じぃじ・スナフキンの気まま日記

スナフキン大好き「じぃじ」が、自然とのふれあいや地域の情報を、気ままに綴ります。

錦秋の、十和田湖畔西岸を巡る。

2021年10月29日 | 風景・散策・旅行・撮り鉄
10月28日(木)~29日(金)、前回(9月中旬)撮影出来なかった、十和田湖の朝日と紅葉の風景を撮影しに出掛ける事にしました。

28日の夕方、前回訪れた「大川岱」にやって来ました。

桟橋からの風景です。
今回はこんな感じで、「月」の写真も期待出来そうな夕暮れです。

しかし・・・、夕方6時を過ぎた辺りから、雨です・・・。
強くなったり、弱くなったりと・・・、不安な気持ちを弄んでいるかの様な降り方です。

月の出予定時刻の10時を過ぎると、ピタリと止みました。
雲の切れ間から、星も見えています。
でも・・・、また降り出すのではないかと心配で、暫く様子を見ます。

10時30分過ぎに、撮影場所の桟橋に向かいます。
しかし、残念ながら月は雲の中です。
寒いし、何時雨が降り出すか分かりませんが、ジーッと我慢です・・・。

11時過ぎ、やっと月が顔を出してくれました。

そうそう、湖面に月明かりが差す写真が撮りたかったのです。
もう一枚。

厚い雲の上に出て、薄い雲を照らしています。
岸辺の灯りは、「子ノ口」の様です。
これ以上は、天候の回復が期待出来そうも無いので、車に戻ります。

車に戻り、寝袋に入った途端に、土砂降りの雨が降り出しました・・・。
ラッキーで良かったのですが・・・、明日の朝は大丈夫かな・・・。
どうも、最近の天気予報が当てになりませんので・・・。

29日の朝です。(快晴の予報でしたが・・・。)

日の出予定時刻ですが、太陽は雲の中でしょうか・・・。(?)
そう言えば・・・、真ん中の雲が・・・、何となく「ネズミ」に似ていませんか?

さてさて、10分程過ぎてから陽が昇り始めました・・・。

少しアップです。

今度は、雲の切れ間に顔を出しそうです。

少し引いた写真です。

そして、雲の上に顔を出しました・・・。

なかなか良い色ですね。
雲が多かったものの、何とか朝日の写真が撮れました・・・。

さてさて、朝食を摂ってから、少し寒いので横になりました・・・。
寝袋の中は、何か気持ちが良いですね・・・。(前世は、有袋類だったのかな?)

陽射しが出て来たので、8時30分過ぎに、桟橋にやって来ました・・・。

左側の島の様に見えるのが、「御倉半島」です。
そして、その右側が「中山半島」です。

続いて、桟橋から湖畔南西方向です。

鮮やかな紅葉です。
奥の山は、「鉛山」でしょうか・・・?

そして、北西方向です。

こちらは、少し葉っぱが散った様ですね。
そして、右手奥の小高い山は、「御鼻部山」の様ですね。

続いて、湖畔の小径です。

「枯葉の絨毯」になっていますね。

駐車場に戻る途中の風景です。

ベンチに寝転がって見たい様な気がしましたが、寒いので止めておきましょう。

そして、広場からの光景です。

広々としていて、気持ち良いですね。
後ろの山をアップです。

紅葉が大分進んでいる様ですね。

続いて、広場脇の紅葉です。

天気が良くなったので、クッキリと見えて綺麗ですね。
近くに行って、アップです。

赤いモミジが鮮やかですね。

さてさて、そろそろ帰りましょうか・・・。
そうそう、帰り道では「滝」を見て行きましょう。

案内図です。

(国土地理院地図を加工利用)

先ずは、滝ノ沢にある「滝-1」です。
道路からは、こんな感じで見えます。

少しアップです。

か細い滝ですが、段瀑になっています。
近付いて見ましょう。

滝の途中に、倒木が引っ掛かっていますね。
小粒ながら、なかなか雰囲気のある滝ですよね。

続いて、「滝-2」です。
沢の名前も、滝の名前も分かりません。
道路からは・・・、

こんな感じで、少しだけ見える場所があります。
滝への下り口を探しますが・・・、道路脇の斜面は以外と急です。

「覆道」(シェッド)手前の道路右手側から、藪漕ぎをして下る事にしました。


何とか下りられました・・・。

滝の前に倒木が有りますね。
近付いて・・・、

おやっ、下にも倒木がありましたね。
少しアップです。

こちらも小さい滝ですが、以外と迫力がありますよね。
これで、前回のリベンジが出来てスッキリしました・・・。(?)

さてさて、まだまだ名残惜しいので、二箇所の展望台にも立ち寄りましょう。

先ずは、「滝ノ沢展望台」にやって来ました。

こんな感じです。

正面の木々が落葉したので、何とか湖が見えますね。
アップです。

「御倉半島」が見えましたね。

続いては、「御鼻部山展望台」にやって来ました。

全景です。

「御倉半島」と「中山半島」が見えます。

「御倉半島」をアップです。

太陽が雲の中なので、クッキリと見えませんね。

続いて、「中山半島」をアップです。

まるで、「鰐」の頭の様に見えませんか?
陽が当たっている湖面は、キラキラと輝いていて、素敵な光景ですね・・・。

さて、今度は折り返し、途中の展望スポットから見た津軽方向の風景です。

大きな山は「毛無森」、三角の山は「藤沢森」だそうです。
中央部、山の麓の明るい場所は、開拓地の「善光寺平」だそうです。
天気が良ければ、左側に「岩木山」が見えるそうですが・・・。(残念。)
そして、大きく広がる森は「津根川森国有林」の天然ブナ林だそうです。
少しアップです。

見事な紅葉ですね。

さてさて、帰り路の山々も、素晴らしい紅葉で、「わき見運転」しまくりです。(ゴメンなさいっ!)

途中、台形の山と紅葉が綺麗に見えたので、「道の駅 虹の湖」に立ち寄りました。

台形の山と紅葉です。

青空に映える、真っ赤なモミジです。

グラデーションが素敵なモミジです。

もう一枚。

「錦の秋」真っ盛りですね。

今回は、秋の風景をタップリと堪能出来ました・・・。

錦秋の「くろくまの滝」、三つの滝を巡って来たよっ。

2021年10月25日 | 登山・トレッキング
10月25日(月)、晴れの天気予報に誘われて、「日本の滝100選」に選ばれている、鰺ヶ沢町の「くろくまの滝」に出掛けて来ました。
「くろくまの滝」は二年振りですが、前回は紅葉には早く、その上、第一の滝を見ただけで、第二と第三の滝は途中でリタイヤしているので、今回はそのリベンジも兼ねての再訪です。

自宅を6時30分頃出発し、「くろくまの滝」駐車場には8時5分頃到着しました。

中央の案内板をアップです。

地図をアップです。

今回は、第一の滝から第二の滝へ行き、帰りに第三の滝を見て、同じ道を戻るルートで行きます。

遊歩道入口です。

「治山工事中」の看板が立っていました。

遊歩道は、最初は広く、緩やかに登って行きます。

今朝ほど、雨が降った様で、道が濡れていますね。
右手側に、「滝ノ沢」の流れを見ながら歩いて行きます。

「滝ノ沢」の流れです。

若干水量が多い様ですが、流れは澄んでいます。
そうそう、この辺りは紅葉がまだまだの様ですね。

やがて、沢に架かる橋を渡ります。

沢の音の中を、爽やかな空気を味わいながら、ゆっくりと歩きます。

沢が分岐しました。
左手側の沢です。

こちらの沢には、第一と第二の滝が有ります。
おやっ、沢沿いに作業用の道が作られていますね。

そして、こちらが右手側の沢で、上流に第三の滝が有ります。

続いて、少し先に見える橋を渡ります。
広い道はこの橋までで、橋を渡るとやや傾斜のある登山道の様になります。


遊歩道入口から12分程で、「くろくまの滝」第一の滝までやって来ました。

沢には、重機が置かれていましたよ。
護岸工事でも行うのでしょうか・・・?

そうそう、前回同様、ここで通行止めになっていて、滝の近くまでは行けません。
それでは、通行止めの看板前からです。

滝の上部の紅葉が綺麗ですね。
しかし、手前の枝がチョット邪魔ですね。

ギリギリ横に寄って・・・。

そうそう、この滝は「滝の姿が観音菩薩が合掌しているように見える」ことから、古くから信仰の対象となっているそうですが・・・。(私には・・・??)

