串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

ジオパーク大島-トウシキ海岸

2017年03月31日 | 旅-関東・中部

走っているうちに突如現れる千波地層切断面には、知っていてもうわ~っと驚く。 

 

トウシキキャンプ場にやって来た。

誰も居ない。

広い芝生にテントが幾張も張られ、夏は賑わうのだろう・・・か?

元日にはここで初日の出を見るツアーがあったらしい。

海岸近くに出たかった。

地元の方に道を聞くと、この段丘の左手に細い道があるらしい。

 それがこの道。

狭い!そして赤い。

 ボムサッグ・・・という。

噴火の時に飛んで来た噴石が火山灰の層にめりこんだもの。

 これが見たかった。

 夏には賑わうらしいトウシキ海岸。

砂浜というのはなく、岩がごろごろ。

大島で白い岩石を見るのは初めて。

白っぽい地層は火山灰だろう。

 大島はどこを見ても火山を感じる。

それもそのはず、火口から噴きあがった溶岩で出来ている島なんだから。

地球の活動遺産が見れる場所ジオパーク

日本各地にあるだろうが、はぁ凄い!と、何度も驚き感動した大島ジオパーク。

 波浮の港展望台から波浮の街並みを。

噴火で出来た火口湖だったのが、江戸時代に起きた小田原地震
の津波で海とつながった波浮港。

 月と砂漠ライン への取付道路、前回はゲートが閉まっていたが
この日は開いていた。

レンタカーを借りる時、ここは走ってはいけないとは
言われていない。

前回の伊豆大島レンタカーでは、御神火ラインとこの月と砂漠
ラインは走行禁止だった。

行こっ!

ほとんど一車線の道が続く。

20分程で駐車場に到着。

車はここまでで、この先は歩かなきゃいけない。 

トーシキ海岸や波浮の港辺りでは曇天ながら霧に
包まれる事はなかったが、少し標高が高い所は一面の霧。

黒い溶岩の砂礫の道を進む。

 第一展望台はどこだろう?

もう10分は十分歩いている。

霧で何も見えない。

展望台へ行っても同じだろう・・・と、引き返す。

天気が良ければ一面黒い世界が見えただろうに、残念。

これも宿題かな。

 今回借りたレンタカーはタント。

日曜日の午後とあって、車はこれしかなかったみたい。

24時間で¥6200と安い。

キズの確認などなく簡単でいい元町レンタカー

おじいちゃん達がやってるという感じのレンタカー会社。

 宿題があったので大島公園の椿を見に。

温室の入り口は華やか。

 う~ん、2週間前と全然変わってない。

この椿、開くのだろうか?

大島桜と椿の競演。 

 

熱海に戻って来た。

駅前の足湯は大はやり。

驚いた!タオルの自動販売機がある。

考えた人、エライ!

遠いからと敬遠していた伊豆大島は見所いっぱいだった。

熱海からジェットフォイルで1時間もかからない。

関西からも手軽に出かけられる。

又、季節を変えて行ってみたいし、もう少し足を延ばして
八丈島まで行ってみようかな。


大島温泉ホテルの風呂

2017年03月27日 | 宿-関東

風呂は地下1階にあり、夜は24:00まで、朝は5:00~9:00までで、
翌朝男女の風呂が入れ替わる。 

この表示で男女の風呂が分からないものだろうか?

男女入れ替わりがあると知ってないと、うっかり昨日
入った方へ行ってしまうのだろうか?

朝、露天風呂から内湯へ行くと男性一人が内湯でまったり。

入れ替わっている事を伝えると、彼は大慌て。

 パノラマ風呂と銘打っている露天風呂からは三原山の
山並みが広がり、眺め抜群。

部屋の風呂も含めて全て源泉掛け流し。

湧出量は108L/M。

この量で部屋の風呂から洗面所の湯まで、源泉でまかなえるのだろうか?

湯温は84度もあるので加水してるのかな?

未確認。

 鍵がかかるロッカーもあったが数は少ない。

アメニティはよく揃っている。

浴室内のシャンプー類、4種類ほどのものが置かれていたが 
洗顔料はない。

 朝に女性用だった風呂の内湯。

緑のマットは好きじゃない。

左手奥の扉から露天風呂へ。

 

5:00過ぎの露天風呂。

雲が広がっていたがまだ三原山の山容は見えた。 

朝食後の露天風呂。 

深い霧がかかり一寸先も見えない。 

 湯は単純泉なのに、湯口にびっしり着いた析出物は見事。

74.1mg しかないCaだけど、白い析出物はカルシウムによるものか?

