u2の不定期更新日記

感じたことを思いつきで書いてみます。

確定申告の時期に思うこと

2010年03月11日 07時16分53秒 | Weblog
ちょうど確定申告の真っ最中の時期です。この時期は税金だけでなく各種控除の関係で、年金制度や保険制度についても関心が高まる時期でもあります。
自分がファイナンシャルプランナーの勉強をしているときにどうにも解せない制度がありました。それはいわゆる専業主婦の人の国民年金保険料と介護保険料が免除されていることです。何も専業主婦を否定している訳ではありません。ただ本来国民年金や介護保険のような個人を対象にする制度では個人単位で、一定の年齢に達した人は全員等しく負担すべきと思うのです。つまり夫が専業主婦の保険料を負担をしてもいいし、専業主婦本人が負担してもいいのですが、専業主婦だから免除はおかしいと言っているのです。負担した保険料分については、原則どおり所得税と住民税の控除があって当然と思います。
現在の制度では、専業主婦は国民年金や介護保険の負担はないのに、不幸にも夫が亡くなった瞬間にどちらも負担しなければならないということになります。夫が生きているかどうかで負担が免除されたりされなかったりする(しかも一般的に経済的に苦しくなることの多い未亡人が負担しなければならない)のは、どう考えてもおかしいことと思います。また仕事を持っている女性は結婚していてもいなくても、負担しなければならないので、女性間でも不公平だと思います。
今のように世帯課税と個人課税を混同していると将来に大きな禍根を残すことになると思いますから、直ぐに正すべきと考えます。