この滝は、落差85mもあるそうです。
おやおやっ。
滝の中央部に、薄っすらと虹が架かっていますよ。

今度は、青空を少し入れて見ます。

紅葉が映えて、素敵ですね。

それでは、滝の上部をアップです。

滝の中央部です。

虹が見えますか・・・?
そして、下部です。

水に濡れても良い様に、今回は「長靴」で来たのですが・・・、近くに行けなくて残念ですね。

さてさて、今度は第二の滝へ向いましょう・・・。

その前に、近くにある祠にお参りして行きましょう。

「五色瀧奥宮」の看板が飾られていました。

さて、遊歩道を歩き始めると、道端に「第二の滝」まで650mの案内板が落ちていました。

ここから、尾根を登って行きます。

道は急登です。

これが「遊歩道」とは・・・。
階段の木は、腐って朽ちていて、その上、階段は土で埋もれています。
これは、階段では無く急坂です。

今度は、大きな倒木が道を塞いでいました。

右側をくぐり抜けて行きます。

更に急登が続きます。

ウォーキングや運動を怠けている身には、かなり堪えます。
息切れして来ました・・・。

「奥宮」から20分程で、第三の滝の分岐に到着しました。

木立の向こうに、薄っすらと第三の滝が見えますね。
ブナの木の根元に腰を掛け、ここで小休憩です。

さてさて、第二の滝に向けて出発しましょう。
前途は・・・、こんな感じの急登です。


やがて、急登を過ぎると、今度は大きく下って行きます。


そして、ここでも大木の倒木です。

下をくぐり抜けると・・・、今度は道が分かりません。
道は、枯葉だらけで、遊歩道なのか「獣道」なのか分かりません。
ピンク色のテープも少なく、不安ですが下るしかありません。

やがて、滝の音と沢が見えて来ました・・・。

ここは、滝の近くまで行けそうですよ。

小休憩の分岐から、15分程で第二の滝が見えて来ました。

水量が多い様ですね。
もう少し下りて、滝に近付きましょう。

沢近くまで下りて来ると、こんな案内板が・・・。

何で、こんな所にあるのでしょう・・・?

さてさて、第二の滝はこんな感じです。

まるで、紅葉の森をかき分けて流れ落ちている様です。
落差30mだそうです。
少しアップです。

滝の上部です。

滝の下部です。

もう一枚、青空を入れた滝の上部です。

この場所に、ずっと居たい気分になりますね・・・。

さてさて、上り返して第三の滝に向いましょう・・・。

第二の滝から、15分程で第三の滝の分岐まで戻って来ました。

また、この木の根元で小休憩です。

さて、第三の滝へ向けて、急な階段を下って行きましょう。

こちらの階段は、コンクリート製の様で、腐って朽ちてはいません。
良く見えて、安心感もあります。

しかし、やがて階段が見えなくなってしまいました。
その上、どこが進むべき道なのか分かりません。

止む無く、藪漕ぎをして下ります。

本当は、沢まで下りたかったのですが、安全に下りられるか分からない事から、無理をせず、10m程上の足元の良い場所で撮影する事にしました。
ここまで、分岐から10分程掛かりました。

それでは、第三の滝です。

落差20mだそうですが、もっと有りそうな気がします。
どことなく、第一の滝に雰囲気が似ていますよね。

それでは、下の沢を入れた写真です。

上部の写真です。

下部の写真です。

薄っすらと、虹が架かっていますね。

それでは、帰りましょうか・・・。

こちらは、分岐へ戻る途中での光景です。

清々しいですよね。
私は、秋の滝が大好きです。
今回は、紅葉が見頃で、水量の多い滝を堪能出来ました。(満足、満足。)

9時40分頃、分岐に戻って来ました。

ここで、急な下りに備えて小休憩です。

さて、下山しましょう。

しかし、急坂ですよね。
そうそう、長靴は靴底が軟らか過ぎて、踏ん張りが効きませんね。
やはり、登山靴の方が良かったなと、反省しながら・・・ゆっくりと下ります。

「奥宮」付近まで下りて来ました・・・。

近くで、工事作業員の声が聞こえました。

10時10分過ぎ、無事、遊歩道入口に帰って来ました。

しかし、今日はお天気が良いのに、誰とも会いませんでしたよ。
少し、時間が早かったからでしょうかね・・・。(?)

そうそう、「くろくまの滝」の紅葉は、もうちょっと楽しめそうですね。

秋の夜を彩る、「黒石ねぷた こみせの陣」

2021年10月19日 | 祭り・イベント・行事
10月18日(月)、雨が降ったり止んだり、そして気温の低い日が続いていたので、ついに岩木山や八甲田では昨日「初冠雪」となりました。

季節はもう、秋から冬に向かって動き出した様です。

さて、黒石市の「こみせ通り」では、「黒石ねぷた こみせの陣」と言うイベントが開催されています。

このイベントは、津軽の「ねぷた絵師」三十人の作品が、こみせ通りに集結すると言うものです。
夏の「ねぷた祭」が中止となったので、力作を期待して出掛けて見ました。

先ずは、こみせ通り西側を、北上して行きます。
こんな感じで、絵が飾られています。

それでは、1枚づつ紹介して行きましょう。

①加藤清正虎退治
  絵師:藤田 亮太(黒石市)


②水滸伝 武松虎退治之図
  絵師:樋口 英之(平川市)


③獅子踊の図
  絵師:華祥(黒石市)


④素戔嗚尊 大蛇退治
  絵師:横山 真優(黒石市)


⑤獅子舞
  絵師:慶秋(黒石市)


⑥羽衣天女
  絵師:中村 拓矢(黒石市)


⑦鯉の滝登り
  絵師:澄高(田舎館村)


⑧老黄忠
  絵師:須藤 秀平(黒石市)


⑨祝融
  絵師:山口榮山(黒石市)


⑩独眼竜政宗
  絵師:齊藤 善久(黒石市)


⑪義経千本桜 忠信
  絵師:石原 健太(黒石市)


⑫善如龍王
  絵師:木立 清明(黒石市)


⑬大三島鶴姫伝説
  絵師:成田 飛翔(黒石市)


⑭三国志 馬超孟起
  絵師:西澤 守(弘前市)


今度は、こみせ通り東側を、南下します。
こんな感じです。

同じく、一枚づつ紹介して行きます。

⑮見返り美人
  絵師:今井 秋行(黒石市)


⑯関羽 雲長
  絵師:須藤 内光(黒石市)


⑰武松奮戦の図
  絵師:鈴木 魁斗(藤崎町)


⑱憂い
  絵師:川端 彩子(黒石市)


⑲弓腰姫 孫 尚香
  絵師:寺口 将太(黒石市)


⑳張嶷
  絵師:福士 睦朗(黒石市)


㉑福女
  絵師:妙光(黒石市)


㉒一丈青
  絵師:佐藤 祐亮(黒石市)


㉓曽我 五郎
  絵師:暉夢(青森市)


㉔幽霊
  絵師:松岡 泰仙(大鰐町)


㉕鍾馗
  絵師:渡辺 資秋(平川市)

疫病神を追いはらう、魔よけの神様です。

㉖一丈青 奮戦の図
  絵師:五十嵐 譲(平川市)


㉗盧俊義
  絵師:鈴木 堂藍(弘前市)


㉘甘寧
  絵師:村岡 盛應(弘前市)


㉙一条戻橋
  絵師:徳差 盛堂(弘前市)


㉚孔雀明王 災厄を祓う
  絵師:山谷 寿華(弘前市)

この絵は、「ねぷた絵」と言うよりは、「仏画」と言っても過言では無いくらいですよね。
孔雀は、猛毒の蛇を食べ、その害から人間を守ると言う事から、「孔雀明王菩薩」が信仰を集めた様です。
「孔雀明王菩薩」は、一切諸毒を除去する能力を持つ功徳から、息災や祈雨などの本尊として祀られているそうです。
「鍾馗」様とともに、「コロナ」の災いから人々を救って頂ければ良いのですが・・・。

最後に、もう一度「孔雀明王菩薩」をアップです。

素敵な「ねぷた絵」が沢山あって、楽しませて頂きました・・・。

なお、このイベントは、11月7日(日)までで、夕方6時から11時まで点灯しているそうです。

「月面X」、今宵の月は特別?

2021年10月13日 | 風景・散策・旅行・撮り鉄
10月13日(水)、ネットの記事で、今夜は「月面X」なるものが見られるとの事でしたので、近くの公園に撮影に出掛けて見ました。

撮影とは言っても、私の安い「コンデジ」で、写るかどうかの「お楽しみ」と言った感じです。

先ずは、今宵の月です。

半月です。(20時22分撮影)

画像をトリミングして、拡大しました。

クレーターもはっきり写っていて、なかなかですよね。

それでは、もう少しトリミングして見ましょう・・・。

中央部の、陰影の境目付近に「X」らしきものが見えますよね。

更にトリミングして見ました。

中央部のクレーターの上に見えますよね。

「白〇印」の所です。

太陽の光の、当たる角度によって見える現象だそうです。
そして、観測できるのは1時間程度だそうですよ。
そうそう、今年は、全部で6回見られるそうですが、次回の12月11日が最後だそうです。

でもまぁ、多分、肉眼では見えませんから、あまり興味が湧かないですよね。

さてさて、「〇〇と秋の空」の例え通り、天気予報がコロコロ変わるので、なかなか予定どおりに出掛けられません。
何とか、秋晴れの空が続いて欲しいものですね・・・。

「乳頭山(烏帽子岳)」、秋色に染まる高層湿原を行く。

2021年10月12日 | 登山・トレッキング
10月10日(日)、今日は、日本三百名山の「乳頭山(烏帽子岳)」を目指します。
山名は、秋田では「乳頭山」で、岩手では「烏帽子岳」と呼ばれているそうです。

さて、今朝は昨日とは違って、少し雲の多い空模様ですが、大きくは崩れない予報になっています。

そうそう、田沢湖温泉郷から「乳頭山」への登山コースは、3コース有りますが、今回は「孫六コース」で往復する事にしました。
先ずは、「孫六温泉」の駐車場からの風景です。

砂防堰堤の上流や、山肌からも湯気が立ち昇っています。
この沢沿いには、「黒湯温泉」「孫六温泉」「蟹場温泉」「大釜温泉」と言った、古くからの温泉宿が点在しています。

午前6時、「孫六温泉」への橋を渡ります。

なかなか、風情のある佇まいですよね。

「孫六温泉」の敷地を通り抜けると、登山口の標柱が現れました。

最初は緩やかな登りですが、前段の小ピークへ、約130mの標高差を一気に登る行程があります。

やや急登の長い階段が、何度も連続します。

最近、体力維持のウォーキングをサボっていたせいか、昨日の疲れが未だ残っています。
少しキツイですが・・・、気力で登ります。

6時30分頃に、950mの小ピークに到着です。

ベンチがありましたので、少し休憩です。

そうそう、今日は朝から気温が高目の様で、既に汗ばんでいます。
そこで、重ね着のシャツを一枚脱ぎました。

さて、出発です。

ここからは少し下って、奥に見える山に登り返す事になります。

やがて、階段が現れました。

そんなに急登ではありませんが、足に堪えます。

展望の無い、長い樹林帯歩きが続きます。

その上、登山道はかなり荒れています。

写真を撮る余裕が無いほど、V字に掘られた道が繰り返し現れます。
土が剥き出しなので、足場が悪く滑ります。
笹や木を掴んで登ったり、掘られた道を避けて笹薮沿いに登ったりと、悪戦苦闘が続きます。

やがて、広葉樹の森から針葉樹が疎らに立つ風景に変わりました。

田代平に近付いた様です。

8時頃、田代平に出て来ました。

緩やかな木道を進みます。

やっと、乳頭山の山容が見えて来ました。

そして、その右手側には、山頂部が雲に覆われた「秋田駒ヶ岳」です。

更に右側には、「田沢湖」が見えています。

お天気が良ければ、絶景だと思うのですが・・・。(残念。)

続いては、「乳頭山」と燃える様な「草紅葉」です。

こちらも、青空だったら、もっと素敵だったと思うのですが・・・。(またしても残念。)

さて、8時5分頃、「田代平分岐」に到着です。

標柱には、山頂まで2kmと書かれています。

休まず、先に進みます。

木道脇で、「チングルマ」の紅葉と綿毛を発見しました。

お花の季節も良さそうですね・・・。

そうそう、木道はこんな感じで・・・、

破損個所が沢山ありました。
こんな光景を見ると、やるせない気持ちになります。
基金を募る等、修理の手立ては無いものでしょうか・・・。

さて、8時10分頃、避難小屋の「田代平山荘」が見えて来ました。

直ぐ傍にある池に向います。

池の向こうに「乳頭山」が見えています。

晴れていたら、水面に綺麗に写ってくれたでしょうか・・・。(?)

