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韓国のこと いろいろ あれこれ いまむかし

1970年代から現在の韓国なんでも情報いろいろ目と足で集めました。

韓国では、お客様は王様です

2019-06-30 03:33:15 | 韓国旅行

日本では、お客様は神様ですという言われ方をしたこともありました。

韓国では、お客様は王様です。


たとえば、食堂ではお客は靴を脱ぎっぱなしであがります(店の従業員が靴をそろえます)。

また、お客は店の従業員相手に偉そうな態度を取ります。

「タバコを買ってこい」と命令し、メニューにないものも頼みます。

従業員を呼ぶときも「すみませ~ん」ではなくて「ヨギョー(ここだよ)」と言います。

従業員を下僕だと思っているかのようです。


王様であるお客様は、焼肉屋では従業員がすぐに網を換えサンチュをどんどん持って来るのを当たり前と思っていますし、定食屋ではどんどんおかずのおかわり(無料)を持ってこさせます。

従業員のほうもお客様からこうした扱いをされるためか、元気よく「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と言うこともなく、まるで、いやいや仕事をしているかのようです。

「お待たせしました」の言葉もありません。


韓国ではサービス業蔑視のために、従業員もいやいや仕事をしているという言われ方をすることがあります。

客に対して「感謝する」表現は少ないような気がします。

また、客も食堂に対して「感謝する」姿勢を示す文化がないように感じます。

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労働は下々がするもの・・・日韓で、労働やサービスに対する考え方には明らかな違いがあります

2019-06-29 03:59:34 | 韓国旅行

 

日韓で、労働やサービスに対する考え方には明らかな違いがあります。


テニスをする西洋人を見た韓国の両班が、「そういうことは下僕にさせればいいのに」というくらい、「身体を使うこと」は蔑視の対象のようです。


また韓国の両班は簡単に頭を下げないと言います。

「相手におもねる」サービス精神は、両班には許されない行為であり、韓国男性のプライドを傷つける行為なのかもしれません。


たしかに、韓国の食堂で従業員として男性を見かけるのは、ホテルや洋食のコックと、焼肉屋の肉切り担当と炭担当者と、学生街の学生バイトくらいのものです。

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韓国は長いこと(李朝時代よりも前から)中央集権でした

2019-06-28 03:58:12 | 韓国旅行

韓国は長いこと(李朝時代よりも前から)中央集権でした。

また産業構造の変化に伴い工業国化してきましたが、基本的に地方農村から大都市(とくにソウル圏)への人口流入という形で対応してきました。

このため、首都圏の人口は韓国全体の人口の実に約四割にも達します(釜山とその近郊を加えると、実に六割)。


古くから地方を監督する役人は中央から派遣されており、地方自治がありませんでした。

こうした中で(もともと?)「地方を下に見る}という傾向が表れています。

「地方工場には人が集まらない」とか、ひどいもの「地方の学校の先生のなり手がいない」ので自治体が先生のための優遇宿舎を建てた、というようなものもあるようです。


ソウル市内でも江南地区は「おしゃれ」な地域なのですが、そこに事務所を構えると(仕事内容とは関係なく)応募者が増えるのだそうです。

大学の人気は、まず「ソウル大学」、その次が有名私立大学(ソウルにしかありません)、次に「ソウルにある大学」「ソウル近郊にある大学」で、地方大学はその後。

「地方の特色ある人気大学」はないのです。

その結果、地方大学の先生の給与は安いのだそうです。

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韓国人は、プライドは高いが、一貫性はないようです

2019-06-18 03:04:57 | 韓国旅行

 

韓国人は、プライドは高いが、一貫性はないようです。


「プライドにこだわる」韓国人ですが、かならずしも一貫性があるわけではないようです。

「肩書き」にはこだわりますが、「その仕事内容へのプライド」というのは、あまり感じられませんし、転職率は高いものがあります。


韓国には「職人気質」という言葉はないのではないかと思います。

少なくともサービス業では「お客さんのために、さらにサービスに磨きをかけよう」という感じはあまりみられません。

むしろサービス業に就いていることが「恥」なのか、「サービスはしたくない」と心に決めているかのように見えることもしばしばです。


もちろん、仲良くなるとキムチを多めに出してくれるとか、そういった「人間味」はありますが・・・

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拝金思考の韓国は日本以上に個人投資が積極的な国だと思います

2019-06-17 03:31:25 | 韓国旅行

 

拝金思考の韓国は日本以上に個人投資が積極的な国だと思います

銀行の預金は少ないのですが、人々が借金してまで株式に、土地に、マンションに、高利の商品にどんどん投資をしていきます。

高値が予想されるマンションなどは、販売日前に多数の人が並んで優先分譲権を入手します。

そして、その権利を他人に売ります。


これは、韓国がこれまで高成長率で進んできた中で、長期安定雇用でもなく、医療保険や年金や失業保険などの社会保障も整備されていなかったことから、自分の老後は自分で稼がなければならない、という点もあったのだと思います。

