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「しかし、舌を制御することは、だれにもできません。

2014年12月10日 17時39分57秒 | 聖書

それは少しもじっとしていない悪であり、死の毒に満ちています」(ヤコブ3:8)

舌の被害は、甚大だ。
舌は小さな器官だが、小さい火が森を燃やす。
舌は火であり、不義の世界だと。
その邪悪さは地獄のようだ。
舌は誰も制御する事ができないと言われる。
舌を制する事はそれほど難しい。
敵対心や批判、憎しみの言葉は世界を駆け巡り、誰も阻止する事ができない。
言葉の失敗は取り返しがつかない。
心してわきまえるべきだ。
失敗すれば、謝ればよいのだからと、軽率な、無思慮な感情的な言葉を口にすべきではない。
「ごめんなさい」と謝れば赦されるだろうが、相手につけた心の傷は深く残る。
長年かけて培って来た信頼関係が、一瞬にして崩壊する事もあり得る。
失敗してからでは遅い。心しよう。
日ごとに唇の守りを祈ろう。
噂話、陰口の火が、あなたの所へ来たなら、あなたが消火すればよい。
逆に、はっきりと直言しなければならない時がある。
愛をもって真理を「語る」べき時に、語らない事も罪だ。
あなたはそちらの弱さだろうか。
面と向かっての忠告、警告は難しい。
愛ゆえに語ったとしても、相手には痛く、辛い事なので嫌われるかも知れない。
しかし、導かれたなら、へりくだって、柔和に忠言すべきだ。
舌は慰めや励まし、人を引き上げ、生かす言葉も語る事ができる。
舌を御霊に支配して頂こう。
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言葉を簡単に口から出しているが本当にそれは必要な言葉だろうか。
人を建て上げ、人を慰めるための言葉だろうか。
またやたらと、人に気を使うだけの、毒にも薬にもならない言葉だろうか。
よく吟味してみよう。


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