串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

北東北桜旅-角館へ

2013年05月31日 | 旅-東北

5月8日弘前から角館へ向かう。

ガソリンスタンドで給油中、ふと見上げると大きな岩木山が。

11年間、日本全国を駆け巡ったこの車とも今回の旅でさようなら。

15万キロ程走り、足回りこそ修理した箇所はあるが車内は凄くきれい。

これで廃車・・・?

運転しない私は釈然としないが、運転手は買い替え時だと言う。

記念にどこか美しい景色の中で撮りたかったが、結局ガソリンスタンドの洗車機から
出て来たこのショットだけしか撮ってなかった。

東北道に乗り鹿角八幡平で下り、鹿角市へ。

鹿角市にある花輪湧水群で恒例の水汲み。

まずは県道66号線沿いにある「おせど」へ。

きれいに清掃され、汲みやすいのだが、付近に駐車する事が出来ない。

少し行った所の神明社という神社前は駐車しやすいので、こちらでも頂く。

 

そして、かねてより行ってみたかった史跡尾去沢鉱山へ。

和銅元年(708年)に発見されたという言い伝えがあり、平安時代には奥州藤原氏の
中尊寺金色堂の建設にここで採掘された金が使われたらしい。

盛岡南部氏~岩崎家~三菱合資会社の経営と変遷し昭和53年閉山。

小坂鉱山、阿仁鉱山と共に近代化遺産に選定されている。

観光客はだぁれもいない、私たち二人だけ。

二人の為に坑道内は照らされ、説明の音声が流れる。

不気味で怖くなった。

一人では途中で引き返していただろう。

写真も撮りたいが、連れに置いて行かれないよう小走りで坑道内を見た。

 

佐渡金山と同じような産業遺構が見れるが、佐渡金山ほど整備されてはいないようだ。

上は選鉱場跡。

経営も佐渡金山と同じ㈱ゴールデン佐渡で、さしずめこちらは秋田支店だろう。

佐渡金山の賑わいとは大違いで驚いてしまった。

観光コースに組み入れにくいのだろうか?

道の駅かづのに寄り昼食をとったが、これが大当たり。

連れが注文した天丼には、根曲がり筍、ふきのとう、たらの芽などの山菜の天ぷらものり
味もおいしかったらしい。

私は田舎丼700円を注文。

ご飯の上にはとろろがかかり、地元産のとんぶり、山菜、しその実、それに大好きな
「そばの実なめこ」がトッピングされ、実においしい。

こんな丼、初めてお目にかかった。

秋田県なので比内地鶏の親子丼もあり、これも食べてみたかった。

道の駅の横には花輪ばやしの屋台を収納、展示している花輪ばやし館があり(有料)
館内で花輪ばやしを聞いていると、その祭りを見たくなった。

花輪ばやしは毎年8月19、20日。

夜を徹して行われるらしい。

行くぞぉ。

雪の壁が残る国道341号線を走り玉川温泉へ向かう。

玉川温泉の3施設のうち、いつも入るのは一番新しい施設「湯治館そよ風」。

写してはいけなかっただろうか?

いつも案外空いているので、「そよ風」を選んでしまう。

一番右は源泉浴槽。

源泉に浸かると今までになくピリピリ感が強い。

こちらの体力も弱っているのだろう。

洗い場もぶなの木だろう。

きれいだし、シャンプー類も馬油。

玉川ダムは美しかったが強風で寒い。

「茶たての清水」でも少し水を頂き、角館へ向かう。

角館に到着。

武家屋敷の枝垂れは満開まではいってなかったが、桧木内川堤の染井吉野は満開だった。

明日から佐渡へ出かけて来ます。

出発までにはこの北東北桜旅を終えたかったが、あれこれ忙しくて未完です。

佐渡から戻ったら、角館の桜と宿泊施設2箇所をアップ予定です。  

 


北東北桜旅-あれこれ

2013年05月30日 | 旅-東北

5月7日 この日も弘前泊り。

桜は人出の少ない早朝や夜桜を見るとして、昼間はどこへ行こうか?

