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近つ飛鳥博物館

2003-12-31 | ア-トな話し
近つ飛鳥博物館は、大阪府南河内郡河南町・太子町にある。

招待券を頂いたので行って見た。
「近つ飛鳥」という地名の由来は「古事記」に記載がある。
後の反正天皇が、難波宮(なにわのみや)が-大化元年(645)孝徳天皇の時と天平16年(744)聖武天皇の時の二度-都として定められた。
今の谷町四丁目辺りになる。
そこから大和の石上神宮に参向する途中で二泊し、その地を名付けるに、近い方を「近つ飛鳥」、遠い方を「遠つ飛鳥」と名付けたというもの。
「近つ飛鳥」は今の大阪府羽曳野市飛鳥を中心とした地域をさし、「遠つ飛鳥」は奈良県高市郡明日香村飛鳥を中心とした地域をさす。
写真のように道を曲がると突然のようにコンクリ-トの巨大な博物館が現れる。
現在、黄泉のアクセサリー-古墳時代の装身具-という特別展が開催されている。予想を上回る華麗な装身具の数々に驚かされる。
常設の仁徳天皇陵の模型にも感嘆するが、なんと言っても「修羅」のドラマに感動する。修羅は古代に石を運ぶソリ、二股に分れたア力ガシの一本の木を加工している。展示している大修羅は長さ8.8m、重さ約3.2tの大きさ。1500年も地中に埋もれ、発見された時は大量の水を含みブヨブヨ。それを14年の歳月をかけ保存処理をする。その最先端技術のすばらしさもさることながら、日頃感じることのない歳月の長さ..。
ここでは、時間はゆっくり流れている。
-15.5.31-
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