シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

東京近代美術館「熊谷守一展」 ぐるっと2017Part4Vol11

2018-02-18 | ぐるっとパス2017

今回の企画展、かなりのパブリシティ含も宣伝、を随所で見ました。

守一さんは好きな画家で、要町の旧お住まいを豊島区立の美術館にしたところや、その他の企画展の機会を捉えて作品を拝見して来ましたが、

その作風から見て、正直それだけ宣伝して人集めるのかよ、が広告を目にしての感想。

でもねえ、やはり竹橋にまで足を運ぶことにはしました。

 

家を出る前、自分は行かないけど、猫嫌いだから、と宣う家人に、別に猫だけの画家じゃないし、あの箱を使うんだから、若い頃の人物画、就中奥様をモチーフにした作品とかも見るべきものがある、と説明したのですが、

その一方で、確かに要町へ行った方が落ち着くし、ゆっくり彼の世界に浸れるし、コーヒーも飲めるし、と思ったのは事実。

そして会場、予想通り混んでます、恐らく猫好きの方々中心、小さい子供連れなんて典型かな。

展示は途中まで前述の通り若い頃からの作品が並び、途中の風景画であのアレンジ色の輪郭線が現れ始め、守一ワールドへと誘うのですが…

あれだけ並べると、同じモチーフの作品もどんどん出ちゃうし、元より画面ちっちゃく抽象化していますから自ずとお客さんの進む足が加速される。

フライヤーも売り切れ?添付は相当前に確保していたもの。

悪くはなく守一さんの世界は出ていました、

羊頭狗肉というならそう思ったあんたの方が悪い、ですが、何で皆さん行ってみよう、と思っただろ?、予想通りといいながら^^

**********

 

今回の常設からのピックは一枚、明治期の日本画家にして洋画家、小杉放庵(未醒)さんの作品。

変わったマチエールというか色味でありました。

さて今回の入場料は1,400円。これが100円も!割引となって、ぐるっとパス効果は計7,240円となりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランチ・アーカイブ 麺編 Vol118

2018-02-18 | B級?グルメ

 1番、2番と大阪、東京の有名老舗店が並んだ今回。

締めはちょいと変化技、なかなかの顔触れでありますよ‼️

 

1.  「うさみ亭マツバヤ」さん  (大阪丼池)

 

きつねうどん発祥の地なのだとか…

これに先立つ出張で場所は確認していたんですが、その時は入るタイミングなく、

今回早めのランチタイムとなって何がきつねの本性か確認しに参りました。

場所は本町通りから丼池ストリートを真っ直ぐ南下しての右側。

 

12時前とは言いながら、相席でのご案内、文句ございません。

平日昼ですから地元の方が多いのか注文入るのは皆おじやうどん。

私は初志貫徹、きつねうどん580円也。

来ましたるものは小振りの丼、上に大きなお揚げと九条ネギ、そして小さく切られた柚子ですね。

 

中にちっちゃな蒲鉾も入るそれは、予想より茶色い甘汁。

その通り、少し醤油が前に立つそれが大阪流でありましょうや?

うどんは予想以上にもちもち、これ美味しいね。

ふむ、名物にも例外あり、ご馳走様でした。

 

2.  「泰明庵」さん  (銀座6丁目)

 

“先”が付く住所かと思ってたんですがまだ2番地、失礼しました。

このお店は昔から昼に夜に徘徊していた元々の職場近くではあるのですが、

夜に蕎麦屋、という感覚がまだ無かった若造、近くの高額(今はそこにはない)焼き鳥屋で〆ドライカレーとかは楽しんでいましたが、

蕎麦は社食!か首都高下の汚いところであんかけ蕎麦を頼んでは底にゴキブリが沈んでいないかロシアンルーレット?を楽しんでおりました。

 

そんな30年近く前の時からこちらは老舗。

ある意味若造には敷居の高い、お腹が一杯にならない系のお店と思っておりました。

爾来それなりの時が過ぎ、近くに家の用事で寄った機会に季節のお蕎麦を求めての訪問となりました。

 

開店時間に合わせて用事に対応、見事にシャッターじゃなくて暖簾が掛かるタイミングでの口切客となりました。

お願いしたのは「芹かしわ蕎麦」1,100円也を根付きで。

すると厨房から「今日は根が無い」とのつれない答え。

まあ、やむを得ませんわな…

出て来たそれはどんぶりの底が深くなかなかの量。

もちろんお味は江戸前、私的には大満足でありました。

 

3.  「慶屋」さん  (有楽町ガード下)

 

記憶では20年近く前、ゲロゲロに酔っ払ってこちらで〆のうどんを頂き、

更なる悪循環に陥ったのですが、

久し振りにこの界隈に来て、折角だからスナック代わり?とお邪魔しました。

何時でも、どんな時でもオープンエアキッチンにテーブル、立ちのお店じゃござんせん。

 

お願いしたのは当然に「カレーうどん」600円也。

そこから細打ち、コシのあるうどんを茹で始め、カレースープを作ります。

うどん、美味しいよな。

これでは絶対お腹一杯になりません系ですが美味しかったですよ、ご馳走様。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする