じぃじ・スナフキンの気まま日記

スナフキン大好き「じぃじ」が、自然とのふれあいや地域の情報を、気ままに綴ります。

錦秋の奥会津、只見線の撮り鉄旅

2022年10月30日 | 風景・散策・旅行・撮り鉄
10月24日(月)〜29日(土)までの六日間、奥会津地方にあるJR只見線の橋梁と秋の風景を撮影に出掛けて来ました。

トップ画像は、「大志(おおし)集落」の俯瞰写真です。(説明は後ほど。)

JR只見線は、福島県の会津若松駅から、新潟県の小出駅間を結ぶ路線です。
この只見線は、2011年7月の新潟県と福島県を襲った豪雨により、会津川口駅〜会津大塩駅間で橋梁が流失し、会津川口駅〜只見駅間が長期間の運休となっていました。

それが、今年の10月1日より、「廃線か?」の危機を乗り越え、11年ぶりに全線開通となりました。
沿線には、「おかえり只見線」の幟旗があちらこちらではためいていました。

町も観光には力を入れている様で、撮り鉄のビューポイントは良く整備されていました。
そうそう、今は「只見線」がブームにもなっている様で、沿線の風景を見る観光客や撮り鉄の方々が大勢訪れていました。

さて、撮影の方ですが、時期的に朝方6時前や、夕方5時以降では暗いので、動く列車の撮影は諦めました。
そのため、撮影出来る便数が、会津川口駅以北は1日4往復、以南では2往復しか無く、複数日に渡った撮影場所もありました。

よって、今回は日にち順では無く、滝谷駅(福島県)〜大白川駅(新潟県)間までを、下って行く順番で紹介して行きたいと思います。

①滝谷駅
駅舎です。

こちらは、無人駅です。
そして、ホームにある駅名標です。

続いて、駅を出発すると直ぐに橋梁が現れます。
「滝谷川橋梁」です。

意外と深い渓谷ですね。
紅葉は、色付き始めたばかりですね。

②会津桧原駅
駅舎です。

こちらも、無人駅です。
そして、ホームにある駅名標です。

次の「会津西方駅」との間には、有名な「第一只見川橋梁」があります。
それが、これです。

夕方の撮影でした。
もう一枚、

こちらは、翌日朝方の撮影ですが、空模様や風の影響で、思う様な「水鏡」にはならないですね。
今度は、横のアップです。

前の写真から20分程後の撮影でしたが、何とか「水鏡」になりました・・・。(有難う!)

そうそう、ここの冬の風景写真が、国際的に有名な写真コンテストで賞を貰ったそうで、そのためかここが一番の人気スポットになっている様です。
でも、本当はそれ以上に、地元の写真家が「只見線の風景」を発信し続けた業績の方が大きいと思っています。

また、こちらの撮影場所が、「道の駅 尾瀬街道みしま宿」の直ぐ近くにある事も幸いしていると思われます。
「道の駅 尾瀬街道みしま宿」です。

撮影ポイントの案内板です。

一番上のDポイントで撮影しました。
そうそう、こんな急な坂道を登って行くんです。

展望場所や坂道は、良く整備されていて、一般の観光客の方々も登って来て、スマホで撮影していました。

そして、この一番上の展望場所からは、次に説明する「第二只見川橋梁」も撮影する事が出来ます。

③会津西方駅
駅舎です。

こちらも、無人駅です。
そして、ホームにある駅名標です。

隣りの「会津宮下駅」との間には、「第二只見川橋梁」と「大谷川橋梁」があります。
先ずは、②で説明をした一番上の展望場所から撮影した「第二只見川橋梁」です。

アップです。

そして、「会津西方駅」近くの山側に上る道から撮影した写真です。

そうそう、只見川ですが、御覧のとおり「川」と言うよりは、「ダム湖」状態が沢山続いている感じで、深い青の広い水面が続きます。

続いては、「会津宮下駅」の直ぐ近くにある、「宮下アーチ三橋(兄)弟」と呼ばれる場所です。

下から順番に、二男(県道・宮下橋)、長男(JR・大谷川橋梁)、三男(国道・新宮下橋)になっています。
偶然にしても、凄い光景ですね。

そして、駐車スペースや

こんな・・・、

丁寧な説明板まで準備されていました。(観光スポットとして、力を入れているんですね。)

④会津宮下駅
駅舎です。

こちらは、数少ない有人駅です。
そして、ホームにある駅名標です。

隣りの「早戸駅」との間には、「宮下ダム」を過ぎた後に、「第三只見川橋梁」があります。
先ずは、国道の「スノーシェッド」から見下した風景です。

続いては、対岸からの風景です。

対岸の道は、途中で通行止めになっていて、撮影場所までは10分程歩いて行きました。

⑤早戸駅
駅舎です。

こちらは、無人駅です。
そして、ホームにある駅名標です。

駅の近くには、こんな案内板があり、

船着き場の様な場所もありました。

「霧幻峡」の渡し場になっている様ですね。
そして、隣りの「会津水沼駅」との間には、「細越橋梁(めがね橋)」があります。

国道下の川岸から、見上げる様に撮影しました。

⑥会津水沼駅
駅舎です。

こちらも、無人駅です。
そして、ホームにある駅名標です。

隣りの「会津中川駅」との間には、「第四只見川橋梁」があります。

国道スノーシェッド手前の、整備された展望場所から撮影しました。

⑦会津中川駅
駅舎です。

こちらも、無人駅です。
そして、ホームにある駅名標です。

隣りの「会津川口駅」との間には、「大志(おおし)集落」がありますが、「上田ダム」で堰き止められた川が、大きな湖の様になっていて、集落と川の風景が、まるでスイスの湖畔の様にも見える、人気のスポットになっています。
私も大好きになった風景で、今回のトップ画像にもしました。

先ずは、国道脇の「かねやまふれあい広場」からの風景です。

続いては、標高500m付近から見下した俯瞰写真です。(尻吹峠から少し下った場所からです。)

ググッとアップして、列車を入れました。

列車が何処か、分かりますかね・・・。(?)

⑧会津川口駅
駅舎です。

こちらは、有人駅です。
そして、ホームにある駅名標です。

隣りの「本名駅」との間には、「第五只見川橋梁」と「夏井川橋梁」があります。

先ずは、流失・再建の「第五只見川橋梁」です。

橋脚だけが新しい様ですね。

続いては、「夏井川橋梁」です。

田舎の原風景と言った感じで、良いですね・・・。

⑨本名駅
駅舎です。

こちらは、無人駅です。
そして、ホームにある駅名標です。

隣りの「会津越川駅」との間には、「第六只見川橋梁」があります。
こちらも、流失・再建だそうです。

「本名ダム」の目の前を横切って行きます。
川の流れがあって、綺麗な「水鏡」にはなりませんでした。(残念。)

⑩会津越川駅
駅舎です。

こちらも、無人駅です。
そして、ホームにある駅名板です。

隣りの「会津横田駅」までは、大きな橋梁はありませんでした。

⑪会津横田駅
駅舎です。

こちらは、無人駅です。
そして、ホームにある駅名標です。

隣りの「会津大塩駅」との間には、流失・再建された「第七只見川橋梁」があります。

橋脚1本と、橋が真新しいですね。

⑫会津大塩駅
駅舎です。

こちらも、無人駅です。
そして、ホームにある駅名標です。

隣りの「会津塩沢駅」との間には、「塩沢川橋梁」があります。

国道の橋梁と並行しているので、上流側から撮影しました。

⑬会津塩沢駅
駅舎です。

こちらも、無人駅です。
そして、ホームにある駅名標です。

隣りの「会津蒲生駅」との間には、「第八只見川橋梁」があります。

こちらも流失・再建された様ですね。
川の中に、長い橋梁が設置されています。

⑭会津蒲生駅
駅舎です。

こちらも、無人駅です。
そして、ホームにある駅名標です。

隣りの「只見駅」との間には、「蒲生川橋梁」と「叶津川橋梁」があります。

先ずは、「蒲生川橋梁」です。

「会津のマッターホルン」と呼ばれている、「蒲生岳」を入れて見ました。

そうそう、集落の道を歩いていると・・・、

なかなか良いデザインのマンホール蓋ですね。(気に入りました・・・。)

