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聖ピオ十世会創立者ルフェーブル大司教の伝記 12.3.2.慎ましい始まり(その2)

2008年07月23日 | ルフェーブル大司教の伝記
III. 教父たちの国際グループ(Coetus Internationalis Patrum)

慎ましい始まり(その2)

 三回のチェトゥス研究会議を開催したソレム大修道院(abbaye de Solesmes)の断固支持の活躍を強調しなければならない。1964年 1月 11日から 14日まで、ドン・ポール・ノー (Dom Paul Nau)、ドン・フレノー(Dom Frénaud)及び聖書学者と兼アンジェ(Angers)の神学部長であるモンシニョール・リュソー (Lusseau)の筆の助けをもって、ドン・プルー(Dom Prou)、ルフェーブル大司教及びシガウド司教は教会論【Acta Syn., III, I, 621-628. マリ司教、ルフェーブル大司教、シガウド司教、グリモー司教、プルー大修道院長とが署名した公文書は公会議の総事務局に提出された】、聖母神学及びエキュメニズムや「真の宗教を信仰宣言する自由」として起草された信教の自由に関する資料の概要 (compendium) を用意した。それはチェトゥスの思想を真に要約した内容であった。これは多くの教父たちに発送された。

 第二回目の集まりはチェトゥスが公式的に姿を現わす前 1964年 7月にフランスのソレムで開かれた。ソレムは 1965年 7月 15日から 21日まで開かれた最後の集まりも主催したが、ルフェーブル大司教、シガウド司教、モリオ(Morilleau)司教、ドン・プルー司教、また当時ソレム大修道院のための神学者であるドン・ムニョ (Dom Meugniot) が参加した。彼らはこの時に公会議第四総会のための戦略を組んだ。

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第12章 公会議の嵐に直面して
I. 中央準備委員会委員

II. 革命が始まる

III. 教父たちの国際グループ(Coetus Internationalis Patrum)

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