じぃじ・スナフキンの気まま日記

スナフキン大好き「じぃじ」が、自然とのふれあいや地域の情報を、気ままに綴ります。

梵珠山トレッキング、木漏れ日の森を歩く。

2022年05月30日 | 登山・トレッキング
5月30日(月)、約2年振りに「梵珠山」に向います。
途中、藤崎町の田園からの山容です。

右側の緩やかなピークが「梵珠山」(468m)で、中央付近の、アンテナが数本立っているピークが「馬ノ神山」(549m)です。
西に目を向けると・・・、

家を出る際には、雲の中だった「お岩木山」が、顔を出してくれました。
大分残雪が消えて来ましたね。

さて、今回のトレッキングルートは、こんな感じで、

「サワグルミの道」から上り、「マンガンの道」を下って来るルートで歩きます。
(国土地理院地図を加工しました。)

駐車場を、7時55分頃出発です。
8時丁度、「マンガンの道」登山道入口にやって来ました。

右側の建物は、「指導所」になっており、中にはトイレもある様です。
流石、「県民の森」ですね。
そうそう、そう言えば何故ここに鳥居があるんでしょうね?
「梵珠山」は、観音様が祀られているのですが・・・。(?)

さてさて、鳥居をくぐり抜け、登山道を進みます。
こんな感じで・・・、

「緑の森の道」と言った雰囲気です。
木漏れ日が綺麗ですね。
そして、木々が和らげてくれた、風が通り抜けて行きます。
何とも心地良い、癒しの空間を歩いています。
あぁ・・・、これだから「山歩き」がやめられないんですね・・・。

少し、道が急になって来ました。

先程から気になっているのですが、目に入るのは緑の葉っぱだらけで、お花が見当たりませんよ。
時期を逸した様ですね。
もう、2・3週間早く来ていれば良かったかなぁ・・・。(残念。)

おやっ!
突然、「迂回路」の看板が現れました。

土砂崩れがあった様で、右側の急斜面を上って、少し先で下ります。

やがて、少し開けた場所にやって来ました。

何か、このベンチに座って、一日のんびりと過ごしたい気分になりました・・・。
おやっ、木々の奥に建物が見えますね。
先へ進みましょう・・・。

道端に、こんな花が・・・。

「マムシグサ」ですね。
独特な形と模様があるので、何とも可哀そうな名前の植物ですね。

上の建物が見えて来ました。

「六角堂休憩所」だそうです。
そして、ここが三合目になっている様です。

さて、少し先に進むと、分岐に到着です。

「サワグルミの道」と「ミズバショウの道」の分岐になっていました。

更に先に進むと・・・、

「岩木山展望所」に到着です。
ここで、小休憩しましょう。
先ずは、「岩木山」を見ましょう。

何時もの見慣れている姿とは違いますが、チョット横顔って感じでしょうか・・・。
これもまた、良いですね。

汗を拭き、水分補給をしながら、ふと見上げると・・・、「シーラカンスっ!?」

「魚(ギョ)、魚(ギョ)!」ですよ。
「魚」に見えるのは、私だけでしょうか・・・?
ブナの木の枝が変形して、こんな形になった様ですよ。
自然の造形って、不思議ですよね。

さて、そろそろ歩き出しましょう・・・。

ここで、やっと白い花を見付けました・・・。

「ガマズミ」の花の様ですね。

さて、道が少し急になって来ました・・・。

相変わらず、緑の葉っぱだらけです。

やがて、木陰の道を通り抜け、陽当たりの良い場所に出ました・・・。

「タニウツギ」が、満面の笑みで迎えてくれました。
何か、元気を貰った様な気分になりました・・・。

少し上ると、広い場所に出ました。
分岐になっています。

「釈迦堂山」経由で「梵珠山」に向かうルートと、「寺屋敷広場」経由で「梵珠山」に向かうルートの分岐になっています。
ここは、左側の「釈迦堂山」経由で上ります。

途中で、こんなお花が目に留まりました。

「トチ」の木の花です。
この木は未だ満開状態ですが、他の木は先日の雨風で既に散ってしまった様で、登山道や野草の葉っぱを、まるで「雪」でも降ったかの様に白くしていました。

さて、今度も陽当たりの良い場所でお花発見です。

「オドリコソウ」の様ですね。
こちらも、独特な形のお花ですね。

やがて、建物が見えて来ました。

「県民の森避難小屋」と「釈迦堂」の様ですね。
「避難小屋」の扉が開いたままですね。
先程擦れ違った、軽装の方が開けたままにしたのでしょうか・・・??