さて、続いては「叶津川橋梁」です。

長い距離の、大きくカーブした橋梁です。
離れて、画面全体に橋梁を入れたので、列車が小さくなってしまいましたね。

⑮只見駅
駅舎です。

こちらは、有人駅です。
そして、ホームにある駅名標です。

ここが、福島県側の最後の駅になります。
新潟県側の隣りの駅は、「大白川駅」となります。
駅間には、「余韻沢橋梁」と「田子倉駅跡」があり、「六十里越トンネル」を抜けた先に、「大白川駅」手前の「破間川橋梁」があります。

先ずは、「余韻沢橋梁」を渡る列車です。

山の上部の紅葉が、かなり進んでいますね。

続いては、「田子倉駅跡」付近を通過する列車です。

昔は、この付近に福島県側最後の駅があったんですね。

そして、「六十里越トンネル」入口と上部の山です。

まるで、「怪物」のお腹に穴が開いている様ですね。
そのお腹に、列車が突入して行きました。

この先は、新潟県です。

続いては、新潟県側最初の駅「大白川駅」手前の「破間川橋梁」です。

「六十里越トンネル」を越えた先の「只見駅」へ向けて、一番列車が走って行きました。

⑯大白川駅
駅舎です。

こちらは、無人駅になっていました。
そして、ホームにある駅名標です。

ここが、新潟県側の最初の駅になります。
先程紹介した、「只見駅」に向かう一番列車が、ホームに止まっていた時の写真です。

これで最後です。

「会津川口駅」から新潟県側の「小出駅」間は、運行数が少ないので、撮影が大変でした。(時間を持て余して・・・。)
しかし、日に日に進む紅葉の風景には癒されました。
自然が溢れる「奥会津」・・・。
雪の無い時期だけ、暮らして見たいものですね。

そうそう、橋梁やダムが沢山ありますので、是非、一度は訪れて見ては如何でしょうか・・・。(?)

錦秋の太平湖、そして小又峡

2022年10月21日 | 登山・トレッキング
10月20日(木)、曇り空の朝になりましたが、以前から計画していた北秋田市の「太平湖」と「小又峡」へ出掛ける事にしました。

(遊覧船出向時のダムサイト方向の風景です。)

朝6時30分頃に出発し、一般道だけを走って8時50分頃に「グリーンハウス」に到着しました。

ここで、「太平湖遊覧船」のチケットを購入します。(帰り際に撮影。)
大人の往復料金は、千五百円でした。

遊覧船は、朝一の9時30分発の便に乗船します。

そうそう、遊覧船の桟橋までは、急な坂道や階段を下りて行かなければなりません。

帰り路が大変そうですね。

途中に案内板がありました。

滝の案内部分をアップです。

結構な数の滝がありますね。
そうそう、「三階滝」より上流は、現在は残念ながら通行止めになっているそうです。

さて、遊覧船が見えて来ました。

桟橋に到着です。

船の名前は「森吉丸」でした。(定員100名だそうです。??)

