そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

4月13日(木)東下りの学生さん現る

2017年04月13日 | 公開

  卒論ゼミのため大学へ向かう。FBで知り合いになった京都にある大学の学生さんが、東京へお越しだという。以前、研究会をやっているから、もしおついでがあって、顔を出してくれたら、歓迎しますよと申し上げてあったのだが、ホントにお出でましになるとは! よかったら研究室にお出でなさいと連絡し、卒論ゼミに混ざってもらった。4年生同士だしな。卒論の話を早めに切り上げ、「Cafe GOTO」へ行く。

  卒論指導の×××さんは、兄上が医大生とのことで、話をしているうちに、妹の倅、つまり甥っ子の通う同じ医大の、1学年下だということを知る。わ~、狭い世界だ。

  午後は大学院の研究指導と修士課程の演習である。A君の論文を皆で叩き、演習は、西行と式子内親王と今様が専門という新入生それぞれに関係したテクストとして、寂然の寿永百首家集を輪読することにした。

  研究会は百人一首古注を輪読することになって、担当をざっくり決めて、「かわうち」へ。東下り君を囲んでどんちゃん騒ぎ。一升瓶が3本ほど空いた。彼の大学名をお題に、当座歌会も催行する。深夜バスで上京し、新宿バスタからの深夜バスで帰って行かれたよ。