そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

12月19日(土)ももの会からおうた文学会へ

2015年12月19日 | 公開

  「もものくわい」の会場設営のため早めに家を出るも、駅に着けば、人身事故の影響で電車が止っていた。最寄り駅は二つの線がクロスしているので、躊躇せず迂回ルートを辿る。存外混んでもおらず、あまり遅くならないで大学へ着いてひと安心。

  教室のマイクをセットし暖房をつけ、受付をレイアウトして開始を待つ。筒井先生もいつもより早めにお越しで、12:30前までお話を聴いた。午後は三田で学会なので、早めに退出しようかと思っていたが、日本橋経由で行けば30分で着けると踏んで、マイクの始末まで終えて勤務先を後にした。

  三田の大学へ辿りつくと、研究室の院生A君がいた。一緒に学会受付へ。A君は修士課程1年生ながら、来月この学会で発表する。参会者は少なかった。いろいろ大学等の業務が立て込む時期なのであろう。最初はKOの修士1年の院生だったが、まさにOさんの研究指導らしい内容だった。ただしテクストの中身の読みはこれからだな。2番手は後輩のS君で、下発表を聴いたが、だいぶ調子がよいようでよかった。トリは山手線内某大学の先生。質問をしたが、正直、要領を得なかったかな。まあ、質問の仕方も悪かったかもしれない。

  委員会は神速で終わって、こりゃタイム・レコードである。17:00過ぎに同居人に電話した。娘と能を観て、いま新宿で買い物中だという。新宿へ行って、久しぶりに娘に会うことにする。

  18:00に新宿に着いて、××デパート1階のDiorの売り場に入るというから、高島屋へ行ったら、伊勢丹の間違いだった。慌てて移動。暮れの土曜の宵、新宿の街はすごい人出だ、「つな八」の前には外人さんが列をなしている。

  やっとこさランデヴーに成功。12月はクリスマスを挟んで、前に同居人、後に娘の誕生日が接近していて、プレゼントの手配が大変。娘は家から追い出したので、今日は同居人に、ふたつのプレゼントを渡してくれるよう託しておいたのだが、お気に召した様子だ。家族も離れて暮らしているほうが、互いを思う気持ちが細やかになるのかも。田辺京子の飯碗と、mannineのポーチとハンカチ…う~ん、こりゃテイストの方向性が同じになったか…それに「レ・リーサ」のクリスマスデコレーションカップケーキを添えた。これだけ買い揃えるのに、お父さん、結構東奔西走したのであるぞよ。

   久しぶりで家族が揃ったから、軽く飯でもと、伊勢丹会館でタイ料理を食った。タイ産のワインがあるとは、初めて知ったぞなもし。お料理も、私には珍しくて、楽しかった。