まずは、「釈迦堂」にお参りです。

そして、振り向くと・・・、

「釈迦堂山山頂」と書かれた、標柱がありました。

それでは、「梵珠山」に向いましょう・・・。

「釈迦堂山」からは、少し下って行きます。


道端で、「マイヅルソウ」が咲いていました。

続いて、「ユキザサ」の花も有りました。

この辺は、雪解けが遅かったのかも知れませんね。

下った先に、分岐が現れました。

右へ下りると、「寺屋敷広場」経由、「マンガンの道」を通って下山ルートになります。
ここは、真っ直ぐ頂上を目指します。

道端で、変わったお花を発見しました・・・。

アップです。

どうも、「アオキ」の花の様ですね。
でも、少し痛んでいますね。
誰かに、少し食べられたのでしょうか・・・??

やがて、急登の階段が現れました。

最後の急登の様です。
もう少しで頂上です・・・。

道端で、小さな「スミレ」の花を見付けました。

「ニョイスミレ」の様ですね。
小さいけど、健気に咲いていました・・・。

9時15分、やっと頂上広場に到着です。

そして、頂上に鎮座する「梵珠七観音」です。

(「観音様」は、以前の山行でご紹介したので、今回は省略します。)

先ずは、頂上の「三角点」を探しましょう。
有りました。

頂上三角点にタッチです。

そうそう、観音様の前の広場では、こんなお花が咲いていましたよ。

「アズマギク」の様ですね。
可愛いお花ですね。
陽当たりが大好きな様です。

そして、頂上からの展望はと言うと・・・、北東側だけです。

陸奥湾が見えます。
遠く、下北半島まで見えていますが・・・、霞んでハッキリと写りませんね。(残念。)
他の方角は、樹木に覆われていて見えません。
以前は、展望台があったのですが、老朽化で撤去されてしまいました・・・。

さて、ここで小休憩です。
「行動食」兼「非常食」の小さな「アンパン」を頬張って、スポーツドリンクでゴクリ・・・。
そよ風に吹かれ、至福の一時です。

さてさて、長居はしません。
9時25分、下山開始です。

「ふれあいセンター」に向けて、下りて行きます。

階段脇の「ササ」です。

花が咲いている様です。
アップです。

「数十年に一度しか咲かない」とか、「花が咲くと枯れてしまう」とか言われる「ササ」の花です。
見たのは、ラッキーだったのでしょうか・・・?

さてさて、「釈迦堂山」の分岐まで下りて来ました・・・。

左側に下りて行きます。

「寺屋敷広場」に到着です。

手前には、立派なトイレが有ります。

こちらも、開けっ放しで良いのでしょうか・・・?
「虫」が入ると思うのですが・・・。(?)