岩木山を取り巻くように走る農道をリンゴ箱を積んだ軽トラが続く。

今年の寒さでリンゴの花の開花も遅れ、不作かもしれないと地元の人が言う。

鶴田町の「鶴の舞橋」へやって来た。

青森県産のヒバで造った日本一長い木の橋で延長300m。

平成3年10月着工、平成6年7月竣工、総工費2億6000万円とのこと。

廻堰大ため池に架けられた「鶴の舞橋」。

あたり一帯は「富士見湖パーク」として整備されている。

岩木山が目の前にそびえ、いぃ眺め。

しかし、寒い。

ダウンを着ていても、岩木山から吹きおろし池を渡る風に震える。

GWの間は賑わったのだろうか?

桜もちらほら咲いているが、観光客の姿はほとんど見かけない。

鰺ヶ沢へ出て「海の駅 わんど」に立ち寄る。

1階の農産物、海産物売り場は広く、惣菜も販売していて、小さなスーパーという感じで
地元の人で賑わっていた。

2階には鰺ヶ沢相撲館があり、地元出身舞の海さんに関する展示がされている。

新弟子検査に身長が足りず、頭にシリコンを入れた時の写真や化粧回しなど、
なかなかおもしろい相撲館だった。

天然記念物の北金ケ崎のイチョウを見に行く。

樹齢1000年以上、高さ31m、幹回り22m。

多くの根が垂れているところから「垂乳根(たらちね)のイチョウ」と、よばれている。

五能線沿いにある道の駅「かそせいか焼き村」へ。

ここはお気に入りの道の駅。

何がお気に入りか?

不思議な(地元の人にはお馴染の食べ物だろうが)惣菜がいっぱい。

大好きな「ミズサザエ」は、時期が早くて、まだ並んでいなかった。

魚も新鮮(当たり前か)で安い!

 

そしていか焼きは、大きなスルメイカの一夜干しを焼いたもので300円。

350円だったかな?

二人で食べてもお腹いっぱいになる。

 

桜に包まれる「走れメロス号」を撮りたくて芦野公園駅へ。

しかし桜はない。

多くのツアー客が電車に乗って北上して行った。

電車がやって来たので急いでホームへ走った私。

「ここからホームへ入ってはいけません、入場券を買って・・・。」と、いう貼紙も無視してホームに立った。

電車を見送った後、駅員さんに入場券料金を渡そうとしたら「桜もないから要りません。」と。

私も残念だったけど、駅員さんもきっと今年の桜にはがっかりだろう。

芦野公園の中にある夢の浮橋。 

寒いし、桜はない。

自由散策のツアー客達は、寒さに震えながら時間を持て余していた。

桜はこのとおり。

それに蕾も少ない。

その後、どうなったのか分からないが、今年の桜は完全に不調だろう。

来年に期待したい。

 

五所川原へ戻り、駅前にある「でる・そーれ」で、これもお気に入りのトマトシュチューを。

連れは「津鉄汁とわかめのおにぎり」。

津鉄汁も食べたかった~。

弘前へ戻る途中、国道7号線の桜並木も満開だった。


北東北桜旅-桜の弘前城-3

2013年05月27日 | 旅-東北

もう少し弘前城の桜を・・・。 

日本一幹回りが太い染井吉野。

樹齢130年ほどらしいが、勢いが凄く良い。

 

 

 

 

 

オシドリの雌。

雄と違い地味だなぁ。

近くに雄もいて、雌の後を追っていたが、自由きままに振る舞い桜の木の上へ。

 水ばしょうが咲く一角もあった。

このベンチに腰掛け、移り行く桜を眺められる弘前市民は幸せだなぁ。

GW中、例年の人出は205万人。

今年は開花が遅れたせいか202万人にとどまった。

今まで私が見た中では一番の花見だった。

来年も是非行こう!


北東北桜旅-桜の弘前城-2

2013年05月26日 | 旅-東北

有料地域本丸へ。

早朝なので無料開放。

枝垂れ桜は、まだ満開ではない。

 

この先に岩木山が見えるのだが・・・。

7日の朝は雲に隠れて一部分しか見えない。

7日の夕方、雲はとれないものの夕焼けに包まれる。

明日はきっと・・・。

そして8日の朝、くっきり全体像が拝めた。

岩木山に向かい、思い思いにラジオ体操に興じる市民。

いいなぁ、羨ましい。

岩木山に手を合わせ拝む婦人がおられ、彼女曰く、郷土の誇りだとか。

郷土の誇り、私にはあるだろうか? 

