夏の暑い盛り、狙いは別記事で紹介する鷺草ですが、東急大井町線九品仏にやってきました。
この駅は初めての下車ですが、地図では分からない、本当に駅前から浄真寺さんの参道になるんですね^^
開山は延宝6年(1678年)、浄土宗のお寺です。
せたがや百景では「お面かぶりの九品仏と参道」としてエントリーされています。
最初の2枚は、その参道沿いの様子。
警視廰ですか…まあ、それ以前にこんなところで銃使って猟は駄目でしょ
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と、ここまででやっと山門に到着。
その大きさは全く予想外でした。
この付近が山門から境内。
そして…
本堂です。
いやー、立派なお寺です。駐車場増設に伴いさぎそう園は取り壊され、今では本堂脇の池付近に僅かに生息しています。
その様子は別リポートで。
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で、ここから九品仏の蘊蓄。
九品仏は九体の阿弥陀如来像をご本尊としているから、だそうです。
一連の写真でお分かりか、上中下と品/生とを組み合わせ、先ず上位概念として”品”が来て、その下/上/中”品”がお堂の左/中/右という並びを構成し、これが三仏堂となる。そして、下位概念の”生”それぞれが同じように並び、そのそれぞれに阿弥陀如来様が鎮座して結果”九品仏”となる構成となっています。
フーっ
で、この三仏堂(特に上品堂)と本堂の間で3年に一度(直近は来年2011年)、8月16日11時と17時に「お面かぶり」という儀式が行われ、これがせたがや百景の名称の由来となっています。菩薩の面を被った信者が木の架け橋を渡るそうなんですが、見たことが無い者には想像すら付きません…
去年の鷺草に続いて、「お面かぶり」が来年夏に向けての宿題となりました