じぃじ・スナフキンの気まま日記

スナフキン大好き「じぃじ」が、自然とのふれあいや地域の情報を、気ままに綴ります。

春を告げる花が、もう咲いちゃった(2024年 弘前公園)

2024年02月28日 | 植物・動物・虫達
2月28日(水)、今日は、久々に青空のお天気となりました。
弘前公園では、早くも春を告げる「マンサク」の花が開花したと、1週間ほど前に報道されていました。
そこで、そろそろ見頃ではと、様子を見に出掛けて来ました。

弘前公園の「北の郭」にやって来ました。
毎年、一番乗りで花を咲かせる「マンサク」の木にやって来ました。

う〜ん・・・?
蕾だらけですね。
キョロキョロ見回して、やっとそれらしき物を発見です。

もう一枚・・・、

そして、これでもか〜っ!

青空を背に、「大の字」風になって咲いていましたが・・・、「マンサク」の花は、まだまだこれからが見頃の様ですね。

さてさて、今度はダメもとで「北の郭」の南東側に移動しました。

首が痛くなるほど、見上げていると・・・、

発見しました〜っ!
日当たりの良い枝先で、「子福桜」が開花していました。
アップです。

最後に、もう一枚・・・、

蕾が沢山あるので、暖かい日が続けば、一気に咲き出しそうですよ。

そうそう、2月の下旬に「マンサク」と「子福桜」が咲くなんて、今年の春は大分「急ぎ足」でやって来た様です・・・。

沢田ろうそくまつり2024

2024年02月25日 | 祭り・イベント・行事
2月24日(土)、2020年の2月以来、4年ぶりに「沢田ろうそくまつり」に出掛けて来ました。

弘前市相馬の沢田地区で、旧暦の小正月に行われる行事で、「神明宮」の「岩谷堂」と言う祠の岩にロウソクを灯し、翌日にロウソクの垂れ具合で「吉凶」等を占うそうです。

夕方5時頃、会場に到着しました。

おやっ!?
入口にこんな張り紙が・・・。

「中止」とありましたが、焚火の準備がされていましたので、規模は縮小されても、焚火を囲んだ行事はある様なので、少し様子を見る事にします。

先ずは、「岩谷堂」への参拝が先ですね。
そうそう、規模縮小で、出店のテントも一張りだけでした。
ロウソクを買いましょう。

ここは奮発して、「大」を購入しました。

今年は、雪が少ないので、大きな「カマクラ」も無く、雪の斜面を彩る「ろうそく 光の演出」も無い様です。

鳥居をくぐって、参道を進みます。

「岩谷堂」が大きく見えて来ました。

中に入ると、こんな感じで・・・、

既に、ロウソクが灯されていました。

先ずは、「神明宮」を参拝し、その後、岩肌にロウソクを灯します。
あらっ!やっちゃいました・・・。
近くのロウソクから「もらい火」をすると、「御利益」が無くなるそうです。
お堂内に、ちゃんとライターが用意されていたのに・・・。(神様、そこをなんとか・・・。)

さて、素敵なモデルさんが来ないかなぁ・・・と、待ち構えます。
やって来ました・・・。
許可を得て、パチリ。

もう一枚・・・、

何をお祈りしたんでしょうかね・・・。(ひ・み・つ、かな?)

さて、外に出ると大分薄暗くなって来ていました。
参道脇には、こんな感じで・・・、

雪灯籠が置かれていました。
なかなか雰囲気が出て、良いですね。

雪灯籠をアップです。

ロウソクの炎が、写りませんでした・・・。(難しいですね・・・。)

そして、石灯籠にも灯りが灯りました。

こちらも、良い雰囲気を醸し出していますね。

そうそう、参道入口付近には、こんな感じで・・・、

「ミニカマクラ」風の灯りが灯っていました。
少し、角度を変えて・・・、

なかなか良い演出ですよね。

さて、夕方6時頃には、こんな感じになりました・・・。

三脚を使って、長い時間を掛けて撮影したら、もう少し明るくクッキリとした写真になるのですが・・・。(混雑して、三脚が使えないと思って、持って来ませんでした。残念。)