HCO3=320.6 が一番多い成分で、これによるものか
結構つるつるする良い湯だ。

源泉名:三原山温泉5号井 温度:84.2度 PH=6.6
成分総計:1034mg/Kg  の単純泉

 つばき祭りの間の金・土・日、元町のフェリーターミナルで
開催される夜祭り に宿のマイクロバスで送迎してもらった。

 めったに見られないという御神火太鼓

 

アンコさんの手踊り。

都はるみのアンコ椿は恋の花が大音声で流れ、一緒に口ずさむ。

大島を代表する名歌なのに、ここにきて初めて聞いた。

 


大島温泉ホテルの食事

2017年03月23日 | 宿-関東

 残念ながら食事は満足できない。

 プランによって食事処が決まっている様子。

一番リーズナブルなプランだったので、夕食は1階広間。

広い部屋なのに、テーブルは隣とくっつけてあり窮屈。

左は練り物の胡麻和え、右はイカナゴのくぎ煮みたい。

ここではイカナゴとは言わないだろうが。

 名物料理、椿フォンデュ。

小さいがイセエビが乗っている。

串7本、溶いた衣をつけて揚げ、天つゆや塩で食べる。

最後にイセエビの頭が2つに割られ、それも揚げる。

エビの味噌を食べるのだが、正直食べる所はほん少し。

刺身は鮮魚3点盛りとお品書きにあるが、これが鮮魚・・・?

島豆腐、私でももう少しおいしそうに盛り付け出来る。

他に小さなサザエの焼き物、明日葉の胡麻和え、茶わん蒸しなど。

キンメの煮つけも小さくて2~3口でたいらげる。

食事にはがっかり。

これなら赤門の食事の方がずっと良かった。

この日、朝食は6:30~と、通常より30分早く始まった。 

 珍しくホットの牛乳も有り。

 バイキングの種類は多くて、夕食よりも満足度は高い。

食事に関して厳しい事ばかり書いたが、嬉しいサービスも。

無料のランドリーが1階にあった。 

乾燥機はないが、すぐ横に干場がある。 

ノートに部屋番号や氏名を書き、洗剤も無料。


大島温泉ホテル

2017年03月22日 | 宿-関東

2、3月、ほとんどの日が満室だった大島温泉ホテル。

ツアー客が多く利用するのかな?
と、思っていたが、宿泊した当日駐車場に観光バスは停まってないし
団体客と思しき集団は見かけなかった。

三原山登山道路からホテルへの取付道路はボコボコ。

道路だけではなく建物も古く、老朽化も進んでいるような気がした。

 翌朝、すっぽり霧に包まれた大島温泉ホテル。

 右手奥に土産物コーナーがあり、買い物したら1割引きにしてくれた。

大島土産の定番椿油。

大阪でも買える製品はおいといて、ネイルケアー用の
ペンシルタイプの椿油を買った。

客室は1階と2階、三原山に面した山側と海側がある。

 ロビー回りには活きの良い生花がいっぱい。

活けられているという感じではなく、無造作に花瓶に納まっている。

しかし、どの花もいきいきしてきれい。

宿スタッフの庭で咲いた花なのだろうか?

なんて、勝手に想像。

部屋は1階山側の和室8畳間。

海側にも部屋はあるが、2階でないと海は見えないような感じ。

 広縁に置かれた椅子は2脚共に外に向いている。

窓の外に三原山が望める。 

海側の部屋よりいいかな?