いまでも「名誉退職制」という早期退職制度が多くの企業にあるようです。

中高年齢者の再雇用は厳しいので、退職した人々はチキン屋などの自営業を始める人が多いようです。


自営業以外に高齢者の職場はあるのでしょうか。

ゴルフ場のキャディーやカウンター・バーのバーテンも若い女性しかいません。

一昔前であれば、大企業や政府を引退した人々は、退職金とその利子で悠々自適の生活を送れたそうですが、近年は利率も下がったので生活も大変なのだとか。

韓国の高齢者の就業率、とくに六十五歳以上の就業率は高いようです。


拝金主義という点では、ロト宝くじも加熱していて全財産を注ぎ込んだとかのニュースも流れたりして、一口の金額を下げ、購入金額の制限をつけました。

韓国の競馬も同様に、購入金額の制限があります。

「熱が入りやすい国民性」を、韓国政府も認めているということかも知れません。


韓国には日本と異なりカジノもあります。

ソウルにあるカジノは外国人専用ですが、韓国人も参加できるカジノが江原道にあります。

このカジノの周りには多くの質屋が並んでいるようです。

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韓流ブームのせいで、日本では「韓国の男性は男らしい」という評価もあります

2019-06-11 03:56:34 | 韓国旅行

韓流ブームのせいで、日本では「韓国の男性は男らしい」という評価もあります。


たしかに徴兵制の軍隊で体も心も鍛えられていますし、愛国心や情熱が感じられるので男らしく見えます。

ただ口の厳しい韓国女性に言わせると「強く見せているだけで本当は強くないし、実はマザコンが多い」のだそうです。


韓国では「10回打って倒れない木はない」ということわざがあるとおり、韓国人男性は女性に対して熱心に何度も求愛しなければ認められません。

また、韓国人女性も何度かは断らないと自分が「軽く見られる」と言います。

「男らしく」「積極的に」見える韓国人男性の求愛行動も、文化的背景によるものとも考えられます。


したがって日本人が韓国人女性を口説くときにも、一度二度振られた程度では諦めてはいけないということができます。

ある韓国マスコミの美人女性アナウンサーが日本に留学していた時に、「言い寄ってくる男性はいたけど、皆一度で身を引いていくので、私はその程度しか好かれていないのだと思った」とも発信しています。


ところでどうでもいいことですが、韓国人男性は銭湯で局部を隠しません。

堂々とぶらぶらさせて歩きます。

これは両班は鷹揚にしていなければならない、ぶらぶらさせるのを恥ずかしがってはいけない、という教えからきているのではないかと想像します。

一説によると、韓国には徴兵制で軍隊生活があるので、恥ずかしくないように、虐められないように、事前に包茎手術をするのだ、というまことしやかな説もあります。

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日本の女性は結婚しても「若く」「かわいく」見せようと努力しますが、韓国では結婚すると急に老け込み、「おばちゃんパーマ」をかける人が増えます

2019-06-10 03:36:30 | 韓国旅行

 

韓国のテレビを見ていると、女優さんや歌手の中にはたしかに「韓国美人」がたくさんいますが、ソウルの街を歩いていてもさほど美人には会いません(地域差があるようで、ソウルでも江南地区にはおしゃれな美人が多いようです。また大邱は美人の産地として有名です)。

韓国では整形美人が多いという話をよく耳にしますが、街を歩いてみる限りではそうでもないようです。


日韓両国で「美人」に対する感覚が違うようで、日本では口紅を小さめに塗り、韓国では口紅を大きめに塗る傾向があるのではないでしょうか。

また、口紅として好まれる色も違います。

韓国は赤などの原色系が多いように思います。


韓国では大学生まであまり化粧をしませんし、高校生にいたっては化粧どころか顔の手入れもしていなさそうですが、その代わり化粧は「大人になるために」します。


日本の女性は結婚しても「若く」「かわいく」見せようと努力しますが、韓国では結婚すると急に老け込み、「おばちゃんパーマ」をかける人が増えます。

「浮気はしない」という意思表示(または「浮気をさせない」という旦那様の意思表示?)かもしれませんが、はたで見ている分には少々つまらない気もします。


ところで、日本では「若いこと」は重要な価値ですが、儒教の影響の強い韓国では「若いこと(若く見えること)」はあまりメリットではなさそうです。


日本女性と韓国女性のスタイルを比べると、韓国女性の方が背が高くかつスリムで、日本女性の方が胸が大きいのだそうです。

韓国の女性は「胸をきれいにみせたい」というよりは「胸が大きいのは格好悪い」「頭が悪そうに見られる」と考えているという話も聞いたことがあります。

それでブラジャーも小さいサイズを買う傾向があるようです。

このあたりも儒教の影響なのかもしれません。

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韓国人のプライド意識もあると思いますが、現場・労務を蔑視している例ではないかと思います