 

7日の夕方、夜桜見物に出かける。

2日間の弘前滞在で3回足を運んだ。

雨でなければ4回行った事だろう。

京都などで桜を見慣れている私だが、弘前城の桜は圧倒的な本数といい、
ロケーションといい実に見事なものだった。

棟方志巧が命名した「御滝桜」の先に天守。

来年で樹齢100年を迎えるこの御滝桜は、弘前在住の宮城県人により植えられたうちの1本。

この時の枝垂れ桜が生長して今では枝垂れ桜の名所になったらしい。

 

こちらは「弘前枝垂れ」。

やはり1914年に宮城県人によって植えられた中の1本。

 

来年100歳を迎える枝垂桜。

きっと来年は盛大なさくら祭りになるだろう。

行かなきゃ・・・。 


北東北桜旅-桜の弘前城-1

2013年05月25日 | 旅-東北

5月6日と7日、弘前にて連泊。

ゆっくり弘前城の桜を楽しもうというコンタンで泊まりは弘前駅前のビジホ。

6日の午後から降り出した雨のせいで桜見物は翌日に。

7日早朝車で弘前城へ向かう。

駐車場がない。

あるのだが、たいがい1000円/1日。

1~2時間しか停めないのに1000円は痛い。

城の周囲を回ってみたが、結局ねぶた村の駐車場で1000円支払う。

この時期、自分ちの車はどこかへ置き、駐車場としてアルバイトするお家もあるらしい。

以下、天守回りの桜です。

白鳥が1羽、優雅に泳いでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桜のトンネルも満開だが葉が出てきている。

散りかけに葉が出てくるのが普通なんだけど、まだ散っている様子は全然ない。

今年の異常気象によるものなのだろうか?

 

 

オシドリの雄だけ見かけた。

前日はつがいで居たのに・・・。

 

ホテルに戻り朝食。

写真は、7日、8日両日の朝の弘前城です。

2日続けて早朝花見をしました。

2日目は単独行動でタクシーで往復。

歩くとちょっと距離があるのですよねぇ。

 


北東北桜旅-弘前へ

2013年05月24日 | 旅-東北

 5月6日 いよいよ今回の旅の本命「弘前の桜」を見に東北道を北上。

合成写真かと思ってしまうほど圧倒的な山容の岩手山が目の前に広がる。

この姿を毎日眺めながら暮らす人が羨ましい。

平川市に入り盛美園へ。

 「ひらわか案内人」という名称のボランティアさんが二人、観光客の求めに応じて案内しておられた。

今年は積雪が多く1階の庇ぐらいまで雪が積もったらしい。

猿賀公園の桜はどうだろう・・・?

と、胸ときめかせながら向かったが、まだ満開には早いようだ。

この枝など満開状態に近い咲きっぷりだが、木の上部はまだまだ。

雨が降り出し寒いので猿賀公園をそうそうにひきあげる。

平川市には多くの温泉があるが、浸かりたいのはここ「新屋温泉」。

体にまといつく細かい泡を手で払うと、肌はつるつる。

とても滑りやすい湯で、浴室内を歩く時には注意が要る。

帰り際、受付あたりに「写真撮影お断り」の貼紙を見た。

ごめんなさい、あまりの色の美しさに思わずパチリ。

夜、ホテルでテレビを見ていたら「新屋温泉」が。

テレビからの写真も載せてはいけないんだろうが、ついでにごめんなさい。

弘前は雨。

夜の弘前城を・・・と、思っていたが今日はホテルでおとなしく寝よう。


北東北桜旅-朝の北上展勝地

2013年05月21日 | 旅-東北

 5月6日早朝、再び展勝地へ。

道路もスイスイ、駐車場もガラガラ。

広い駐車場が2ケ所あり、桜の時期だけ300円必要。

早朝からゲートは開いているし、ここで夜を明かしたと思われる車も数台。

遠くに望むは栗駒山だと地元の人に教えてもらう。

丁度満開らしいが、花に圧倒される・・・と、いう感じではない。 

北上駅東口方面から渡し舟が桜の時期だけ運航されている。

所要10分程で対岸へ。片道300円。

一番便利な交通手段だが、運航は9:00~16:30までと短い。

寒い!