先に進み、「マンガンの道」と「サワグルミの道」の分岐にやって来ました。

ここから、「マンガンの道」を進みます。

道端で、「チゴユリ」の花を見付けました。

可愛いですね。
そして、こちらは・・・、

「タチツボスミレ」の様です。
北向きの斜面なので、遅れて咲いたんでしょうね。

続いて、この赤い実は・・・、

「アオキ」の実ですね。
先程の花が、こんな実になるんですね。

さて、下山途中で「陸奥湾展望所」の標柱が現れました。

「陸奥湾」が、こんな感じで見えました。

これは、頂上から見た展望の方が良かったと思いますね・・・。

さて、大分下りて来ました・・・。

小沢に橋が架かっていますよ。

「せせらぎの音」、「春ゼミの声」、「鳥の声」・・・。
この空気の中に、ずーっと浸って居たいですね。

10時20分、「マンガンの道」登山道入口に下りて来ました。

左に行くと、「自然ふれあいセンター」です。(今日は、残念ながら休館だそうです。)
それでは、右に曲がって駐車場に戻ります。

10時25分頃、駐車場に到着しました。
出発前は、私以外に1台でしたが、トータル20台くらい駐車しています。
意外と人気があるんですね。

さて、それでは温泉に向いましょう・・・。

今回は、「健康の森 花岡プラザ」で汗を流しました・・・。

「花岡プラザ」は、青森市営の施設で、温泉は薄茶色の天然温泉でした。

今日は、沢山のお花には会えなかったものの、緑の森に癒され、至福の温泉に浸かり、満足・満足の一日でした・・・。

黒石市の、「黒森山」をトレッキング

2022年05月25日 | 登山・トレッキング
5月25日(水)、雨の少ない、暑い日が続いています。
今日は、9日振りにトレッキングに出掛ける事にしました。

今日の山は、黒石市にある「黒森山」です。
弘前市から見ると、北八甲田連峰の手前に、ひょっこりと頭を出した606mの低山です。
見通しの良い山なので、山頂に「無線中継所」が設置されています。

今日は、黒石市の「黒森山ウォーキングセンター」に車を置いて歩き出す事にしました。
先ずは、「黒森山ウォーキングセンター」付近から見た「黒森山」です。

そして、今日のトレッキングルートは、こんな感じです。

(国土地理院の地図を加工しています。)

スタート&ゴールの「黒森山ウォーキングセンター」です。

立派な建物ですが、開いていません。
数日前に、「利用申請」を出さないと利用出来ないそうです。
当然、トイレも使えません。

さて、7時15分頃出発です。

案内板の、「フィーリングコース」を歩き、途中から「無線中継所」用の取り付け道路を上って行きます。

最初は、こんな感じです。

ここは、以前スキー場だった様です。

上まで行って、左側に進みます。

途中で、こんな光景に出会いました。

「タニウツギ」が満開です。
ルートのあちらこちらで、今が盛りと咲き誇っていました・・・。

ルートは、こんな感じの道が続きます。

途中、「№2」の標柱が見えず、迷いそうになりましたが、感が冴えていて先に進む事が出来ました。(?)

そうそう、案内の標柱は、大分くたびれて来ています。
あまり、手を入れていない様ですね・・・。

さて、7時35分頃、「№8」の標柱が現れました。

橋を渡ります。
ゲゲッ!

橋の丸太が動きましたよ。(危ないなぁ・・・。)

橋を渡ると、広い駐車スペースが現れました。

左奥が道路になっています。

駐車スペースを横切り、道路に出ると・・・、

「なんじゃこりゃあっ!?」
「聞いてないようっ!」
「ウォーキングコース」になっているのに、「私有地」、「立入禁止」は無いでしょう・・・!?
事前に「ウォーキング」の申請が必要なんでしょうかね・・・?
せめて、「一般車両進入禁止」程度の表示にすべきではないでしょうか・・・?

まっ、「自己責任」ですから、入らせて頂きます。

途中で、こんな標柱がありました。

「私有地」なのに、市がこんな標柱を立てて良いのでしょうか?
そう言えば、「私有地」なのに「黒石市」のカーブミラーもありましたよ。(変なの・・・。)

「まっ、良いか・・・。」と、独り言を言いながら歩き出します。

道に、紫色の花弁が落ちていました。
辺りを見回すと・・・、

「フジ」の花も満開でした・・・。

そして今度は・・・、

「ミヤマガマズミ」の花でしょうか・・・?

続いては、真っ白な花が賑やかに咲いています。

「ズミ」の花でしょうか・・・?
アップです。

まるで、「リンゴ」の花の様ですね。

そして、今度は・・・、

風変りな形のお花ですが、何の花でしょう・・・?
「樹木系」の花って、難しいですね。

大分上って来ました・・・。
やっと、展望が開けた場所にやって来ました。

津軽平野と、見守る「岩木山」です。
今日は、気温が高いせいか、霞んでいますね。

そうそう、道はこんな感じになっています。

かなり昔、車で上った事があったのですが・・・、以前よりは大分道が傷んでいますね。
普通車だと、お腹を擦って故障しそうですよ。

さて、やっと到着の様です。

「東屋」があるんですね。

頂上広場は、こんな感じです。

建物は、こんな感じで・・・、

中央の鉄塔の下には、黒石市の「防災無線」の中継所があり、左側が、ドコモさんの「無線中継所」になっている様です。

さてさて、頂上の標柱がありません。
「三角点」を探しましょう・・・。

建物と建物の間の、小高い所にある様で、「ピンクテープ」が見えましたよ。

上がって見ると・・・、

ありました、「三角点」です。
8時35分、ここが標高606.6mの頂上です。

そうそう、少しスペースがあるので、近くに「頂上」の標柱を立てて欲しいものですね。

さて、今度は「東屋」付近からの展望です。
先ずは、北側です。

青森市街地が見えている様です。(霞んでいますが・・・。)