夕方、6時過ぎに焚火に火が着けられました。

オープニングセレモニーはありません。
時々、「登山囃子」の太鼓を持った方がやって来ますが、演奏のスタンバイもありません。

そんな中、7時前に「ご馳走」が無料で振る舞われると言う事で、急いで列に並びました。
これです。

「マタギ汁」だそうです。
「鹿」の肉は食べた事がありましたが、「熊」の肉は初めてです。
想像したのとは違って、意外と「クセ」が少なく、美味しく食べられました・・・。(有難う御座いました。)

夕方7時過ぎから、鳥居前で「登山囃子」の演奏が始まりました。

以前は、「松明」の行列と一緒に、「登山囃子」の演奏者も、「岩谷堂」まで登っていたのですが、今回は中止だそうです。
その後、焚火の周りに集まって、「登山囃子」の演奏が続きました・・・。


それでは、最後の写真です。

続いて、「岩谷堂」をアップです。

さてさて、帰りましょうか・・・。

来年は、以前と同じようなセレモニーが行われる事を期待したいものです。

2024年 冬のダムライトアップ

2024年02月16日 | 祭り・イベント・行事
津軽地方のダムで、「冬のダムライトアップ」と言うイベントが開催されていましたので、撮影に出掛けて来ました。

■浅瀬石川ダムのライトアップ

先ずは、黒石市にある「浅瀬石川ダム」からです。
こちらは、2月2日〜12日まで開催され、2月8日に撮影したものです。

全景です。

左手側には、発電所があります。
少しアップです。

こちらでは、ライトアップの変化はありません。
続いて、縦の写真です。

ダム直下の、水面を入れて見ました。
少し、幻想的な雰囲気になりましたね。


■津軽ダムのライトアップ

続いて、西目屋村にある「津軽ダム」です。
こちらは、2月9日〜18日まで開催されています。

写真は、2月16日に撮影しました。
そうそう、弘前市では、2月14日に、2月としては珍しく積雪0cmになったのですが、15日の夜から降り出し、20cm以上も積もりました。
そんな訳で、ライトアップ前はこんな感じで・・・、

木々もダムも、雪化粧をしていました。

実は、どうしてもダムの正面近くから撮影したかったのですが、なかなか良い場所が見つからず、急遽、この場所にしました。
こちらのダムは、5分毎にライトアップパターンが変化します。
それでは、コメント無しで続けます。













個人的には、レインボーカラーが好みです。
さて、そろそろ帰りましょうか・・・。

帰路で、こんな風に見える場所がありました。





ダムの全景が見えるのですが、残念ながら樹木で下の方が見えませんね。
来年までには、良い撮影スポットを探し当てたいと思います。


■おまけ(乳穂ヶ滝のライトアップ)

さてさて、帰り道で「乳穂ヶ滝」にも立ち寄って見ました。
こちらもライトアップされているのですが・・・、暖冬で滝の氷結は見られそうも無い様です。

先ずは、入口の鳥居です。

提灯が飾られ、奥には雪化粧した樹木が見えます。

先に進み、滝の前にやって来ました・・・。

何とも、幻想的な風景ですね。
残念ながら、滝の水量が多すぎますね。
こちらのライトアップも、2月18日までだそうです。

そうそう、里で雪が少ないのは助かりますが・・・、冬の風物詩が見られないのは、寂しいものですね・・・。

弘前城雪灯籠まつり2024

2024年02月09日 | 祭り・イベント・行事
2月9日(金)、今日から12日まで開催予定の「弘前城雪灯籠まつり」を見に行って来ました。
今年は、暖冬で雪が少なく、規模を縮小せざるを得ない状況で開催されています。