ダウンを着ていても寒い。

少しだけ新芽が出たアジサイがズラリ。

花咲く頃は圧巻かも。

珊瑚橋下流に鯉のぼりが北上川を泳ぐ。

 

 

水仙もいっぱい咲いていた。

この園地、桜だけでなくつつじも10万株あるとか。

こんもり茂ったつつじは「きりしまつつじ」だろうか?

桜が終わればつつじ、そしてあじさい・・・と、花が咲き乱れるのだろう。

北上市民の憩いの場だなぁ。

ここで「ウソ」という鳥の話を聞いた。

木の上部の蕾を、そのウソが食べてしまって、上の方には花が少ない。

いつまでも寒い今年の異常気象にウソの被害で、桜は例年ほど美しくないらしい。

花に圧倒されないと感じたのは、木の上部に花が少ないせいだろう。

 

珊瑚橋を通ってホテルへ戻り、朝食。

今日もこの道路は車であふれるのだろう。

もう一度ゆっくり訪れたい。

その時は見事な咲きっぷりを見せて欲しい。


北東北桜旅-夜の北上展勝地

2013年05月20日 | 旅-東北

5月5日、今日の宿はJR北上駅前にある「メッツ北上」。

今回で3度目の利用。

ホテル1階にある「蓬莱楼」という中華レストランの料理が安くておいしいので、
近くに東横インやコンフォートホテルもあるが、このメッツ北上を選んでしまう。

今回初めて駅に面した部屋だった。

部屋の窓から北上駅が見える。

新幹線から貨物列車まで・・・。

特に新幹線は列車の通過待ちで長く停まっている列車もあり、何度か覗いては楽しんだ。

そしてはるか向こうに車の渋滞の列も見えた。

桜百選にも選ばれている北上展勝地の駐車場へ向かう車列が長く伸び、道路をふさいで
しまっている。

夕食に蓬莱楼で使える1500円分の金券付き、1泊2食のプラン。

1500円の定食を注文したが、好きな料理ではなくちょっと失敗。

単品を注文すべきだったかな。

ちなみに宿泊者はこのレストランでの食事はアルコールも含めて1割引になる。

夕闇迫る頃、一人タクシーで展勝地へ向かう。

北上駅東口から徒歩15分とあるが、とても15分では行けない距離のようだ。

タクシーの運ちゃん「桜の時期、あそこへ行くのは嫌なんだけど・・・。」と、渋滞する道を嫌がる。

言うほどの渋滞もなく1000円ちょっとの料金で展勝地へ到着。

川向こうが北上駅。

夜の撮影に必要だろうと思い、三脚、車に積んできたが、結局ホテルに置いてきた。

コンデジの手持ち撮影でもどうにか撮れる。

大正9年、桜の植栽事業で植えられた1万本の染井吉野が2キロにわたって桜並木を
作り、日本桜名所100選にも選ばれている。

弘前城、角館と並び「みちのく三大桜名所」でもある。

80年以上経っている訳で、古木が多くて見ごたえがある。 

 

1時間程居ただろうか、寒くて・・・。

タクシーを呼んでホテルへ戻る。

今回の旅行にあたって、いちおうダウンジャケットを積んできた。

5月にもなっているのに、ダウンが要るかどうか?分からなかったが、結局、このダウンが凄く役立った。


北東北桜旅-遅いお見舞い

2013年05月15日 | 旅-東北

 5月5日 会津若松から磐越道・東北道の仙台南インターから仙台南部道路経由で
常磐自動車道・三陸自動車道を通り石巻へ。

土地勘がないのでナビ頼りで東浜街道から気仙沼を目指す。

昨年の10月、東北紅葉旅の折に東北大震災の被災地を訪れたかったが、時間の関係で
寄る事が出来なかった。

この旅では是非・・・と、強く思い、更地になった住宅跡が続き、各所に傷跡が残る国道45号線を走った。

以下、車中から撮った写真。

ぽっかり口を開けたJR気仙沼線のトンネル。

線路が走っていただろう所は道になっている。

関西では三陸鉄道に関しての報道が多いがJRの被害も大きいのだと、各所で
同じような光景を見て初めて分かった。

 

