村上春樹さんの新作長編小説「1Q84(いちきゅうはちよん)」が、異様なハイペースで売れているらしい。
5月29日に発売し、4日間で77万部売れたらしい。今では.累計100万部とも言われている。
先週は、大阪の本屋さんにはありませんでした。
前宣伝が大きいけれど、そんなに本を読む人が居てるはずがないし。
しかも同時に、2巻(Book 1とBook 2)。持つだけで重たい。(笑)
ゆっくりしてましたが。 ついに先日買ってしまいました。
本屋には少しずつ入荷しているようで、運が良ければ買えます。
私が買った時は、当日の最後の一冊。
その内に、本屋に山積みになるでしょうけれど。
今、買いたくても買えない人のために。
まずは、CDのお勧めです(笑)
この本の冒頭は、こんな感じで始まります。
"タクシーのラジオは、FM放送のクラシック音楽番組を流していた。
曲はヤナーチェックの『シンフォニエッタ』"
これは聞いてみたいな。早速買って来ました。
CDには、ヤナーチェク(本ではヤナーチェック)と書いてます。
この曲の解説は、本にたっぷり書いています。何回か出てきます。
買ったのはレコード屋さんにあった
クリーヴランド管弦楽団演奏、ジョージ・セル指揮。
上は、CDの写真のジャケットです。
第1楽章のファンファーレは、この種の曲には珍しく、トランペットと金管楽器とティンパニです。
もちろん初めて聞くのですが、オーケストらしくなく、高校生のブラスバンド風の出足です。
これを聞きながら読むのがコツです。(そんなことは誰も言ってませんが・・)
----------------------------------------------------------
本は、まだ読んでる途中です。
舞台は1984年の東京。
ともに29歳の「天吾」と「青豆」という男女の物語り。
二人ともに孤独な自分だけの世界に静かに暮らしていた。
「天吾」は作家の卵、予備校で数学の講師。
父親一人に育てられる。父親の仕事はNHKの集金人。日曜日毎にその仕事に付いていかねばならないのが苦痛だった。
本当の父と違うかも?
「青豆」はスポーツインストラクター。美貌の女性。
青豆は姓。珍しい姓だ。
母親は、輸血をしてはいけない宗教の信者。一緒に布教に付いていくのが苦痛だった少女時代。
裏の仕事は「殺し屋」。ターゲットは女性にとって「許せない男達」
友達の極めて少ない二人だった。
ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』を聞いていた青豆は仕事の時間に間に合わなくなる。
運転手が教えてくれた非常手段は、高速道路の非常階段を降りる方法。
その時運転手はいいます。
「で、そういうことをしますと、そのあとの日常の風景が、なんていいうか、いつもとはちょっとばかし違って見えてくるかもしれない。私にもそういう経験はあります。でも見かけにだまされないように。現実というのは常にひとつきりです」
警官の服装装備が変わってることに気付く。何時から?
違和感のある別世界に来たようだ。少し違う。
1984年とは少し違う。「1Q84」と呼ぼう。
1Q84の世界には月が二つあることに気付いた。
この話、どうなっていくやら。想像が付きません。
どっぷり村上春樹ワールドです。
宗教団体、ロシア文学・・・いろいろ出てきます。
今のところ二人の話は交差しません。
いつか出会うのだろうか?
天吾が書いてる小説は、月が2つある世界の話だった・・・
BOOK1 の途中に出てくるのが
バッハの名曲「平均律クラヴィーア曲集」 これはまだCDを聞いてません。
すべての音階で長調と短調が交互に現れる全48曲2巻の組曲
???良く分かりませんが。
この本 2巻で全48章。
偶然ではないですよね。
いろんな仕掛けを楽しめる本です。
5月29日に発売し、4日間で77万部売れたらしい。今では.累計100万部とも言われている。
先週は、大阪の本屋さんにはありませんでした。
前宣伝が大きいけれど、そんなに本を読む人が居てるはずがないし。
しかも同時に、2巻(Book 1とBook 2)。持つだけで重たい。(笑)
ゆっくりしてましたが。 ついに先日買ってしまいました。
本屋には少しずつ入荷しているようで、運が良ければ買えます。
私が買った時は、当日の最後の一冊。
その内に、本屋に山積みになるでしょうけれど。
今、買いたくても買えない人のために。
まずは、CDのお勧めです(笑)
この本の冒頭は、こんな感じで始まります。
"タクシーのラジオは、FM放送のクラシック音楽番組を流していた。
曲はヤナーチェックの『シンフォニエッタ』"
これは聞いてみたいな。早速買って来ました。
CDには、ヤナーチェク(本ではヤナーチェック)と書いてます。
この曲の解説は、本にたっぷり書いています。何回か出てきます。
買ったのはレコード屋さんにあった
クリーヴランド管弦楽団演奏、ジョージ・セル指揮。
上は、CDの写真のジャケットです。
第1楽章のファンファーレは、この種の曲には珍しく、トランペットと金管楽器とティンパニです。
もちろん初めて聞くのですが、オーケストらしくなく、高校生のブラスバンド風の出足です。
これを聞きながら読むのがコツです。(そんなことは誰も言ってませんが・・)
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本は、まだ読んでる途中です。
舞台は1984年の東京。
ともに29歳の「天吾」と「青豆」という男女の物語り。
二人ともに孤独な自分だけの世界に静かに暮らしていた。
「天吾」は作家の卵、予備校で数学の講師。
父親一人に育てられる。父親の仕事はNHKの集金人。日曜日毎にその仕事に付いていかねばならないのが苦痛だった。
本当の父と違うかも?
「青豆」はスポーツインストラクター。美貌の女性。
青豆は姓。珍しい姓だ。
母親は、輸血をしてはいけない宗教の信者。一緒に布教に付いていくのが苦痛だった少女時代。
裏の仕事は「殺し屋」。ターゲットは女性にとって「許せない男達」
友達の極めて少ない二人だった。
ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』を聞いていた青豆は仕事の時間に間に合わなくなる。
運転手が教えてくれた非常手段は、高速道路の非常階段を降りる方法。
その時運転手はいいます。
「で、そういうことをしますと、そのあとの日常の風景が、なんていいうか、いつもとはちょっとばかし違って見えてくるかもしれない。私にもそういう経験はあります。でも見かけにだまされないように。現実というのは常にひとつきりです」
警官の服装装備が変わってることに気付く。何時から?
違和感のある別世界に来たようだ。少し違う。
1984年とは少し違う。「1Q84」と呼ぼう。
1Q84の世界には月が二つあることに気付いた。
この話、どうなっていくやら。想像が付きません。
どっぷり村上春樹ワールドです。
宗教団体、ロシア文学・・・いろいろ出てきます。
今のところ二人の話は交差しません。
いつか出会うのだろうか?
天吾が書いてる小説は、月が2つある世界の話だった・・・
BOOK1 の途中に出てくるのが
バッハの名曲「平均律クラヴィーア曲集」 これはまだCDを聞いてません。
すべての音階で長調と短調が交互に現れる全48曲2巻の組曲
???良く分かりませんが。
この本 2巻で全48章。
偶然ではないですよね。
いろんな仕掛けを楽しめる本です。
強烈でした。