
     いのときに使う「最後の手段」の
     位置づけ。

 

       イタリアで    
     カップ焼きそば 連載 2 

       ラーメンはまだおいしくない

     参入メーカーは、パスタの老舗“ブ
     イトーニ”やトマトソースの大御所
     “スター”。たしかに、ラーメンは
     パスタ料理カテゴリー。お家芸と
     言わんばかりに、イタリアを代表
     する食品メーカーが参入したなら、
     それはもう……国民食街道まっし
     ぐらではなかろうか?!
     数年もすれば、子どもたちが「ラ
     ーメンはイタリアのパスタだよ?
      」なんて言い出さないか、ヒヤヒ
     ヤしたり……はしませんが、イン
     ド人もびっくりさせた日本のカレ
     ーライスよろしく、日本人もびっ
     くりの美味しいイタリアン・ラー
     メンが食べられる日も、そう遠く
     はないかもしれません(いまのと
     ころ、ラーメンはまだ美味しくな
     い)。
      (次回に続く)

 

       イタリアで    
     カップ焼きそば 新連載1     

      ラーメンブームも浸透しすぎて
     イタリア製カップ麺登場

     世界を圧倒する日本食ブーム。ス
     ーシー、テンプーラにとどまらず、
     ウメボーシ、トーフ、ユーズーを
     経て、最近はワギュー、ショーチ
     ューなどなど。ミステリアスでヘ
     ルシーで、なんだか魅力的なクチ
     ーナ・ジャポネーゼは、イタリア
     人にとって憧れの的のよう。モノ
     によっては、すっかり暮らしの中
     に定着しているものもあります。
     醤油、ワサビ、そして……ラーメ
     ン。特に、ラーメンの浸透ぶりは
     すさまじい! 数年前に、ミラノ
     でオリジナルのラーメン店が続々
     オープンしたかと思えば、最近は
     イタリア全国のスーパーマーケッ
     トの棚に、カップラーメンが並ぶ
     ように。しかも、ちゃっかりイタ
     リア製だったりするので驚きます。
                   GetNavi Web
     (今回、新連載です)

 

     観光列車大競争    new
     JR九州に秘策   最終回8

              観光列車戦略の元祖の意地

     JRや大手私鉄から第三セクターま
     で全国の鉄道会社が続々と観光列
     車を導入している。中には「水戸
     岡デザイン」をそのまま取り入れ
     た鉄道会社もあり、九州に行かな
     くても似たような観光列車に乗れ
     るという状況が生まれつつある。
     が、JR九州には観光列車戦略の元
     祖としての意地がある。より差別
     化された列車を生み出さなくては
     いけない。その解が、地域とのコ
     ラボだった。「地域密着」は多く
     の鉄道会社が唱える耳に心地よい
     キーワードだ。しかし、水戸岡氏
     が語ったように、車両製造の企画
     段階から地元が関与することは、
     面倒な作業を伴う。青柳社長も「
     当初はもっと簡単に造ることがで
     きると思っていた。地域とは互い
     に意見をぶつけあった」と振り返
     る。それでもJR九州は、その困難
     な道をあえて選んだ。観光列車大
     競争時代に突入する中、豪華な車
     両に満足しているだけの会社があ
     るとしたら、地域密着への追求と
     いう点で、JR九州の独走ぶりが際
     立つ結果になるのかもしれない。
     (今回最終回有り難うございます)

 

      観光列車大競争    
     JR九州に秘策   連載 7

                地域密着をとことん追求

               観光列車の先駆者として歴史を切
               り開いてきたという自負がJR九州
               にはある。気になったのは「新た
               な境地にチャレンジしていきたい」
               という発言。JR九州の観光列車戦
               略に何らかの方針転換があるのだ
               ろうか。
               青柳社長の発言を水戸岡氏が補足
               した。「JR九州の強みとは地域が
               応援してくれること。思い切った
               デザインをすると地域が”面白いね
               ”と言ってくれる。だからさらに思
               い切ったデザインをすることがで
               きる。この繰り返しです」。つま
               り、「新たな境地」というのは、
               地域とのかかわりを今まで以上に
               強めて、結果として、さらに思い
               切った観光列車を造るということ
               なのだ。
               (次回最終回お楽しみに)

 

               観光列車大競争    
     JR九州に秘策   連載 6

      観光列車の先駆者の自信

     そんな観光列車ラッシュの中でJR
     九州の観光列車が埋没する心配は
     ないのか。他社と比べた場合、JR
     九州の観光列車の強みとは何か。
     そんな質問を青柳社長に投げかけ
     てみたところ、余裕たっぷりの答
     えが返ってきた。
     「会社発足2年後の1989年に当社
     初の観光列車『ゆふいんの森』を
     投入した。2004年からは九州新
     幹線開業に合わせ各地に観光列車
     を走らせ、つねに先進的なトライ
     アルをしてきた。ここへ来て他社
     も観光列車を投入し、各社で競い
     合える段階に入ったのはうれしい。
     今後は観光列車の先駆者として、
     新たな境地にチャレンジしていき
     たい」
     (次回に続く)

 

        観光列車大競争    
     JR九州に秘策   連載 5

     本当の地域密着を

     「自分で創造的な方法を考えるだけ
     でなく、地域の人と一緒に創造的な
     デザイン活動をしないと本当の地域
     密着とはいえない。その意味では自
     分としてもあらためて車両デザイン
     の勉強になった」。2月27日、「か
     わせみ やませみ」のお披露目式であ
     いさつに立った青柳社長は、「他社
     が続々と豪華列車を投入する中、足
     を運んでいただきありがとうござい
     ます」と話を切り出した。鉄道会社
     の社長が問われもしないうちから他
     社の話をするのは異例だ。今年は豪
     華列車や観光列車の投入が集中する
     年。JR東日本「トランスイート四季
     島」、JR西日本「トワイライトエク
     スプレス瑞風」、JR四国「四国まん
     なか千年ものがたり」、東武鉄道「
     SL大樹」、東京急行電鉄・伊豆急行
     「ザ・ロイヤル・エクスプレス」など、
     各社が競って豪華列車を投入する。
     その中には水戸岡氏をデザイナーに
     起用した列車もある。
     (次回に続く)

 

      観光列車大競争    
     JR九州に秘策   連載 4

     熊本地震でコンセプトを見直し

     新観光列車投入を発表した翌日の
     14日、熊本地震が発生した。水戸
     岡氏は「デザインプランのすべて
     が変わった」と当時を振り返る。
     当初は「軽い感じのスイートでト
     レンディ」な列車をイメージして
     いた。が、地震後に行われた水戸
     岡氏の最初のプレゼンで、青柳社
     長は「そうじゃない」とダメ出し
     した。「復興のシンボルとなるよ
     うな列車を目指してほしい」。
     水戸岡氏は当初のデザインや素材
     選びのすべてを白紙に戻した。地
     元に何度も足を運び、地域に住む
     人の声をきめ細かく「取材」した
     。水戸岡氏にとって初めての経験
     。「面倒なことが多くデザイナー
     にとって正解というわけではない
     が、これからはこうしたやり方も
     しないといけない」と水戸岡氏は
     語る。
     (次回に続く)

 

      観光列車大競争    
     JR九州に秘策   連載 3

       地域との密着をより深く

     2015年12月、JR九州は翌年3月の
     ダイヤ改正において、「九州横断特
     急」が熊本―人吉間の運転を取りや
     め、代わりに新たな観光列車を投入
     すると発表。2016年4月13日に列
     車名を含めた観光列車の概要を公開
     した。青柳俊彦社長は「今までの観
     光列車は地元とのコラボレーション
     を言いながらも、なかなかそういう
     イメージがなかった。今度の観光列
     車では地域といっしょに造ったとい
     うことをアピールしていきたいとお
     伝えした」と発表当時の状況を振り
     返る。熊本―人吉間でも「SL人吉」
     や「いさぶろう・しんぺい」といっ
     た観光列車がすでに運行しており、
     いずれも大人気。停車駅で地元の女
     性が名産品を販売するなど、地域と
     の密着ぶりも申し分ない。それでも、
     青柳社長にとっては、地域とのコラ
     ボが足りないように見えた。これま
     でのJR九州の観光列車はJR九州が
     車両を造ってから、地元と一緒に活
     用方法を考えてきたという。今回は
     さらに踏み込んで、車両製造の企画
     段階から地元の意向を取り入れてい
     きたいと考えたのだ。
     (次回ぬ続く)

 

 

     観光列車大競争    
     JR九州に秘策   連載 2

     乗車して初めてわかる"変化"

     木をふんだんに用いた内装、窓向
     きに設置されたカウンター席、軽
     食や飲み物を提供するビュッフェ。
     これらはJR九州の観光列車の多く
     に共通する特徴だ。JR九州の車両
     デザインを一手に引き受ける水戸
     岡鋭治氏が今回も担当しているの
     で、既視感があるのは当然といえ
     る。しかし、実はその製造工程に
     おいて大きな変化があるのだ。JR
     九州は観光列車をD&S列車と呼ぶ
     。デザインの「D」とストーリー
     の「S」。特別な「デザイン」と
     地域に基づく「ストーリー」を兼
     ね備えた列車という意味だ。デザ
     インは見ればわかる。しかし、「
     地域に基づくストーリー」は見た
     だけではわからない。実際に乗車
     し、沿線の風景を見て、客室乗務
     員のサービスを受け、地元の名産
     品を食べたり飲んだりすることで
     わかってくるものだ。これまでも
     同社の観光列車はこうしたストー
     リー性を打ち出してきたが、「か
     わせみ やませみ」はどの観光列
     車よりも地域とのかかわりが強い。
     (次回に続く)

 

       観光列車大競争    
    JR九州に秘策   新連載 1

    11本目の観光列車

    JR九州の観光列車「かわせみ やませ
    み」が3月4日から熊本―人吉間で運
    行を開始した。同社にとっては11本
    目の観光列車。豪華寝台列車「ななつ
    星 in 九州」を加えれば、12本目とな
    る。列車は2両編成。JR九州の多くの
    観光列車と同様、中古車両を改造した
    ものだ。製造費の総額は2.3億円。20
    15年に登場した10番目の観光列車「
    或る列車」の製造費は5.7億円だった
    ので、半分以下のコストしかかかって
    いない。もっとも、「或る列車」は
    「ななつ星」を上回る豪華絢爛な内装
    を売り物としており、「組子細工の
    格子など費用のかかる装飾をたくさ
    ん施しているので割高になった」(
    JR九州)。2011年に登場した「指
    宿のたまて箱」の製造費は2億円弱
    だったので、金額面ではこちらと比
    較するほうが適しているだろう。
         大坂 直樹 東洋経済
    (今回新連載)

 

 

    華のない京王電鉄   new
    どこが強いのか  最終回 7

     京王に学ぶ「個性と凡庸」

    この国では、際立った個性を持っ
    ている、それがさんさんと輝いて
    いることは、決していいことのよ
    うに思われない。むしろ、みんな
    と一緒に、同じようなことをして
    いることが、まっとうな人間の証
    であるかのような風潮がある。
    京王の列車たちは、5両編成の井
    の頭線の電車を除き、他から見る
    とみんな似たようなもの、と見え
    るだろう(実際にはいろいろあ
    るのだけれども)。しかし、足元
    だけは京王の個性を発揮している。
    平凡でありながら真面目に働いて
    いる。それでそれなりに評価され
    ている。これは、この国で働くビ
    ジネスパーソンのひとつのあり方
    だ。もっとも最近はそれだけでは
    厳しい。だがその厳しさに対して
    も、なかなか見えない「足」とい
    うところで個性を発揮する。
    少し回りくどい表現になってしま
    うが、京王電鉄の凡庸さに、ビジ
    ネスパーソンが学ぶべきことは多
    いのではないか。
   (今回最終回ありがとうございます)

 

      華のない京王電鉄   
    どこが強いのか   連載 6

     日常的なタスクは
    しっかりこなす

    筆者は調布市に暮らし、京王線を
    よく利用する。調布駅を利用する
    際によく考えるのは、平日昼間ダ
    イヤのたくみさである。おおよそ
    10分間に、特急・準特急2本、急
    行・区間急行・快速1本、普通1本
    がホームから発車している。しか
    も、特急・準特急とそれ以下の列
    車の乗り継ぎが考慮されている。
    ダイヤの密度の高さには感心させ
    られる。通勤時間になるともっと
    大変だ。2分に1本のペースで都心
    に向かって列車が出発する。これ
    をさばくだけでも、大変だろう。
    この時間帯は、特急・準特急はな
    い。朝のノロノロ運転に不満を持
    っている京王線沿線住民は多いか
    もしれない。しかし、近く高架に
    する工事が行われ、その際に追い
    抜き可能な駅を増やし、列車をど
    んどんさばけるようにする予定だ。
    またそれにともなって、「開かず
    の踏切」問題も解消するだろう。
    (次回最終回です)

 

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4.定期借地借家アドバイザー16

2017-04-18 10:21:42 | 定期借地借家アドバイザー

   

空き地・空き家は
定借でイノベーションえを起こせ 

     

       最終赤字 45億円  new
              後がない大塚家具  連載 2

     方針の伝達不足の結果も大きい

     こう語るのは久美子社長だ。父娘
     が経営権をめぐって対立した2年
     前のお家騒動で、創業者で父の大
     塚勝久前会長(73、現匠大塚会長
     )に勝利した久美子氏だが、父の
     高級路線を否定する改革がうまく
     いかず、平成28年12月期連結決
     算は過去最悪の45億円の最終赤字
     を計上。29年2月には中期経営計
     画を取り下げ、3月に新たな経営
     ビジョンを公表した。業績悪化の
     要因はいくつかある。一つは父の
     高級路線と対立したため、消費者
     に低価格路線に転換したという誤
     解が広がってしまった。久美子氏
     は「自分たちの方向性を適切に伝
     えられなかった」と反省する。も
     う一つは、受付で顧客に名前を書
     かせて、マンツーマンで接客する
     方法を止め、社員が戸惑ったの
     も売り上げの落ち込みにつながっ
     た。また、住宅会社との提携解消
     で、家具のまとめ買いがなくなっ
     たのも響いた。
     (次回に続く)

 

     最終赤字 45億円  
              後がない大塚家具 新連載 1
    

     大塚家具が窮地に立たされている。
     創業家父娘のお家騒動で、2年前に
     長女の大塚久美子社長(49)が経
     営権を握り、会員制販売の廃止や
     高級路線から転換する戦略を打ち
     出したが、消費者にうまく浸透せ
     ず、前期は最終赤字に転落した。
     4月から経営戦略を見直し、専門店
     や小型店の拡大などで立て直しを
     図る考えだ。ただ、足元では現預
     金が大幅に減少しており、もう次
     の施策では失敗が許されない状況
     にまで追い込まれている。
     「新たな経営ビジョンのもとで、
     立て直しを図りたい。早く出血を
     止めなければならない」
              産経新聞
     (今回新連載です)

 

     ニッセン カタログ転換 new
     新ECサイト開設 最終回 4

     果たして、前途は

     Alinomaの立ち上げは、再起を図
     るニッセンが打ち出す新施策の1
     つだ。同社の浪花勝史広報企画室
     長は「今後もさまざまなECサイト
     を立ち上げていく可能性がある。
     カタログの提供は継続するが、EC
     サイトに誘導するためのツールと
     して活用する」と話す。「誘導を
     促進するため、画像の隣にQRコー
     ドを配置するなど、レイアウトに
     工夫していく」という。「売り上
     げやユーザー数の目標値は、現時
     点では未定」(サイズモール企画
     チーム 大橋さと美マネージャー)
     というが、“プラスサイズ衣料”と
     いうニッチ市場への進出は、どの
     ような結果につながるのだろうか。
     (今回最終回有り難うございます)

 

     ニッセン カタログ転換
     新ECサイト開設  連載 3

     非上場化する

     同社はこれまで、紙媒体のカタロ
     グを使用した通販事業に取り組ん
     できたが、Amazon、ZOZOTO
     WNなどのECサイトや、ユニクロ
     などのファストファッションの急
     速な発展で不振に陥った。2016
     年1~9月期には前年同期から売上
     高で25%減、営業赤字74億円を計
     上。債務超過転落も予測されたこ
     とから、親会社のセブン&アイ・
     ホールディングスが完全子会社し、
     非上場化になった。
     (次回最終回お楽しみに)