遊覧船は、少し遠回りをして、湖畔の景色を案内してから「小又峡」へ向かいます。
それでは、船上からの風景です、

雲が多いのですが、時折り青空も顔を出します。
大分色付いていますね。
もう一枚、

今度は、空を多く入れた縦の写真です。

続いては、火山活動で生成された、「柱状節理」の岩肌と紅葉です。

こちらは・・・、

黄色い木が目立っていますね。

森吉ダムのダム湖である「太平湖」は、流れ込む渓谷が多く、その渓谷部分が入り江になっています。

続いて、正面中央奥に「森吉山」が見えて来ました。

その手前のなだらかな山は、「森吉山」の外輪山だそうです。

やがて、遊覧船は「小又峡」の入り江に向かって行きます。

入り江に流れ込む途中の沢です。

奥の紅葉が綺麗ですね。
水没した木が、数本顔を覗かせていました。

入り江の奥に入って来ました。

前方に、橋梁の残骸が見えて来ました。
昔使われた、トロッコ列車の線路跡だそうです。
左側をアップです。

かなり高い橋脚だった様ですね・・・。

さてさて、やっと「小又峡桟橋」が見えて来ました。

少しアップです。

周囲の紅葉も素敵ですね。(少し逆光ギミになっています。)
10時少し前に到着しました。

それでは、桟橋から少し上の場所の紅葉です。

「水鏡」にも写って、素敵ですね。

さて、遊歩道を進んで行きましょう。

そうそう、前方を歩くお客さんは、後で伺ったのですが、「親子&孫」の関係だそうです。
先頭の赤い服がお父さん(お爺ちゃん)で、後ろが娘さん(お母さん)で、1歳の赤ちゃんを背負っています。
お父さんは、数回「小又峡」を訪れていて、娘さんは初めてだそうです。
では、足元に注目です。
そう、「長靴」を履いていますね。
それも、「スパイク付長靴」です。
これは、「大正解」だと思いました・・・。
整備された遊歩道を歩くときは良いのですが、露出した自然の岩の上を歩く時は、苔が付いたり濡れているので、登山靴では滑るんですよ。
他のお客さんにも、同様の「スパイク付長靴」で来られている方がいました。(ベテランは違うなぁ・・・。)

さて、話は戻りますが、「親子&孫」さんでのトレッキングですよ・・・。
羨ましい限りですね。

さてさて、道端でお花が咲いていましたよ。

「アキノキリンソウ」と「リンドウ」でしょうか・・・?

さて、暫くこんな道を進みます。

そして、沢を覘くと・・・、

穴ぼこだらけですね。
この渓谷(沢)は、一枚岩で出来ていて、それを長い年月を掛けて石が削り、「甌穴(おうけつ)」と呼ばれる穴を作ったそうです。

やがて、石碑が現れました。

「秋田県名勝 天然記念物 小又峡」と書かれていました。

先に進むと、今度は小さな滝が現れました。

案内柱が見当たらないので、名称不明です。

続いての滝は・・・、

穴がいっぱいですね。

そう言えば、案内図には「横滝」と「曲滝」の名前がありましたが・・・、見落としたのでしょうか・・・??

さて、少し上流には、沢を渡る「飛び石」が設けられていましたよ。

ここが「千畳敷」でしょうか・・・?
続いて、縦の写真です。

なかなか、素敵な場所ですよね。

続いても名称不明ですが・・・、

「ガマ滝」でしょうか・・・?
縦の写真です。


そして、こんどは小さな滝が沢山現れました。

続いてこちらは・・・、

「三角滝」でしょうか・・・?