先ずは、「追手門」から園内に入ります。

夕方、5時を過ぎていますが、空が明るいですね。
最近は、大分日が長くなって来ましたね。
それでは、近くの雪像です。

今年の干支の「辰」です。
可愛いですね。

続いては、「雪燈籠」です。

周囲が未だ明る過ぎて、「絵」がくっきりと見えませんね。

さて、「杉の大橋」までやって来ました。

変わった「燈籠」がありますね。
近くからです。

手前のカラフルなのは、雪で作られたものではありませんでした。

そして、橋には「行灯」が置かれています。

「錦の灯り」と言う名前だそうです。
近付いてアップです。

使用済みの「ねぷた絵」を再利用したものです。

少し薄暗くなって来ました。
これくらいだと・・・、

こんな感じで、「雪灯籠」も「絵」も綺麗に見えるのですが、暗くなり過ぎると「雪灯籠」がライトアップされていないので、「絵」だけ目立ってしまいます。
難しいもんですね・・・。

続いて・・・、

こちらも、干支の「辰」ですね。

先に進んで、「下乗橋」付近にやって来ました。

こちらの「雪灯籠」は、少し傾いていました。
それにしても、ライトアップされた「天守」が目立ち過ぎますね。

更に先へ進みます。
「津軽錦絵大回廊」が見えて来ました。

気に入った「錦絵」を、ピックアップして続けます。



































良い「絵」が沢山並んでいますね。
「錦絵」を見ていると、今年の「ねぷた祭り」が楽しみになって来ます。

北に向けて、少し進むと・・・、

「丑寅櫓」が、お濠に映っていました。
大分、暗くなって来ました・・・。

メイン会場に下って行く坂道に、「行灯」が置かれていました。

風情があって良いですね。

さて、メイン会場が見えて来ました。

出店も沢山出ています。

そして、こちらがメインの「大雪像」です。

今回は、「函館ハリスト正教会」だそうです。
何時もながら、なかなかの出来栄えですね。

そして、こちらは・・・、

子供達が大喜びの「大滑り台」です。
イルミネーションも綺麗ですね。

さてさて、今度は「北の郭」へ向います。

「北の郭」にやって来ました。
北側には、こんな雪像がありました。

何か「癒され」ますね。
そして、近くには・・・、

「イルミネーションカマクラ」がありました。
子供も大人も、中に入ったまま、なかなか出て来ません。

そして、南側です。

「弘前雪明り」のエリアになっています。
エリア内には、雪像が沢山あって、

傍に、「キャンドル」を置く事が出来ます。
そうそう、こんな雪像もありました・・・、

「ダルマ」さんでしょうか・・・?

続いては、「本丸」に架かる「鷹丘橋」を渡った先から・・・、

「北の郭」を振り返った風景です。

さて、「本丸」に上がって来ました。
「雪灯籠」と「天守」ですが・・・、

「天守」のライトアップが明る過ぎますね。
こちらもそうです。

「雪灯籠」にピントを合わせたのですが・・・、バックが明る過ぎました・・・。
今度は、「本丸展望場所」へ移動です。

「展望場所」からの風景です。

「ミニカマクラ」が沢山並んでいます。
そして、「蓮池」の水面にも映っています。
アップです。

もう一枚・・・、

幻想的ですね。

それでは、「ミニカマクラ」を見に、下りて行きましょう。

「蓮池」と「西の郭」付近にやって来ました。
「ミニカマクラ」が並んでいます。

アップです。

何か・・・、灯りに癒されますね。
続いて、「西の郭」です。

沢山並んでいました。
少しアップです。

続いて、少し移動して・・・、

アップです。

雪が少ない中、良くこれだけの数を揃えましたね。

さて、また「本丸」方向に戻ります。

「下乗橋」を渡った先です。

「津軽錦絵ミニ回廊」だそうです。
こちらは、子供達が描いた「絵」です。
先ずは、左手側です。

これも子供が描いたものでしょうか・・・?