嬉しい事に部屋の風呂は温泉。

しかも源泉掛け流し。

右手のトイレから出て来た相方が悲壮な声で言う。

ウォシュレットと違う・・・と。

う~ん、大島で一番大きい、そして東海汽船の関連宿なのに
今時ウォシュレットではないとは。

湯を出すがしばらくは水。

果たして温泉なんだろうか?と、不安になったが、
そのうち熱い湯に変わって一安心。

翌朝は霧に覆われ何も見えなかった。 

広縁の端に洗面所。 

 洗面台は広くて使い勝手が良かった。

このカランの湯も源泉。

反対側に空の冷蔵庫とクローゼット。 

浴衣は男女共に同じ柄。 

右端の明日葉茶、淹れてみると真っ黒。

左に大判ガーゼのハンカチが人数分。

何も説明はないが、これは頂いてもいいんだろうと持ち帰る。

 電気ケトルとペットボトルの水が置かれていた。

冷水は用意されてなく、この水を冷蔵庫で冷やして・・・と、いう事だろう。

ウォシュレットでないのは悲しいけど、部屋はきれいに掃除され
何よりも温泉の内風呂が嬉しい。


再び大島へ-三原山

2017年03月20日 | 旅-関東・中部

 3月12日再び大島へ。

前回から2週間ほどしか経っていないが、
連日満室だった大島温泉ホテルに空きが出、
これを拾って大島へ行くことにした。

前回、三原山へ登れなかったのが心残りだったせいもある。

新幹線で熱海へ向かう。

前回は見えなかった伊吹山、今日は雄姿を見せてくれる。 

 富士山は前回ほどじゃないが。

熱海駅から港まではバスで15分程かかる。

大寒桜が満開。

これ、熱海桜というんだろうか? 

このところず~っと晴天が続いていたが、どうやら
明日は下り坂らしい。

熱海からのジェットフォイルは珍しく元町港へ着いた。

風向きによって岡田港に入るか、元町港か?

当日の朝に決定し、こちらで確認する事が出来る。

熱海から直行便なら45分で大島に着く。

今まで目が向かなかった大島だが、関西からでも便利に行ける。

今回のレンタカーは、元町レンタカー

日曜日とあって前回借りた伊豆大島レンタカーに空きはなかった。

まず観光協会へ行き、3000円の宿泊割引券をゲット。

念願の三原山登頂へ歩き出す。

青い色の山頂遊歩道へ。

山頂へ着いたらお鉢めぐり(火口一周コース)を歩きたかったが
時間的に無理なので、火口見学道で火口を見に行く事にした。

るんるん、舗装された道を歩き始める。

溶岩が流れ出た跡は真っ黒。

今は黒とベージュの世界だが、青々とした草の頃は
緑と黒、さぞ美しいだろう。

1986年の大噴火の時の溶岩流の先端部。

厚さは5mもあるという。

この辺りまでは平坦な道だが・・・。

なだらかだった舗装路は上りになり、結構きつい。

ゴロゴロした石がないだけ歩きやすいが、やはり登山だわ。

やっと山頂が近づいて来た。

1986年の噴火の時、溶岩は三原神社の直前まで
迫ったが二手に分かれ神社を避けて流れた。

三原山を御神火様と崇めてきた島民は、神の力が働いた・・・と。

山頂にはトイレもある。

火口見学道へ。

水蒸気だろうか?

お鉢めぐりでは背後の稜線を歩く。


火口だ。

直径2.5キロ~3.2キロ。

夕方に近い時間、他に誰も人は居ない。

ちょっと不気味。

かつて自殺の名所だった頃は、もっと近くまで行けたんだろうか?

山頂でトイレの掃除などをしていた方の車が下って行く。

膝に難ある私は上りより下りの方が辛い。

乗せて欲しかったなぁ。

ゴジラ岩越に山頂口を見る。

あそこへ下って行くのだ。

火口は見れたが、お鉢巡りはしていない。

又、宿題を残してしまった。


大島へ

2017年03月18日 | 旅-関東・中部

濃溝の滝から館山に戻り昼食はスーパー回転寿司やまと で。

実は前日にも来たのだが、日曜日とあって満員。

ズラリ待っている。

これではいつになるか分からない。

待てない大阪人、予約票は取ったもののすぐに店を出た。

なので、リベンジ。

月曜日の11:00過ぎなので、前日とは打って変わりガラガラ。

よく目立つ建物だこと。

生魚は夫婦そろってあまり好きじゃない。

イカ・タコに貝類を注文。

くらスシローに比べると断然おいしい。

ネタが本物。

是非、なめろうを食べてみたかった。

う~ん、私には味噌が少し辛いかな?