今度は、前方に階段の付いた橋が現れました。

近付いた写真です。

流されない様に高くしたんでしょうね。

続いては、沢の真ん中に「おにぎり」の様な岩がありますよ。

「おにぎり」岩を入れて、振り返った写真です。

順光に照らされて、紅葉が鮮やかですね。

続いて、深い流れになりました。

その先には・・・、

「穴滝」が見えて来た様です。
近付いた写真です。

今度は、横からです。

「穴」が開いているんですね。
自然の造形は、不思議ですね。

続いて、少し開けた場所が現れました。

奥の紅葉は、緑が多いですが、赤と黄色も頑張っていますね。

またまた、穴ぼこだらけの場所になりました。


続いて、落差の小さな滝と穴ぼこです。

そしてこちらは、小さな滝が三列に並んでいます。

奥の紅葉も良いですね。

続いては・・・、

「化ノ滝」の様ですね。

そしてこちらは・・・、

「化ノ堰」の様ですね。
深くえぐられた、溝の様な流れです。

続いて、遊歩道を進むと、足元で「リンドウ」の花が咲いていました。

「土」が少ないので、あまり背丈が大きくならない様ですね。

さて、続いては・・・、

「化ノ穴滝」の様です。

そして、こちらが「小又峡縦走路」の分岐場所になっている様です。

この沢脇を登って行く様ですよ。

滑りそうですね。
近くに、こんな看板がありました。

実は、この縦走路を登って、「三階滝」の上にある滝も見たかったのですが、梯子の老朽化や、倒木があって通行止めになっているそうです。

さてさて、今回最後の滝が見えて来ました。

「三階滝」です。
少し手前の流れを入れた写真です。

そして、ググッとアップです。

迫力がありますね。
ここまで歩いて来た甲斐がありましたね。

さて、ベンチで一服して帰りましょう・・・。

帰り路で見つけた、色付き始めたモミジと沢の写真です。

そして、足元を見ると・・・、

落ち葉と、ドングリが一個落ちていました・・・。(秋ですね・・・。)

続いては、水面に浮かぶ落ち葉と、底に堆積した落ち葉達です。

フィルターを使って、水面の反射を抑えて撮りました。

今度は、対岸の斜面です。

雨が降ると、滝になる場所の様です。
黄色の紅葉も良いもんですね。

そして、こちらの斜面も良い感じですね。

目の保養になりますね。

続いては・・・、

何とか、「水鏡」に映っていますね。

そして、モミジの紅葉です。

直ぐ隣り合った木でも、色付き方が違うんですね。

さてさて、枝にぶら下がった「鐘」が現れました。

そう言えば、二箇所にあった様な気がします。(ついつい、鳴らしてしまいます。)

そして、今度はモミジのグラデーションです。

同じ木の枝なのに、色付きが違うなんて、不思議ですよね。

今度は、一枚岩の斜面に、へばり付く様な木々の紅葉です。

頑張って、根を張っているんでしょうね・・・。

さてさて、11時40分頃に桟橋まで戻って来ました。

遊覧船の到着まで、行動食を食べて一服します。

12時前に、遊覧船がやって来ました。

乗客が、7・8人程降りて来ました。

さて、来る時は30分程遊覧船に乗っていましたが、帰りは遊覧無しなので、15分程で到着するそうです。

遊覧船は、紅葉の入り江を進んで行きます。

こちらでは、岬の先の水中から木が立っていますよ。

不思議な光景ですね。

さて、ダムサイトが見えて来ました。

帰りは、少し風が強かったのですが、無事に戻って来れました。(良かった、良かった。)

でも、遊覧船を下りた後が大変です。
そこから、長い急登の坂道を登らなければなりません。(運動不足で、息切れしました・・・。)

そうそう、坂道を登り切った場所に、遊覧船の時刻表がありましたが・・・、

何と、「強風のため運航中止」の張り紙が出ていました。
お迎えを除いて、午後の便は無しと言う事ですね。

朝一の便に乗れて、ラッキーでした・・・。
そして今日は、秘境の紅葉と渓谷のトレッキングを十分堪能出来ました・・・。(満足、満足。)

お久しぶり・・・、郷坂滝。

2022年10月16日 | 風景・散策・旅行・撮り鉄
10月16日(日)、朝から晴れ間が広がっています。
午後からは、雲が多くなるとの予報なので、午前中に出掛ける事にしました。