上手ですね。
そして、右手側です。

皆さん、将来が楽しみですね。

続いて、その先にあった「雪灯籠」です。

子供を抱いた女性の「絵」でした。

さて、今度は「東門」へ向います。

途中の「雪灯籠」です。

後ろには、「天守」が見えていました。

こちらは、「東門」からの通路に並んだ「雪灯籠」です。

通路や「雪灯籠」の周りには、「雪」がありません。
お祭り期間中に、「雪灯籠」が融けて壊れなきゃ良いのですが・・・。
心配になりますね。

さて、最後は「東門」前の「雪灯籠」です。

手前側をアップです。

更に、「絵」をアップです。

続いて、裏側をアップです。

更に、「絵」をアップです。

大分、歩き回ったので、疲れました。
そろそろ、帰りましょうか・・・。

そうそう、雪が少なく、規模を縮小した「まつり」ではありますが、人出はそれなりにあったと思います。
特に、外国人の方々が意外と多かったのが印象的でした・・・。
「雪灯籠まつり」に、良い印象を持って帰ってくれれば良いのですが・・・。

【回想】2016年夏 雲上の稜線を行く(北岳・間ノ岳)

2024年02月03日 | 登山・トレッキング
2月3日(土)、今回は、弘前市の「はるか夢球場」で、今日から開催された「冬の球場アート」の状況を紹介する予定だったのですが、暖冬で積雪が少なく、「スノーアート」が中止となってしまいました。(昨夜から今朝にかけて、若干の積雪があったので、規模を縮小して制作して見たそうですが、今一でした・・・。)

そこで、今回もまた2016年にタイムスリップして、ブログ開設前の登山をご紹介させて頂きたいと思います。

それでは、日本第2位と第3位の高峰、「北岳」と「間ノ岳」の縦走登山です。

■1日目(7月6日)

11時30分頃、南アルプス市営芦安駐車場に到着しました。

観光案内板です。

昼食後、バスで広河原に向かいます。

14時15分頃、広河原に到着しました。

北岳登山口に向けて歩き出します。

前方に、ゲートが見えて来ました。

そして、その左手下には「野呂川」が流れていて、

奥には「北岳」が見えていました。

続いて、「野呂川」に架かる吊り橋を渡ります。

橋を渡った先を右側に進むと・・・、

今夜お世話になる「広河原山荘」がありました。
(「広河原山荘」は、令和4年6月にリニューアルオープンしています。)
夕食は、こんな感じで・・・、

山小屋にしては、豪華絢爛(?)でした・・・。


■2日目(7月7日)

6時頃、山荘を出発して登山道を進みます。

今日の登山計画は、「大樺沢」沿いの登山道を進み、「右俣コース」に折れて稜線を目指し、「北岳」に登頂後、「北岳山荘」に宿泊する予定です。

最初の分岐ですが・・・、

真っ直ぐ進みます。

最初は、樹林帯を進みます。

やがて、「大樺沢」の沢沿いの道になります。

小さな沢を、渡ります。

「白根御池」への分岐にやって来ました。

アップです。

「二俣」へは、3時間だそうです。
(登山地図のコースタイムは、両方とも2時間チョットですが・・・?)