 

     ニッセン カタログ転換 
     新ECサイト開設   連載 2

       LLサイズ以上に注目

     新サイト「Alinoma」は方針転換の第
     1歩だ。従来のプライベートブランド
      (PB)中心の戦略から切り替え、「ea
     rth, music & ecology」「23区」など
     計39ブランド・730種類のアイテムを
     取りそろえた。現在、LLサイズ以上の
     衣料が女性衣料市場に占める割合は約
     3.5%(約2059億円)と少ないため、
     競合サイトでの取り扱いが少ない人気
     ブランドのプラスサイズ製品に注力す
     ることで、さらなる顧客の取り込みを
     図る狙いだ。現時点では3L程度までし
     かサイズ展開のないブランドも存在す
     るが、今後、該当ブランドに対して新
     規格の提案や生産の受託などを行い、
     ラインアップを拡充する予定。
     (次回に続く)

 

      ニッセン カタログ転換 
     新ECサイト開設   新連載 1

     通販大手のニッセンホールディング
     スは4月6日、女性向けの衣料品を販
     売するネット通販(EC)サイト「Al
     inoma(アリノマ)」を開設した。“
     プラスサイズ・ECファッションモー
     ル”がコンセプトで、L~10Lと大きめ
     のサイズの洋服を中心に取り扱ってい
     る点が特徴だ。カタログを通じた通販
     を展開してきたニッセンだが、ネット
     通販サイトなどに押されて苦戦。時代
     に合わせて戦略を転換し、今後もカタ
     ログの提供は継続するが、ECサイト
     に誘導するためのツールとして活用し
     ていく考えを打ち出す。
           濱口翔太郎 ITmedia
     (今回新連載です)

 

 

     GU セルフレジ導入  new
              8月までに176店舗に設置 1/1

     [東京 6日 ロイター] -
     ファーストリテイリング
     グループの「ジーユー」は6日、セ
     ルフレジを本格導入すると発表した。
     8月末までに、全店舗の約半数にあた
     る176店舗に設置する。これまでの
     実験により、1人の精算時間が有人レ
     ジと比べて最大で3分の1短縮できる
     ほか、混雑時のレジ通過人数が約1
     割アップすることが分かったという。
     また、8月までに国内全店舗で電子
     タグの「RFID」を導入。在庫管理や
     荷受など、店舗の業務効率を向上さ
     せる。
     (この項、終了)

 

     「ペッパーランチ」の new
     快進撃つづく  最終回 11

     相乗効果

               ペッパーランチのオーナーさんに
             「近隣に『いきなり!ステーキ』が
               できる計画があるんです」と伝え
               ると、ほとんどの人が「それは止
               めてくれ」と言っていました。で
               も、いきなり!ステーキが近くに
               できてもペッパーランチの売り上
               げは伸びているんですよ、といっ
               た事例をお伝えすると、納得され
               るケースが多いですね。いきなり
               !ステーキは集客力があるので、
               その相乗効果がでているのではな
               いでしょうか。
               土肥: 「寿司を食べたい」と思
               っている人は、いわゆる“寿司の口
               ” になっているのではないでしょ
               うか。「トロを食べたい」「ウナ
               ギを食べたい」という食欲がある
               のに、目的の店に行ったら行列が
               できていてすぐに食べることがで
               きない。「じゃ、隣にあるパスタ
               の店にするか」とならず、近くに
               ある寿司店を探す。時間がない状
               況でも、なかなかあきらめること
               ができないわけですよ。寿司の口
               と同じように、“ステーキの口”に
               なっているお客さんをがっちりつ
               かんでいるわけですね。だからペ
               ッパーランチといきなり!ステー
               キは共食いをしていない。本日は
               ありがとうございました。
               (今回最終回有り難うございます)

 

             「ペッパーランチ」の
     快進撃つづく   連載 10

     わざわざがキーワード

     川野: でも、どのペッパーランチ
     も売り上げは伸びているんです。な
     ぜか。「わざわざ」がキーワードだ
     と思っています。
     土肥: わざわざ? どういう意味
     でしょうか?
     川野: いきなり!ステーキで食べ
     たいので、わざわざ足を運ぶ人は多
     い。一方、ペッパーランチを食べた
     いので、わざわざ足を運ぶ人は少な
     い。いきなり!ステーキを食べるた
     めに、電車に乗って来たけれども行
     列ができていた。時間がないので並
     ぶのは嫌だなあと思っていたら、近
     くにペッパーランチがあった。その
     店は行列ができていないので、待た
     ずにすむ。しかも座って食べること
     ができる。「じゃあ、ペッパーで…
     …」という人が多いようです。また
     「以前ペッパーランチで食べたこと
     があるけれど、しばらく食べていな
     い」「食べたことがなかった」とい
     ったお客さまが増えています。
      (次回最終回お楽しみに)

 

     「ペッパーランチ」の
     快進撃つづく   連載 9

      いきなりステーキのカニバリは

     土肥: もうひとつ気になること
     があります。2013年12月に「い
     きなり!ステーキ」を出店してい
     ますよね。同じステーキを扱って
     いるわけなので、カニバリ(自社
     製品が競合するので、市場で共食
     いが発生してしまうこと)もある
     のではないでしょうか。
     川野: 当初、ペッパーランチを
     運営している会社が「いきなり!
     ステーキ」もやっていることをな
     るべく出さないでいました。なぜ
     かというと「しょせんペッパーラ
     ンチをやっている会社が運営して
     いるんでしょ」といった感じで受
     け止められるのではないかと懸念
     していたから。ただ、1年ほどが
     経って、「ペッパーランチもやっ
     ている会社ですよ」といった形で
     打ち出したところ、「しょせん…
     …」といった反応はほとんどあり
     ませんでした。
     カニバリはないのか? というご
     質問についですが、結論から言う
     と「ありません」。
     土肥: 本当ですか? 東京の錦
     糸町、神奈川の横須賀、大阪の難
     波などでペッパーランチの近くに、
     いきなり!ステーキの店がありま
     すよね。
     (次回に続く)

 

     「ペッパーランチ」の
     快進撃つづく   連載 8

     消費者の胃袋をつかむのは難しい

     土肥: 当時は値下げ商品が相次
     いでいたので、社内から値上げす
     ることに反対の声はなかったです
     か? 「また、お客さんが逃げる
     じゃないか」と。
     川野: ありました。ただ、数店
     舗でテストをしました。ステーキ
     250グラムで価格はそのまま、ス
     テーキ300グラムで値上げ。どち
     らが売れたと思いますか? 300
     グラムだったんですよね。
     土肥: 消費者の胃袋をつかむっ
     て、難しいですねえ。価格を下げ
     たら怒られる、ボリュームを減ら
     しても怒られる。逆に、価格を上
     げて、ボリュームを増やすと、
     喜ばれる。資料をみると、その後
     売り上げは順調に回復していくわ
     けですが、当時いまのような状況
     を想像していましたか?
     川野: いえ、まったく。O157
     の事故があって、売り上げは激減。
     ワイルドステーキがヒットしたも
     のの、その後は迷走が続いていま
     した。そうした中で、原点に戻る
     しかなかったんですよね。ボリュ
     ームのある肉をきちんと提供する
     しか。以前は売り上げが低迷して
     いる店舗は割引をしていましたが、
     それって店の価値を下げるだけな
     んですよね。というわけで、いま
     は一切割引をしていません。
     (次回ぬ続く)

 

    「ペッパーランチ」の
     快進撃つづく   連載 7

     ボリーム感とレジ接客で売上UP

     川野: 「価格を下げればいいと思
     っているのか。ペッパーランチは肉
     をたくさん提供するのがウリだろう
     」といった声が多かったんですよね。
     というわけで、この2つの試みはや
     めました。で、次に何をしたのか。
     お客さまから「肉をたくさん食べた
     い」という声が多かったので、より
     肉感を出したメニューを増やしまし
     た。肉のボリュームを増やしたり、 
     質を上げたり、すると評判が良かっ
     たんです。単価を上げたのですが、
     売り上げも伸びました。原価率も上
     がりましたが、販売価格も上がるの
     で、粗利額も増えました。また、お
     客さまからは「お得に感じる」とい
     った声が多かったんですよね。
     客数は順調に伸びていき、2014年
     2月に事故前の売り上げを超えまし
     た。また、券売機を止めてレジに切
     り替えました。それまではファスト
     フードのステーキ店として運営して
     きましたが、1000円以上のステー
     キを食べるのに券売機で食券を買う
     のはちょっと嫌ですよね。また券売
     機で食券を買うときって、ちょっと
     プレッシャーを感じることがありま
     すよね? 後ろで人が待っていたら
      「早く決めなければいけない」と感
     じて、食べたいと思っていたモノと
     違うモノを選ぶことも。そうした不
     満を解消するために、券売機を廃止
     して、レジを導入。お客さまから「
     オススメはどれですか?」といった
     質問にも答えることができるように
     しました。結果、顧客満足度が上昇
     してきました。
     (次回に続く)

 

     「ペッパーランチ」の
     快進撃つづく   連載 6

            高価格のメニューを
    投入したところ

              川野: ワイルドステーキに続く
             ヒット商品がなかなか生まれない。
             何とか現状を打破するために、海外
             にヒントを求めて視察旅行に行きま
             した。シンガポールの飲食店をみる
             と、たくさんのメニューが並んでい
             たんですよ。カレー、パスタ、ドリ
             ア、ステーキなど。なぜかというと、
             現地の人はたくさんの人と一緒に食
             事を楽しむ文化があるんですよね。
             またフードコートをみると、ボリュ
             ームを少なくして、低価格の商品を
             提供していました。「これだ! 日
             本でもこの2つをやってみよう。1つ
             はメニューを増やす。もう1つは低
             価格の商品を増やす」と決めました。
             2012年1月に、カレー、パスタ、ド
             リアなどを提供しましたが、肉以外
             のモノはほとんど売れませんでした。
             また、ボリュームを減らして低価格
             の商品を提供したところ、こちらは
             クレームが殺到。
             土肥: なぜクレームがきたのでし
             ょうか? 当時は日本でも低価格の
             商品がたくさんありましたよね。
             (次回に続く)

 

            「ペッパーランチ」の
     快進撃つづく  連載 5 

       牛丼と戦う

              土肥: では、一進一退の話を聞
              かせてください。
              川野: 2010年にワイルドステー
              キを販売して、その商品は好調だ
              ったのですが、世の中は「デフレ
              経済」が続いていました。大手牛
              丼チェーンが牛丼一杯250円前後
              で販売していたので、当社も考え
              たんですよ。当時、サービスステ
              ーキは580円で販売していました
              。ライスの価格は190円なので、
              ライスなしで390円。そこから10
              0円引いて、290円で販売するこ
              とに。
              土肥: 牛丼戦争の中にステーキ
              が参入したわけですね。
              川野: はい。290円で販売した
              ところ、多くの店で行列ができま
              した。ところが、またクレームが
              殺到しました。
              土肥: どうしてですか? また
              違う肉を提供したとか?
              川野: 「なんでライスが付いて
              いないんだ!」「どうせ安物の肉
              を出しているんだろう!?」といっ
              た声が多かったんですよ。290円
              ステーキの原価率は50%ほどだっ
              たので、利益はあまり出ません。
              そのうえ、クレームが多い。
              土肥: 売っても売ってもあまり
              儲(もう)からない。加えてクレ
              ームも多い。“骨折損のくたびれ
              もうけ”だったわけですね。
              (次回に続く)

 

            「ペッパーランチ」の 
     快進撃つづく  連載  4 

      クレームが多く、
      一進一退の状況が続く

     土肥: いわゆる高級店に行けば、
     その場で肉をカットしてくれる。し
     かし、ペッパーランチのような券売
     機で食券を買って、1000円で食べ
     ることができる店でそのようなスタ
     イルの店舗はあまりなかったような。
     川野: ただ、話は順調に進みませ
     ん。肉の硬い部分は「サービスステ
     ーキ」(120グラム、ライス付き、
     580円)として販売していたのです
       が、一部の現場は混乱していました。
     ワイルドステーキとして提供する肉
     をサービスステーキとして提供して
     いたり、その逆もあったり。「この
     前食べたときのワイルドステーキは
     おいしかったのに、なんだこれ!?
     硬いじゃないかっ!」といったクレ
     ームがありました。ワイルドステー
     キが予想以上にヒットしたので、「
     売り上げは伸びるはず」と見込んで
     いましたが、クレームが多く、一進
     一退の状況でした。
     (次回に続く)

 

     「ペッパーランチ」の 
     快進撃つづく  連載  3 

     各店舗でカット

     川野: ご指摘の通り、2009年の
     「O157食中毒事故」で、ペッパー
     ランチの売り上げは大きく落ち込み
     ました。かつてないほどの大打撃を
     受けたこともあって、社内からは「
     このままではダメだ。なんとかしな
     ければいけない」という声がありま
     した。そこでどうしたか。それまで
     は工場で肉をカットして、各店舗に
     それを届けていましたが、この方法
     でやると原価率が高くつくので、各
     店舗でステーキにカットしてもらう
     ことに。
     土肥: それまでの店舗スタッフは、
     カットされたステーキを鉄板に乗せ
     て焼くだけ。それなのに、いきなり
     「肉をカットしてくれ」と伝えて、
     現場から不満の声はなかったですか
     ? 「えー、そんなの無理だよ」「
     これまで通り、工場でカットしてき
     てよ」と。
     川野: いくつかの店舗からそのよ
     うな声がありました。ただ、一部の
     店舗で店内カットの形に変えたとこ
     ろ、売り上げがぐーんと伸びたんで
     すよね。ということもあって、全店
     での導入を決めました。
     土肥: 肉をカットするって簡単そ
     うに見えて、難しそう。全店導入は
     スムーズにいったのでしょうか?
     川野: 現場で肉のカット法を教え
     て、「問題がない。大丈夫」と判断
     したところから導入して、2010年7
     月に「ワイルドステーキ」という商
     品を販売することに。肩ロースの塊
     をカットしたもので、当時の価格は
     1000円(300グラム、ライス付き)
     。店内で肉の塊をカットする店はそ
     れほどなかったので、ものすごく売
     れたんですよ。
     (次回に続く)

 

    「ペッパーランチ」の 
     快進撃つづく    連載  2 

            客単価が上がっているのに客数増える

              土肥: 国内のペッパーランチをみて
              いると、2009年の食中毒事故をきっ
              かけに、店舗数・売上高ともに落ち込
              みました。個人的に「ああ、もう終わ
              ったな」と思っていたのですが(失礼
              )、直近の数字を見てびっくり。201
              2年11月から現在(2月末)まで、52
              カ月連続で既存店売上が上昇している。
              どうしてかなあと思って数字を追って
              みると、気になったところがあったん
              ですよ。それは「客単価」。2012年
              の客単価は路面店で800円、フードコ
              ートで700円でしたが、現在は1100
              円、900円。そして「客数」も伸びて
              いる。マーケティングの本なんかには
             「客単価が上がれば、客数は減る。し
              かし、単価が上がっているので売り上
              げは伸びるかも」といったことが書か
              れていますが、ペッパーランチの場合
              は違う。「客単価が上がっているのに
              、客数も増えて。結果、売り上げも伸
              びている」。なぜ、こんなことが起き
             ているのでしょうか?
              (次回に続く)

             

            「ペッパーランチ」の 
     快進撃つづく   新連載 1

          【問題】外食チェーンを展開する「ペ
            ッパーフードサービス」の業績が好調
            である。その理由を述べよ――。

         「はいはい、『いきなり!ステーキ』が
            順調なんでしょ。行列がよくできてい
            るし」と思われたかもしれないが、その
            答えだと「50~60点」といったところ。
            同じステーキをウリにしている「ペッパ
            ーランチ」の快進撃が続いているのだ。
            ペッパーランチと聞いて「えー、本当に
            ? ちょっと信じられない」とびっくり
            された方は、あの事件・事故の記憶が甦
            ったからかもしれない。2007年5月に起
            きた強盗強姦事件と、2009年9月に起き
            た「O157食中毒」である。後者は感染
            者が全国的に広がったこともあって、業
            績が悪化。競争の激しい飲食業界の中で、
            この事故は大きな足かせになるはずだっ
            た。ネット上でも「ペッパーランチは全
            店閉店すべき」といった声があった中で、
            2012年11月から反撃が始まるのだ。
                                土肥義則 ITmedia
    (今回新連載です)