もう一つ、なめろうを焼いて食べるサンガ焼き も注文。

うん?生で食べる方がおいしいかな。

あれこれ食べたが会計は4000円弱と、思ったより安い

タッチパネルで注文すると、自動的に積算されるシステムもいい。

館山へ来て初めておいしいものが食べられた。

館山駅でレンタカーを返却。

館山港の夕陽桟橋。

自転車で走る姿を見たが、その気持ちよく分かる長~ぃ桟橋。

夕陽は見えない。

渚の博物館内ジェットフォイルのチケットを交換し
港までマイクロバスで送迎。

さぁ、大島へ


濃溝の滝

2017年03月18日 | 旅-関東・中部

最近話題の濃溝の滝に行ってみたかった。

休暇村館山をチェックアウトし、ナビをセットすると
 国道128号線回りの道を案内する。

なんだか遠回りのような気がして、違うルートを選び出発。

しかし、これが凄い道だった。

亀山湖を通ったのは覚えているが、その先は? 

 

ナビの案内通り行くが、途中通行止めのような看板が出ていた。

トラバーは傍らに寄せられているから、通れるんだろうと進む。

途中で通行止めになったらどうしよう・・・。

心配しながら進んで行くほぼ1車線の林道(みたい)。

幸い対向車はなく山道を抜けた。

帰り道は国道128号線へ出たが、これがスイスイ。

素直にナビのいう事を聞いておけば良かった。

濃溝温泉千手の湯の駐車場に車を停め、林の中を下って行く。 

広い駐車場だが、観光バスも何台か停まっていた。

ツアーのコースに組み込まれているんだ。

 立て看板には農溝の滝と書かれているが・・・。

柱跡なのか甌穴なのか分からないが。 

 これが噂の滝か。

撮影スポットには三脚を立てたカメラマンやツアー客でごったかえす。

光の当たり具合で幻想的な写真が撮れるようだが、あいにくの曇天。

三脚の方達は陽が差すのを待っているのだろうか? 

濃溝の滝=亀岩の洞窟 なんだろうか? 

 

復路木道を歩いて戻る。 

 渓流公園として整備され、6月にはホテルも飛ぶらしい。

源泉掛け流しの千手の湯

一昔前、温泉めぐりをしていた頃には、入らずには
おれなかったが今はパス。

館山に戻るが、ナビの通り鴨川有料道路と国道128号線で帰る。 


休暇村館山

2017年03月16日 | 休暇村

初めての房総半島、紀伊半島とよく似た地名があり、同じような感じかな?と、思っていたが、紀伊半島よりは地形が穏やかなかな。

もっとも西半分しか走ってないが・・・。 

日本の道100選に選ばれているフラワーラインを走る。

道の両側にはやや旬を過ぎた菜の花がず~っと続く。

道の駅南房パラダイスは全国でも珍しいハワイアンモード。

野島崎灯台まで行きたかったが、チェックインが遅くなりそうなので戻り洲崎灯台へ。

灯台に近い所に有料駐車場があるが、もう少し手前のトイレがある広場に車を停めた。

ここは無料。

 休暇村館山は人気があるのだろうか?連日満室に近い。

吹き抜けの2階からロビーを見る。 

全室オーシャンビューが売りの施設なので、部屋は片側だけで建物は横に長い。

お蔭で部屋は遠かった。

建物の端が見えて、部屋はあの辺りかな?と、思ったらまだ先にず~っと廊下があった。

廊下の奥から2番目の部屋だった。

そして風呂は反対側の一番奥。

遠いぃ。

 風呂に近い方の棟は洋室。

和室を選んだ私は風呂とは反対側の棟だった。

ロビーは建物の中心にあるので、風呂は後で付け足したものなのかな?