先ずは、西目屋村の「白神山地ビジターセンター」前からの岩木山です。

手前の木々も紅葉が進んでいますが、岩木山の中腹はかなり赤くなっていますね。
頂上直下は、ハイマツの緑の様ですね。

そうそう、弘前市街から見る岩木山とは、大分形が違いますね。
頂上付近をアップです。

薄雲が掛かり始めました。
ググッとアップです。

ちょっと暗い写真になってしまいましたね・・・。

さてさて、本来の目的地へ向かいましょう・・・。

大秋地区を流れる、「郷坂沢川」の中流部にやって来ました。
藪を掻き分けて、撮影ポイントを探します・・・。

「郷坂滝」です。

ちょっぴりしか見えませんね。
またまた、藪を掻き分け移動です。

藪の中で、グラデーションの効いたモミジを見付けました。

アップです。

真っ赤に染まったモミジも良いですが、自然が作り出したグラデーションが素敵ですね。

さてさて、やっと何とか滝が見える場所を見付けましたよ。

それでは、谷に張り出した木の根元から、慎重に撮影をしましょう・・・。
先ずは、横の写真です。

少し逆光ギミですが、4年ぶりの「郷坂滝」です。
紅葉は、色付き始めと言った所でしょうか・・・?

そうそう、集落からそんなに離れた場所にある訳では無いのですが、この滝は観光スポットにはなっていません。(案内板も無し。)
崩落の危険性のある場所だからでしょうか・・・?
樹木を少し整理して、展望台でも設置したら、なかなかの絶景スポットだと思うのですが・・・。

今度は、縦の写真です。

もう一枚、少しアップした横の写真です。

大秋地区の里山から、緩やかに流れていた「郷坂沢川」が、ここでスッパリと切れ落ちて、落差30mの滝になっています。
滝の上流側には、田んぼがあるのに、ここからは「V字谷」になっています。
不思議な地形ですよね。

続いては・・・、

「赤い実」にピントを合わせ、バックに滝壺を入れて見ました。

そして、今度は落ち口をアップです。

水量は多く無いのですが、なかなか良い滝ですよね・・・。

でも・・・、後数年もしたら、樹木が邪魔をして写真が撮れなくなりそうです。(残念。)

「特急つがる」、秋の津軽平野を駆け抜ける。

2022年10月13日 | 風景・散策・旅行・撮り鉄
10月13日(木)、今日は、南の空に少し薄雲がありますが、それ以外は秋空が大きく広がっています。

そこで、8月の大雨で秋田県内の一部区間で不通となっていた奥羽本線が、10月7日から全線開通となっているので、運休していた「特急つがる」の撮影に出掛ける事にしました。

先ずは、秋田駅に向かう「特急つがる2号」です。

「アップルロード」の跨線橋から撮影しています。
「特急つがる」は、「E751系」と言う形式の車両です。

続いては、青森駅に向かう「特急つがる1号」です。

丁度、雲の中から陽が射しました。
岩木山の紅葉が、大分進んでいるのが分かりますね。

列車は、稲刈りの終わった田んぼを駆け抜けて行きます。

そして、今度は夕方の風景です。

逆光を避けて、西側に移動しました。

「特急つがる6号」秋田行きです。

続いて、普通列車がやって来ました。

夕方の5時少し前ですが、大分薄暗くなって来ました。
陽が沈むのが、早くなりましたね・・・。
秋がどんどん深まっています。

実は、6時頃に通過する「特急つがる5号」と、弘前市街地の夕景を撮ろうと思っていたのですが、これ以上暗くなると、私のカメラではもう無理ですね。(列車がブレるので・・・。)

そろそろ帰りましょうか・・・。

そうそう、話は変わりますが、今年はもう登山を諦めました・・・。
これからは、深まり行く「秋」を楽しむ事にしたいと思います。(?)

