不動産業界の後進性

　昨年秋より友人のマンション探しに付き合って、新築・中古を含めて都内のマンションを10件以上内見している。
　コロナの影響なのか、最近は新築・中古ともに物件が少なくて、価格が上昇傾向が続いているようである。
　一昔前では、どのような物件が出ているかを業者でない個人が知ることは難しかった。折り込みチラシや多くの不動産屋に足を運んで探すしかなかったので、幅広く不動産を探す際には不動産屋に頼むしか情報が入らないことが多かった。しかし今では、概ね全ての物件がインターネットで検索できるので、誰でも簡単に自分の希望に合った物件を探すことができる。不動産屋は個人よりも2.3日前に情報が分かる程度の差でしかない。こういう状況では、自分の興味のある物件を不動産屋に指示して、内見をする手はずを整えさ、内見で物件を確認して、気に入れば購入ということになる。簡単に言えば、不動産屋は内見の手配をするだけで、物件の価格の約3％を手数料（3千万円の物件ならば、約100万円）をせしめるのである。
　こんなふざけたことをしていれば、いずれ価格破壊を起こすものが出てきて、従来からある業者は破滅すると思う。それが嫌なら、インターネット時代に合わせた事業に変えるべきだ。不動産業界は己の後進性を自覚すべきだ。

サクラ大戦漫画版 第8巻はまだかな

　今年の桜も開花し、満開までもうすぐだ。
　それにひきかえ、サクラ大戦漫画版の第2部第8巻の発刊はまだろうか？
　昨年秋に、作者が第八巻が「最終巻になること」と、「分量が多くなること」をつぶやいていたが、なんとも待ち遠しい。第1部のころから十数年経ったが、ようやく完結することになる。
　サクラ大戦漫画版については、ゲームストーリーの矛盾点を作者なりに解釈していたり、OVAやアニメ版の内容を取り入れていたりと、自分は高く評価している。ただ、時間がかかり過ぎかな。このペースだと自分が生きているうちにサクラ大戦4まではとても見ることができないだろう。
　とにかくここまで来たら、素晴らしい内容を期待したい。
　やっぱり今年の夏ごろかな？

東日本大震災から10年か…

　東日本大震災から10年が経った。テレビなどでは震災関連の特番だらけのようだ。
　地震当日は、体調を崩していて自宅で寝ていた。ベットの上で長い横揺れを感じていた。幸い、被害は人形が壊れたくらいで済んだが、その後が大変だった。ガソリンがなくなり、カップ麺やお米、電池なぜかヨーグルトがなくなり、放射能が飲料水から検出されてからは、ミネラルウォーターが店頭から消えた。
　福島第一原発がさらに大爆発を起こして、放射能が家まで来るのではないかと毎日心配していた。また電力不足で停電が実施されたり、JRや私鉄が間引き運転されることもあった。
　さらに3月下旬に、祖母が亡くなったりと、けっこうたいへんな毎日だった。

　10年前のことだけど、当時のことは今でも鮮明に覚えている。
　きっとコロナの日々もずっと忘れることがないのだろう。

GO TO トラベル後遺症

　緊急事態宣言が出てから、各旅行会社からパンフレットの類が全く来なくなったが、ようやく昨日届いた。
　春から初夏にかけての日本各地へ行く旅行ツアーがたくさん載っているのだが、価格が高く感じてしまう。GO　TO　トラベルがあると、旅行代金は35％引きだし、15％分のクーポンまでもらえた。Go　TO　トラベルで1度でも恩恵を受けると、通常のツアー価格がものすごく割高に感じてしまうのだ。とても通常価格では行く気になれない。
　GO　TO　トラベルなんて、縮小され、やがては無くなるだろうから、そうなった時に旅行会社や観光産業はどうやっていくつもりなのだろうか？
　凄まじい旅行離れか価格引き下げ圧力がかかる気がしてならない。

延長するなら、きちんとした対策をしろ

　緊急事態宣言の期限がもうすぐ来る。感染者の数が高止まりだから再び延長するのか、期限道理終らせるのか？
　緊急事態宣言といっても、結局国民の自粛しか行われいない。国や自治体は検査を増やすとか、ベットを増やすとかではなく、ただ自粛だけを求めるだけだ。国民に自粛をお願いするならば、国や自治体はやるべき対策をしっかりやるべきだ。こういう対策をしっかりやるから、自粛をお願いしたいというのが筋ではないか？
　だいたい緊急事態宣言が出ていても、曜日によって検査数が違うというのが納得できない。休み返上で検査するのが緊急事態なのではないか？
　国や自治体は国民の善意に甘えすぎている。
　延長するなら、きちんと対策をしろよ！