部屋からはかすかに富士山が見えた。 

残念ながら、曇天で夕日はおろか夕焼けさえも見えなかった。 

 

 色浴衣は100円で借りられる。

ただしLサイズのみ。

 夕食は17:30から15分刻みで19:00まで選べる。

基本プランはバイキングのみ。

房総の水揚げ直送とうたっているが、刺身はふにゃふにゃ。

天ぷらに海老やキスがあったのは救いだけど、特においしいと思うものはない。

おまけにレストランは廊下を挟んだ2ケ所に分かれている。

指定された私の部屋にはデザートしか並んでいない。

メインは廊下に出た向かいのレストランに並んでいる。

少し歩く距離が増えたというだけだが、部屋数の割りには貧弱な共用施設だと思う。

お替りしたモズクの酢の物も辛い。

やっぱりバイキングだけの夕食ではダメ。

能登千里浜のようにメイン料理があって、その上にハーフバイキングというのがいい。 

朝のダイニング。

 やはりオーシャンビュー。

う~ん。

一般的な朝食バイキングで、特筆するものはない。 

風呂が部屋と同じ2階にあったのは救い。

立ち寄り利用も多いのだろう。

番台があった。

 

 

お気に入りのヘアトリートメント。

広い内湯。

夕方に入浴した時、露天風呂からは富士山が見えたが、翌朝は天気が悪くて見えない。

風呂は24:00までと、朝は5:00~。

これはどこの休暇村も同じ。

休暇村の独自源泉らしいが湯に特徴はなく循環。

カランは多いが、入浴客も多い。

夕方、カラン待ち発生。

チェックアウト時、ロビーでストック(花)を買う客の列を見た。

常連客なんだろう。

いいかなぁ、ここ?


館山へ-赤山地下壕

2017年03月14日 | 旅-関東・中部

 初めての地、千葉県館山を目指す旅。

今回は列車+レンタカー。

三島の少し手前で富士山が見えた。

中腹には雲がかかっていたが、山頂はくっきり見えた。

 東京駅で総武線の乗り場が分からず、ちょっとウロウロするおのぼりさん。

千葉で内房線に乗り換え館山を目指すが、これが結構長くて。

これなら横浜からのバスで館山入りにすれば良かった。

上総湊を過ぎた辺りから海が見えだした。

館山駅前は南国風。

この日の泊まりは休暇村館山

24時間のレンタカー付プランを利用。

トヨタレンタカーで車を借りていざ出発。 

一番楽しみにしていた戦争遺跡の赤山地下壕跡へ。

豊津ホールという所で受付をする。

200円の料金を支払い、氏名など記入すると、
ヘルメットと
懐中電灯が手渡された。 

造られた年代ははっきりしないが、規模や造り方からみて
終戦間際の昭和19年に造られたと考えられている。

受付で「地層がきれいですよ~。」 と、
言われたが
ピンとこなかった。

ツルハシ跡が残っている。

地層・・・、う~んこれか。 

きれい過ぎる。

どこを見ても地層だらけ。 

空襲が激しくなった戦争末期、館山海軍航空隊の
防空壕として
使われたが、この地層を見て少しは
慰められた方もいたのではないか?

平和ボケの私はそう感じたが、そんな悠長な心境
ではなかったでしょう。 

 

自然が作り出す造形に今更ながら感嘆し
赤山地下壕を後にした。

そしてもう1ケ所の戦争遺跡を見に。 

標識は出ているが、場所が分からずウロウロ。

結果的にはこの喫茶室のほん近くだった。 

掩体壕 (えんたいごう)。

えんたいとは読めなかった。

平面から見ると、草に覆われそれとは分からない。

こうしてみると、なるほど!

飛行機や物資を格納した鉄筋コンクリート造構造物。 

日本各地にまだ相当数残っているらしい。

70数年前の鉄筋だが、しっかりしたものだ。

東京湾の入り口にあたる館山には、多くの軍事施設が作られたらしい。

海上自衛隊館山基地の近くに、戦後米軍が上陸した所もあると
聞いたが、時間がなく、そこまでは行けなかった。


大島にて-2

2017年03月11日 | 旅-関東・中部

大島は椿まつり真っ最中。

大島には国際的に認められた椿を見る施設が3ケ所ある。

大島公園、椿花ガーデン、大島高校が国際優秀椿園に認定されている。

好きな人は3ケ所ハシゴして見るでしょうが、私は無料の大島公園だけ。 

品種によって開花時期が違うので、今、良く咲いている花を見つけて。 

繻子重(しゅすがさね) 

大虹 

温室へ入ってみた。

温室といっても窓は解放されてて暑くはない。

どうやら貴重な品種を温室に集めて管理しているように感じた。

まるで蘭のようなユーシェネンシス。 

ミッドナイトという品種で、蕾がかたまっている。

これが開花するとどんな感じなんだろう? 