そして、東側です。

北から南の「八甲田連峰」が見えます。
北八甲田をアップです。

続いて、南八甲田をアップです。

昨年登った、「櫛ヶ峰」が見えますね・・・。

以上、これ以外は展望がありませんでした。(残念。)

そうそう、先程、北側方向に白い物が見えましたよね。
アップです。

「ホウノキ」の花の様ですね。

さてさて、8時50分頃、下山開始です。

帰りはゆっくりと、見落とした花を探して歩きましょう・・・。

先ずは、黄色いお花です。

「オオバキスミレ」でしょうか・・・?
自慢の葉っぱが痛んでいますね。

そして、こちらは・・・、

「タチツボスミレ」でしょうか・・・?

おやおや・・・、今度は濃紫色の花です。

「ミツバアケビ」の花の様ですね。

途中で、写真撮影をしている「オジサン」に出会いました。
仲間がいましたね。
何を撮っているのかなぁ・・・?

「タカネバラ」でしょうか・・・?
綺麗なお花ですね。

さて、大分下まで下りて来ました・・・。

道端で見付けました・・・、

「ホウチャクソウ」でしょうか・・・?

そして、こちらは・・・、

「クルマバソウ」でしょうか・・・?

結構、見落としていましたね。

9時40分、「立入禁止」表示の所まで下りて来ました・・・。

そう言えば、駐車スペースの車が増えていますよ。
皆さん、山菜採りに来ている様ですね。

さて、ここからは、このまま道路を歩いて帰ります。

9時50分頃、「黒森山浄仙寺」前に到着しました。
先ずは、山門です。

続いて、本堂です。

そして、鐘撞です。

なかなか風情のある佇まいですよね。

そして、こちらにもお花が・・・、

素敵な「オダマキ」の花です。

そして・・・、

「レンゲツツジ」でしょうか・・・?

続いてこちらは・・・、

「ミヤマキンポウゲ」でしょうか・・・?

今日も、色々なお花達に会えましたね。(満足、満足。)

さて、10時5分頃、スタート地点の「黒森山ウォーキングセンター」に戻って来ました・・・。

気温が、かなり高くなっていますよ。
車の冷房運転を強くして帰りましょう・・・。

さてさて、それでは「至福の一時」を求めて、温泉に向いましょう・・・。

お昼が食べられる温泉と言う事で・・・、

弘前市郊外の、「健康温泉桃太郎」で汗を流しました・・・。

お昼は、定番の「ラーメン」です。

「オニギリ」が1個付くんですよ。
そしてそして・・・、

「コーヒー」まで付いて、540円でした。
お風呂代は、350円です。
お昼を食べても、千円からお釣りが来ると言う、リーズナブルな温泉で、満足・満足っ!

でも・・・、そろそろ高い山に登りたくなって来ました・・・。
7月には、「日本アルプス」の山々に登りたいもんですね・・・。

2022年初夏、田んぼと岩木山の風景

2022年05月18日 | 風景・散策・旅行・撮り鉄
5月18日(水)、今日も快晴の朝を迎えました。
ここ数日、タイミングを見計らっていたのですが、今日は風も弱そうなので、田んぼと岩木山の風景を撮影に出掛ける事にしました。

先ずは、旧岩木町の元薬師堂〜町田に抜ける農道付近からです。

岩木山が、田んぼにその優美な姿を映していました・・・。

この田んぼは、水張りが済んでいましたが、周囲では田越しを済ませただけの田んぼがほとんどです。
そして、数ヶ所、田植え済みの所も有ったりと、同じ地域なのにどうも農作業がバラバラですね。

そう言えば、りんご農家さんは、花摘みや農薬散布が真っ盛りで、田んぼの方は後回しになっているのでしょうね。
本当は、田植えの終わった風景を撮影したかったのですが・・・。