 

各所で津波到達地点を知らせる標識が建っていた。

海抜の低い所がスタート地点、高度が上がったと思う所にend地点。 

分別が終わっているのだろう、コンクリートガレキの山。

気仙沼線のトンネルが見える、歌津の田束(たつかね)山の斜面に・・・。

歌津の子供達とボランティアさん達で折られた千羽いえ1万羽鶴。

うるうる・・・。

 ここでは車を下りなければいけない。

南三陸町歌津地区、歌津大橋の橋げたが流失。

津波が襲った当時の状況。 

 

 

 

 

 

鳥居をくぐり神さんの元へ避難されたのだろうか。

元気よく鯉のぼりが上がる歌津伊里前福幸商店街

お酒と海産物を買う。 

買って、食べて少しでもお金を落とす事ぐらいしか出来ない。

道の駅「大谷海岸」、土産物売り場は多くの人で賑わっていた。

 

大谷海岸駅のプラットホームと線路。

線路が流されずに残っていると思ったが・・・。

線路はこの先途切れていた。

海水浴場に一番近い駅らしい。

バスが代行運転しているのだろう、大谷海岸駅(停留所)。

志津川郵便局の近くにある山内鮮魚店経営の静江館で海鮮丼をいただく。

 

外国人も多く訪れるのだろう、英語版メニューも。

連れはキラキラ海鮮丼を注文。

私は南三陸キラキラうに丼。

小鉢はとろとろめかぶ。

ご飯は酢飯でウニともよく合い実においしかった。

静江館は廃業されたのだろう。

山内鮮魚店がこの屋号を譲り受け営業を続けられる。

いずれ仮設から日本庭園の美しい元のような店舗に生まれ変わられる事だろう。 

おいしかったです、又、食べに来ます。


北東北桜旅-朝の鶴ヶ城

2013年05月12日 | 旅-東北

 5月5日 早朝、宿泊している東横インの駐車場から車を出し鶴ヶ城へ。

タワー型の駐車場なので、出庫、入庫いずれもスタッフ無人の時は、フロントで
カードをもらわなければいけないので少々面倒。

大河ドラマの舞台になっているせい・・・だけではないだろうが、磐越道のSA、PAに
鶴ヶ城近辺の駐車場マップが置いてあり、有料、無料、詳しい道案内がされていた。

そして嬉しい事にGW期間中、官公庁の駐車場が無料開放されていた。

まず稲荷神社へ行き、私が前回感激したおキツネさんのネッカチーフを連れに「どうだ!」と。

「なんや、こんなもんどこのキツネも被ってるやんか!」と、あいそもクソもない。

そうだろうか?

この被り物に会津若松の人達の優しさを感じるように思うのだが・・・。

東山方面から昇る太陽を受け輝く天守。

もちろん、早朝なので天守へは登れない。

6:00過ぎ、体操が始まり連れも参加。

ラジオ体操ではなく、独自の体操。

染井吉野はすでに葉桜で、かろうじて茶室の枝垂桜だけが出迎えてくれた。

花いかだも色あせていた。

染井吉野が満開の時はさぞ美しかっただろう。

来年こそ、それを見に来たいものだ。


北東北桜旅-会津若松にて

2013年05月12日 | 旅-東北

5月4日未明に大阪を出発し北陸自動車道へ。

目の前に大きくそびえる立山連峰。

有磯海SAに到着。

ここは、ホテルニューオータニ高岡が経営するSA。

高い、まずい、だから空いているSA内のレストランとは一味違うかなぁ・・・と、
ここのレストランで食事をするのを楽しみにしていた。

10:00前だったのでメニューは朝食バイキングのみ。

パンもさほどおいしいとは思えないし、おかずの種類も少ない。

これで1200円、ちょっと高いかなぁ。

磐越道新津インターで下り、東北入りのご挨拶で新津温泉へ。

ガレキの山、もしかして廃業・・・?