それを見にもう一度大島へ行くつもり。

 

江戸椿系の散椿。 

ツアー客が到着して椿園も賑やかになった。

土産物屋のブースも人だかり。

後10分程でアンコ踊りが始まる。

見たいのに、その10分が待てない相方。

しぶしぶ大島公園を後にした。 

メインの三原山だが歩いて火口を目指す時間はない。

展望台から眺めるだけだった。 

次は山頂まで行き、お鉢めぐりをしたい。

 山頂口の手前に割れ目火口の標識があり、それを見に行こうと脇道を入る。

しかし、この道路の舗装、至る所でボコボコ。

これも台風26号の傷跡?

行き交う車もないので、車線を右へ左へと穴ボコを避けながら進む。

駐車場からは遊歩道が設けられ歩きやすい。

火口は草が生い茂りイマイチ迫力に欠ける。

まぁ、行かなくていいかな。

今回借りたレンタカー。

椿まつり期間中は割増料金。 

昼食を食べていなかったので、岡田港で食事出来る所を探すが、
元々少ない食事処、定休日だったり午後の休憩だったりで見つからない。 

仕方なく東海汽船の待合所内にある食堂で相方ラーメン、
私は明日葉蕎麦

明日葉を練り込んだ温かい蕎麦の上に海藻がたっぷり。

海藻がフタをしているのか、麺は熱い。

私は平気だが、猫舌の人はしばらく食べられない・・・ほど。

つゆも薄味でおいしい!

熱海行のジェットホイルで大島を後にする。

うっすら浮かび上がる島影を眺めながら、大島へは又行きたいと思った。

で、明日から1泊で大島へ行って来ます。

今度は大島温泉ホテルの泊まり。

部屋の風呂も温泉らしいので楽しみ。


大島にて-1

2017年03月09日 | 旅-関東・中部

大島の観光に充てた時間は5時間程。

1時間半もあれば、車で大島を一周できるというが、
やはり5時間では短過ぎる。

初めての大島、是非見たい所が何か所もある。

宿にレンタカーを配車してもらい、まずは赤禿(あかっぱげ)へ。

赤い道はサイクリングロード。

平行して走るサンセットパームラインに車を停め、そこから歩く。  

海へ流れ出た溶岩の末端が手に取るように見える。

おまけに赤茶けた溶岩だ。 

先端には海鳥が羽根を休める。 

 

 

 

この道を歩きたかった。

他に観光客は誰も居ない。

三原山や椿園は見ても、なかなかここまで来ないのだろうか? 

↑ 何だろう? 

大島牧場直営店のプラットハウスへ。

生の明日葉を買う。

ちょっとクセがある明日葉、山菜を食べているようで案外好き。

レジで「関西の方ですか?」 とたずねられる。

話すアクセントですぐに分かるのだろう・・・と、思っていたら
その女性も大阪から嫁いで来たと言われる。

お互い大阪の地名を言い合い、談笑。

丁度、牛のエサやりだった。

大きな乳房をゆらゆらさせてやって来る牛を見ていると
なんだか可哀想な気分になる。 

欲しくもないのに牛乳の為、毎年痛い想いをして出産しなくちゃいけない。

そして、その牛乳は私達が横取り。

経済動物なんだから・・・と、割り切れない。

そう言いながら牛乳は飲むし、牛肉や豚肉も大好き。

はぁ、勝手な人間。

 これまた驚いた、千波地層切断面。

写真などで見ていたが、これほど長く続いているとは。

 自然の造形美にただただ感嘆。

バームクーヘンかミルフィーユ か?きれい過ぎる。

波浮の港に近いトウシキ園地。 

 

大島が出来る以前に活動していた筆島火山のマグマの通り道
だったものが浸食によってこれだけ残っている。

 

筆島を過ぎ、岡田へ向かって大島一周道路を走っていると、木々の間から
↑ の写真のような所が見え、車を停めて見に行く。 

裏砂漠へ行きたかったが、レンタカーでは、この取付道路を
走行するのは禁止されていた。

御神火スカイラインも走行禁止。

平成25年の台風26号の被害で復旧工事が行われている。

今回利用した伊豆大島観光復旧支援の一環、宿泊料金の3000円割引、
三原山の噴火で全島避難となった災害からの復興かと
思っていたが、あれはもう30年前の話だと聞いて、
月日の経つのは早いものだと・・・。