さて、次へ移動です。
鶴田町の「撮り鉄ポイント」へ向かいます。

五能線の、鶴泊駅〜板柳駅間の田んぼにやって来ました。
丁度、列車がやって来ましたよ。

でも、残念ながら弱い風が吹き出し、水面に岩木山が映りませんでした・・・。
次の列車を待ちましょう・・・。

車の中で待機していると・・・、目の前の田んぼにサギがやって来ました。
「アオサギ」の様ですね。

何か、獲物を咥えましたよ。
フロントガラス越しの撮影だったので、あまりクリアな写真になりませんでした・・・。

さて、列車が来る時間です。
先程の田んぼの隣です。
こちらは田植えが終わっていましたよ。

う〜ん・・、列車も岩木山も、水面に映りましたが・・・、映りが薄いですね。
微風でしたが、風の影響でしょうか・・・?、それとも水面との角度でしょうか・・・?
なかなか思う様には、写真が撮れないもんですね・・・。

さてさて、もう一箇所、大移動です。

平川市と田舎館村の境界付近の田んぼにやって来ました。
弘南鉄道 尾上高校前駅〜田んぼアート駅間です。

残念ながら、奥行の無い(横長)田んぼだったので、岩木山も電車も水面に映りませでした。

何処か、他の場所を探さないとダメですね。(これからの課題です。)

そうそう、同じ津軽地方なのに、田んぼの農作業は、一律同じでは無いんですね。
風景写真の、撮影タイミングの難しさを痛感させられました・・・。

久渡寺山、急登の新ルートで登る

2022年05月16日 | 登山・トレッキング
5月16日(月)、穏やかに晴れた朝を迎えました。
今日は、今年の初登山で、弘前市にある「久渡寺山」に向かいます。

「久渡寺山」は、標高663mの低山ですが、弘前市の「こどもの森」となっており、市民にとっては身近な山になっています。
私も毎年、一番目か二番目に登る山で、その年の本格登山に向けた「ウォーミングアップ」の山になっています。

今回は、案内板で示されている通常ルートでは無く、写真左側正面の尾根を登るコースで頂上へ向います。
地図ではこんな感じです。

(国土地理院地図を加工させて頂きました。)
「編笠林道」の途中から、赤線のルートで登って行きます。
そして、矢印が今回歩いたルートになります。

さて、7時50分頃、「久渡寺」の山門をスタートです。

山門から直ぐ左に入り、「こどもの森 ビジターセンター」に向います。

「ビジターセンター」の入口付近に、登山道の案内標識がありました。

左側の道を進みます。

そして、こちらの道も左側に進みます。

道端で、白いお花が咲いていました。

「ニリンソウ」ですね。

やがて、正面に道が見えて来ました。

これは、「編笠林道」から分岐して、「久渡寺」のお寺に向かう道(裏道)になっています。
ここを、左側に進みます。

道は、舗装されていませんね。

やがて、「編笠林道」に出ます。

お寺に行く道だと分かる様に、幟旗が立てられている様ですね。

ここを、右側に曲がり、「編笠林道」を歩きます。

案内標識がありました。

「編笠林道」は、「東北自然歩道」になっていて、「座頭石」に延びています。

やがて、沢の脇に標柱が現れました。

「土淵川源流の地」だそうです。
何故ここが「源流の地」なんでしょう?
沢は、もっと上まで続いているのに・・・。(?)

そうそう、「編笠林道」はこんな感じで・・・、

舗装された道になっているんです。
これだと、自転車でも走れますね。

さて、道端にまたお花です。

「チゴユリ」ですね。
ちょっぴり、寂しそうな感じのお花ですね。

そして、こちらは・・・、

「タチツボスミレ」でしょうか・・・?
あちらこちらで咲いていました。

さてさて、「YAMAP」の地図では、この辺に登山口がある筈なのですが・・・?

案内板も、標柱もありませんね。
ゲゲッ!

この法面を登るんですか?

地図どおり、法面からの急斜面を登ります。

一応、踏み跡はありますね。
このまま、尾根道を登って行きます。

おやっ。またお花です。

「マイヅルソウ」が咲いていてくれました・・・。

やがて、尾根道になった様です。
踏み跡の様な道(獣道?)が続きますが・・・、

写真中央付近に、コンクリート製の標柱が見えますね。
「青森県」と彫られた文字だけは見えました。(県や市町村の境界では無いし・・・。?)