 

 

          世界半導体製造装置  new 
    中国が世界第3位の市場に 2/2 

     2016年販売額の412億4000万ドル
          は、ウェーハプロセス用処理装置、
          組み立ておよびパッケージング装置
          、テスト装置、その他前工程装置(
          マスク/レチクル製造装置、ウェー
          ハ製造装置、半導体製造装置用関連
          装置)の合計。その他前工程装置が
          5%の減少であったが、それ以外の
          装置は全て前年比増となっている。
          地域別販売額を見ると台湾の1位(
          122億3000万ドル)と韓国の2位(
          76億9000万ドル)は前年と変わら
          ないが、北米と日本では前年割れと
    なり、中国(64億6000万ドル)が
    世界第3の半導体製造装置市場へと
    成長した。なお、日本は46億3000
    万ドルで第5位、北米は44億9000
    万ドルで6位となっている。
   (この稿、終了)

 

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4.売上UP事業計画22

2017-04-17 11:33:57 | 売上50%UP作業計画。

    

売上UP相談は
早めの相談が より効果的です       

     

 

    売り場を減らしたのに new
      シュウマイバカ売れ 連載 11 

     ローカルブランド

    土肥: 全国展開はちょっと違うな
    あと痛感して、いまでは限定販売し
    ているわけですね。売り場の数が減
    ったので、売り上げも減少したので
    は?
    金田: はい、減少しました。ただ、
    その後は徐々に売り上げが回復して
    いって、2015年度は過去最高、20
    16年度も更新する見通しです。
    土肥: 経営者であれば、会社を成
    長させなければいけない、売り上げ
    を伸ばさなければいけない、顧客数
    を増やさなければいけない、といっ
    たプレッシャーがあるはず。「全国
    でじゃんじゃん売って」という方針
    を掲げて、その道を突き進むのが“  
    正解”のように感じますが、崎陽軒
    は違った。一度は全国展開の道も考
    え、売り上げの拡大を目指す。しか
    し、お客の声を受けて、「自分たち
    の価値はローカルにある」と認識さ
    せられたわけですね。売上減が予想
    される中で、あえてその道を選ぶ。
    結果、ブランドを守ることで、業績
    は回復していったわけですね。
    もうひとつ、イジワルな質問を。シ
    ウマイって希少性はないですよね。
    崎陽軒のシウマイが売れていること
    が分かれば、競合他社もすぐに真似
    したのではないでしょうか。それで
    もシウマイが生き残った理由はどこ
    にあると分析しますか?
    (次回に続く)

 

 

     売り場を減らしたのに 
     シュウマイバカ売れ 連載10 
      売り場を減らして
      売り上げを回復

    金田: 全国展開の一環として、
    大阪に工場を造る計画などもあっ
    たのですが、実現できませんでし
    た。また、真空パックシウマイを
    全国の小売店で販売していただい
    たのですが、お客さんからこのよ
    うな声がたくさんありました。「
    横浜で『シウマイ』を買ったのに、
    近所のスーパーで売っているじゃ
    ないか。せっかく買ったのに、こ
    れじゃあお土産にならない!」と。
    売り場の数はどんどん増えていっ
    たので、売り上げもどんどん上が
    っていました。でも、お客さんか
    ら反対の声があったので、会社は
    岐路に立たされました。このまま
    ナショナルブランドとして広げて
    いけばいいのか。それとも横浜の
      地に根付いてローカルブランドと
    してやっていけばいいのか。現在
    の社長がさまざまな人の話を聞い
    て、ローカルブランドとしてやっ
    ていくべきではないか。横浜の地
    にとどまって、目が届く範囲で、
    商品を展開していくべきではない
    か。といった考えにいきつき、い
    までは経営理念に「崎陽軒はナシ
    ョナルブランドを目指さず、真に
    優れたローカルブランドを目指す
    」と掲げています。
    (次回に続く)

 

    売り場を減らしたのに 
    シュウマイバカ売れ 連載 9

    関西は知名度が低い

    土肥: えっ、ちょっと待ってくだ
    さい。真空とパックをかけあわせて、
    「真空パック」という言葉をつくっ
    たということですか?
    金田: はい。「真空パック」とい
    う言葉……いまでは広く使われてい
    ますが、実は崎陽軒が最初に使いま
    した。
    土肥: な、なんと。ちなみに、商
    標登録は?
    金田: していません。
      土肥: うーん、もったいない。
    金田: ただ、常温で長期保存がで
    きるようになって、シウマイを遠く
    の人に知ってもらうきっかけになり
    ました。
      土肥: ちょっと意地悪なことを言
    うと、ワタシは大阪で生まれ育った
    わけですが、関西で「崎陽軒」とい
    う社名はあまり浸透していないんで
    すよね。認知度は横浜市民99%に対
    し、大阪市民は40%ほど(ドイ予測
     )。崎陽軒は知っていても、シウマ
    イを食べたことはない人も多いと思
    うんですよ。いまでは横浜だけでな
    く、首都圏でも扱っているのに、な
    ぜ名古屋、大阪、福岡といった都市
    で販売しないのでしょうか?
    (次回に続く)

 

     売り場を減らしたのに 
    シュウマイバカ売れ 連載 8 

   「真空パックシウマイ」が誕生

    金田: 次に「シウマイ弁当」を
    発売することに。1954年(昭和
    29年)のことですね。
    土肥: 「シウマイ」を発売した
    ときにはあまり売れませんでした
    が、「シウマイ弁当」はどうだっ
    たのですか?
    金田: 「シウマイ」の認知度が
    広がったこともあって、発売当初
    から弁当の売り上げは好調でした。
    その後も順調に売れていく中で、
    1967年(昭和42年)に発売した
    「真空パックシウマイ」が好評で
    した。横浜名物として「シウマイ
    」は売れていましたが、日持ちの
    いい商品ではありません。お客さ
    んからは「遠くに住んでいる人に
    お土産として持って行きたいけれ
    ど、日持ちのいいモノはないの?
    」といった声がたくさんありまし
    た。常温で長期保存ができる商品
    はできないか。当時、真空の技術
    は普及していませんでしたが、メ
    ーカーさんと一緒に共同で開発す
    ることに。完成後、どういう商品
    名にするか2代目社長が検討した
    ところ、「真空」という日本語と、
    「パック」という英語と、「シウ
    マイ」という中国語を使ってみて
    はどうだろうかということで、「
    真空パックシウマイ」が誕生しま
    した。
    (次回に続く)

 

 

 

    売り場を減らしたのに 
    シュウマイバカ売れ 連載 7

     シュウマイ娘から買う

    当時、駅のホームで弁当や雑貨を
    売っていたのは男性ばかり。なぜ
    かというと、たくさんの弁当を持
    ち歩くって重労働なんですよね。
    しかも、大声を出さなければいけ
    ない。さらに、列車の窓から受け
    渡しをしなければいけなかったの
    で、背の低い女性には向いていな
    い。そうした状況の中で、158セ
    ンチ以上の女性に販売してもらう
    ことに(時期により前後あり)。
    赤い制服を着用していたこともあ
    って、とにかく目立ちました。し
    ばらくすると「シウマイを買うな
    ら、シウマイ娘から」といった感
    じで、話題になりました。1952年
    (昭和27年)には、毎日新聞で連載
    された小説『やっさもっさ』にシ
    ウマイ娘が登場したんですよ。また、
    翌年に映画化されたこともって、
    「シウマイ」の認知度が一気に広が
    っていきました。このころになって、
    ようやく課題が解決しました。「横
    浜駅は駅弁を売るのに不利な場所で
    はなくなった」んですよね。
    土肥: それまで東京駅や静岡駅な
    どで駅弁を買っていたのに「いや、
    横浜駅にシウマイ娘がいるらしいぞ。
    彼女たちから弁当を買おう」という
    人が増えていったわけですね。
     金田: はい。
    (次回ぬ続く)

 

    売り場を減らしたのに 
    シュウマイバカ売れ 連載 6

     銀座のたばこ販売の女性をまねる

    金田: いまでは考えられません
    が、当時は行っていたそうです。
    そうした手を打つことで、売り上
    げは少しずつ増えていったのです
    が、それでも「ヒット商品」とい
    えるほどではありませんでした。
    そんな中で、爆発的に売れるきっ
    かけがあったんですよ。1950年
    (昭和25年)に「シウマイ娘」が
    登場するんですよね。
    土肥: シウマイ娘? 何ですか
    それ?
    金田: ある日、初代社長が銀座
    に足を運んだときに、タバコのPe
    ace(ピース)を配っている女性
    たちを目にしたんですよ。その光
    景を見て、「女性が横浜駅でシウ
    マイを販売すれば、世の中を明る
    くすることができるのではないか
    」と考え、「シウマイ娘」と書か
    れたたすきをかけて、女性たちが
    シウマイを売ることに。
    (次回に続く)

   

 

    売り場を減らしたのに 
    シュウマイバカ売れ  連載5

    シウマイ娘の登場で、
    爆発的に売れる

    金田: 創業者は「絶対に売れる
    !」と自信があったそうなのです
    が、苦戦しまして。あまりに売れ
    なかったので、社内からは「シウ
    マイを売るよりも、違う弁当を売
    ったほうがいいよ」といった声が
    ありました。でも初代社長はあき
    らめずに、あの手この手を打ちま
    した。「一度でも食べてもらった
    らシウマイのおいしさを分かって
    もらえるはず」と考え、無料引換
    券を配りました。あと、シウマイ
    の存在を知ってもらうために、飛
    行機からビラをまいたんですよね。
    土肥: え、自宅の庭にゴミ……
    いや、失礼。ビラが落ちているわ
    けですよね。そんな広告手法があ
     ったのですか? ワタシが子ども
    のころ(1970年代)、セスナ機が
    音声テープを流しながら飛んでい
    たのは、記憶に残っていますが…。
    (次回に続く)

 

    売り場を減らしたのに new
    シュウマイバカ売れ  連載4

    冷めてもおいしいシュウマイ

    土肥: どういうことですか? 
    横浜市の人口をみると、創業10
    年前の1898年は3万1000人に対
    し、1908年は2倍以上の7万800
    0人。10年後の1918年は9万人。
    以降も順調に伸びているのに、な
    ぜ「横浜駅の立地は不利だった」
    のですか?
    金田: 駅弁を売るのに不利な場
    所だったんですよね。東京発の乗
    客はまだお腹が空いていない。ま
    たは東京駅で購入している。一方、
    東京に向かう乗客は駅弁を食べる
    時間がない。そんな状況の中で、
    どのようにすれば駅弁が売れるの
    か。そこで初代社長は、当時の南
    京町(現在の中華街)を歩いて、
    シウマイに目をつけました。列車
    の中で手軽に食べることができる
    のでうってつけの商品だったわけ
    ですが、冷えたシウマイはあまり
    おいしくありませんよね。駅弁で
    売り出すためには、冷めてもおい
    しいシウマイをつくる必要があり
    ました。南京町から職人をスカウ
    トして、試作品づくりが始まりま
    した。開始から約1年、豚肉に干
    しホタテ貝柱を混ぜ合わせること
    で、味に深みが増して冷めてもお
    いしさを持続することが分かって
    きました。また、揺れる列車の中
    で食べる状況を考え、女性でもこ
    ぼさずに食べることができるよう
    にひとくちサイズにしました。そ
    うして、1928年(昭和3年)に
    「シウマイ」を発売しました。
    土肥: 売れたのですか?
    (次回ぬ続く)

 

 

    売り場を減らしたのに 
    シュウマイバカ売れ  連載3

     駅弁を売るのに
   「横浜駅」は不利

    土肥: 崎陽軒が創業したのは19
    08年(明治41年)。その年の出来
    事を調べてみると、移民に関する
    日米紳士協定が成立したり、ブラ
    ジルへの初の移民船が神戸から出
    航したり、フォードT型が発売し
    たり。110年ほど前に、どんな商
    売を始めたのでしょうか?
    金田: 横浜駅(現在のJR桜木町
    駅)構内に売店を開いて、そこで
    雑貨のほかに、寿司、餅、牛乳、
    サイダーなどを販売していました。
    土肥: 当初、駅弁は売っていなか
    ったのですか?
      金田: はい。1915年(大正4年)
    に、現在の場所に横浜駅が移転した
    のに伴って、野並茂吉が支配人に就
    任しました(後に初代社長)。その
    ころはいわゆる“幕の内弁当”を販売
    していたのですが、焦りを感じてい
    ました。当時、小田原のカマボコ、
    静岡のワサビ漬など、大きな駅には
    名物となる食べ物がありましたが、
    横浜駅にはありませんでした。また、
      横浜駅の立地は不利だったんですよ
    ね。
    (次回に続く)

 

      売り場を減らしたのに 
    シュウマイバカ売れ  連載2

     弁当市場縮小でも最高売上更新

      驚くのはまだ早い。駅弁市場は縮
    小しているのに、崎陽軒の売上高
    は過去最高を記録しているのだ。
    2015年度は220億8199万円、20
    16年度も過去最高を更新する見通
    しだという。さらにさらに。売り
    場を減らしてきたのにもかかわら
    ず、売り上げはぐんぐん伸びてい
    るのだ。崎陽軒のシウマイはなぜ
    多くの人に愛されているのか。そ
    の秘密を探るために、同社で広報
    ・マーケティングを担当している
    金田祐輔さんに話を聞いた。聞き
    手は、ITmedia ビジネスオンラ
    イン編集部の土肥義則。
    (次回に続く)

 

    売り場を減らしたのに new
    シュウマイバカ売れ 新連載1

      1日2万以上売れている

    東京や新横浜で新幹線に乗ると、
    車内でビールを飲みながら「シウ
    マイ」を食べているサラリーマン
    をよく目にする。崎陽軒の「シウ
    マイ弁当」だ。
    出張帰りの楽しみのひとつに「駅
    弁」がある。例えば、仙台駅では
    「牛たん弁当」、広島駅では「あな
    ごめし」を想像する人が多いかも
    しれないが、首都圏で最もよく売
    れている駅弁といえば「シウマイ
    弁当」である。
   「『シウマイ弁当』なんて食べた
    ことないなあ」という人もいると
    思うので、簡単にご紹介しよう。
    横浜名物シウマイの妹分として、
    弁当は1954年(昭和29年)に登
    場。折箱の中にはシウマイが5つ
    のほかに、マグロの照り焼、かま
    ぼこ、鶏の唐揚げ、玉子焼き、タ
    ケノコ煮、あんず、切り昆布&千
    切りショウガ、ご飯が入っていて、
    価格は830円(税込)。他の弁当
    で食べることができない食材が入
    っているわけでもないのに、1日
    に約2万1000食売れていて、いま
    だに出荷数が伸び続けているのだ。
        土肥義則 ITmedia
         (今回新連載です)

   

 

    マンガアプリ利用者数 new 
    首位は何処か   最終回 3

      長期的にコミュニケーションする

    ニールセンの中村義哉エグゼクテ
    ィブアナリストは、「マンガアプ
    リは、ユーザーが定期更新中の作
    品のファンとして定着すると、ア
    プリを継続して利用する期間は長
    くなるので、ユーザーと定期的に
    長期にコミュニケーションするこ 
    とが可能になる。企業としても自
    社のターゲットとする消費者との
    長期のコミュニケーション施策や
    ブランディング施策を考える際に
    利用できるメディアの一つとなり
    えるのではないか」と分析してい
    る。利用者数首位となった「LIN
    Eマンガ」は15年2月時点で100
    0万ダウンロード、累計売り上げ
    が49億円を突破したと公表、16
    年7月には1300万ダウンロード
    を超えたと発表している。16年
    の売り上げは非公開だが、アプ
    リ市場データを提供するApp A
    nnieによると、「LINEマンガ」
    の合計収益(iOS、Android)
    は非ゲーム部門で世界8位、日
    本2位だった。なお、「少年ジ
    ャンプ+」は日本9位、「マン
    ガワン」は日本10位。調査は、
    スマートフォン視聴率情報「
    Nielsen Mobile NetView」の
    データを基に、ニールセンが
    分析・作成した。
    (今回最終回有り難うございます)

