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第40回日展 大阪

2009-03-03 | ア-トな話し
大阪市立美術館 2/21~3/22

昨年、初めて日展を見に行って感動を受けた(ここ)ので、今年も行って来た。

日展のいいところは、自分が審査委員長になったつもりで、感動した作品を選べることですね。選んだ作品は、絵葉書を買うことにしてます。
特選と合致したら納得、合致しないのも、又楽しい。

今回の私が選んだ作品です。




「二人」西田陽二

全体的にさわやかな印象を受ける作品。
タイトル通り、確かに二人だ。服を着た人と、裸の人。
よう~く見ると、良く似ている。
もしモデルが同じ人だったら、すごいなと勝手に思ってしまう。
女性の二面性を表現しょうとしているのだったら(勝手に思ってるだけです  )
すごいな。



「ゆらめき」李 暁剛 (リ シャオガン)

昨年は「アトリエ」で特選。私も選びました。
今回は無鑑査出展です。
今回もやってくれました。特別な雰囲気があるのですね、感動的な絵です。

ちなみに、前年の作品です。

大きな画像は、前年のブログをご覧ください。




「運河の家」前原喜好 特選

明るい色調で淡い逆光も表現されて美しい。
壁のレンガの一つ一つが違うのですね。絵具の盛り上げ方もすごい。しかも丁寧です。




「ギャラリー&コンサート」小塩 武
同じレンガですが、表現が違う。
地元の「煉瓦館」を連想してしまいます。
熊取町のページをご覧ください。



凪の記憶'08 榎本敬子


故郷「和歌山」の人らしい。
今日は漁に出ないのだろう。
お休みだから、なんなくのんびり。赤の漁具が強烈に迫って来ますね。


「書」の部門は、昨年同様に、通り過ぎるだけだが(笑)
ちょうど、ひとつの部屋を出る直前に展示されていた、この作品に目がとまった。


「運慶」永守蒼穹

111×111cmの作品。今回特選に選ばれている。
タイトルも好いが、人を引き付ける魅力がある素晴らしい作品です。

残念なのは、永田英右さんの 「AVE MARIA」が、大阪展では展示されなかったこと。チェロを弾く老人が描かれているようです。
昨年は、同氏の「チェロと老人」に感動しました。
映画「おくりびと」のお陰で、チェロは大ブームなのに(笑)。

今回、彫刻では面白い作品はなかった。
帰ってから、資料を見ると石田武至 「Figure Skating」が面白そうだが
3/6からの展示ということらしい。

いろんな楽しみ方が、出来る展覧会です。
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