そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

2023年1月10日(火)社会人向け講座はじまる

2023年01月10日 | 公開
 八丁堀の社会人向け講座の初回。その前に、先般受けた職場の定期健康診断の、胃の内視鏡、生検の結果を聞きに行く。昨年は腸間膜のリンパ腫と言われ、再検査の果てに、濾胞性リンパ腫ということになった。胃の中の糜爛箇所の生検を行ったわけだが、今回は悪性ではなかった。ただ、強いアルコールや熱いもの、刺激物は避けるよう言われた。やれやれ。

 講座の前の昼食は、「そよいち」へ。2人めの客となる。ビーフかつれつを注文。支払う時に、おそれながらと一首を拝呈した。

  「人形町 いで そよいちに めすべきは ビーフかつれつ ポークソテーよ」濾胞性老人

大弐三位の歌の措辞を、ちょこっと使ってみました…。(^_^;)

 社会人向け講座、今まで最少催行人数ぎりぎり、かつかつ十名に届くか届かないかという受講者だったのが、今回は17名の登録。やっぱり『百人一首』にすると、安心して人が集まるようである。

 神楽坂で買い物をして、大学へ。卒論の口述試験の準備などをしているうちに、19:00近くとなる。

 今日は、私が受け入れ窓口になっているUCバークレイ博士候補生女史に幹事をお願いし、彼女とUW同窓のアメリカの大学の先生、それに私たち夫婦で会食、大学近くにK氏が開いたごはん屋「たまり」を予約してもらった。席につくと、K氏御自らが給仕されるのに驚く。K氏とは修士課程入学同期なのだが、あなた、N大学の学部長、理事をお勤めになった御方である。そのKさんがブラックタイを付け、お酒を運んでくださるのだから、恐れ多くもかしこくも…。メニューは独特な創作料理で、とくに「ホシエイの肝」というのが、変わっていた。