よく見ると燃料にする廃材だった。

今日はなんだか薄く濁っている。

日によって違うのかなぁ?いつもきれいなグリーンがかった透明湯なんだけど。

再び磐越道に乗り会津若松を目指す。

今宵の宿、東横インにチェックインし、会津若松駅前から市内循環バス「ハイカラさん」で七日町へ。

七日町の街並みを連れに見せたかったが、連れは驚きも感激もないらしい。

電線がじゃまだなぁ。

せめて七日町通りだけでも地中化出来ないものだろうか。 

 

夕食は元祖輪箱飯(わっぱめし)の田季野で。

GWなので混むだろうと思い予約の電話を入れたが、予約不可。

幸いすぐに席へ案内されたが、階段で2階に上がると廊下のような通路にまで席が設けられている。

客は誰も座っていない通路の席を横目で見ながら奥の部屋へ。

そこには6つの席があり、次々入店して来た客を通し、あっという間にこの広間の席は
うまってしまった。

隣のテーブルと接近しているので、話し声は丸聞こえ、ちょっと窮屈。

わっぱ飯を注文する客が多かったようだが、私たちは「田の膳」という会津会席料理を注文。

きんぴら牛蒡に桜肉の佃煮状がトッピングされた「けっとばし」という料理。

棒だらは甘くも辛くもない丁度良い味で柔らかく煮てあり、非常においしかった。 

これだけ単品で追加すればよかったなぁ。

湯葉のお刺身。

そんなに細かく切られていない野菜の「こづゆ」は、食べやすくおいしかった。

イカゲソ、マイタケなどの天ぷら。

ご飯はわっぱ飯。

単品のわっぱ飯の半分ぐらいの大きさだろうか?

5種類全ての具材が乗っている。

う~ん、個人的にはちょっとがっかりのわっぱ飯。

具の下のご飯には味が付いていないので、具と混ぜ合わせて食べるのだが、
この具材はどれも薄味で、お漬物でもないと物足りない。

半量のわっぱ飯で良かった。

単品の大きさのわっぱ飯なら途中で飽きてしまって残したかもしれない。

最後にデザート。

どの料理もおいしく、会津の郷土料理を楽しんだ。

これで2500円は決して高くはないと思う。

会津若松へ来る時は再訪必死。


北東北桜旅

2013年05月11日 | 旅-東北

5月4日から東北へ出かけて来ました。

予定を1日早めて5月11日と日付が変わった真夜中に帰宅。

昨年10月の東北旅行の際訪れる事が出来なかった東北の被災地へやっと行く事ができた。

目の前の光景に沈黙、頭をたれるしかなかった。

弘前城の染井吉野にやっと満開宣言。

角館桧内川河畔も満開。

詳しくは後日アップします。


九州桜色々

2013年05月03日 | 旅-九州・沖縄

今年、九州の桜は早かった~。

予定していた日ではすでに葉桜になっている恐れもあり、急遽日程を早めた。

そして開花状況を見て、まだ花見が出来る所へ寄ることに。

3月31日 別府の宿をチェックアウトし、大分自動車道で甘木公園へ。

甘木公園の桜も散りかけ。

池に桜の帯が・・・。

大村公園は日曜日とあって多くの花見客で賑わっていた。

満開から散りかけだろうか。

広大な菖蒲園があり、正面に大村城が見える。

左手には桜並木が続く。

 

桜模様も美しく・・・。

さすがに桜百選に選ばれているだけあって、桜は公園のアチコチで見れ見事だった。

 