2019-06-09 03:36:57 | 韓国旅行

 

韓国のある国会議員は、「日本はヨーロッパと同様に差別社会だ。商人の息子が商人になっている。わが国では、学歴さえあれば社長にでもなれる」と、逆に商人差別ともとれる発言をしています。

こういう感覚が韓国の中に明らかにあるのだと思います。


韓国では「社長」は絶対であり、ワンマンであり、親も同然です。

社長は金持ちであり、時として社員をしかりつけどなりつけ足蹴にし、また時として社員にごちそうし、小遣いもあげるといった存在のようです。

この結果、韓国式は意思決定は早いものの、社員の愛社精神には支障を来たすのではないかと思います。

転職は韓国のほうが明らかに多いようです。


ある日系企業が、ソウルには工場設置に規制があるため地方工場に併設されている研究所に優秀な研究者を採用しようとしたところ、「地方工場はイヤだ」と言われたそうです。

そのため、あわててソウルに研究所だけつくったのだとか。


また「ホワイトカラーも現場を知るべし」と一定期間の工場勤務を命じたところ、「自分は現場作業をするために就職したわけではない」と離職した人間もいたそうです。

これは韓国人のプライド意識もあると思いますが、現場・労務を蔑視している例ではないかと思います。


韓国の第二次産業が多少弱いのも、こうした現場・技術者・技能者蔑視の影響があるのかもしれません。

ホワイトカラー系であるMBA(経営学修士)志願者や語学志願者は多いそうです。

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韓国人は「権威」を重んじます

2019-06-08 03:39:07 | 韓国旅行

 

韓国人は「権威」を重んじます。


まず、韓国では年配者は絶対的な権威者です。

電車に乗れば席を譲ってもらえ、発言するときには皆がおとなしくする(反論しない)、というふうに配慮されます。

儒教の教えが未だに生きているようで、「親の前では酒・たばこをしない」ということを現代中年男性すら守っているような状況です。


このほかに大企業が上であり、経営者・ホワイトカラーが上であり、下請けや現場・労務・商売・サービス業は下だという感覚があるように見えます。

社長が黒塗りの車に乗り、一流ホテルで打ち合わせをするのも「権威」の世界の人だからではないかと思います。

こうした感覚は、儒教文化、両班文化など、いろいろな影響を受けているのだと思います。


たとえば韓国はチップ社会ではありませんが、焼き肉屋などで店の従業員におつり程度のチップを渡す人も結構います(とくに焼き肉屋の場合、韓国では網を替えたり肉をひっくり返してくれたり、手間がかかるからです)。

これは店の従業員の収入が少ないことを知っていて行うもののようで、そのあたりの感覚は欧米に近いのかもしれません。


また、たとえば韓国で食堂に入る時に、靴をそろえる人はいません。

それは「従業員がやること」だからです。

さらに従業員に対して「タバコを買ってこい」と言ったり、「メニューにないものを出せ」と言ったりします。


さらに韓国のスナックでは、韓国の中年男性たちは結構ご無体なことをします。

「客だからいいだろう」という感覚のようです(もちろんその分、金額も高くなります)。

韓国のスナックでは日本円で数万円かかります。


こうしてみると、韓国では商人から腐ったものを売りつけられたとしても、商人を差別する風潮があるので、ある程度は我慢しているのかもしれません。

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儒教の影響か、若者も含めて、年配者に対する礼儀はしっかりしている印象があります

2019-06-07 03:27:04 | 韓国旅行

 

老人に席を譲るなど「年配者優先」という点については、明らかに日本より韓国の方が実践しているのではないでしょうか。


ただ老人の方も「年寄りとして(配慮されて)席を譲られている」という感覚よりも「年配者として席を譲られて当然」という感覚なのか、堂々としている印象がありますし、自ら「譲れ」という高齢者もいます。


儒教の影響か、若者も含めて、年配者に対する礼儀はしっかりしている印象があります。

この年配者優先の感覚は、たとえ酔っ払っても意識されています。


韓国の街で酔っぱらい同士が喧嘩を始めると、まず「お前、年はいくつだ」から入ります。

お互いに若輩者とわかるとへりくだらないといけないので、なかなか年齢を言いません。

最後には「お前の住民番号は何番だ」なんて話まで飛び出します(住民番号の冒頭部分が出生年を示しています)。

そして「年下のくせにぞんざいな言葉を使うな」という話になり、周りの人が「まあまあお前の方が若いんだから、お前が少し我慢しろ」などと仲裁に入るくらい、上下関係はしっかりしています。


こうしてみると、韓国の一般人の頭の中には「自分」「身内」があり、「年配者」があり、「社会」「公共」がなくて、「国家」があって、「協力国」「友好国」がなくて、「世界」があるのかもしれません。


韓国人の「社会・公共感覚のなさ」というのは、たぶん韓国政府もコントロールが利かなくて困っている部分ではないでしょうか。

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