そして、下り方向にもあります。

どうも、道を示す標識(?)になっている様ですね。

急登が続きます。
所々で、道標の「ピンクテープ」が見えます。

あまりにも急斜面なので、「踵」が擦れて痛くなって来ました・・・。
実は、今日は新しい登山靴の「履き始め」の日でもあったんです。
足の皮が剥けなければいいなぁ・・・。

急斜面の脇で、赤い実を付けた低木が目に入りました。

「アオキ」の様ですね。
赤い実が輝いていて、美味しそうに見えますね。

急斜面は、まだまだ続きます。

登山道は、「枯葉の絨毯」の様にふかふかで、踏ん張りが効きません。

やがて、「編笠林道」からのもう一本の道と繋がりました。

接続点(分岐点)には、標柱が2本ありましたよ。

勉強不足で、何を意味しているのか分かりません。(三角点でも無いし・・・。)

さて、ここからは緩やかな登りになります。


やがて、ピンク色のお花が現れました。

「ヤマツツジ」の様ですね。

こうやって、色々なお花と会えるのが、山歩きの良い所ですね。
お花に励まされたり、元気を貰って前に進む事が出来ます。

前方が、少し開けて来ましたよ。

最後の急登の様です。

やっと、右側奥に山頂の祠が見えて来ました。

祠の裏側に登って来るルートだったんですね。
今まで、このルートに気付かなかった訳が分かりました。

9時40分頃、山頂に到着です。

この案内標柱にも、「編笠林道」からのルート表示が無いですよね。
やはり、一般的なルートでは無いからでしょうね。

さて、山頂からの展望です。

北側方向しか見えません。
それに、今日は霞んでいますね。(残念。)

そう言えば、白い物が見えましたね。
アップです。

「タムシバ」の花の様ですね。

さて、一服無しで下山しましょう。
下山ルートが楽しみなので・・・。(?)

9時45分頃、下山開始です。


山頂直下の道端で咲いていたのは・・・、

「ムシカリ」の花の様ですね。

さて、登山道を下って行くと・・・、

沢には、未だ残雪がありますね。

そして、陽当たりの良い所では・・・、

「キクザキイチゲ」の紫色です。
残念ながら、白花や他の花達は、未だお目覚めでは有りませんでした。

続いては・・・、

「オオバナノエンレイソウ」です。
そして、

「エンレイソウ」です。

そうそう、「この山の、お薦めの花は何ですか?」と訊ねられたら・・・、私は「エンレイソウ」(オオバナを含む)と答えると思います。
それだけ広範囲に咲いているのです。

今度は、「カタクリ」の花が咲いていました。

良くぞ残って咲いていてくれました・・・。(有難う。)

やがて、急坂が終わり、沢を渡ります。

残雪が融け出して、流れが始まっています。
こここそが、「土淵川源流の地」に相応しいと思うのですが・・・。

陽当たりの良い登山道を下って行くと、沢に面した斜面に「シラネアオイ」の群生が見られました。
でも・・・、

こんな感じで、皆あっちを向いているんです。
ヒマワリの様に、お日様に向いている様ですね。(残念。)

そう言えば、こちらの花も陽当たりが好きでしたね。

「タニウツギ」の花です。
やっと咲き出した所ですね。

さて、大分下って来ました。

「カモシカコース」の分岐標識が見えました。
ここは、真っ直ぐ進みます。

今日は、足慣らしも兼ねているので、遠回りをして帰ります。
「沢の道」を通って、久渡寺へ向います。

「沢の道」で、白いお花が咲いていました。

葉っぱは、虫に食べられた穴が開いていますね。
アップです。

こちらも、咲き始めたばかりの「ユキザサ」です。

そうそう、久渡寺の山は、お花に沢山会えるので、毎年来ても飽きません。
次から次へと、色々な山野草が咲いてくれます。
大事にしたい山ですね。

さてさて、久渡寺へと続く道に出ました。

わざわざ遠回りした訳は・・・、この方にも会いたかったからです。

「ミス久渡寺観音像」です。
この像だけが「女性」と分かる像なんだそうです。
お顔をアップです。

なかなかの美人さんですね。(仏様に失礼致しました・・・。ごめんなさい。)