 

 

    マンガアプリ利用者数  
    首位は何処か    連載 2

    アプリ立ち上げUPに 

    各アプリの1人あたりの月間利用
          回数と1回あたりの利用時間は、
          月に10~20回程度、利用時間は
          6~9分程度。首位のLINEマンガ
         の月間利用回数は21回、1回当た
         りの利用時間は9分37秒だった。
         いずれのマンガアプリも基本無料
         でマンガを閲覧できる仕組みにな
         っており、「1日数話まで無料」
        「人気マンガを集中連載」などを
         売りにしているために、定期的に
         アプリを立ち上げるユーザーが多
         くなっている。各アプリ利用者の
         男女構成比は、「LINEマンガ」
        「comico」は女性のユーザーが
         約65%となった一方で、「マン
         ガワン」「マンガボックス」「
         少年ジャンプ+」では男性が60
         %を超えた。年代構成は、「LI
        NEマンガ」の44%が20代以下。
        その他のアプリは約6割を占めた。
         (次回最終回お楽しみに)

 

          マンガアプリ利用者数 
    首位は何処か   新連載 1

    過去6か月の利用者数横ばい

    視聴行動分析サービスのニールセ
    ンデジタルは3月28日、スマート
    フォン上でマンガを閲覧できるマ
    ンガアプリの利用状況を発表した。
    2月時点で月間利用者数(MAU)
    が100万人を超えているのは6サ
    ービスで、1位は「LINEマンガ」
   (LINE)の279万人だった。
    2位は「comico」(NHN comic
    o)の260万人、3位は「マンガ
    ワン」(小学館)の247万人。4
      位以下は100万人程度の利用者と
    なり、「マンガボックス」(De
    NA)「少年ジャンプ+」(集英
    社)「GANMA!」(COMICSM
    ART)――と続く。過去6カ月の
      利用者数の推移はほぼ横ばいで、
    大きな変動はなかった。
                  ITmedia
   (今回新連載です)

   

 

     爆買いはどこへ   new
   新たなルートへ 最終回 5 

    市場規模1兆円超に

   中国企業の日本進出が加速する一
   方で、日中間の越境電子商取引(
   EC)も急成長している。ここでも
   化粧品の人気が圧倒的で、美容関
   連だけで販売の半分近くを占める。
   このほか、紙おむつや粉ミルクな
   どのベビー用品、健康食品などが
   よく購入されている。
   民間調査会社の富士経済は、16年
   の日本の中国向け越境EC市場は1
   兆158億円に上り、3年後にはさら
   に倍増すると試算した。中国のネッ
   ト企業は相次いで越境ECに参入し
   ており、SNS(交流サイト)最大
   手テンセント・ホールディングス
   はすでに月間のユーザー数が8億人
   に上っている。競争は激化してお
   り、各社とも工夫を凝らし始めて
   いる。中国で15年2月に設立され
   たbolome(ボロミ)は、ユーザ
   ー数は500万人と多くないが、ス
   マートフォンを利用したライブ中
   継型の販売に特化して急成長して
   いる。ボロミが取り扱う商品は約
   5000点。その多くには、リポー
   ターが実演なども織り交ぜて紹介
   する動画が用意されており、中国
   の女性から高い支持を得ている。
   北海道や九州など地方の特産品を
   多く扱っているのも特徴だ。
   (次回最終回お楽しみに)

 

  

   爆買いはどこへ   
   新たなルートへ 連載 4

   販路拡大の好機に

   こうした状況は、爆買いの恩恵を
   受けてきた関西の小売店にとって
   頭痛の種。さらに中国人観光客の
   目的は買い物からレジャーや日本
   文化の体験など「アクティビティ
   」にシフトしており、小売店への
   逆風は強まっている。だが、日本
   企業が販路を拡大するチャンスに
   もなり得る。ボロミ日本法人の三
   浦浩之取締役は「自分たちがいい
   と思ったものを発掘して中国に紹
   介することを心掛けている。ボロ
   ミで販売したことで売り上げが2
   倍以上になった企業もある」と話
        す。ジェトロが2017年2月に大阪
        市内で開いた越境ECの商談会には
        日本企業約200社が参加。ジェト
        ロ大阪本部対日投資推進課の井上
        哲哉課長は「参加企業の数は当初
        の想定を大幅に上回った。これま
       で輸出や海外販売などに縁のなか
       った企業の参加が目立つ」と話し
       た。爆買いの失速は新たなビジネ
       スチャンスを生み出すきっかけに
     なっている。
     (今回最終回有り難うございます)

 

     爆買いはどこへ   
   新たなルートへ 連載 3 

     中国企業の進出をジェトロ後押し 

   最近では日本を訪れた個人が持ち
   帰った商品をインターネットで販
   売する例もあり、秦氏は「競争が
   とても激しい。人気の高い商品を
   いかに早く中国に送れるかが鍵を
   握る」と話す。
   以前は日中間を行き来していたが、
   本格的に取り組むために日本での
   拠点設置を決意。その場所として
   訪日外国人の取り込みに成功した
   大阪を選んだ。秦氏は「観光客が
   何を買っているのかを見極めるの
   に大阪が最適だった」と振り返る。
   対日投資拡大を目指す日本貿易振
   興機構(ジェトロ)などが中国企
   業の日本進出を促していることも
   あって、三通国際物流のようなケ
   ースは急増している。
   (次回に続く)

 

   爆買いはどこへ   
   新たなルートへ  連載2 

   大阪は仕入れの最前線

   大阪市西区のオフィスビル。中国・
   大連を拠点に物流や小売業を手掛け
   る三通国際物流が2014年5月から事
   務所を構える。中国に送る日本の商
   品をじっくりと品定めするためだ。
   三通国際物流の目当ては日本の「10
   0円ショップ」の商品。中国人観光
   客の間で100円ショップは有名で、
   大量にまとめ買いする光景も珍しく
   ない。同社はこの商品を買い付けて
   輸出している。中国全土に13店舗を
   構える直営店で販売するほか、他の
   小売店への卸売りもしている。洗剤
   やシャンプー、キッチン用品が人気
   で、日本の2倍以上の価格を付けて
   も飛ぶように売れるという。同社の
   秦玉波取締役は「中国では質のいい
   商品はとても高い。日本の100円シ
   ョップの商品は安価にもかかわらず
   質がいいからみんなほしがる」と話
   す。
   (次回に続く)

 

     爆買いはどこへ   
     新たなルートへ 新連載1

    中国人を中心にした訪日外国人に
    よる「爆買い」が失速し、関西の
    流通関係者は頭を抱えている。一
    方で関西国際空港の利用者数は過
    去最高を更新するなど訪日外国人
    は増加基調。爆買いはどこに消え
    てしまったのか――。探ってみる
    と、相変わらず高い日本製品の人
    気、そして爆買いに代わる新たな
    ルートが見えてきた。
                                      産経新聞                        
    (今回、新連載です)   

 

 

    フルグラ等成長   new
    現場主義     最終回 12

    毎日関係ないスーパー売り場巡り

    加えて、既成概念にとらわれず、
    自分の中でカベを作らないように
    心掛けている。例えば、目標を与
    えられたときに、できない理由を
    考えるのではなく、できるために
    どうしたらいいのかを考えるよう
    にする。新しい商品を開発すると
    きも、カベを作らずにあらゆる可
    能性を考える。例えば、フルグラ
    が成長するためのヒントがあるの
    ではと、毎日スーパーで関係ない
    売り場まで見て回っているそうだ。
    この数年間でグラノーラというカ
    テゴリーの認知を積極的に図って
    きたカルビー。結果、シリアル市
    場でのシェアは4割に届く勢いだ。
    もちろん、これで終わりではない。
    さらなる成長には、常に先の世界
    を見据え、楽しみながら働いてい
    る網干さんのようなリーダーが必
    要なのだ。
    (今回最終回有り難うございます)

 

    フルグラ等成長   
    現場主義      連載 11

     先を見る、カベは作らない

    成長著しいことで、フルグラ事業
    部に求められる目標も常に高い。
    そうしたハードな環境の中でも目
    標達成に向けてまい進するモチベ
    ーションはどこから生まれている
    のだろうか。
    網干さんは、必ず先を見るように
    するという。
    昔は目標を達成するために積み上
    げ型で物事を考えていたので、ハ
    ードルが高すぎて挫折してしまう
    こともあったが、今はその目標に
    到達したらどのような光景が広が
    っているのかをイメージするよう
    にしている。すると、自然と楽し
    い気持ちになり、ポジティブな発
    想が次々と生まれてくるそうだ。
    その到達点からブレークダウンし
    て徐々に中期的、短期的な取り組
    みについて考えていく。「目の前
    のものばかりを見ていては駄目だ
    と思います」と網干さんは力を込
    める。
    (次回最終回お楽しみに)

 

      フルグラ等成長   
    現場主義      連載 10 

    種類を増やさないワケ

    とにかく現場に足を運ぶこと、そ
    して、自分でやってみること、こ
    れが網干さんの信条だ。
    「元々、営業経験がないので、現
    場に入り込んで、彼らがどういう
    物の見方をするのかを疑似体験す
    ることに努めました。商品デザイ
    ンについてアイデアを出すときも、
    まずは自分で工作してみます。今
    ではデジタル化が進んでPCのモニ
    タ画面を見ながらデザイン作業す
    るのが当たり前ですが、あえてハ
    サミや紙を手に取って自分で作る
    ようにします。そうすることで見
    えてくることも多いのです」
    こうして誕生したJagabeeは200
    6年4月に発売。当初は生産量が限
    られていたため、地域を区切って
    段階的に販売していた。そこには
    各地の営業担当者とともにスーパ
    ーなどの店舗を回って品出しなど
    を行う網干さんの姿があった。
    Jagabeeは発売後もしばらくはブ
    ランドコンセプトを根付かせるた
    めに、あえて種類を増やさず「う
    す塩味」だけを販売し続けた。実
    際、次のフレーバーである「バタ
    ーしょうゆ味」を発売するのは2
    010年のことだ。
    「ゼロのものを伸ばしていくには、
    何よりもまず認知してもらうこと
    が重要です。これまで担当してい
    た商品はある程度は認知度があっ
    たので、それを広げるのがマーケ
    ティングとしての仕事でしたが、
    Jagabeeは売り方や店頭作りなど
    まったく今までとは違うものでし
    た」
    (次回に続く)

 

      フルグラ等成長   
    現場主義      連載 9 

     脇役で生きる

    「これまではフルグラをどうやって
    売るかだけを考えていたので、フル
    グラにヨーグルトをかけてください
    というアプローチになったと思いま
    す。そうではなく、ヨーグルトにフ
    ルグラを加えてみませんかと、あく
    まで脇役としてフルグラを使っても
    らうようにしたのです。例えば、パ
    ンケーキが朝食でブームになれば、
    パンケーキにフルグラを乗せません
    か、といった具合です」こうした取
    り組みの結果、グラノーラというカ
    テゴリーの認知度アップとともに、
    朝食に欠かせないものとして少しず
    つ消費者に浸透した。2011年ごろ
    のフルグラの認知率は20%台だっ
    たが、2016年末には50%に達した
    のである。
    (次回に続く)

 

        フルグラ等成長   
      現場主義      連載 8

      お友だち作戦

     では、どのように変えようとした
     のか。今まではシリアル食品とい
     うカテゴリーの中にフルグラを置
     いていたので、市場規模は約250
     億円(当時)が限界だと感じてい
     た。そうではなく、見るべき市場
     を変え、さらに規模が大きな「朝
     食」という領域で考えるようにし
     た。そこでグラノーラという新し
     いカテゴリーを打ち出し、それに
     併せてイメージの刷新も図ったの
     である。「市場そのものを伸長さ
     せなければ、100億円という売り
     上げは達成できません。これまで
     はシリアル市場の中だけで競合と
     シェアゲームをしようとしていた
     わけですが、朝食市場にまで広げ
     たときにできることが変わってき
     ました」そうして朝食市場を眺め
     たときに、朝の食卓に並ぶ人気メ
     ニューであるヨーグルトとフルグ
     ラは相性が良さそうなことが分か
     ってきた。そこで取り組んだのが
     “お友だち作戦”である。
     (次回に続く)

 

      フルグラ等成長   
      現場主義      連載 7

    フルグラをどう伸ばすか?

     2011年から1年間、網干さんは育
     児休暇を取得。そして復帰後は、
     マーケティング本部 フルグラ事業
     部に在籍している。現在、フルグ
     ラシリーズは押しも押されもせぬ
     カルビーの主力商品で、特に201
     2年ごろから売上高が急成長して
     いるのだ。網干さんが復帰したの
     もちょうどそのころである。当時
     の売上高は50億円前後で、さらな
     る高みを目指すべく100億円の目
     標を掲げていた。ただし、社内外
     での商品認知度は低く、目標達成
     に向けて網干さんにはJagabeeで
     培ったブランド作りと、全社を巻
     き込んだチーム作りなどが期待さ
     れていた。 まずビジネス課題の
     洗い出しを行ったところ、フルグ
     ラはシリアル食品のカテゴリーだ
     ったことで、一皿で簡単に食べら
     れるという半面、あまりおいしく
     ないという印象が消費者の中にあ
     った。さらにメイン購入者の主婦
     にとっては「料理が手抜きだと思
     われる」などとネガティブなイメ
     ージが強かった。そのイメージ
     を変えることが、売り上げ増につ
     ながると網干さんは考えた。
     (次回ぬ続く)

 

 

      フルグラ等成長   
      現場主義      連載 6

     種類を増やさないで

     とにかく現場に足を運ぶこと、そ
     して、自分でやってみること、こ
     れが網干さんの信条だ。「元々、
     営業経験がないので、現場に入り
     込んで、彼らがどういう物の見方
     をするのかを疑似体験することに
     努めました。商品デザインについ
     てアイデアを出すときも、まずは
     自分で工作してみます。今ではデ
     ジタル化が進んでPCのモニタ画面
     を見ながらデザイン作業するのが
     当たり前ですが、あえてハサミや
     紙を手に取って自分で作るように
     します。そうすることで見えてく
     ることも多いのです」こうして誕
     生したJagabeeは2006年4月に発
     売。当初は生産量が限られていた
     ため、地域を区切って段階的に販
     売していた。そこには各地の営業
     担当者とともにスーパーなどの舗
     を回って品出しなどを行う網干さ
     んの姿があった。Jagabeeは発売
     後もしばらくはブランドコンセプ
     トを根付かせるために、あえて種
     類を増やさず「うす塩味」だけを
     販売し続けた。実際、次のフレー
     バーである「バターしょうゆ味」
     を発売するのは2010年のことだ。
     「ゼロのものを伸ばしていくには、
     何よりもまず認知してもらうこと
     が重要です。これまで担当してい
     た商品はある程度は認知度があっ
     たので、それを広げるのがマーケ
     ティングとしての仕事でしたが、
     Jagabeeは売り方や店頭作りなど
     まったく今までとは違うものでし
     た」
     (次回に続く)

 

      フルグラ等成長   
      現場主義      連載 5

      ブランドは一人では創れない

     先を行くじゃがりことの差別化も図
     った。当時の社長から「じゃがりこ
     で絶対やっていないことをやれと言
     われていたので、例えば、テレビC
     Mで流れる曲を『iTunes』で販売す
     るなど、顧客とのタッチポイントを
     作るための新しい取り組みをしまし
     た」と網干さんは話す。Jagabeeで
     は新たな挑戦も行っている。その1
     つが個包装だ。Jagabeeはカップ型
     と、ボックス型の2タイプを用意し
     ていて、ボックス型の中身は個包装
     された商品がいくつか入っている。
     カルビーとして新しい商品パッケー
     ジの形態だったので、網干さん自身
     も機械メーカーに訪れては担当者と
     話をして具体的なイメージなどを伝
     えていった。彼女の「現場主義」は
     このプロジェクトでも存分に発揮さ
     れたのである。「ブランドは一人で
     は創れません。プロジェクトチーム
     だけでもできません。生産工場や営
     業などを巻き込み、全員で取り組む
     べきなのです。Jagabeeの包装製造
     ラインを新宇都宮工場に造ったとき
     には、営業全員を呼んで決起集会を
     開くとともに、生産と営業をつなげ
     ることに尽力しました。全体の士気
     を高めることが重要だと感じたから
     です。また、現場からの意見も、先
     入観を持たずにどんどん参考にしま
     した。
     (次回に続く)

 

 

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3.宅建取引主任士(23)

2017-04-12 11:37:21 | 宅建取引主任士

  不動産独立開業は
     定年後の今が チャンス 

        

「店舗物語」連載開始
  てんぽたんの
「不動産開業顛末記」
   
                       プロフィール
                   バックナンバー

  6. 通信革命起こる

   20.ネット時代の若者台頭  

   翌日の14時に物件で待っていると
   若い社長さんが二人で入ってきて
   業者同士の挨拶を交わし、30分程
   で終了、お客が帰った後、若い社
   長さんがお茶しませんかと、誘っ
   たので快く受けた。近くのカフェ
   に入って、注文するとすかさず、
   潰れそうなんですと、深刻な顔し
   て、さらに、こちらはどうですか
   と、合間を入れずに質問してきた
   。どうも、HPの反響がよろしく
   ないみたいで現状を話したら羨ま
   しがっていた。参考になればと、
   思いいろいろ話した中で、インタ
   ーネットの本質は、スピードと集
   中ですよと、言った言葉が気にな
   ったらしく、そうですねと、相槌
   を打ちながら冷めた珈琲を口に運
   んだ時、顔が一瞬光った。有り難
   うございましたと、挨拶して、若
   い社長さんが代金を払ってカフェ
   を後にした。3日後、若い社長か
   ら、お礼のメールでなくハガキが
   届いた。決心が付きましたと、一
   行末尾に添えてあった。なんと、
   この若い社長が、今はときめく店
   舗の契約数とサブリースの物件数
   でNO1の経営者の姿だった。
         

   19.最大の課題で迷走    

   HP・店舗専門情報プラットホー
   ム等で先行できたお陰で契約数は
   順調に獲得できる日々が続いた。
   店舗を扱うネット上の競争もかな
   り激しくなってきていたが、どう
   にか量でなく、質の面で先頭集団
   の中にいられて、継続するのに必
   要な対策はとれた。とはいっても
   最大の課題である物件確保では、
   まったく新しい対策はとれない、
   いや、わからないのが現実だ。
   広告費も一時紙媒体の分が減っ
   て来たが最近、物件求広告でチ
   ラシも含めて増えて、また元の
   様に高額になってきた。広告は
   かければかける程、期待感とは
   裏腹に反響が少ない、不思議な
   現象でまるで恋愛と同じだと、
   思うことが多くなった。久し振
   に港区の同業者からの内見希望
   が入った、若い社長さんのよう
   のような声だった。
   
   
   

   18 店舗のサブリース始まる  

   お陰様で人形町で決まりましたと、
   お土産を差し出しながらお辞儀し
   ての挨拶だった。1年ほど探した
   ので時々いろいろな情報をもって、
   気やすいのか、寄ってくれた。
   話によると、物件が確定し契約の
   段取りになると仲介業者が貸主は
   当社ですと、言いだし、おかし
   いと思っていると一度仲介業者が
   借りて転貸するということだった。
   不信な様子を見せると家主さんを
   呼んできて、仲介業者さんに一棟
   そっくり貸して管理から更新まで
   任せたほうが楽なので安心して借
   りてくださいと説明された。一度
   保留して銀行で相談したら問題あ
   りませんと言われたので安心して
   契約したと、の事だった。この時
   はピンと来なかったが、すでに店
   舗のサブリースが水面下でスター
   トしていたのだ。そのあと、あち
   こちでサブリースの話題が出るよ
   うになった。店舗業界に入りたて
   のころ新宿等繁華街でスナックの
   小さい坪数のリース店舗の物件が
   よく情報として流れてきたが、そ
   それとはちょっと内容が異なって、
   今回は本当に賃貸借契約後のサブ
   リースなので借りる業者も相当の
   リスクと資金がかかるのでかなり
   危険が伴う仕事ではあるはずだ。
   

 

   17.集客UPで課題鮮明に   
   
   チェーン店は女子事務員が管理し
   その他はHPで管理する。集客に
   磨きがかかったことで、取りこぼ
   しが減り契約本数も増えてきて、
   経営的には、安定してきた。集客
   が完璧になればなるほど、今度は
   物件の取得数が課題になる。物件
   確保は開業以来の課題だが簡単な
   方法がない。過去にいろいろな媒
   体に法外な広告費を使ったが決定
   打はなかった。チラシも広告費用
   からすると効率悪いが、地元の物
   件という意味では外せない。そう
   いえば、チラシの委託配布契約は
   続いているが最近反響がやけに少
   ない、これだけ同業者が増え、H
   P等伝達手段が安く普及すると、
   依頼主の選択技も増え物件確保と
   いう意味では益々困難になってく
   るのは当然である。夕刻、物件が
   見つかったというお客さんが、手
   土産持参で挨拶に来た。
   

 

         16.地元で知名度UP  

   HPが普及して各社対等の立場で
   の競争はいかにWEB上で上位に
   教示されるかが勝負になる。そう
   いうHP制作会社の誘惑が沢山、
   電話なり飛び込み営業等で1度や
   2度契約して高い費用賭けて、思
   うようにいかない経験を誰でも当
   時当たり前のようにしたと思いま
   す。その対策は地域を絞り込むし
   かないのですが、どうしても都内
   全般を狙うとHP会社のツボには
   まってしまいます。そんなときに
   店舗情報プラットホームに先行し
   て参加できることが、どんなに大
   切なことか良く判ります。案の定
   、店舗情報プラットホームがスタ
   ートすると、集客にスピード・問
   い合わせ等、さらに向上し特に秋
   葉原の地元に関しては完璧に優位
   に立ち、知名度が上がったことが
   肌で感じられた。
   

 

         15.歴史的場面に立ち会う   

   30歳前半らしき若い二人の名刺に
   は社長と専務と記載されてあった
   。簡単な挨拶の後、社長が当方の
   ことを調べたらしく、述べたこと
   がほどんどが正解だった。その後
   を引き継いだ専務が具体的な訪問
   理由を今の若者らしく淡々と30分
   しゃべった。提案内容は砂に水が
   しみ込むように完璧に理解できた
   。なぜか、それは私が抱えている
   課題の1つと一致していて、ぼん
   やりと頭に浮かんでいたことと、
   ほぼ同じだったからだ。一言でい
   えば店舗専門不動産の月刊誌のイ
   ンターネット版だ。説明を聞けば
   聞くほどよく理解でき、まるでこ
   ちらが提案したような会話になっ
   た。細身の二人の話を聞いている
   と、Webに自信があるらしくWeb
         製作も自社でこなし、未知の店舗
   専門業界に目を付け、チャレンジ
   して今、飛び立とうとする瞬間な
   のだ。その場で連動型HPの提案
   を受け、会員になったが、本当は
   こちらがやりたいぐらいだった。
   この流れが近い将来、店舗業界を
   独占的に引っ張ていくとは思いも
   しなかったし、まして昨年マザー
   ズに上場するとは想像もできなか
   った、歴史的な場面であったのだ
   。
   
   

   14.話題の企業の来社   

   HPを導入してから今その業界で
   先頭を走っている企業の店舗開発
   部の訪問を受けている。カフェ・
   レストラン・牛丼・ラーメン等、
   店舗を探している企業のおそらく
   ほとんどといっていいぐらいの来
   社があったが、不動産店舗の仲介
   の仕事は、物件を紹介できなけれ
   ば役に立たない、そこが辛い処で
   ある。だからどうしても専任物件
   を気に入ってくれる方を探すのが
   優先になる。探してる方のニーズ
   から動くとほとんど対象物件がな
   いのが普通である。物件を気に入
   ってくれる方を探すのにHPは最
   適である。早い、費用が安い、更
   新変更がいつでもできる等。HP
   の反響が少しずつ増え認知された
   ころの事で、秋葉原の5階の店舗
   でバー等軽飲食に向いている物件
   を帰宅間際に入力して事務所を後
   にした。翌朝、事務所の前に内見
   希望者が待っていた。それも初め
   逢うお客さんだった。だが、情勢
   は、動いている、HPの差別化が
   難しくなり次の手がどうしても必
   要なのだ。そんな時の若い二人組
   来社だった。
   

 

   13.新しい集客方法   

   一生懸命になればなるほど後ろか
   ら追いかけられている気がする。
   HP上の戦いは差別化が難しくな
   り相当な金額をかけて反響がない
   と、いう話があちこちから聞かれ
   るようになった。先行した甲斐も
   あり、契約に結び付く反響は相変
   わらずだが総数では、かなり少な
   くなって来ている。物件取得も最
   低線で推移している。2カ月前と
   は状況が一変して、契約数も月4
   ~5件と、元に戻った。やはり脳
   裏に映った課題の克服がどうして
   必要だ。このままでは、店舗専門
   という領域を不動産業全体が犯し
   はじめ分配率がどうしても少なく
   なり、また、業者によっては信じ
   られないような話がいくつも耳に
   入ってくる。それだけ競争が厳し
   くなってきた証拠なのだ。2つの
   課題のうちの1つがHPにおける
   新しい集客方法だ。月刊誌の店舗
   専門雑誌の広告は中止していたが
   毎月相変わらずに最近号を送って
   きている。久しぶりに拝見すると
   相変わらず店舗情報は載っていた
   。むしろ増えている具合だった。
   前、掲載を辞める時にインターネ
   ット版はやらないんですかと、冗
   談半分で聞いてみた時、やりませ
   と、の回答だった。それ以来月間
   誌のネット版を出したらどうなる
   んだろうと、ぼんやりした思いが
   ずっとあった。そんな夕刻に若い
   二人組の訪問を受けた。
   

 

     12.課題が脳裏に映った 

   物件確保に忙しく連絡する一方、
   一棟貸し店舗も業種の承諾が有り
   比較的すんなりと決まった。顧問
   の力である。目に前のダクトの問
   題も時間はかかったが、隣の家主
   の協力は得られないまま、まれに
   みる5cmぐらいの厚みのビスケ
   ットのような型に見えるダクトを
   
   屋上からつり下げ、隣のビルに触
   れないようにロープで下していく
   のだ。なんだかんだといっても無
   事取り付けが完了し、費用もFC
   本部が秋葉原店は繁盛店なのでF
   G希望者の見本として活用する事
   で半分負担したと聞いている。と
   にかく解決して、ほっとしている。
   2・3階のPTAのほうも今のとこ
   ろ苦情はないので一安心。HPは
   物件が少ないので他社物件がどう
   しても必要不可欠だ。一生懸命や
   ればやるほど時間との闘いのにな
   ってくる、この重圧は結構きつい
   。今のところ順調に契約ができ資
   金的にはこまらない。先月は新記
   録の12件の契約を3人体制でこな
   したが、今後の課題もはっきり脳
   裏に写ってきた。先が見えるのだ
   。見えてくると、対応しなければ
   ならないし当面仕事があるので、
   無視したいがそれに対する恐怖心
   もあり、何もしなかったら、落ち
   行くのではないかと、正直怖いの
   だ。
   
  

    

         11.さらにHPの競争激化 

   HPの反響で契約になるようにな
   ると営業の仕事は簡略化され現地
   確認済と条件を知った上での内見
   なので確率も高まった。HPに如
   何に早く物件を入力できるかが、
   勝負になってきた。HPに掲載し
   ていない物件を同業から早くもら
   うことも重要だった。スピードの
   勝負だった。勿論、専任物件なら
   文句ないが、情報伝達が早くなり
   開業者も同様に瞬時に物件が検索
   できるので希望物件の発見が早く
   なった。HPの導入が早いほうだ
   ったので契約数はかなり増えたが、
   物件が足りなかった。ニーズにあ
   った物件は、HPに入力すると2
   ~3日で確定してしまう、つまり
   物件のサイクルが早くなるのだ。
   すると同じ物件を複数の同業がH
   Pに入力し始め、ひどい時には専
   任物件まで他社が入力して戸惑う
   ことも多くなり反響もがくんと減
   ってきた。なかには物件を指定し
   て取り扱ってもらえませんかと、
   甘い誘惑もあったし、おそらく、
   逆のこともあったと予想できる。
   ネット上の第一次戦争が始まった
   と、言ってもよいと思う。
   

 


   10.激震、HP淘汰始まる   
   
   HPで契約が増えてくると色ろな
   変化が起きてきた。社内的には、
   紙媒体の広告がいらなくなる、営
   業が楽になる、物件集めが至上命
   令になる、同業の様子見の来社や
   電話が多くなる、HPのアクセス
   UPの営業や飛び込み多くくなっ
   て煩わしいほどの数であった。ス
   ピードが求められるようになり精
   神的には大変であった。新しい
   イノベーションについていくのも
   結構大変なのだ。同業の動きも激
   しくなってきた。HP導入業者も
   数が増え不動産に特化したHp製
   作会社も出てきた。地元の秋葉原
   にも大手チェーン店が出店したり
   、若い人が独立して上階でネット
   専門不動産を開業して周りがどん
   どん騒がしくなった。HPにどう
   対応するかで2~3年先の会社の
   存続までが問われようとしてきた
   。そんな中、将来を暗示するよう
   出会いが2つ待っていた。
   「

   9.HP反響内見1号    

   HPの更新を真面目に更新して、
   問い合わせには確実に物件添付し、
   メール返信しているうちに初めて
   の内見が入った。やはり地元秋葉
   原の地下の店舗で居酒屋居抜き物
   件だった。HPからの反響なので
   いつもと違う感覚があった。物件
   に行くと若い男女が待っていた。
   挨拶を交わしていざ内見、結構隅
   々まで渡した内装平面図と照らし
   写真を撮っていた。京橋で3年程
   勤務しそこで知り合い、二人で独
   立し、落ち着いたころ結婚したい
   と、うれしそうな二人が今も記憶
   残っている。今も営業中で頑張っ
   ている。そのまま、会社に来ても
   らい店舗不動産の注意点などを詳
   しく学校の先生みたいに丁寧に説
   明した。すると二人から申し込み
   を入れますと、申込金10万円を預
   借り話を進めることになったが、
   造作代金が高いので交渉が入った
   。若い二人にHPでの初めての内
   見と伝えると、喜んでくれて、こ
   れから若い人はみんなHPで探す
   と思いますので素敵なことだと、
   言ってくれた。少しHPに自信が
   持てた瞬間である。
   

 

         8.ホームページの反響  

   先日導入したHP(これ以降のホ
   ームページの略)専任物件と親し
   い同業者からもたった物件を入力、
   言われた通りに三つのキーワード
   をちりばめながら毎日更新してい
   る。そんなところに問い合わせは
   ありますかと、同業者からのメー
   ルが一番乗りだった。貴社が一番
   ですと、皮肉を込めて返信した。
   同業者も気にしているのだ。真面
   目に毎日更新して1カ月ほど経過
   した。初問い合わせのメールが届
   いた。うれしくてうれしくて何回
   もメールを開いたり閉じたりして
   しまった。早速メ―ルで物件添付
   して慣れない手つきで返信、本当
   に届いたのか、電話で確認したい
   気持ちにかられた。そのあとも少
   しづつ問い合わせがあった。やは
   り地元の物件の問い合わせがほと
   んどだった。送付後の再問い合わ
   せ一件もなかった。
   

         7.バブル崩壊の影響  

   バブルの崩壊の影響をあちこちで
   聞くようになった。賃貸仲介系の
   同業は大きく影響を受けてないが
   売買中心の特に自社買いしている
   同業が決済できないとか、今まで
   買ってくれた同業がそっけないと
   かが多く、銀行が資金回収に狂奔
   しているらしい。そんなところに
   目の前の貸主が、ひょこっと飛び
   込で来社した。少しやせて顔色は
   良くなかった。そのはずだ、融資
   銀行が強硬手段に出て来たのだ。
   一括で返済しろと、言ってきたと
   いう。毎日担当から電話があり、
   気が滅入っているという。出した
   お茶も口につけないで、うなだれ
   ていた。売却しても残金が残って
   しまうというのだ。でも。賃貸契
   約する時、銀行の担当者が悪いよ
   うにはしませんと、言っていたが
   、後で、電話入れると担当者は他
   の店舗に転勤になっていて埒が明
   かなかった。やはり、事情が変わ
   るとこんなものなのだ。でも、ど
   うすることも出来ない、仲介不動
   産業の辛く、いやなところだ。そ
   の夜寝つきが悪く、酒をあおって
   寝た。
   

