串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
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鳥越の宿 三楽園-風呂

2015年09月18日 | 宿-北陸

 風呂は中2階にあり、山吹亭という一番高い部屋と同じフロアーになる。

 

 途中に源泉が祀られているが、飲泉は不可なのか、コップなどは置いていない。

男女別に内湯と露天風呂。

時間によって男女が入れ替わる事はない。

奥にエステコーナーGardenがあり、本格的なファンゴが楽しめる。

ファンゴって何・・・?

イタリア発祥の3000年も前からの温泉療法の一つで、2010年日本で初めてこの宿が本格的に導入。

骨の病気、関節痛、リュウマチ、骨粗しょう症など、体の深部体温を上げ、血行を良くする働きがあるらしい。

これを組み込んだプランもある。

脱衣所は広くてきれい。

大きな時計があるのも便利。

タオル類は部屋から持参。

 

クレンジングも置いてあり、これは売店で@4000円で売られていたのには

高級品なのだ。

使ってみたかったが、あいにくノーメイク。

 

内湯は鳥越の湯という炭酸鉄泉を濾過し、加水した湯で、浴槽内で循環されている。

利用時間はチェックイン後~24:30、朝は5:30~10:00まで。

内湯の湯はやや茶色みを帯びた透明で、湯船から静かにあふれていて気持ちが良い。

 

 洗顔石鹸もあり。

シャワーの湯がまるで絹糸のように流れる。

天音(あまね)というシャワーヘッドで、直径0.19mの穴が615個開いている。

ミスト感覚で気持ちが良いが、もう少し水圧があればいいのに。

露天風呂には二種類の源泉掛け流しの湯船がある。

これは鳥越の湯という炭酸鉄泉。

途中で祀られていたのもこの湯だった。

源泉温度は12.8度と低いので加温されている。 

湯口からは冷たい源泉だろうか。

湯は浴槽下から勢いよく湯船へ。

  • 源泉名:鳥越の湯 温度:12.8度 
  • Na=253  Mg=129  Ca=238  Fe2=4.42/  Cl=300  硫酸イオン=262.3  HCO3=1190
  • 成分総計:3248mg/Kg の Ca・Na・Mg-HCO3・Cl泉
毎日清掃し換水しているのは好ましいが、塩素消毒もされている。

こちらはもう一方の露天風呂で、やはり源泉掛け流し。

湯船の回りは濃い源泉でコテコテに。 

 

露天風呂の横に椅子が置かれた広いデッキがある。

雨ざらしなので木製の椅子はタオルでも敷かないと、ちょっと気持ち悪い。

晴天ならここに座り、夜空の星でも眺めたかもしれないが、連日雨模様で残念。

デッキ側から露天風呂と内湯を眺める。

  • 源泉名:庄川清流温泉 温度:28.3度
  • Na=4122  K=144  Mg=426.2  Ca=808.1  Fe2=64.5 / Cl=6347  硫酸イオン=1046  HCO3=3763  Br=11.2
  • 成分総計:17728mg/Kg と 濃いぃ 含鉄-Na・Cl-HCO3泉   

 かすかに硫黄が香り、肌触りはつるつる、存在感のあるいい湯だったが、残念ながらこちらも塩素混入。

露天風呂はどちらも加温されている。

鳥越の湯は12.8度と低いので、これは加温しなくちゃ入れないが、庄川清流温泉の方は28度あるので、加温しなくても源泉のまま入れる。

そうすれば温冷交互入浴も楽しめるし、何より源泉風呂があるという事で温泉好きには高得点なんだけどなぁ。 

 

 

 


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