そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

7月18日(水)最後の主任会出席

2012年07月18日 | 公開

 コース主任として出席する任期最後の定例主任会である。まあまあ問題なく進んだが、最後に学生担当が変な事を言い出したのでカチンと来た。そこで、ついつい言わんでもいいことを発言して、失笑を買う。浴衣着て下駄履きの学生がいたら、教室からつまみ出していいか?とご質問申し上げたのだ。そうしたら、学生担当は首をかしげておいでだ。昔は大学に下駄を履いてきてはいけないと、ちゃんと校則に書いてあったが、今はそんなことは書かれていないそうだ(常識だと思うが)。浴衣を着ているような失礼なヤツに、私は講義なんか聴かせたくない。そんなことを、かりそめにも前近代の日本文化がご専門の学生担当殿がお分かりにならないとは、世も末である。AB澤先生が、売店が浴衣姿で来店すると値引きするセールをしていたと発言された。売店も売店である。まあ、ジーパン履いている教授もいるから、ど~でもいいのかもしれないが。

 そんなわけで、あほ、ばか、おたんこなすと心の中で叫びつつ、ムカムカしながら研究室へ戻ると、新政権の組閣人事情報が聞こえて来た。正直、ど~しましょ~と天を仰いでしまったんだがなあ。

 A師匠は早くご来駕で、ロビーでしばし歓談。例によって駄洒落に終始する。校長就任祝いを頂戴した。将校用の双眼鏡とのこと。拳銃をくださった方もあるので、まるで出征するかのようだ。赴任先高校はたしかに、軍事教練を行うに好適な丘陵にある。

 

  お稽古事の後は幹部会。その後、皆で「AMA」へ行く。同居人も大学で編集委員会に出席していたが、先にお帰りあそばした。帰宅して聞くと、拙共編の論集も書評に取り上げていただけることになったよし。前例のないことだが、有り難や。


7月18日(水)さつきのつごもり

2012年07月18日 | 公開

 今日は旧暦の五月廿九日、すなわち「さつきのつごもり」である(伊勢物語第九段参照)。暑いのはいふもさらなり。

 さて、どこでりんだもぢるかと思案の末、開店と同時に「たかさご」に入る。野菜天せいろをいただいた。BGMはショパン。蕎麦は生粉打ち一筋なるも、「五郎八」とあまり変わらぬような気がした。店内調度は素敵である。

 13:00からK君の学会発表資料の確認、これは短時間で終わった。14:00からは任期最後の主任会。2時間かかった。終わりのところでつまらん発言をして、皆に呆れられた。