第２サムエル記２２章４７－５１節

22:47 「主は生きておられる。ほむべきかな。わが岩。あがむべきかな。わが救いの岩なる神。
22:48 この神は私のために、復讐する方。諸国の民を私のもとに下らせる
方。」



　私たちは相談したいことがあっても、死んだ方の所には行きません。

また、そのような方に頼ることもしません。

生きておられても、力のない方、また何も知らない方は頼ろうともしません。

ここでダビデは、「主は生きておられる。」と語っています。

ダビデは、神様が天と地をお造りになられた方ですので、この方が人格を持っておられることを知っていました。

　その彼が今ここで、「主は生きておられる」と語っています。

神様は、昔生きておられた方ではなくて、今この時に生きておられ、しかも、主にある個々の方々に関心を持たれて、その御心をなしてくださる、そうした方であるということを改めて語っているのです。

　それは、この主の一方的な恵みと導きを得た結果、彼が自分のこととして、深く知らされたことでした。

主は生きておられる、だから信頼しよう、というのです。