続いて、向こう岸側から・・・、

池に映る「田代平山荘」です。
こんな風景が、大好きです。

山荘をアップです。

さてさて、山荘内部の見学は後回しにして、先を急ぎましょう。

少し進み、後ろを振り返ると・・・、

なかなかの絶景ですよね。
山荘の向こうの、台地状の山は「大白森」でしょうか・・・。(?)
そして、奥にそびえる山頂の見えない山は、「岩手山」でしょうか・・・。
晴れていたらなぁ・・・。(今日は、残念の連発日ですね。)

さて、山頂が大分近付いて来ましたよ・・・。

もう少しですね。

8時50分頃、「一本松コース」との分岐に到着しました。


ここから、山頂を目指して登って行きます。

石ゴロの道が続きます。

山頂直下の広場に着きました。

風が強くなって来ました。

9時頃、山頂に到着です。

標柱と方角盤が傾いていますよ。

先ずは、頂上の標柱です。

そして、こちらには「剣」と山名板が有りましたよ。

そうそう、頂上からの展望は、ガスって来て生憎の状態になりました。
先ずは、北西方向です。

そして、北東方向です。

続いて、南東方向です。

最後は、南西方向です。

360度の展望が、何とも残念ですね・・・。

さてさて、風が強いので、頂上直下の広場まで下りて来ました。

ベンチで一休みです。

上着は、Tシャツ一枚の状態なのですが、風が強い割には寒くなりません。
曇り空ですが、意外と気温が高い様ですね。

さて、9時15分頃、下山開始です。

やがて、「田代平山荘」が見えて来ました。

山荘に立ち寄り、中を覗きます。
玄関の右側にトイレがありました。

使用中だったので、中は省略です。
そして、部屋はこんな感じで・・・、

二階建ての造りになっていましたよ。
中では、後続の登山者が休憩中でした。(大変失礼致しました・・・。)

さて、山荘を後にし、10時頃「田代平分岐」にやって来ました。


分岐を曲がると、正面に「秋田駒ヶ岳」と「田沢湖」が見えて来ました。

木道が、まるで「田沢湖」まで続いているかの様に見えますね。

さてさて、この後は深く掘れた滑る道が待ち構えています。
慎重に、慎重に下りて行きましょう・・・。

そうそう、途中で擦れ違った登山者達も、悪戦苦闘の様でした。
皆さん、こんなに荒れた道だとは思っていなかった様ですね。

途中で休憩していた際に、下山して来た方の情報では、「一本松コース」の方が、道は良かったそうですよ。(ネットでの情報では、逆だったのですが・・・。)

さて、11時10分頃、950mの小ピークに到着しました。

ベンチで最後の休憩です。

11時35分、登山口まで下りて来ました。

登山口の直ぐ脇にある水場で、タオルを濡らし、顔を拭きます・・・。
ふーっ!、生き還った様な心地です。

さて、「孫六温泉」の敷地を通り抜けて行きます。

橋が見えて来ました。

続いて、川底や石を見ると・・・、

赤く変色していますね。
温泉成分の濃い水が流れている様です。

続いて、橋の上からの風景です。

砂防堰堤から落ちる水が、まるで「滝」の様で、背景の紅葉と相まって素敵な風景になっていますね。

11時40分過ぎ、駐車場に帰って来ました。

久々の、二日連続登山でクタクタです。
でも、お天気が崩れず良かったなぁ・・・。(満足、満足。)

さてさて、下山後の温泉は、「アルパこまくさ」にしました。

アップです。

お天気のせいでしょうか?
日曜日なのに、登山者用駐車場は、大分余裕が有りましたよ。
土曜日の方が、混み合うのかなぁ・・・。(?)

さてさて、帰り路は長い山越えの道が続きます。
安全運転で帰りましょう・・・。