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ナルキッソス 花の文化園

2012-01-13 | 街角の話し
ある日ナルキッソスが水面を見ると、中に美しい少年がいた。もちろんそれはナルキッソス本人だった。ナルキッソスはひと目で恋に落ちた。そしてそのまま水の中の美少年から離れることができなくなり、やせ細って死んだ。
ナルキッソスが死んだあとそこには水仙の花が咲いていた。この伝承から、スイセンのことを欧米ではナルシスと呼ぶ。
そのスイセンの原種と言われるナルキッソスが、花の文化園の野草園に咲いている。残念ながら野草園の方は枯れかけていたが、温室では見事に咲いていた。
ナルキサス・ロミエウキシイ・アルビトゥス・フォリオスス
Narcissus romieuxii subsp.albidus var. foliosus
園芸種と比べるととても小さく華やかさは劣りますが、少し屈んでみると魅力的です。

カラヴァッジョ 光と影の巨匠-バロック絵画の先駆者達と言う展覧会-岡崎市美術博物館 (2001.12.22~2002.2.24)で-ナルキッソスという作品を見たのを鮮明に思い出します。




HPはここ


こちらがこの時期どこでも良く見かけるスイセン、園内では香りの丘にありました

ニホンズイセンと同じ仲間ですが"ガリル"白一色の小ぶりな花が咲きます。
園内では、球根園にありました。


マユミ
源氏物語に登場する花は、ほとんどあると言われる城南宮 神苑を訪れた時に実が割れる前を見たことがあります。もう見事に割れています。
昔、この木で弓を作ったので「真弓」と名付けられたそうです。
マユミは漢字では「檀」とも書く。
HPはここ

冬咲きクレマチがあると書いてあったのでクレマチス園で聞いてみた。

担当の係りの人が作業の手を止めて現場に案内してくれた。恐縮です。







どうやら何種類かあるようだ。丁寧に説明して頂いたのに申し訳ありません。



ブシュカン 仏手柑
2005年に初めて出会ったときに感動してブログにしました。

まるで仏様の手 仏手柑
懐かしいですね。写真では分かり辛いですが、葉は、まさに蜜柑でした。



バンダ
洋ランとしては珍しく青い花を咲かせるので「ヒスイラン」と呼ばれている。
樹に根を張る着生ラン。


カネノナルキ(金のなる木、学名:Crassula ovata)の花が咲いていました。

樹は良く見かけますが花が咲いているのは珍しいですね。


リュウゼツラン

リュウゼツラン(竜舌蘭、Agave)は、リュウゼツラン科リュウゼツラン属の単子葉植物の総称。開花時期が迫っているようです。

一生に一度しか咲かない リュウゼツラン
100年に一度、40年に一度咲くだけと言われています。2008年に同じ町内で咲いている機会があり、感動したものです。
まもなく花の文化園で咲きそうです。
アップの写真です。


【訂正】
その後往訪した時に係りの人が教えてくれました。
これは去年の分です。今年の分は夏に咲くはずです。

もうすぐ春?


寒い冬空です。
コブシの木の合間の青い空
寒い冬空の向こうには、きっと春が来る。
花の文化園は、いつも楽しませてくれます。

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