そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

4月4日(火)花見をさせる

2017年04月04日 | 公開

  痛風の病院へ行く。大江戸線の若松河田で降りて、ほど近くの痛風センター、予約時間の15分前に受付に行く。尿検査と採血を済ませ、診察を受けて、支払いと次回予約をとる。病院前には薬局が立ち並んでいるが、流行ってなさそうなところで薬を出してもらい、この間、1時間半ほどかかった。

  そのままN坂を下りていけば「高七」である。女将が看板を掛けるのと同時に入って、ハートランド、そしてぬる燗も1本いただく。検査が済んだら、大手を振って酒が飲める。本日は掻き揚げ付きにしていただいた。

  大学で雑用を処理し、「Cafe GOTO」でカプチーノを飲んでから、直帰する。拙宅の脇は公園で、桜が七分咲きとなった。暖かいし、老母に花見に出てみませんかと誘ってみた。ほど近いベンチに腰掛けさせて、花を眺めた。松江城山公園の花見を思い出したらしい。しきりに、なつかしがっておったよ。

  何組かの家族、近所の老人ホームの入所者の方々も、花見にみえていた。子どもや、花見客と言葉を交わし、うれしそうな様子を見るにつけ、老母には社交が必要だなと痛感した。