さてさて、それでは長い石段を下って行きましょうか・・・。

段差や踏みしろの幅がバラバラで、意外と歩き難いです。
慎重に下ります。

11時20分頃、無事下山しました・・・。

今日は、急斜面を登った割には、意外と疲れが少ない見たいですよ。
そうそう、足の方も大丈夫そうですし・・・。

さてさて、温泉に向いましょう・・・。

温泉は・・・、

「おおびらき温泉」で汗を流し、昼食にラーメンを食べて帰りました・・・。

今日は、お天気にも恵まれ、至福の一日でした・・・。

【再訪】鰺ヶ沢の菜の花畑&大森勝山遺跡

2022年05月10日 | 風景・散策・旅行・撮り鉄
5月10日(火)、今朝も良いお天気です。
今日は、「鰺ヶ沢の菜の花畑」にリベンジです。

車は、リンゴ畑を縫うように通り抜ける「やまなみロード(農道)」を走ります。
途中、こんな風景に出会いました。

道端で咲く「菜の花」と、今が盛りの「リンゴの花」です。
それを、「お岩木山」が優しく見守っているかの様です。
そうそう、「青空」がまた良いですよね・・・。
今日は、「雲一つない」快晴です。

さてさて、「やまなみロード」に「菜の花畑」の案内板が立っていましたよ。

と、言う事は・・・、前回訪れた場所が、間違い無く今年の「菜の花畑」だったんですね。

さて、到着です。
こんな感じになっていました・・・。

中央に車が見えますが、「臨時駐車場」まで設けてありましたよ。
有り難い事ですが・・・、車が写るのがチョット残念ですね。
少ししゃがんで見ました・・・。

これ以上しゃがむと、左側奥の畑が見えなくなってしまいますね。

その、左側奥の畑です。

今回は、見事に「黄色の絨毯」になっていましたよ。
グッドタイミングでしたね・・・。

続いては、「菜の花」と「岩木山」を大きく入れて見ました。

残雪の「岩木山」の山麓は、鮮やかな「新緑」になっています。
そして、振り向くと・・・、

まるで、北海道の風景の様ですが・・・、でも、紛れもなく「津軽の風景」なんです。
これも、裾野を大きく広げた「お岩木山」の恵みの風景なんですね。

続いては、青空と「菜の花」です。

鮮やかな黄色が青空に映えて、素敵ですね・・・。

最後にもう一枚・・・、

畑の中にしゃがんで撮影しました。
何とも言えない花の香りと、飛び回る「蜂」の羽音に包まれています。(チョット怖っ!)

さて、帰りましょうか・・・。
でも、折角ここまで来たのですから・・・。

そこで、帰る途中に、世界文化遺産に登録された、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つ、「大森勝山遺跡」に立ち寄って見る事にしました。

入口の風景です。

道の両脇に、「幟旗」が沢山立っていましたよ。

遺跡は、リンゴ畑の細い道を進んだ先にありました。

そうそう、私が訪れた時には、広い駐車場に「掃除のおじさん」の車が一台あっただけでした。
そして、駐車場脇には、何故かトイレが沢山設置されていましたよ。(どうか、ご安心下さい。??)
なお、展示施設等はありません。

矢印方向に進むと、案内板がありました。

今回は、「スロープルート」で行きましょう・・・。

おやっ、道端に紫色のお花が咲いていますよ。

「タチツボスミレ」の様ですね。

さて、遺跡の前にやって来ました。

小高い、「舌状丘陵」の上にあり、丘陵の両脇を沢が流れています。
好条件の立地になっていますね。

メインの「環状列石」です。

全国でも珍しい、「縄文晩期」の物だそうです。
そして、この場所からは、冬至に岩木山山頂に沈む夕日が見られるそうで、祈りや祭事の場所だった様ですね。

続いては、「竪穴建物」跡です。

四本柱で、真ん中に「炉跡」があります。
ちょっとした集会所として使われていた様です。

青森市の「三内丸山遺跡」や鹿角市大湯の「環状列石」に比べたら、遺跡の規模は小さいですが、「遥かな縄文時代」に思いを寄せるのには、良い場所かも知れませんね。

さて、階段ルートで帰る途中に、沢が見える展望場所がありました。

「縄文人」は、この沢で水を汲んでいたのでしょうね・・・・。

今日は、「お岩木山」の「恵みとロマン」を感じさせられた一日でした・・・。

そうそう、最近、私の車のダッシュボードの上では・・・、

孫(?)の「スナフキン」と「リトルミイ」が、「安全運転」を見守ってくれる様になりました。(可愛いでしょう。?)