 一面大小溶岩の砂利だった。

大きさ比較のためキャンディを置いたが・・・。

少し頂いて帰る。 


久しぶりのごろごろ水

2017年03月08日 | 水汲み

久しぶりに大峰山系の湧き水ごろごろ水を汲みに。

無料の京奈和道を通り、少しは早くなったが、やはり遠い。 

 洞川温泉街に入ると道の両側に雪だまり。

数日前に降ったんだろうか。 

平日とあって待たずに駐車場へ。

えぇぇ~300円だったハズだけど、
しばらく来てないうちに値上がりしてる。 

水を出すレバーが傷んでいて思いっきり水が出て大慌て。

向かって左側の新しい汲み場の方がいいかもしれない。 

今日の昼食は温泉街の入り口にある蕎麦処清九郎で。

駐車場は店の右手に2台、かなり離れた所にもあるが
目の前の鍾乳洞の駐車場には停めない方がいい。 

 テーブル席x2ケ所、奥に座敷、カウンター席もかなりある。

山菜おろし蕎麦を注文。

つゆは掛けずに蕎麦ちょこで出てきた。

全部掛けないで少し残しておき蕎麦湯用とした。

き~んと冷えた蕎麦はのど越し良く、コシコシしておいしい。

蕎麦つゆ、ちょっとコンブがかっているような気がした。


ホテル赤門の風呂・他

2017年03月04日 | 宿-関東

ホテル赤門の風呂は一晩中入れる。 

ロッカーはなく脱衣カゴのみ。 

透明できれいな湯が浴槽に満たされている。

中央の階段を上がり露天風呂へ。

 カランは4ケ所(5かも)。

湯の出具合が悪い。

誰かが湯を出すとたちまち湯の出が悪くなり困った。

女湯は誰も使ってなくても、男湯で使っていれば、もうダメ。

湯は浴槽からあふれ出ない。

時たまあふれる事はあったが、循環でしょう。

 露天風呂も清澄な湯に満たされていて気持ちが良い。

湯に特徴は無い。

成分総計が 9000mg/Kg に近い湯とは思えない。

源泉温度は25度と低いので加温しなくてはいけない。

それなのに一晩中入れるとはご立派。

燃料代は高いだろう。

レンタカーを満タンにして返却したが、ガソリンは 176円/L もしてたいそう驚いた。

レギュラーですよ!

我が家ではハイオクを 131円/L で入れている。

さすが椿の大島! 

源泉名:御神火温泉 為朝之湯 (宿の敷地内に湧く独自源泉)
温度:25度 湧出量:130L/M PH=7.4 
Na=2434  K=132.9  Ca=348.5 
Cl=4887  硫酸イオン=744.9  HCO3=115.8
成分総計:8974mg/Kgナトリウム-塩化物泉

 翌朝、広い敷地内を散策。

 敷地内にある為朝神社へ。

アプローチがなかなかいい。

シーサー・・・?

ツワブキが色添えて。 

 

 

 

 

さしずめ本殿か拝殿といった感じかな? 

ご主人、屋根の葺き替えをしなくちゃいけないのだが、
今は職人さんがいなくて・・・と、お困りの様子。

これも東京都にお願いしてみれば・・・と、思う。

大島の人から東京都に属してて良かった・・・という話を聞いた。

今回利用した復興割りもお金持ちの東京都だから出来る事かもしれない。

中を写したけど不謹慎かな。 

 

朝食時、にゃんがロビーでくつろいでいた。

迷い込んで来た野良ちゃんが、すっかり居ついてしまったらしい。

看板にゃんだ。

散歩に出たら出くわしたにゃん。 

 ふさふさ、高級そうなにゃんだ。

りりしいお顔。

海にぽっかり浮かぶ山は・・・?