ここも、直進します。

こんな、注意書きの看板が現れました。

そして・・・、

沢沿いの登山道は、こんな感じで続きます。

やがて、6時50分頃、「大樺沢」の右岸に渡る橋が現れました。

橋を渡った先では・・・、

「ミヤマハナシノブ」が咲いていました。
続いて、

「クルマユリ」も、素敵な横顔を見せてくれました。
そして・・・、

「ニリンソウ」も咲いていました。
お花達から、少し元気を貰って進みます。

その後、8時前に「大樺沢」の左岸に渡る橋が現れました。

渡った先の小沢には、残雪がありました。

その近くでは・・・、

「タカネザクラ」が咲いていました。
ここだけ、季節の訪れが遅かった様ですね。

先に進むと、こちらでは・・・、

「ミヤマキンバイ」が、笑顔を見せてくれました。

やがて、進行方向が開け・・・、

「大樺沢」の雪渓が見えて来ました。
その雪渓の先は、「八本歯のコル」に続きます。

9時10分頃、開けた場所にやって来ました。

「大樺沢二俣」の分岐です。

近くでは、

「タカネグンナイフウロ」が咲いていました。
ここで、長めの休憩です。

気温が上がり、陽射しが強いので、少し「お疲れモード」になって来ました。

9時30分頃、稜線を目指して、

「右俣」コースを登り始めます。

途中で、可愛いお花に出会いました・・・。

「ミヤママンネングサ」です。
まるで、沢山の「お星様」の様ですね。

でも、そこからはこんな感じで・・・、

急登が続きます。
大分、ヘトヘトになって来ました・・・。
更に、こんな道が続きます。


11時20分頃、「草スベリ」コースとの合流付近が近付いて来た様です。

空が大きくなりました。
稜線が、大分近付いて来た様です。

ここは、最後の急登でしょうか・・・?

もう、ヘロヘロ、ヨロヨロです。
休憩を繰り返しながら進みます。

12時25分頃、やっと「草スベリ」コースの分岐に辿り着きました。

またもや休憩です。

そこから、東方向に山が見えました。

「鳳凰三山」です。
ググッとアップです。

地蔵岳の「オベリスク」が見えました。
カッコいいですね。

大分疲れましたが、先へ進みます。

「稜線」はまだかなぁ・・・。

道端で、お花が咲いていました。

「クロユリ」です。
標高が高いせいでしょうか、意外と遅くまで咲いているもんですね。

う〜ん!これが最後の登りであって欲しいっ!

ザレた急登を進みます。

13時頃、やっと「小太郎尾根」の分岐に到着しました。

尾根からの風景です。

「仙丈ヶ岳」の様です。
そして、こちらが・・・、

「甲斐駒ヶ岳」ですね。

いやいや、こんなに厳しい登りが続くとは・・・。
甘かったなぁ・・・・。
大分、計画の時間をオーバーしてしまいましたので、計画変更をせざるをえません。
今日は、「北岳肩の小屋」にお世話になって、明日「北岳」と「間ノ岳」に登る事にします。

13時10分頃、稜線を歩き出します。

前方に「北岳」が見えています。

道端で、小さなお花畑を見付けました。

ピンク色のポンポンは、「イワカガミ」。
薄いピンクのお花が集まっているのは、「タカネヤハズハハコ」。
白い鈴の様なお花は、「アオノツガザクラ」です。
元気を貰いました・・・。

おやっ!こちらにも分岐の標柱です。

そして、これから進む「北岳」への稜線です。

まだ、「肩の小屋」が見えませんね。

まさか・・・、

「稜線」の途中に「鎖場」があるとは・・・。

今度は、紫色のお花です。

「オヤマノエンドウ」の様ですね。

そして、やっと・・・、

「北岳ノ肩」の標柱が現れました・・・。

14時20分頃、「北岳肩の小屋」に到着しました。

背後には、「北岳」の岩峰が大きくそびえ立っていました・・・。

夕方、外に出ると・・・、

「ミヤマオダマキ」の花が、3,000mの稜線で健気に咲いていました。

明日は、長丁場になりますが、元気を貰った様な気がします・・・。


■3日目(7月8日)

4時30分過ぎ、小屋の外に出ると、こんな風景が待っていました。

雲海に浮かぶ「富士山」です。
ググッとアップです。

朝焼けのピンク色が、優し気で絶景ですね。
今日は、良い天気になりそうです。

4時40分頃、「北岳肩の小屋」を後にします。

前方には、どっしりとした「北岳」が見えています。

そして、偶然ですが・・・、左手側に日本第一位の「富士山」、右手側には第三位の「間ノ岳」が見え、三座そろい踏みになりました。

薄暗く、足元がおぼつかない中、岩場を登り続けます。

5時20分頃、前方に頂上が見えて来ました。

もう少しです・・・。

足元の岩場で、白い花が咲いていました。

「チョウノスケソウ」の様ですね。

5時30分頃、「北岳」山頂に登頂しました。

右手側の山には、「北岳」の影が映っていました・・・。

続いて、山頂からの「富士山」です。

見惚れてしまいますね・・・。

5時50分頃、まだまだ先が長いので、早々に「間ノ岳」を目指します。

途中の分岐です。

「間ノ岳」までは、2時間だそうです。

そこから少し下った先からの風景です。

これから歩く稜線が見えています。
手前には、赤い屋根の「北岳山荘」が見え、左奥に目指す「間ノ岳」が見えています。
ザレた岩場の急斜面が続くので、慎重に歩いています・・・。