大村藩お船蔵跡

1700年頃四第藩主大村純長によって築かれ、御座船をはじめとした藩の船が格納された。

海が領地を取り囲む大村藩にとって、船は重要な交通手段だったらしい。

大村競艇場で遊ぶ連れと合流。

山口県でも私は防府観光、連れは徳山競艇場と、それぞれの楽しみは譲れない。

4月1日、蟹御殿をチェックアウトし、日本三大稲荷の一つ祐徳稲荷へ。

鹿島城跡旭ケ岡公園の桜。

水辺と桜、絵になります。

最後に旅恒例の水汲みを鹿島市にある金妙水で。

 水汲みに訪れる人も少なく、旅行者があつかましく水を頂いた。

美しい眺めの縫ノ池。

上り山陽道のお気に入りSA、小谷SAで軽く食事を。

アンデルセンのパン屋経営のこのSA、スナックコーナーもありきたりのものではなく
パン派の私には嬉しい食事が出来る。

これで九州桜旅は終わります。

明日から東北の桜を見に1週間程留守します。

北東北は低温が続き、やっと桜が開花したようです。

九州旅行は日程を早め、東北は3度日程組みなおし。

桜のご機嫌伺いは難しい。

 


日出城跡の桜

2013年05月02日 | 旅-九州・沖縄

3月30日 河内貯水池を見た後、大分県の日出(ひじ)へ。

城下公園の桜が見頃を迎えていた。 

静かできれいな街並みだなぁ。

二階堂酒造が収集した美術品を公開している二階堂美術館もあるが、今回は花見だけ。

満開の桜に誘われ海の方へ。

別府湾越に高崎山を望み実に気持ちの良い眺めだ。

この前浜で採れるのが、有名な城下カレイ。

城の下の海中に清水が湧く所があり、そこでカレイは繁殖し、5月~7月頃が食べ頃らしい。

関アジ、関サバ、城下カレイ・・・海は宝庫だわ。

 

 

 

 

 

 

桜満開の土曜日、家族連れで賑わっていたが温雑もなく、海岸で桜を眺めるには
絶好の穴場かもしれない。 

いいもの見せていただきました。 


河内貯水池

2013年05月01日 | 旅-九州・沖縄

 3月30日、湯田温泉を後にして九州へ向かう。

関門橋を渡って九州入りをする前に壇之浦PAに寄らなくちゃ。

いましたいました。

しかし見かけたのは1匹だけ。

以前は数匹いたのに

車に轢かれたんだろうか?

PA内の売店は歩きにくいほどの大混雑。

なのに誰もワタシに餌をくれない。

かく言う私も餌を持ってくるのを忘れた。

ここに寄ってニャンを見るのが九州旅行の楽しみの一つでもあるのに。

「餌をやらないで」という貼紙はアチコチにしてあるし、やってはいけないんだろうが
生きていかなくちゃいけない。

でも随分たくましくなったような気もする。

次は忘れず持参してくるから、元気でいてね。


 

福岡県にかねてより行きたい所「河内貯水池」があった。

近代製鉄発祥の官営八幡製鉄所の工業用水確保のために、大正8年着工昭和2年に完成。

今も新日鉄が管理する民間企業の所有のダムで、土木遺産に認定されている。

コンクリート製だが表面は石張り仕上げ。

 見事な石張り。

 

 

 

ところどころ石がはがれているが、細かい石をびっしり貼り付けた労力に感心してしまう。

今ではそんな手間のかかる仕事は出来ないだろう。

美しい・・・。

付近は桜の名所。

貯水池には何本かの橋がかかっているが、これは石橋の「中河内橋」。

今も現役で車の通行も可。

今は歩行者と自転車専用になってしまっている南河内橋(めがね橋)。

上部部分に遊び心いっぱいの飾り。

昭和初期までの土木構造物や建築にはステキなデザインが多い。

 なんて美しいデザインなんだろう。

1スパン66m、全長133m、幅3.6m。

専門用語では「レンティキュラートラス」が2連連なった橋で、日本には3例しかないが
現存しているのは、唯一この橋だけという。

北九州の工業地帯にありながら戦災の被害にも遭わず、よくぞ残ってくれたものだ。

河内貯水池の周りにはサイクリングロードが巡り、よく整備された環境の中、ハイキングを
楽しむ人も多く見かけた。

確か自転車を貸し出す所があったと思うが、これは未確認。

紅葉はきれいなんだろうか?

ゆっくり自転車で回ってみたいと思った。

ちなみに近所にある九州民芸村は閉鎖されていた。