山ではなく利島だった。

今の季節、ジェットフォイルはほとんど岡田港から発着する。

風向きによって、岡田に入るか元町にはいるか決まるらしい。

元町港の長い桟橋も人影なく寒々としていた。


ホテル赤門の食事

2017年03月03日 | 宿-関東

食事は朝・夕共に食事処で。

ログハウスの客だけでなく、本館の客も食事処で頂く。

 嬉しい事にテーブル席だったが、大広間での食事処は多分畳かもしれない。

 着席するとサザエが乗ったコンロに着火。

お品書きはない。

 キンメ、鯛、タコに自家製つみれなど海鮮鍋の具材。

刺身は4種盛りで、特に右端のイカがおいしいと思った。

大島の郷土料理べっこうも。

べっこう、ご飯に乗せて食べるとおいしいですよと、スタッフのキメ細かなアドバイス。

皿からはみ出しそうな大きいカサゴの煮つけ。 

天ぷらの赤いものは椿の花びら。

緑の葉っぱは明日葉

藻塩ではなく明日葉塩で頂く。

食べ終えた天ぷらの皿を下げてもらおうとしたら、残った明日葉塩はご飯にかけるといいと、又もやスタッフのアドバイス。

そうだ、そういう食べ方もあったんだ。

今まで塩が残っても、ご飯にかけて・・・などと勧められる事はなかった。

蓋物の真薯もいい味でおいしい。 

 お吸い物には何かの魚卵入り。

魚がおいしく、大島の名物も並び、味付けも薄めでおいしい食事だった。

やや早いペースで料理が出て来て、食べるのが早い私でも慌てた。

 デザートは柑橘類を使ったゼリー・・・かな?

冷酒を頼んだが、大島では米つくりはしてないから地酒というのはなく、冷酒は福島の陣屋という銘柄だけだった。

しかし、宿の人達が選んだという日本酒だけあって、これが実においしい酒だった。

 朝食は7:30~。

部屋に準備が整ったと電話が入り、いそいそと本館へ。

 結構たっぷりのイカ刺し。

明日葉のおしたしと自家製さつま揚げ 

味噌汁も具たくさん。 

モーニングコーヒーはインスタント。

インスタントですが飲まれますか?と聞かれ、お願いした。

インスタントコーヒーが入ったカップがテーブルに運ばれ自分でポットの湯を注ぐ。

久しぶりに飲むインスタントコーヒー、案外いけるじゃないですか。

口に合わないドリップされたコーヒーよりおいしいかもしれない。

赤門をくぐった庭は元はお白洲だったらしい。

お白洲を見ながらコーヒーを飲む・・・。

悪代官か遠山の金さんになったような不思議な気持ちだった。


ホテル赤門

2017年03月02日 | 宿-関東

館山からジェットフォイルで大島の岡田港へ。

宿のお迎えが来てるハズだけど見当たらない。

予約時、到着便を書いておいたハズなのに・・・。

電話してみると、港が工事中なので、電話をもらってから迎えに行くという事。

同じ船で降りた観光客は迎えの車でそれぞれの宿舎へ向かい、港にはもう誰もいない。

風が吹き寒い中、待つ事20分程、宿の車が到着。

宿は元町にあり、ジェットホイルが元町に着けば、歩いてすぐのホテル赤門

源為朝の屋敷跡に建ち、ご当主は39代目の子孫にあたる。

植え込みには溶岩の砂利。

いいなぁ・・・。

私も少し拾ったけど、車じゃない今回の旅、そう多くは持って帰れない。 

 

 

玄関を入ると大きな椿のモチーフが壁に。

新島で産出する抗火石(こうかせき)で作られている。

反対面には戦国時代に作られたという鎧・兜。 

 

この日は団体が入っていてうるさいだろうと、和室で予約していたのに、あてがわれた部屋は、2棟あるログハウスの一つだった。

 石垣も溶岩だ。

 バルコニー付き。

ホテルの巻き込んだ掛けふとんが寝苦しくて、最近は和室ばかり。

しかし、この部屋の掛けふとんは、巻き込む形式ではなかったので助かった。 

しかし、マットレスが硬くて熟睡出来なかった。

 真ん中の黒い扉が入り口で右手にクローゼット、左手はウォシュレットのトイレ。

 洗面所の左手にシャワールーム

冷蔵庫、電気ケトルはあるが、冷水は用意されていない。

使う事のなかったシャワールーム。 

浴衣は2着共中サイズ

私には少し長く、相方には短い。

海も山も見える本館の客室が良かったのに、ここからだと海が少し見えるだけ。