7時過ぎ、「北岳山荘」前の分岐に到着しました。

「北岳山荘」です。

ここからも、「富士山」が綺麗に見えますね。
こんな光景が見られるのが、「南アルプス」の魅力なのかも知れません・・・。

少し先へ進み、後ろを振り返ると・・・、

「北岳」と、そこから歩いて来た道が見えました。
そして、行く手を見ると・・・、

荒涼とした風景が続いています。

8時頃、「北岳」と「間ノ岳」の中間にある、「中白根山」の山頂が見えて来ました。

ここは、先へ進みます。

少し進むと、白っぽい花が見えて来ました。

「キバナシャクナゲ」の様です。
稜線の片隅で、静かに咲いていました。

8時30分頃、またまた後ろを振り向くと・・・、

「北岳」の勇姿と、その奥に「甲斐駒ヶ岳」のピラミッドが見えていました。
そして、行く手には「間ノ岳」の頂上が見えて来ました。

もう少しです。

9時20分頃、やっと「間ノ岳」山頂に登頂です。

先ずは、山頂からの「富士山」です。

直ぐ近くの山の様に、大きく見えています。
そして、北方向です。

歩いて来た稜線の向こうに、「北岳」と「甲斐駒ヶ岳」が見えました。

続いて、北東方向です。

中央部に、「鳳凰三山」が峰を連ねています。

絶景を堪能していたい所ですが、9時35分頃、下山開始です。

10時40分頃、遠くに赤い屋根の「北岳山荘」が見えて来ました。

下山ルートは、「北岳」の右手側に延びる尾根を進みます。

11時20分過ぎ、「北岳山荘」下の巻道までやって来ました。

トラバース道を通って、「八本歯のコル」を目指します。

細い、足場の悪い道を、恐る恐る進みます。

そうそう、こんな木道や梯子が連続します。

こんな岩場にも、花が咲いていました。

小さくて可愛い、「ミヤマムラサキ」です。

まだまだ、足元の怖い木道が続きます。

手摺りがあっても、怖くて体重を掛けられません。

12時50分頃、「八本歯のコル」に到着しました。

ここから、急斜面の「左俣コース」を下って行きます。

足元が滑りそうで、慎重に下りて行きます。

13時30分過ぎ、途中の標柱です。

「広河原」まで3時間だそうです。
このペースでは、最終バスには間に合いませんね。

「大樺沢」の雪渓脇の登山道を下って行きます。


15時10分過ぎ、やっと「二俣」の分岐に到着しました。

最終バスには、当然間に合いそうも無いので、急遽「白根御池小屋」に向かう事にしました。

15時55分、「白根御池小屋」に到着しました。

入口では、受け付けを待つ登山客が並んでいました。

急遽でしたが、無事宿泊する事が出来ました・・・。
いや〜っ・・・、疲れました・・・。


■4日目(7月9日)

6時頃、小屋を出て樹林帯の登山道を下り、帰路に就きました・・・。

何故か、この日の写真が一枚もありませんでした。
余程、余裕が無かったんでしょうね・・・。(?)

そうそう、この山旅も、私にとっては思い出深いものとなりました。
稜線を歩く登山者を、「富士山」がずっと見守っていてくれている様で、それが「南アルプス」の魅力なのかも知れません。

「南アルプス」の百名山は、未だ登っていない山が沢山あり、何れも奥深い所が多いですね・・・。
今後、自分の体力やペースを考え、余裕のある計画で挑戦して行きたいと考えています。