八甲田、紅葉が始まる「グダリ沼」

2022年10月09日 | 風景・散策・旅行・撮り鉄
10月9日(日)、3連休の日曜日、午前中は晴れるとの予報だったので、八甲田東部の「グダリ沼」を訪ねて来ました。

先ずは、駐車場からの風景です。

県道40号線の向こうに、富士山の様に姿の美しい「雛岳」(1,240.4m)が見えています。
「雛岳」の後ろには、隠れて見えませんが、八甲田連峰第2位の標高を誇る「髙田大岳」(1,559m)があります。
こちらも、富士山の様な形の山です。

さて、先ずは駐車場脇の案内板をアップです。

左下に、ちょこっと「グダリ沼」と書かれていますね。
「沼」と言う名前が付いていますが、八甲田連峰からの伏流水が湧き出す湧水池になっています。
初夏には「レンゲツツジ」が咲き、夏から秋にかけては「バイカモ」の白い花が咲く、花の名所として知られているそうです。

さて、「グダリ沼」へ向かいましょう。

まるで牧場の様な草原を進みます。

左手側の林の中に「グダリ沼」があります。
散策道路や木道等は整備されておらず、まるで「踏み跡」の様な道を進みます。

そうそう、「踏み跡」の道を外れると「藪道」になります。
おやっ!?赤い実が生っていますね。

可愛い「実」ですが、「タカネバラ」の様で、トゲがあります。
気を付けて歩かないと刺さります。(Gパンをはいて来て良かった・・・。)

そして、水辺の近くも要注意です。
泥んこの道には、足を入れない事です。
草の生えていない所は、ぬかるんでいる事があります。
今回、膝下くらいの長靴を履いて来ましたが、あと10cmくらいで泥まみれになる所でした・・・。

さてさて、湧水場所付近です。

土手の近くから湧き出している様で、川の様に流れ出ています。
土手付近を、少しアップです。

苔むした石が素敵ですね。
そして、こちらでは・・・、

倒木の向こうから湧き出して、流れ出ています。

今度は、水中です。

透き通った水の中で、水草(バイカモ)が揺れています。
癒やされる光景ですね・・・。

そして、下流方向です。

やっと、木々が色づき始めた所ですね。

さて、もう少し下流に移動しましょう。

少し、逆光ですが・・・、

苔むした石と、色づき始めた木々の色が素敵ですね。

そして、水辺には・・・、

天然の「セリ」の様ですね。
新鮮で、美味しそうですよ。

続いて、もう少し下流に来ました。

水面に揺れる「水草」が、何とも言えませんね・・・。
少しアップです。

そして、少し角度を変えて、

手前側を写して見ました・・・。

またまた、少し下流へ移動です。

木陰から、「八甲田大岳」が見えました。

頂上付近の岩肌が見えますね。

さてさて、そろそろ帰りましょうか・・・。

名残の1枚です。

そして、パノラマ写真を続けます。
山側からです。

下流方向です。

そうそう、「アザミ」の花があちらこちらで咲いていましたよ。

大分寒くなったのに、元気な花ですね。

さてさて、帰り路で立ち寄った場所の写真を紹介します。

先ずは、「睡蓮沼」です。

正面の「高田大岳」は、雲の中でした。
そして、こちらは・・・、

左から、「石倉岳」「硫黄岳」の様です。

続いては、「地獄沼」の風景です。

そして、少し下がって「八甲田大岳」です。

山肌に、少し雪が見えますね。
実は、10月6日に「岩木山」と「八甲田連峰」の「初冠雪」が観測されたそうです。
もう、山は冬モードに突入したんですね。
それでも、人気のある山なので・・・、酸ヶ湯温泉や登山口駐車場は満車で、路上駐車の車両も沢山いました。

そうそう、この周辺の「紅葉」は、今週後半辺りから見頃になりそうですね。

続いては・・・、

「城ヶ倉大橋」付近からの岩木山です。
そして、橋の周辺は・・・、

奥の山は色付いていますが、手前の山はまだまだ緑が多いですね。

「毛無岱」等、山頂近くの紅葉は見頃でしょうが、中腹から山麓にかけては、まだまだこれから楽しめそうですね。