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細見美術館開館10周年記念展 日本の美と出会う

2009-03-02 | ア-トな話し
2009年2月25日(水)~3月9日(月)大阪・なんば島屋グランドホール

京都にある細見美術館が開館10周年ということで記念展を開催する。
2007.11に「琳派展X「神坂雪佳-京琳派ルネサンス-」を見に行った

百貨店で行われる展覧会にしては、内容も充実し、満足出来る。
展覧会用のカタログもちゃんと作ってある。

このあとの巡回予定
2009年3月11日(水)~3月23日(月)京都島屋グランドホール<7階>
2009年6月3日(水)~6月15日(月)日本橋島屋
2009年12月28日(月)~2010年1月11日(月・祝)ジェイアール名古屋タカシマヤ

一番人だかりが多かったのが、最初の写真の作品。

伊藤若冲 「糸瓜群虫図」

物知りのオバサンが、この絵の中には「11匹の虫が描かれているのよ 分かるかしら」と言ったものだから大変です。
私も探しました。
8匹までは、すぐに分かります。
それからは、見つけるのは大変です。

大多数の人は、ウソだろうと思って、その場を立ち去ります(笑)

11匹いますので、会場で是非探してみてくださいね。

伊藤若冲は他に「群鶏図」「海老図」等々、楽しませてくれます。
若冲ファンとしては、とにかく、うれしいですね。
今回の展覧会は


1.琳派の花づくし

宗達・光琳から雪佳までを網羅する琳派コレクション

2.若冲・北斎と江戸絵画の世界

若冲の逸品に、同時代に活躍した応挙や大雅といった京都画壇の優品の数々

3.数寄の美とかざり

細見美術館の基礎を築いた細見古香庵が茶席などで披露した
遊び心あふれる美術品に、「かざり」の美も併せて展示。
根来塗りがあったりして、びっくりします。
志野茶碗 銘「弁慶」
名前は図柄から来てるのですが、志野焼の、さわやかな良さが伝わります。

鈴木基一の「糸瓜に朝顔図」と
タイトルの、伊藤若冲 「糸瓜群虫図」と比べて見るのも面白い。
鈴木基一の「平面性」にも、驚きますよ。

神坂雪佳の「金魚玉図」にも出会えます。



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コメント
 
 
 
感動 (周子)
2009-03-24 14:14:35
初めまして。
兵庫県に住んでおります。
仕事持ちの主婦です。
今は、仕事場からです(^^;

先日、京都高島屋にてこの展覧会を見てきました。
それで、感動を受け、ネットで色々調べましたら、ここに辿りつきました。
詳しい説明で易しく書かれてあり、初心者の私にとって、大変参考になりました。
その後、時々覗いてます。
文章を読んでましたら、女性の方かな?と思ってました≦(._.)≧失礼しました。
千家十職も気になりましたので、時間を見つけて行こうと思います。ありがとうございました。
 
 
 
周子さんありがとうございます (kazu_san)
2009-03-24 20:59:04
初めまして。こうして感想を頂けるのが、何よりです。お役に立てば幸いですね。
千家十職は京都でもアチコチやってるようです。
また感想聞かせてください。
 
 
 
Unknown (イタリア)
2009-05-03 19:42:14
百貨店でもこんなにすごい展示があるのですね。
近くにきたら、是非、鑑賞したいです。
 
 
 
そうですよすごかった (kazu_san)
2009-05-03 21:24:13
百貨店の展覧会にしては、期待以上です。
イタリアさんの近くでは
名古屋タカシマヤは年末になりますが、お楽しみに。
 
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