 

    6.通信革命の入口に入る 

   大手通信会社の営業で申し込んだ
   商品がセットされ表面的にはパソ
   コンに会社概要・特徴・商品を入
   力して広く世界に向けて告知でき
   る体制が整ったと理解した。それ
   にしばらくはライバルにもしられ
   ないと思う。
   問題は誰が見てくれるかだ。説明
   ではアクセスを増やすためには当
   社の特徴を3つほど決めて煩雑に
   その文字を入力することだと、強
   く言われた。例えば秋葉原・店舗
   専門・飲食居抜き等をうまくちり
   ばめて、常に更新することだと、
   しつこいぐらい強調していた。も
   しこれで反響が取れるようになっ
   たら凄いことになると思う。ます
   広告費が相当減ると思うし、いつ
   でも発信できるので新鮮で早い。
   広告媒体としては、新聞・雑誌等
   に比べてはるかに優れていると思
   うが、本当の凄さはこのことでな
   く、気が付くまでには時間と経費
   かかった。店舗不動産では、初め
   ての導入だと思いますよと、営業
   マンの言葉に心をくすぐられた。
   。
   

 

         5.長期戦になる     

   その日は午後になると気温が上が
   ったので温度を低めに冷房をセッ
   トした。せめてもの対応である。
   男4人そろうと狭い事務所は想像
   以上に蒸してくる。
   商業地域の繁華街なので現状で問
   題ないと、FC本部の社長がいき
   なりけんか腰に切り出すと、借主
   と内装業者黙って頷いた。実は昨
   日の一番繁盛する20時ごろ排気
   等の状況を確認のため1時間ほど
   観察してみた。暗いせいもあって
   予想ほどではなかったが、毎日の
   夕刻から閉店まで隣にいると思う
   とやはり気になる。臭いは風向き
   でかわるが結構充満している。
   工事にかかる前にあいさつしなか
   ったのが相当気にしているようで
   すと、口を挟むと、今のところ苦
   情は隣の家主さんだけでうよねと
   、本部の社長が確認した。
   ダクトつけるのどうなんでしょう
   と、話を内装工事者にむけると、
   隣との距離が狭くて、難しいので
   すが、特注すれば5cmの厚みで
   どうにかできますが、予算と取り
   付け工事には、隣の相当の協力が
   得られないと無理でと。
   予算はどうなのですかと、聞くと
   借主が、保証金で無理してますか
   らと、できれば現状で進めたいと
   おもいますと、言ったので、契約
   書にもうたってある通り借主の責
   任で処理するとなっていますと、
   ダメ押しすると、本部の社長が、
   ダクトの予算はこちらで話し合い
   ますので時間下さい、隣の家主の
   交渉はそちらでおねがいしますと
   と、提案され、これは貸主に頼ん
   で見ることで近いうちにもう一度
   打ち合わせることで解散した。当
   事者にならない事がうまくいくコ
   ツと、聞いているので、貸主に電
   話して隣の家主との交渉を告げ、
   借主が持ってきてくれた缶コーヒ
   ーの残りを飲み干した。
   

         4.名付けて「Fax作戦」    

   翌日出社すると先日内見したDVD販
   売からの申込書がFaxされていた。早
   速、中身を確認すると、一点を除いて
   問題ない範囲であった。そう業種の問
   題である。賃貸条件が満足できれば何
   も言わない賃貸人とやはり、近所・立
   場等で、受け付けない賃貸人も多い。
   今回の申し込みは業績も好調だし業種
   以外は、ほぼ満点とおもわれる。午後
   は、うれしくない廃棄・琲臭の打ち合
   わせがあるので午前中に処理しときた
   いのだ。いろいろ、考えたあげくの答
   えは、Fax作戦ーーー、お客さんと同
   じように会社概要をメインにFaxで一
   方的に賃貸人に申込を送ってしまう。
   こうすれば、言い訳等しないで伝達で
   きる。そうすることで、午後の打ち合
   わせに集中できる。トラブルは真剣に
   対応しないと後で後悔すると、先輩が
   教えてくれた。そう決めると、まだ、
   朝のお茶を飲んでないことに気が付き
   少し濃いめの緑茶を入れてもらい、気
   を引き締めた。間もなく夏休みを迎え
   る時期だが、熱い日本茶がとてもおい
   しく感じ、心が落ち着いて山の早朝の
   空気を吸った気分であった。早速Fax
   で賃貸人に一方的に送って様子を見る
   ことにして、午後の打ち合わせに備え
   た。
   )
     

         3.飲食店の排気・排臭問題 

   2回目の宅建の更新事務(当時3年毎)
   の手続きが終了して、珈琲を飲んで
   くつろいでいるところに、目の前の
   開店したキッチン「ステーキ」の隣
   の大家さんが無言のこわばった顔で
   入ってきた。夏場はドアを開放して
   いるので突然という気が強く感じる
   ほどの雰囲気であった、
   煙と臭いが凄いよ、どうにかしてく
   くれと、どなるような口調だった。
   一緒に降りて確認すすると、排気口
   からは少し黒い煙が出ていたが、果
   たしてどの程度影響があるのかは判
   断しかねるので業者さんと調査して
   見ますと、その場は、帰ってもらっ
   た。本格的な夏を迎える夜の電気街
   の臭いも交じって気分は良くはなか
   った。事務所に戻り早速ステーキの
   FC本部の社長に連絡して現状を伝
   えた。借主・内装業者・本部社長と
   明日の午後に4社で話し合いが決ま
   った。冷めた珈琲はいつもより苦く
   ざらざらしていた。
   

 

   2.マッチング         

   先日顧問が持ち込んだ物件を広告に
   載せないで、開業時に来社した顧客
   2社に対して、事前に連絡の上 Fax 
   を送っておいたところ、アダルト系
   DVD販売の顧客から内見の依頼があ
   った。このところ居抜き物件の委任
   が減っているし、同業者との攻め合
   も更にきつくなっているときなので
   、とてもうれしい内見となった。
   物件で待っていると、少し髪の長め
   の社長さんと息子さんらしき二人が
   手を挙げながら向かってきた。真面
   目そうな親子である。その社長が10
   後に秋葉原でDVD販売で No.1に成
   るとは、微塵も感じさせない穏やか
   な経営者であった。そのおかげで、
   秋葉原の出店契約は、独占状態が
   続き、ありがたい神様みたいな社長
   だった。内見といっても物販なので
   平面図をもとにレイアウトと天高・
   エレベータ・階段などを確認する位
   の簡単なものであった。後日、連絡
   入れますと、帰る親子二人はとても
   仲良しにみえ、うらやましい気持ち
   と申込の期待とが重ねあって、心の
   襞が反応した。
   

        

   1.飛び込み営業マンの贈り物          
  
   飛び込み営業の内容は、複写機を購
   入すると、永遠にコピー紙が無料と、
   言うサービスがついていた。今でも
   存在する大手通信会社だが、うさん
   くさい内容なので断った。すると、
   とっておきの新サービスががありま
   すと、良く判らない説明があった。
   何でもパソコン上に情報入力すると
   世界中の人が閲覧できるシステムで
   設備してしまえばほとんど無料で運
   営出来る優れもので当初20万円投資
   すれば1か月以内に設定できるし、
   今後、広告がいらなくなるので、安
   い買い物ですと、押してきた。良く
   判らなかったが、面白そうなのと、
   今後の差別化になんの対策も見いだ
   せていなかったので、あまり悩まず
   に軽い気持ちで申し込んだ。すると
   、さすが先見の明があると、営業マ
   ンはすかさず、畳みかけてきた。
   なんか、新しいものを取り入れるの
   気持ちが、高揚していいものである。
   思えば、今のホームページの走りで
   ある。それで、差別化問題が解決し
   た気分になっていた。
   このことが、店舗専門業界で再び最
   先端を走ることができる契機になっ
   た出来事である。
       


   

  5.宅建免許取得

         52.競争さらに激化     

   飲食居抜き物件の委任取得競争が益
   々激しくなってきて、訪問すると2
   ~3社のバッテングは普通になって
   きた。物件を抜かれたとか、同業か
   ら聞くようになった。広告も同様に
   毎日どこかが掲載し、反響もなくな
   ってきた。当然、仲介料のダウンを
   売りにする業者も出てきた。狭い業
   界だけに情勢があっというまに激変
   する。今のところ、目ぼしい対策は
   思いつかないし、最近の脳みその中
   ほ、このことでいっぱいだ。こうゆ
   うときは尚更、時のたつのが早く感
   じ、他社が良く見えてしまう。まっ
   たく、器量がないと、思われても仕
   方がない。目の前の店舗の家主と借
   主に先日の隣の家主の事を伝えると
   と、逆にそんなことそちらで処理し
   ろと、命令調の電話だった。。世の
   中、こんなものなのである。
   夕刻、若い複写関係の飛び込み営業
   マンの訪問があった。この訪問が世
   界を変える内容を含んでいると、知
   る由もなかった。
   

 

   51.隣の家主の来社        
   
   店舗専門不動という活字をあちこち
   で見かけるようになってきた。同業
   社が相当増えている。造作売買依頼
   の訪問してみると。複数の不動産に
   声をかけているのでその場での委任
   契約は保留されることが増えてきた
   。少し古いだけでは差別化ができな
   い。新しいコンセプトを打ち出さな
   いと困難になるかもしれない。結果
   的に契約物件を見ると、他社物件が
   増えており、月によってはほとんど
   が他社物件だったので売り上げが厳
   しい月が出てきている。あれこれ思
   案しているとき、60歳ぐらいの少し
   いかつい男性の訪問を受けた。名刺
   見るとラーメン店の社長であった。
   隣に飲食店が開店すると聞いてと、
   穏やかな話し方だった。隣からなん
   の挨拶もなく、店主からも工事をす
   るのにも、何の報告がないと、少し
   口調が荒くなってきた。始めはなん
   の事かピンと来なかったが、話をよ
   く聞くと目の前の店舗の隣の家主さ
   んで近くで、ラーメン店を息子さと
   と経営しているという。まったく、
   知らなかったので少し恥ずかしくな
   った。そういえば、隣をもし、ラー
   メン店で契約していたらと、ドキン
   とした。不手際をお詫びして、とり
   あえず帰ってもらった。排気ダクト
   問題で長い付き合いになるとは、想
   像もしなかった。
   
   

   50.嵐の前の静けさ     

   目の前の貸店舗は、2社同時契約と
   異常な、しかも融資金融機関の立会
   の上の契約であった。保証金の小切
   手2枚は金融機関が直接預かり貸主
   には簡単なメモ用紙で処理していた。
   融資金融機関立会いの下、不良債権
   にならずにどうにかこぎつけられて
   地元に付、面目もたもて、役にたっ
   たのがことさらうれしく思えた。
   借主の準備には、ぬかりがなく翌日
   から内装工事が始まった。早いもの
   で1週間もすると外から見ても一階
   が飲食店と判る。今回の契約は、1
   週間後と2年後に波乱が待っている
   とは、予想すらできなかった。
   5階の窓から、目の前のジャンく通
   りは買い物の客が品を手に取ったり
   、質問する姿があちこちにあり、電
   気街らしい光景がのどかに広がって
   いた。
   

 

   49.電気街の送りも   
     
         担当役員の顔は、大きく色白で頬
   が少しいつも赤い、まるで少年の
   ようで、背は高からず少し太って
   いて優しそうな感じであるが、細
   目の眼光は鋭かった。定年まで電
   気街一筋である。そして、素敵な
   お土産を持ってきた。
   8階建一等貸しワンフロアー30坪
   賃料計900万円と書いてあるシワ
   シワのメモ用紙をポケットから出
   して、これ、やってくださいと、
   テーブルの上に差し出し、解約予
   告6か月だけど、2か月前、つまり
   4か月間は専任でOK,決まらな
   ければ、ほかに声を掛けるという
   約束で受けてきた。ワクワク感で
   頭の中が一杯になって、目の前の
   担当役員が神様みたいに目に映っ
   た。
   久しぶりの銀座は、いっぱいの人
   で輝いていた。以前同業者に紹介
   されて、二度ほどいったクラブに
   担当役員と一緒に、クラブといっ
   てもスナックを高級に改装してマ
   マとホステスさんが7人ぐらいの
   こじんまりした店で、久しぶりに
   見たママは素敵な着物に化粧が馴
   染んで女優のようだった。相方も
   嬉しそうにホステスが気に入った
   らしく、こちらの存在を忘れたよ
   うにウイスキーの水割りが喉を通
   過するのが見えるように頭を後ろ
   にそらして、楽しそうに飲み干し
   ていた。クラブの指名制度は、最
   初に同行したホステスさんが勝手
   に担当となり万が一気に入ったホ
   ステスさんがいても担当にはなれ
   ない、ヘルプなるのだ。もし担当
   にしたければ店を辞めて他店に務
   めたとき同伴して担当になっても
   らうしかないのが原則である。
   店内の客抜きを防止できるルール
   を編み出したのだが、そのルール
   の背景に、女性同士の激しい戦い
   が見えるようだ。
   明日の希望が捕まらないタクシー
   を見つけるのさえ、楽しんででき
   た。後日、担当役員とは、顧問契
   約を交わしたのは言うまでもない。
   

 

         48.光陰矢の如し     

   光陰矢の如し、年を取るとよく使
   う故事だが、今、まさにその時で
   ある。まもなく宅建業免許の2回
   目の更新(当時は3年毎)準備が
   必要だ。店舗業界は、バブルの崩
   壊で無理した出店の撤退が増えて
   仕事総量は増えているが(バブル
   のお陰)店舗専門の同業もかなり
   増えて、その上に、今まで関知し
   ていなかった事務所中心や管理会
   社が取り扱うようになって、益々
   競争が激化しだして来ている。広
   告の種類も月刊誌・新聞・チラシ
   と限られた中で競っている現状だ。
   広告戦略で次の手がない、差別化
   が難しくなって、長くやっている
   からと安心できない。月に個人の
   飲食居ぬき店舗が4件前後、チェ
   ーン店の店舗が3か月に1件、地
   元秋葉原の物販店舗がやはり3か
   月に1と固定化してきて、安定は
   してきたが限界も見えてきた。
   次の一手が必要だ。人の増員か
   なにかほかにあるのか、そろそ
   ろ方針を決めなければななない。
   そんな時、先般、借地権建物売
   買で定年で退社の挨拶に来た担
   当役員の突然の訪問を受けた。
   
      

   47.異例の重説模様   

   貸主・融資金融機関の承諾のもと
   に借主2社に同時に来社してもら
   い契約にあったての物件の重要事
   項説明を事前にすました。契約物
   件は将来に借入額が多いので不良
   再建になる危険性が高いので十分
   理解と検討の時間が大切である。
   万が一競売等になった場合、最悪
   6か月後に無償で立ち退きになる
   か、保証金の積みなおしが必要な
   る場合とある。建物謄本等資料を
   借主の担当銀行等に資料を見ても
   らい、出店契約を進めるか1週間
   後に連絡をもらうということで、
   契約の仮日程だけ設定して、帰っ
   てもらった。借主2社の社長の顔
   には全く同様の色はなかったが、
   果たして金融機関がどうこたえる
   にかかっている気がする。、両社
   の出店意欲にはすさまじい勢いを
   感じられる異例の重説模様であっ
   た。
   

 

   4・

   45.定年         

   借地建物売買契約が終了した後な
   で経済的には少し余裕のある時期
   だったのが有難かった。いわゆる
   、待てる状況なのだ。そんな時、
   ひょいと、借地権建物の買主の担
   役員の飛び込み訪問を受けた。近
   く定年で退職するということだっ
   た。改めて連絡しますと、簡単な
   あいさつで帰社された。この関係
   が前に簡単に記載した通り複数の
   贈り物を持ってくることになる。
   約束の時間からすると、大分遅れ
   て、前の貸店舗の融資金融機関の
   担当者から今から訪問しますと、
   連絡が入った。貸主は2・3階の
   アダルト販売営業の地元PTAの
   問題を、1階のダクトの問題は、
   借主が近隣の苦情の責任を取る事
   を、契約書に明記することで了承
   されたが、契約時の立会と保証金
   は全額、金融機関が預かる事が、
   契約の前提条件であると、貸主に
   再度伝えてくださいと、帰ってい
   った。やっと契約の準備ができる
   。地元の大型案件が2つ続いた緊
   張から解き放される感覚----脳に
   大量のドーパミンが走ったのがわ
   かった。
   (次回に続く)
   
   

   4・

   43.融資銀行追い詰める   

   目前の店舗の貸主と融資金融会社
   の担当とテナントの申し込みにつ
   いて最終判断の時期に来ていたの
   で本音を出して結論を出そうと論
   議した。これで進めてくださいと、
   貸主は2・3階のアダルトビデオ、
   販売が地元のPTAから苦情がく
   るのを承知していたが背に腹は代
   えられないので、そこは自分で解
   決すると、約束する。融資銀行の
   担当者は、1階もダクトの設置が
   難しいとのことなので隣のビルオ
   -ナーの承諾が必要だろうと、難
   問を出しながら、仲介する立場で
   どう思いますと、話を向けられた
   ので、どうでしょう、ダクトの問
   題は借主の責任と費用で近隣の苦
   情に対処すると、特約にいれて契
   約したら問題ないと思いますが。
   金融会社の担当者はそれでも会社
   決済を取ろうと言わないので、貸
   主が顔を青くして、いきなり、私
   を殺すつもりかと、どなった。一
   瞬、静寂が走った。考えれば、貸
   主はテナントが決まらなければ破
   産する、前の預かり保証金を使っ
   てしまった本人が悪いのだが、目
   の前に解決策があるのに、金融会
   社は破産を望んでいるような面も
   あるので、2か月間広告費も沢山
   使い、業者間の流通機構も登録し
   、最大限に営業してきたつもりが
   あり、保証金も法外な価格を提示
   してくれたテントの意向を考えて
   、ここは進めるしかない。思わず
   地元で破産者を出さないで下さい
   と、金融の担当者に命令調で言っ
   てしまった、果たして結果は、明
   日の午前中に返事すると、の担当
   の返事だった。気まずい雰囲気の
   解散になった。事務員が、出かけ
   いるので自分で入れたお茶が、特
   に渋く乾いた喉に刺さった。
   
      
   

   4・

   41.瓜二つ       

   借地権建物売買は、3者調整なの
   で結構大変なのだが周りが言うほ
   どでもなかった。賃貸店舗の造作
   譲渡契約も3者調整なのだ。借主
   (買主)権利者(売主)・家主
   (地主)と全く名称は変わっても
   家主(地主)の承諾を条件として
   借主と権利者が造作代金で合意で
   きれば成立する。進め方はまった
   く同じなのだ。いつもの仕事と瓜
   二つなのである。終了して落ち着
   ついたころ、気が付いた。しかも、
   今回の借地権建物売買契約の報酬
   は値引きが入ったとは言え価格の
   3.5%なので会社の運営費の7カ月
   分を超える額なのだ。小切手を手
   にして、しばらくは喫茶店でぼや
   っとしていた記憶があり、気が抜
   けた状態がしばらく続いた。法外
   な報酬は周囲にも本人にも余り良
   くなかった。やはりコツコツと貸
   店仲介をやっていたほうが総合的
   にうまくいく気がする。明日から
   開業時の新鮮さを取り戻して一生
   懸命励もうと言い聞かせて帰路に
   ついた。
   (次回に続く)

 

   40.タイム イズ マネー 

   借地権建物売買契約は、売主・買
   主・地主と三者調整である。売主
   は高く、買主は安く。地主は地代
   ・名義変更料を高く希望する。当
   たり前だあるが、結構大変な神経
   を使う、疲れるのだ。その三者調
   整が全て整い日程も決定、売主の
   入居者の明渡の確認書の確認、買
   主の資金の準備、地主の承諾内容
   の確認をすませ、いよいよ手付契
   約日、午前11時、とうとう売主が
   来なかった。自宅に連絡してもい
   ない、慌てたが後の祭りだ。30分
   買主に待ってもらったが売主が連
   絡取れないので、買主に一度戻っ
   てもらった。買主の事務所が近い
   のがせめての慰めである。買って
   きてもらったコンビニの弁当は、
   味も感じないで、しょんぼりお茶
   を口にいれた時、売主から約束の
   1時に行きますとの連絡が入り、
   あえて、時間の勘違いのことは言
   わないで、お待ちしておりますと、
   電話を切りながら安堵したことを
   今でも写真のように覚えている。
   買主に事情を説明して再来社して
   もらい無事に手付契約が終了した。
   が、買主から手数料の減額0.5%
   請求は飲むしかなかった。時は金
   成、世間は厳しいのだ。
   

   39、ダクト難問     

   先日当ビル前1階を内見したお客
   本人・内装業者・FC本部社長が
   当社に集合、申し込みを入れるに
   あたって問題点の提示があった。
   最大の問題はダクトを上げる隙間
   がないこと。現状だと5cmの薄
   いダクトになるので吹き出しで処
   理でお願いしますと、安く上がり
   高い保証金も満額で契約出来ると
   いうのだ。内装業者の意見は、商
   業地域だし問題ないと思いますと、
   の考え。申込本人は、京王線で割
   安ステーキがバカ売れ、今度、渋
   谷本社の新業態ステーキハウスの
   FCとして、秋葉原が1号店に最適
   だとしてどうしても出店したいと、
   いうことだった。本部の加盟金も
   安く設定して後押しするという。
   1週間の検討時間を設定して引き
   上げてもらった。
   
   

         38.名義変更料承諾する
   
         借地権売買の名義変更料が高額
   なので、検討中だった売主から
   朝一番に電話が入った。税理士
   さんといろいろ調べたり相談の
   うえ、高額な名義変更料は飲ま
   ざるを得ないという結論だった
   。そう、売買が成立するのだ、
   但し、仲介料を1/3負けろとい
   うのだ。もちろん、今回は売主
   ・買主からもらえるので予定し
   ていたので快く返事した。早速
   、買主に連絡入れると、待って
   ましたとの快い返事で直ぐに契
   葯の段取りをした。やはり、買
   主も地代が上がったので仲介料
   を1/3負けろと言ってきたので
   売主同様に快諾した。打ち合わ
   せたように値引き額が同じだっ
   た。土地建物の売買、初契約で
   ある。ほっとするようなとても
   安らかな気分が心地よかった。
   

 

   37.1階内見する    
   
         2・3階一括のアダルト系のビデ
   オ販売の申し込みを保留したま
   ま、1階のテナントの保証金が
   大幅に下がったチャンスなので
   改めて新聞広告と業者間の流通
   機構に同時に掲載して結果を仰
   ぐしかない。業者間の流通機構
   は反響が多かったが内見まで至
   らなかった。新聞も新たな問い
   合わせなかった。しょんぼりし
   ていると前回の新聞広告の問い
   合わせ客の一人が近くに行くの
   参考に内見させてくれと、電話
   が入り同行した。なんとなく聞
   いていると、ダクトが隣との隙
   間が少なくて難しいらしい。30
   分ぐらいして、連絡しますと、
   そのまま帰った。20坪賃料60万
   保証金3500万円やはり無理な数
   字だ。
   

 

         36. 同業者紹介内見        
         一週間後の朝一番で同業の歩合
   給で働いている知り合いの営業
   マンからの電話があり、随分派
   手にやって、儲かってるねと、
   周りから見るとうまくいってい
   るように見えるかもしれなが、
   現実は毎月追われて大変である
   。何でもアダルト系ビデオ販売
   のお客さんで、どうしても秋葉
   原に出店したいと言うのだ。目
   の前の店舗を内見させてくれと
   の依頼である。断れるかもしれ
   ないとの条件付きで内見した。
   三日後に申込者がFaxで入った
   。内容みると2・3階一括で驚
   いたことに保証金の額が募集条
   件の3倍なのだ。これで計算す
   ると、以前ラーメンのお客さん
   が希望している条件で1階も進
   展するかもしれないと、脳がす
   ごいスピード回転した。
   

   35、広告反響惨敗   
   当社ビル前の高額保証金の店舗
   の件で融資銀行担当から前借主
   保証金の償却分は今回募集から
   下げてよいと確認取れ総額が大
   きいので20%の償却でもかなり
   の額になるので募集が楽になる
   。早速、新聞広告、都内版と並
   行して関東版にも各3連載で勝
   負を賭けた。金額で20万円以
   上、気持ちで負けたくなかった
   。案の定、結果は散々だだった
   。1週間で問い合わせ2件、それ
   も、近くに行ったら寄りますと
   、なしのつぶてだった。時間が
   どんどん過ぎていく。家主や融
   資銀行担当から確認の電話等が
   いつになく辛い。チェーン店に
   も当たってもらったが難しい。
   

   34.借地売買の返事  
   翌朝、一番で先日の借地権の売
   買申し込みに伴う地代・名義変
   更料の件で地主の担当者から連
   絡あり、地代は坪1.000円UP
   で問題ないが名義変更料が予想
   外に高く売主の足元を見ている
   のうな気がしてならない。売主
   に連絡入れると案の定機嫌が悪
   くなり、連絡しますと、電話を
   切られた。そうはいっても売主
   は相続があるので妥協するしか
   ない、ここは地主の交渉よりも
   成立させるのなら、待つしかな
   い。売り主に下駄を預けて連絡
   待とうと、決めると目の前の保
   証金の高い店舗のことが気にな
   り先日来社した金融機関の担当
   者を訪問して銀行の立場を確認
   した。すると、保証金は全額当
   行が預かりますので店舗賃貸契
   約の時は事前に連絡くださいと
   、強引だった。そのことを貸主
   に確認すると、黙って寂しそう
   うに頷くだけだった。
   
   

   33.分割で募集      
   翌日、一番で目の前の店舗の融
   資銀行の担当者が様子を聞きに
   来社した。保証金が高いので、
   後日企画書を送ることで帰って
   もらった。。
   ズシリとプレッシャーがかかっ
   た。数人のテナントに相談する
   が中々色よい返事が来ない。賃
   貸人は心配で毎日のように顔を
   だす、当たり前だが少しうっと
   うしいときもある。そんな中、
   ラーメン屋さんが一階だけなら
   と問い合わせが入ったが結局、
   保証金が折り合いつかない、や
   はり高すぎるのだ。その瞬間ピ
   ーンと脳裏に分割で高い保証金
   のまま一階のみ、新聞の3業広
   告に入れること、が浮かんだ。
   
   

   32.バブルの陰    
   個人の飲食居抜き店舗が月に
   数件、秋葉原の物販店舗が4カ
   月1件、チェーン店の店舗がや
   は4カ月に1店舗のペースで契
   約が安定してきた。そんな中、
   夕刻に70歳位の人がひょいと
   飛び込んできた。見たことの
   ある人と思っていたら、なん
   と目の前の大家さんだった。
   6階建で1~3階を電機メーカー
   に賃貸し4~6階が自宅兼店舗
   である。電器メーカーから退
   店の申し込み有、いつもの不
   動産に任しているが、決まら
   ないと、少しやせた顔は青ざ
   めていた。多額な保証金を預
   かっており解約通告から4カ
   月過ぎて残り2カ月の期間し
   かない,と言うのだ。もちろ
   ん金融機関からは融資が受け
   られないので次のテナントの
   入居保証金しかない程のかな
   り深刻な状態だった。
   

         31.簡単な面談    
   しばらく待っていいると、60
   歳ぐらいの男性 2人がゆっくり
   応接テーブルの近くに来て、頭
   を下げ合い名刺交換して座る
   とドキリと、するぐらい生真面
   目そうに見えた
   今回の申し入れに対してお断り
   する理由は見当たりません、と
   安心させておいてから、ただ、
   私が担当してから初めての名義
   変更なのと、しばらく間が空い
   ていますので価格を決定するま
   少しお時間をください、と淡々
   とした口調での返事で終了、よ
   ろしくお願いいたします、とそ
   れで事務所を後にした。東京駅
   は、大勢の忙しそうな人でごっ
   た返していた。地代・名義変更
   料には、もちろん相場があるが
   名義変更料は地主の意向がかな
   り反映され法外な金額で話が中
   止になることも恰好あるらしい。
   大手銀行の系列の組織がどうゆ
   う結論を出すのか楽しみの反面
   不安も大きくなって来るのを感
   じた。売主・買主にその旨を伝
   え早めの帰路に就いた。
   

 

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3.飲食店を辞める時27

2017-04-11 11:40:07 | 飲食店を辞めるとき

   飲食店をやめるとき 得するには
     早めの相談が より効果的です
     ★ブログデビュー1周年記念
      第2弾

      造作買い取り業務開始

    

     米国のファミレス苦戦  new
     3つの理由     連載 3

              ファーストカジュアル
     5年で5.5倍の売り上げ増

     また、ファストカジュアルは、
     食材にこだわったメニューをウ
     リにしているため、ヘルシー志
     向でグルメな若者に絶大な人気
     を誇っている。そこまで高くな
     い値段で、おいしい食事が手軽
     に食べられるファストカジュア
     ルは、これまでは、ファストフ
     ード業界のビジネスを脅かす存
     在だった。しかし今度は、ファ
     ミレス業界にも影響を及ぼし始
     めている。ファストカジュアル
     の売り上げは、1999年から20
     14年までの15年間で550%増
     という驚異的な成長を遂げてい
     る。しかも、この傾向はまだ続
     くとみられており、ファミレス
     業界にとっては今後さらに恐ろ
     しい存在になっていくことにな
      る。
     (次回に続く)

 

     米国のファミレス苦戦 
     3つの理由     連載  2

             ファミレスから客足が
      遠ざかっている最大の原因

            まず、ファミレスから客足が遠ざか
              っている最大の原因として考えられ
              るのが、「ファストカジュアル」の
              台頭だ。以前、本コラムでも取り上
              げたが、「ファストカジュアル」と
              はファストフードとファミレスの間
              のような位置付けで、トレンドに敏
              感な若い客層に支持をされている。
              ファストカジュアルは、ファストフ
              ードのフォーマットで料理を提供す
              るため、レストランのように料理が
              運ばれるまでほとんど待たされるこ
              とはない。そして、店内はファスト
              フード店より清潔で高級感があって、
              ゆっくりと食事ができる居心地のい
              い空間になっている。ファストカジ
              ュアルの商品単価は、ファストフー
              ドよりも高めだが、レストランと比
              べるとリーズナブルだ。だが、レス
              トランのように、チップを置く必要
              がないため、割安感がある。チップ
              文化が浸透している米国では、レス
              トランでのテーブルサービスに対し
              て払うチップは、意外にばかになら
              ない額になる。
              (次回に続く)

 

              米国のファミレス苦戦 
     3つの理由   新連載  1

     今、日本のファミリーレストラン
     業界が変化の兆しを見せている。
     最近も、ファミレスで深夜営業を
     やめる動きが広がっていると報じ
     られて話題になったばかりだ。
     かつて深夜のファミレスと言えば、
     若者が同級生や友人などと会話を
     する人気のスポットだった。それ
     が今では、インターネットや携帯
     電話が普及したことにより利用客
     のライフスタイルが変化し、わざ
     わざ深夜に外で会う必要もなくな
     った。結果的に、深夜のファミレ
     スはガラガラになり、深夜まで営
     業を続ける意味がなくなった。
     ファミレスが深夜営業をやめる理
     由は、客の減少だけではない。従
     業員を確保することも、困難だか
     らだ。社員を使えば長時間労働の
     問題に直面し、アルバイトを確保
     するのにも深夜手当などの人件費
     がかさむ。客が少ない深夜に営業
     するビジネスモデルそのものが限
     界に来ている。そんな日本のファ
     ミレス事情だが、実は、米国でも
     レストラン業界は厳しい状況に喘
      (あえ)いでいる。ファミレスタ
     イプ・レストランの2016年第4四
     半期の売上高が2.4%も落ち込み、
     近年まれに見る最悪な年となった。
     米国でも、若者のファミレス離れ
     は深刻になっている。日本とは事
     情が異なるが、3つの要因が重な
     って業界を苦しませている。米国
     のファミレス業界で、いったい何
     が起きているのだろうか? そこ
     から日本の業界が学べることはあ
     るのか。
                    藤井薫 ITmedia
               (今回新連載です)

