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ベトナム近代絵画展

2006-05-21 | ア-トな話し
2006.4.15~5.28まで、和歌山県立近代美術館。
1975年にベトナム戦争が終わって30年。日本初と言えるベトナムの近代絵画展。日本の4都市に巡回(東京.高知.和歌山.福岡)している。
写真は会場入り口。

初めて見るベトナム絵画なので良く分からないが、西洋絵画とは方向が明らかに違う。中国.インドという文化の影響を大きく受けている。
線の流れは滑らかでないが力強さが感じられる。
絹絵.漆絵と素材もユニーク。
「ホーおじさん」も素材として度々登場する。
ベトナム人が敬愛する指導者ホー.チミンのこと。
もっともベトナムらしいところと言える。

一番良かったのは、ポスターにもなっているこの作品。
「リエン嬢」フィン.ヴァン.ガムの作品
ベトナム近代絵画の代表作とのこと。



美しい顔立ち、大きな瞳、手にあごを載せて考え込むポーズは決まっている。
モデルは実在の女性とのこと。
1962年制作だから...ベトナムに行っても会うのは難しい?
漆絵なので、見る角度を少し変えると雰囲気が微妙に変わる。
ベトナムのモナリザと呼ばれる日が来るかも。
ベトナム国立美術館所蔵。その内、門外不出になったりして..。
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