 

 

       ナイキ 速く走れる  new 
         マラソンシューズ 最終回 10

     新技術や新素材は歓迎されるべき

     オランダの元長距離ランナーで、
     キプチョゲやベケレなどトップラ
     ンナーのマネジメントを手掛ける
     ヨス・ヘルメンスは、最新のモデ
     ルが禁止されるようなことがあれ
     ば「驚き、失望する」と言う。ス
     ポーツは技術革新を歓迎すべきだ
     とヘルメンスは主張する。陸上ト
     ラックがシンダー(石炭殻)から
     合成ゴムになり、棒高跳びのポー
     ルが竹からグラスファイバーに変
     わり、シューズのクッション性を
     高めるためにエアブラダーやジェ
     ルが採用され始めたようにだ。
     「私たちは中世に生きているわけ
     じゃない」とヘルメンスは言う。
     「今後も新しい技術や素材が誕生
     する。今は後ろ向きではなく、前
     へ進むものが生み出されるときだ」
     (今回最終回有り難うございます)

 

        ナイキ 速く走れる  
        マラソンシューズ  連載 9

        カーボンプレーは禁止されてない

             現在ナイキがスポンサー契約を結
             んでいるランナーの中で最速のエ
             チオピアのケネニサ・ベケレは、
             フルマラソン2時間切りを目指す
             別のプロジェクトに参加している。
             昨年9月のベルリンマラソンで、ベ
             ケレはズームヴェイパーフライを
             着用し、2時間3分3秒という世界
             2位の記録を達成。4月のロンドン
             マラソンでも同じモデルを着用し、
             世界記録の更新に挑むつもりだ。
             ベケレが参加しているプロジェク
             トを率いるイングランド・ブリト
             ン大学教授でスポーツ科学者のヤ
             ニス・ピツラディスは今年、ベケ
             レがベルリンマラソンで着用した
             シューズをCTスキャンにかけ、そ
             のとき初めてミッドソールに内蔵
             されたカーボンファイバープレー
             トの存在を知った。プレートはス
              プリングのような働きをするとみ
             られるため、このシューズは禁止
             されるとピツラディスは思ったと
             いう。しかし、禁止されないかぎ
             りはベケレはそれを使い続けるつ
             もりだ。ベケレがピツラディスに    
              語ったところによると、そのク
             ッション性と長距離を走ってもふ
             くらはぎの筋肉が痛まない点を好
              んでいるという。
     (次回最終回お楽しみに)

 

            ナイキ 速く走れる   
      マラソンシューズ  連載 8

    規則の範囲内で

    ナイキの幹部は、「ブレーキング2」
    のコース設計や薬物テストにおいて
    IAAFと緊密に連携しており、シュー
    ズについても「共有」するとしてい
    る。また、カーボンファイバーを内
    蔵したソールは、以前から業界で使
    用されていると指摘する。「われわ
    れは規則の範囲内で選手たちに利益
    を与えている」とナイキのスクール
    ミースターは言い、こう付け加えた。
    「違反のスプリングなどは使用して
    いない」
    だが運動生理学者のタッカーは、ナ
    イキはシューズがスプリングの働き
    をすると主張していることから、違
    反と見なされるべきだと考えている。
    もし同社のシューズが禁止されるこ
    とがあれば、IAAFのあいまいな規則
    も同時に改訂すべきだとタッカーは
    指摘する。
    (次回に続く)

 

    ナイキ 速く走れる  
      マラソンシューズ  連載 7

    定期的にシューズを提出してない

    シューズに関するIAAFの規則は以
    前から十分に整備されていない。
    IAAFの規則第143条では、シュー
    ズについて「使用者に不正な利益
    を与えるようないかなる技術的結
    合も含め、競技者に不正な付加的
    助力を与えるものであってはなら
    ない」としている。
    しかし、「不正な利益」が何を指
    すのかは説明していない。また「
    すべてのタイプの競技用靴は、IA
    AFによって承認されたものでなけ
    ればならない」としている。しか
    しナイキは、正式な承認プロセス
    は把握しておらず、またシューズ
    メーカー各社はIAAFに対して審査
    のために定期的にシューズを提出
    することはしていないと明かした。
    (次回に続く)

 

     ナイキ 速く走れる  
     マラソンシューズ   連載 6

     事実なら圧倒的な違い

    ミッドソールには、薄くて硬いスプ
    ーンのような形状のカーボンファイ
    バー(炭素繊維)のプレートが内蔵
    されている。別の表現をすれば、ブ
    レードのようにカーブしているのだ。
    そのプレートはストライドごとにエ
    ネルギーをため、放ち、ランナーを
    前に押し出すパチンコのような働き
    をする。ナイキによると、カーボン
    ファイバーのプレートは同社の一般
    的なレース用シューズに比べ、特定
    のスピードで走るのに必要なエネル
      ギーを4%削減するという。
    南アフリカ・フリーステート大学の
    運動生理学者ロス・タッカーは、そ
    の数字が確かならば勾配が1~1.5%
    の下り坂を走るのに相当すると指摘
    する。「圧倒的な違いだ」とタッカ
    ーは言う。
    (次回に続く)

 

    ナイキ 速く走れる   
     マラソンシューズ 連載 5 

    レースと基準の問題

    このレースについては、信頼のお
    けるスポーツ競技というよりも、
    ナイキの宣伝もしくはマーケティ
    ング戦略だとの批判も一部からは
    上がっている。レースでランナー
    たちは、個々に合わせて調整され
    たシューズを着用する。問題は、
    五輪やその他の主要なマラソンレ
    ースで使用されたシューズやそれ
    らのニューモデルが、IAAFの基
    準を満たしているのかということ
    だが、その基準そのものが不明瞭
    だ。ナイキのシューズは重量が約
    6.5オンス(約180グラム)で、
    厚いが軽量なミッドソールは従来
    のタイプよりも反発力が13%高
    いという。キプチョゲはそのクッ
    ション性が気に入っているといい、
    長距離を走った後の脚の痛みが軽
    減されたと話している。
            (次回に続く)

 

    ナイキ速く走れる   
     マラソンシューズ 連載 4

    6月に250ドルで発売予定

    先の五輪のメダリストが着用した
    ナイキの「ズームヴェイパーフラ
    イ」は、6月に250ドル(約2万9
    000円)で発売される予定だ。フ
    ルマラソンで2時間の壁に挑戦す
    るプロジェクト「ブレイキング2」
    で使用されるのは、そのカスタマ
    イズモデル「ズームヴェイパーフ
    ライエリート」で、同社は「コン
    セプトカー」のようなモデルだと
    している。5月にイタリア・モン
    ツァのオートレーシングトラック
    で実施する同プロジェクトのレー
    スには、リオ五輪の男子マラソン
    の金メダリストであるケニアのエ
    リウド・キプチョゲなど、ナイキ
    がスポンサーとなっている東アフ
    リカの3人のランナーが2時間切り
    に挑戦する。ただ、当日のレース
    は記録の公認条件のすべては満た
    さないだろうと同社は述べている。
    (次回に続く)

 

       ナイキ速く走れる   
     マラソンシューズ 連載 3

        不公平の境界線はわからない

             男子マラソンの世界記録を更新し
             た最近の4人のランナーがそのシ
             ューズを着用していたアディダス
             も、大々的に報じられてはいない
             ものの、現在の世界記録である2
             時間2分57秒を1時間台に縮める
             ことに挑戦しており、それに向け
             た新しいモデルを発表している。
             ニューヨークシティマラソンやそ
             の他50以上のレースを主催するニ
             ューヨークロードランナーズのジ
             ョージ・ヒルシュ会長は、トップ
             レースから年齢別の大会に至るま
             で、すべてのレースが最新のシュ
             ーズのテクノロジーの影響を受け
             る可能性があると言う。各レース
             の開始前に何十万人もの参加者全
             員のシューズをチェックすること
             は不可能だろうとヒルシュは指摘
             する。
            「まさにゲームチェンジャーだ。
             シューズブランドが特許を取得し
             、そのシューズが市場に出回って
             広く普及した場合、皆がそのアド
             バンテージを享受できるなら、そ
             れは公平といえるのではないかと
             考えさせられる」どんなシューズ
             もランナーのパフォーマンスを向
             上させると考えられている。そう
             でなければ誰もが裸足で走るだろ
             う。しかし、不公平な優位性にあ
             たるのかどうかの境界線はどこな
             のか。その答えは誰も明確にはわ
             かっていないようだ。
             (次回に続く)

 

 

 

            ナイキ速く走れる   
    マラソンシューズ 連載 2

    ランナー全員の靴のチェックは
    不可能

    そして、いま新たに持ち上がって
    いるのがシューズ問題だ。国際陸
    上競技連盟(IAAF)はニューヨー
    ク・タイムズの取材に対し、さま
    ざまな企業が新たに開発するシュ
    ーズを一流のランナーたちが着用
    していることについて多くの問い
    合わせが寄せられているとメール
    で回答した。IAAFの技術委員会は
    近々会合を開き、「承認の変更も
    しくは見直しが必要かを検討する
    」予定だという。
    ナイキのランニングフットウエア
    部門のシニアディレクター、ブレ
    ット・スクールミースターは「わ
    れわれは規定に則り、かつ公正に
    やっていると強い自信を持ってい
    る」と言う。3月7日にナイキは、
    リオ五輪のメダリストらが着用し
    たシューズをカスタマイズした新
    モデルを発表した。それは、フル
    マラソンで2時間切りを目指すと
    いう同社の大胆な(宣伝目的との
    批判もある)プロジェクトに参加
    するランナーが使用するものだ。
    (次回に続く)

 

            ナイキ速く走れる   
    マラソンシューズ 新連載 1

            勝者たちが履く最強のシューズ

            最新のシューズは、国際レースで
            見事な結果を生み出している。だ
            が一方で、着用するランナーのパ
            フォーマンスを不公平に強化して
            いないのかという点で、極めてあ
            いまいなルールの下でシューズの
            開発が進んでいることに議論が生
            じている。
            技術開発によってアスリートをサ
            ポートする機能は、どこまで認め
            られるべきなのだろうか?
            この問題については多くの競技が
            答えを出せずにいる。競泳では、
            世界記録を次々と誕生させたフル
            ボディのスーツが、浮力とスピー
            ドの面で不当な優位性を選手に与
            えているとして2008年の北京五
            輪後に禁止された。陸上競技界は、
            南アフリカのスプリンター、オス
            カー・ピストリウスが着用した義
            足のブレードの問題に悩まされた。
                        The new York Times
            (今回新連載です)

 

 

          寝具業界イノベーション new
        起きていない勝機あり  最終回

    ビジネスマンは
    何度でも打席に立てる

    成功についてですが、私はまだ成
    功したと思っていません。まずは
    国内をもっと拡大させ、海外です
    ばらしいパートナーを見つけてコ
    ラボしていく。将来的には「クオ
    リティ・スリープ」を世の中に知
    らしめることができ、そこにエア
    ウィーヴの名が挙がるとしたら、
    それが私たちの成功だと考えてい
    ます。最近、睡眠の計測をして質
    を測る睡眠アプリを出しましたが、
    「睡眠の質」に光が当たれば、そ
    こから新しい展開も考えられます。
    
ビジネスは成功よりも失敗のほう
    がつきものです。私も数え切れな
    いくらいの失敗をしています。で
    も、ビジネスマンは野球選手と違
    い、何度でも打席に立つことがで
    きます。失敗しても修正して、再
    チャレンジすればいいのです。自
    分の打席を待つ必要もなく、打席
    を自分でつくればいい。
    そういう意味では、私が打席に立
    つ回数は多いですし、行動範囲は
    広いですね。この2年で、世界一
    周を10回、欧米へのシングルトリ
    ップが5回、アメリカに行ったの
    が11回。飛行機の機内で合計50
    日くらい寝ているのではないでし
    ょうか。それでも疲れずに元気に
    やっています。いつも出張にはエ
    アウィーヴを持ち歩いていますか
    ら(笑)。
    (今回最終回有り難うございます)

 

    寝具業界イノベーション
      起きていない勝機あり  連載17

         ――この記事のテーマは「愚直に続
               けたから成功した、ワケじゃな
               い」というものです。エアウィ
               ーヴが成功した要因の一つはブ
               ランディング戦略だと思います
               が、その一方でアントレプレナ
               ーとして愚直に続けているもの
               はありますか。

         高岡:愚直に続けているものは、い
   わゆるブランディングとエアウィー
   ヴが認知のないところへの「営業」
   です。エアウィーヴは海外ではまだ
   無名ですし、国内でもまだ手が届い
   ていないところがあります。そのた
   め、よりハイエンドなところに売り
   込むためには、やはり私自身が売り
   込んでいかなければならない。
     私が社長を退いて会長になったのも、
   「営業」に時間を割けるからです。海
   外で、エアウィーヴのことはまだ知
   られていません。そこでウチの営業
   マンが行ってもなかなか相手にして
   もらえませんが、創業者が来たとな
   ると話は別です。やはり創業者には
   どの国でもリスペクトを持って接し
   てくれますから、それを利用しない
   手はありません。それに、会社のす
   べてのストーリーを話せるのは私だ
   けです。ですから「営業」だけは愚
   直に続けています。
   (次回最終回お楽しみに)

 

         寝具業界イノベーション
     起きていない勝機あり  連載16   

    地元パートナーの開発

         すでに中国、アメリカ、シンガポ
         ール、香港などで現地に入って、
         実際にビジネスを始めているとこ
         ろもあります。しかし、すぐに日
         本と同じような展開ができるとは
         思っていません。なぜかと言えば、
         マーケティングと販売はローカル
         戦だからです。ローカルを知って
         いるのはローカルの人です。ブラ
         ンディングはグローバルに共通す
         るアセットですが、これから海外
         展開を拡大するには、現地で一緒
         に仕事をするパートナーを見つけ
         なければなりません。地元マーケ
         ットに応じた戦略とパートナーが
         必要になってくるのです。そうい
         う意味では、6月にモナコで開催
         されるEYアントレプレナー・オブ
         ・ザ・イヤーの世界大会は本当に
         楽しみです。エアウィーヴの存在
         を大いにアピールしたいと思って
         います。
          (次回ぬ続く)

 

         寝具業界イノベーション
     起きていない勝機あり  連載15   

   ――今後は、海外市場の拡大
     も視野に入ってきます。

   高岡:寝具市場はグローバルに見て
   も、イノベーションが少ないと言え
   ます。なぜなら、睡眠研究がなかな
   かできないからです。研究するには、
   健康な人たちを集めて長期間、睡眠
   状態のモニターをしなければなりま
   せん。しかし、被験者として健康な
   人を集めることは難しいですし、コ
   ストもかかる。睡眠障害の人の研究
   は進んでいますが、健康な人の睡眠
   の研究はあまり進んでいないのが実
   情です。そこで私たちは2011年に
   スタンフォード大学と共同で睡眠研
   究を始め、その後、アスリート養成
   期間である米IMGアカデミーの寮に
   いる若い健康な人を被験者にして、
   睡眠の質と運動能力に関した共同研
   究を始めることになりました。
   他方、これから海外展開を積極的に
   図っていくには、綿密なマーケティ
   ング戦略が必要になってきます。マ
   ーケティングとは、地域性や国の成
   熟度によって変わっていくもの、い
   わば地上戦です。
   (次回に続く)

 

   寝具業界イノベーション
     起きていない勝機あり  連載14   
   
    売れるとショップも

         さらに売り場に人が来たら、今度
         は売り場をショップ化する。ショ
         ップ化すれば、それ自体が広告に
         なっていくのです。まさに相乗効
         果でした。
         エアウィーヴは認知度を高めない
         かぎり、売れない商品です。最初
         は百貨店の棚を一つもらって売っ
         ていました。でも、売り場をもら
         うのはなかなか大変です。ですか
         ら、私たちは売れるごとに、ショ
         ップ化していったのです。ショッ
         プ化すれば棚が自由に使える。百
         貨店には高級ブランドと同じよう
         なショップが欲しいと言っていた
         のですが、むろん「まだ早い」と
         言われることもありました。しか
         し、百貨店にとっても、売り場当
         たりの利益額は高くなる。ショッ
         プ化はお互いにとって良い効果を
         生み出すWin-Winモデルなのです。
   (次回に続く)

 

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